
男性・女性を問わず使いやすいデザインのスマートウォッチが多数展開されています。
Galaxyシリーズなど人気スマホ対応の製品も紹介しているので、スマートウォッチ購入時にどのモデルを選ぶべきか悩んだ場合には参考にしてみてください。

目次
Android対応スマートウォッチとは
Android対応スマートウォッチとは、「Wear OS by Google(Android Wear)」と呼ばれるGoogleが開発したスマートウォッチ向けAndroidベース OS搭載している時計のことをいいます。
Android対応スマートウォッチはAndroidスマホと連動させて使用するので、メールや着信の通知機能を搭載している他、音声通話に対応したモデルもあります。
Wear OS by Googleを搭載したスマートウォッチは、画面タップや手首の動き、音声入力などで操作し、「Wear OS by Google」向けのアプリ(Google Map・Google Fit)などが使用できる他、Google Payの利用ができます。
Android対応スマートウォッチとスマートバンドの違い
スマートバンドはスマートウォッチと同じく手首に装着して使用します。ただし、スマートバンドは、スマートウォッチよりもコンパクトかつ軽量なデザインを採用しているのが一般的。
手首にすっきりと取り付けできますが、ディスプレイサイズが小さく視認性は低めです。
スマートバンドに搭載されている機能は、健康管理系がメイン。スマートウォッチのような通話機能や通知機能などを備えているモデルは少ない分、リーズナブルな価格で購入できます。
Android対応スマートウォッチの注目したい機能・性能
Android対応スマートウォッチの注目したい機能・性能は、以下の4つです。
- Google Pay対応機能
- スマホ連動機能
- 音楽保存機能
- 心拍計機能
Google Pay対応機能
Google Payが利用できるAndroid対応スマートウォッチは、Googleアカウントを取得することで利用可能になる様々な支払方法を使える機能です。
Google Pay機能を搭載したAndroid対応スマートウォッチは、suicaや楽天Edyなどの電子マネーを使用することができる他、登録したクレジットカードも使用できます。
Google Payに対応している店舗であれば、登録した電子マネーやクレジットカードを利用してAndroid対応スマートウォッチをタッチするだけで買い物を完了させることができます。
スマホ連動機能
Android対応スマートウォッチは、基本的にスマホと連動させて使用します。スマホにメールや着信、LINEなどが届いた際にAndroid対応スマートウォッチに通知してくれる機能の他、メッセージの確認を行えるモデルもあります。
また、音声通話が可能なAndroid対応スマートウォッチであれば、スマホを取り出すことなく電話に出てハンズフリー通話することもできるようになります。
音楽保存機能
Android対応スマートウォッチには、ウォークマンやスマホのように音楽を本体に保存しておけるモデルがあります。
Android対応スマートウォッチにお気に入りの音楽を保存しておけば、散歩やランニングの際にBluetooth対応のイヤホン・ヘッドホンと腕時計を持参するだけで屋外での音楽鑑賞が可能になります。
心拍計機能
Android対応スマートウォッチには、心拍計の機能を搭載したモデルがあります。Android対応スマートウォッチを腕に装着しておけば、ランニングなどのスポーツを行った際の心拍を確認することができ、負荷を調節しながら運動を行えるようになります。
また、Android対応スマートウォッチには、歩数計や活動量計などが搭載されているモデルもあるので、ダイエットや健康のために定期的な運動をされている方におすすめです。
Android対応スマートウォッチのおすすめメーカー
Android対応スマートウォッチのおすすめメーカーは、以下の3つです。
- カシオ(CASIO)
- ソニー(SONY)
- ガーミン(Garmin)
カシオ(CASIO)
G-SHOCKで有名なカシオのAndroid対応スマートウォッチは、アウトドアに最適なモデルが数多くラインナップされています。カシオのAndroid対応スマートウォッチは、ランニングやフィットネスの他、ゴルフをする際に装着して運動量などを計測するのがおすすめです。
また、カシオのAndroid対応スマートウォッチは、防水や防塵機能を搭載してるモデルも多く、耐久性が高い点も魅力的です。
ソニー(SONY)
ソニーはAndroid対応スマートウォッチを数多く製造しているメーカーの1つです。ソニーのAndroid対応スマートウォッチはラインナップが豊富で、Google Pay機能対応モデルや手首の動きで操作ができるモデルなど、様々な特徴をもったモデルが製造されています。
ソニーのAndroid対応スマートウォッチは、モデルによってデザインも様々なので使用する目的や場所にあわせたモデルを選択することができます。
ガーミン(Garmin)
ガーミンのAndroid対応スマートウォッチは、すぐれたGPS機能を搭載していることで有名です。
ガーミンのAndroid対応スマートウォッチは、高性能なGPS機能を搭載していることは共通しながらも、音楽鑑賞に最適なモデルやアウトドアに最適なモデル、スポーツに最適なモデルなど様々なシリーズが製造されています。
Android対応スマートウォッチの選び方
Android対応スマートウォッチの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- デザインで選ぼう
- 使用用途で選ぼう
- Bluetoothのバージョンで選ぼう
- 搭載センサーの種類で選ぼう
デザインで選ぼう
Android対応スマートウォッチのデザインはモデルによって様々です。スポーツウォッチのようなデザインをもつモデルや冠婚葬祭にもつけていけるデザインのモデル、ビジネスシーンにマッチするモデルなど、多種多様なAndroid対応スマートウォッチが存在します。
自分が使用するシーンにマッチするデザインをもったAndroid対応スマートウォッチを選択するとよいでしょう。
使用用途で選ぼう
Android対応スマートウォッチをどのように使いたいかで選択すべきモデルが違ってきます。
スポーツ時に運動量を計測したい場合やスケジュールの管理を行いたい場合、ハンズフリー通話用に使用したい場合など、使用用途に応じてAndroid対応スマートウォッチが搭載しておくべき機能が異なります。
自分が使用する用途に必要な機能を考慮し、充分なスペックをもったAndroid対応スマートウォッチを選択するようにしましょう。
Bluetoothのバージョンで選ぼう
Android対応スマートウォッチが対応しているBluetoothのバージョンをチェックしましょう。
多くのAndroid対応スマートウォッチは、スマホとの接続をBluetoothで行います。スマホの機種によっては、Android対応スマートウォッチのBluetoothバージョンとあわない場合があるので注意しましょう。
搭載センサーの種類で選ぼう
Android対応スマートウォッチが搭載しているセンサーの種類をチェックしましょう。健康管理や運動量の計測ができるAndroid対応スマートウォッチですが、搭載しているセンサーによって計測できる対象が違ってきます。
Android対応スマートウォッチで健康管理をしたいのであれば心拍センサーが必須ですし、スポーツ時の運動量を計測したい場合は加速度センサーが必要となってきます。購入前にAndroid対応スマートウォッチに搭載されている計測機能やセンサーの種類を把握しておくとよいでしょう。
Android対応スマートウォッチのおすすめランキング9選
【9位】オッポ(OPPO) Band 2
サイズ | 約45.3×29.1×10.6mm |
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重さ | 非掲載 |
対応OS | Android 6.0以降/iOS 13.0以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth 5.0 |
防水機能 | 5 ATM 防水性能 |
連続使用時間 | 軽度の使用:14日間/中程度の使用:10日間/重度の使用:5日間 |
- 約1.57インチの有機ELディスプレイを搭載しており、美しい表示が可能です。
- OPPO独自のプロテニスモードによって、ショットの数や種類なども記録できます。
- 就寝前や睡眠中、起床後などを総合的にモニタリングできるので、眠りの質を高めたい場合にも適しています。
- バンド交換できないので劣化が心配という声もありました。
- 天気がうまく表示されないというレビューもありました。
【8位】シャオミ(Xiaomi) Redmi Watch 3 Active
サイズ | 46.94×38.88×10.94mm |
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重さ | 41.67g |
対応OS | Android 6.0以降/iOS 12.0以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth 5.3 |
防水機能 | 5 ATM 防水性能 |
連続使用時間 | 通常使用モード:最大12日間/ヘビーユースモード:最大8日間 |
- 大型な1.83インチのディスプレイが採用されており、視認性に優れています。
- Bluetooth接続を利用して、スマホを持たずに通話に対応できます。
- 100種類以上のワークアウト・スポーツモードに対応しており、スポーツ中の体の動きをしっかりとモニタリングできます。
- Google Pixel 7と接続した場合にLINEの着信音がスマホからならないトラブルが発生するという声もありました。
- 上位モデルの製品に比べると画面の輝度が低いというレビューもありました。
【7位】ファーウェイ(HUAWEI) HUAWEI WATCH GT 3 SE
サイズ | 46.4×46.4×11mm |
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重さ | 約35.6g |
対応OS | Android 6.0以降/iOS 9.0以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth |
防水機能 | 5 ATM 防水性能 |
連続使用時間 | 通常使用:約14日間/ヘビーユース:約7日間 |
- 約2週間駆動する大容量バッテリーが内蔵されています。
- カジュアルでもビジネスでも使いやすいデザインが採用されています。
- Androidだけでなく、iOSにも対応しているスマートウォッチです。
- 専用アプリのダウンロードに時間がかかるという声もありました。
- ワークアウト機能使用時に距離と時間がずれるというレビューもありました。
【6位】フィットビット(fitbit) inspire 3
サイズ | 39.32×18.6×11.75mm |
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重さ | 非掲載 |
対応OS | Android 9以降/iOS 15以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth LE/インターネット接続 |
防水機能 | 水深50mまでの耐水仕様 |
連続使用時間 | 最大10日間 |
- 安静時の心拍数が通常の数値から外れた場合に知らせる機能を備えています。
- 月経に関する記録もできるので、女性用としても適しています。
- 着信・テキスト・メッセージの受信・などが通知されます。
- 睡眠の記録がイマイチという声もありました。
- 3ヶ月でディスプレイが映らなくなったというレビューもありました。
【5位】ソニー(SONY) wena WNW-C21A/B
サイズ | ディスプレイ部:20mm/ラグ幅:22mm |
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重さ | 38.0g |
対応OS | Android 6.0以降/iOS 11.0以降 |
ワイヤレス接続 | 非掲載 |
防水機能 | 5気圧 |
連続使用時間 | 連続動作時間:約1週間/予備電力動作時間:約24時間 |
- Suicaなどのおサイフケータイに対応しているので、改札でスマホを取り出す手間も省けます。
- ソニー独自のアンテナ技術が採用されており、コンパクト化を実現しています。
- カーブドデザインによって、手首にフィットしやすい点も魅力です。
- 体調管理系の機能が弱いという声もありました。
- 汗をかいた際に少し蒸れるというレビューもありました。
【4位】スント(SUUNTO) SUUNTO 5 PEAK
サイズ | 43×43×12.9mm |
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重さ | 39g |
対応OS | 非掲載 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth Smart |
防水機能 | 30m耐水 |
連続使用時間 | タイムモード:最大10日間/毎日24時間の追跡およびモバイル通知:最大7日間 |
- 正確性の高いGPS機能を備えており、ツアーモードを利用すれば最大100時間の追跡が可能です。
- 3Dマップ機能やナビゲーション機能なども搭載されており、ルートのナビゲートにも使えます。
- ストラップの素材には余剰シリコンが使われており、環境廃棄物を減らせる点もメリットです。
- 質感がチープという声もありました。
- 画面の解像度が低いというレビューもありました。
【3位】ガーミン(GARMIN) fenix 7X Sappire Dual Power
サイズ | 51×51×14.9mm |
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重さ | 89g |
対応OS | Android 6.0以降/iOS 12.0以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth/Wi-Fi |
防水機能 | 10 ATM 防水性能 |
連続使用時間 | Ezpeditionモード:約62日間/スマートウォッチモード:約28日間 |
- ソーラー充電に対応しているので、長時間の駆動が可能です。
- 光学式心拍計や血液酸素トラッキングを備えており、健康状態をしっかりと記録できます。
- 地図が内蔵されており、ナビゲーション機能も利用できます。
- 若干サイズがおおきいという声もありました。
- 画面が少し暗いというレビューもありました。
【2位】サムスン(SAMSUNG) Galaxy Watch6
サイズ | 40.4×38.8×9.0mm |
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重さ | 28.7g |
対応OS | Android 6.0以降/iOS 12.0以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth v5.3/Wi-Fi |
防水機能 | 5 ATM 防水性能 |
連続使用時間 | 画面オフ:40時間/画面オン:30時間 |
- スリムベゼルで大型なディスプレイが採用されています。
- クイックリリースボタンが付いているので、ストラップも簡単に交換できます。
- 傷が付きにくいサファイアクリスタルガラスが採用されています。
- スワイプ動作やタップ操作の際にカクツキがあるという声もありました。
- バッテリーの持ちが悪いというレビューもありました。
【1位】グーグル(Google) Google Pixel Eatch 2
サイズ | 41×12.3mm |
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重さ | 31g |
対応OS | Android 9.0以降 |
ワイヤレス接続 | Bluetooth 5.0/Wi-Fi/LTE |
防水機能 | 5 ATM 防水性能 |
連続使用時間 | 24時間 |
- 心拍数・皮膚温などをセンサーで検知し、ストレスの兆候をキャッチできます。
- Google AIによって正確な心拍数の測定を実現しています。
- 緊急時には医療情報の共有にも使用できます。
- バッテリーの減りが早いというレビューもありました。
Android対応スマートウォッチの重要ポイントまとめ
Android対応スマートウォッチの重要なポイントは以下の3つです。
- 対応OSやバージョンをチェックしておこう
- デザイン性にこだわって選ぼう
- 搭載されている機能は製品ごとに異なるので注意しよう
この記事を書いたライターからのコメント
Apple Watchの普及によって人気が高まっているスマートウォッチ。Androidスマホ向けのモデルも多数展開されています。
グーグルやサムスンなどスマホを製造するメーカーだけでなく、スントやガーミンなど腕時計を製造しているメーカーもスマートウォッチも魅力的。購入する際は、機能性だけでなく、好みに合ったデザインを選択するのがおすすめです。

ライター:ですこ
大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。
※製品紹介、スマートバンドとの違いの部分を執筆しました。



