ゲルインクボールペンのおすすめ10選。油性・水性との違いも解説

【じっくり読むと6分】

さらさらとした書き味が特徴で、愛用している人も多いゲルインクボールペン。発色がよく、にじみにくく、詰め替え用リフィルも豊富といった特徴で「油性と水性のいいとこどり」と評されることもあります。ゲルインクボールペンは、三菱鉛筆やゼブラ、パイロットなど複数の文具メーカーからさまざまな機能やデザインの製品が販売されています。ここでは、日常使いにぴったりのものから高級感のある一品まで、ゲルインクボールペンのおすすめ10選を紹介します。ゲルインクならではの特徴も、油性や水性との違いを比較しながら解説します。

ゲルインクとは

ゲルインクとは、顔料と水に増粘剤を加えて半固形のゲル状に仕上げたインクのことです。

書くときにペン先のボールが回転し、粘り気のあるゲル状から水のような状態になります。
そして乾くと、再び粘度の高いゲル状に戻ります。
そのため、書くときはさらさらと軽い力で滑らかに書けて、書いたものは乾いてしまえばにじみにくくなります。

筆圧が弱い人や軽い滑らかな書き味が好きな人、にじまず裏移りしない仕上がりが好きな人など幅広い人におすすめです。

ゲルインク・油性・水性ボールペンの違い

では、ゲルインクボールペンは、油性や水性ボールペンとは何が違うのでしょうか。
それぞれのボールペンの特徴を見ていきます。

油性ボールペンは、インクの粘度が高く、書き味はやや重めです。
書いたものはにじみまず、裏移りもしません。
耐水性も高いため、水に濡れてもインクが流れたり色褪せたりしにくいのが特徴です。

一方、水性ボールペンは、インクの粘度が低く、書き味は軽くて滑らかです。
かすれや引っ掛かりも起きにくいです。
耐水性は染料を使ったものか、顔料を使ったものかによって変わります。

そして、ゲルインクボールペンは、今述べた油性・水性ボールペンそれぞれのいいところを併せ持っています。

ゲルインクボールペンの特徴

ゲルインクボールペンの特徴は、以下の4つです。

  • 水性のような滑らかな書き味
  • 油性のようなにじみにくさ
  • 発色抜群、色の種類も豊富
  • リフィルを使えばエコでお得

水性のような滑らかな書き味

ゲルインクは顔料と水に増粘剤を加えたものです。
書くときには粘り気のあるゲル状のインクが水のような状態になって出てくるため、書き味がとても滑らかです。
軽い力でもかすれることなく、さらさらと書くことができます。

油性のようなにじみにくさ

ペン先から水のような状態になって出てきたゲルインクは、紙などにつくと再びゲル状に変化します。
粘り気が出て、流れてにじみにくくなるのです。水性で起こりがちだった裏移りもしにくくなります。
ゲル状から水状へ、水状からゲル状へというインクの粘度の変化が、油性と水性それぞれの難点をうまく解消してくれるのです。

発色抜群、色や太さの種類も豊富

ゲルインクボールペンは発色も鮮やかです。
色の種類も豊富なので、文字だけでなくイラストを描くのにもおすすめです。
ペン先の太さも極細のものからくっきり太めのものまで複数販売されており、さまざまな用途に合わせて使い分けることができるのも魅力です。

リフィルを使えばエコでお得

ゲルインクボールペンは中身だけを詰め替えられるリフィルが売られているものがほとんどです。
リフィルも色や太さが豊富にそろっており、自分の好きな色を選んでペンにセットすることもできます。
インクを使い切ったからといって本体を捨てずに済むので、エコでごみも増えません。
また、リフィルだけなら、本体付きで買うよりも安く買えてお得です。

ゲルインクボールペンの選び方

ゲルインクボールペンの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • 書き味のいいものを選ぶ
  • 手になじむものを選ぶ
  • デザイン性にこだわって選ぶ

書き味のいいものを選ぶ

ボールペンは筆記具だからこそ、書き味の良し悪しは譲れません。
文具店などの店頭では、試し書きができるところもあります。
できれば実際に普段書く数字や文字などを書いてみて、ペン先の滑り具合が適切か、インクが安定して出て発色は思ったとおりか試したいものです。
書いた文字をこすってみて、速乾性を比べてもいいでしょう。

手になじむものを選ぶ

軸を握ったときに手になじむボールペンを選ぶことも重要でしょう。
指が滑らないか、軸の太さは持ちやすいか、握ったときに手が痛くないか試してみてください。
一般的には、筆圧が強い人は太軸、筆圧が弱い人は細軸を選ぶと、手への負担が軽くなるようです。

デザイン性にこだわって選ぶ

相棒の1本としてペンのデザイン性にもこだわってみましょう。
高級感があるといった見た目のほかにも、クリップがついている、ノック式でペン先がすぐに出せるといった機能性にも着目してみましょう。
仕事で使う、手帳の記入用に使うといった使用の場面を意識すると、理想のデザインが見つかるかもしれません。

ゲルインクボールペンのおすすめ10選

ゲルインクボールペンのおすすめ10選を紹介します。

ゼブラ(ZEBRA) サラサクリップ0.5

ゼブラ(ZEBRA) サラサクリップ0.5の仕様・製品情報

価格 172円 (2020年5月16日時点)
インク素材 水性顔料
インク色 全56色
機構 ノック式

ゼブラ(ZEBRA) サラサクリップ0.5のおすすめポイント3つ

  • 軽く滑らかな書き味
  • 全56色、色が豊富
  • つやのある美しい発色

ゼブラ(ZEBRA) サラサクリップ0.5のレビューと評価

色が豊富、つややかな発色で人気の1本

ゼブラのサラサシリーズは累計販売4億本を突破したどんな文具コーナーでも取り扱いのある人気の商品です。
書き味は滑らかでかすれることなく、軽い力でくっきりとした線を書けます。
インクの色は定番色もちろん、パステルカラーからダークでレトロな色合いまで全56色を展開。好みの色が見つかるはずです。紙に書くと、つややかで美しく発色するのでイラストにもおすすめ。

ゼブラ(ZEBRA) サラサクリップ0.5はこんな人におすすめ!

滑らかな書き味とつややかな発色を求めている人

パイロット(PILOT) フリクションボールノック 0.5mm

パイロット(PILOT) フリクションボールノック 0.5mm

価格 305円 (2020年5月16日時点)
インク素材 フリクションインキ
インク色 全10色
機構 ノック式(クリップスライド式)

パイロット(PILOT) フリクションボールノック 0.5mmのおすすめポイント3つ

  • こすって何度でも書き直せる
  • 消えるのに消しカスが出ない
  • 片手で楽々ノック式

パイロット(PILOT) フリクションボールノック 0.5mmのレビューと評価

何度でも書き直せるボールペン界の革命児

パイロットのフリクションシリーズは、ボールペンなのに消せるという画期的な機能で多くのファンを持つ製品です。
独自のフリクションインキは、一定以上の温度になると透明になる性質があります。
ペン軸についている専用ラバーで筆跡をこすると、摩擦熱でインクが無色透明になるため、ペンなのに何度も消して書き直せます。摩擦熱で消すので、消しカスも出ません。
消えるインクなので公的な書類やあて名書きには使えませんが、何度も書き直すスケジュール帳などへの使用がおすすめです。
ノックタイプはペンについているクリップをスライドさせて、ペン先を出し入れします。書くのも消すのも、すべて片手で楽に作業できます。

パイロット(PILOT) フリクションボールノック 0.5mmはこんな人におすすめ!

何度でも書き直せる便利さがほしい人

三菱鉛筆(uni) スタイルフィット ゲルインクリフィル0.38mmボール

三菱鉛筆(uni) スタイルフィット ゲルインクリフィル0.38mmボール

価格 103円 (2020年5月16日時点)
インク素材 水性顔料
インク色 全16色
機構 本体はノック式

三菱鉛筆(uni) スタイルフィット ゲルインクリフィル0.38mmボールのおすすめポイント3つ

  • 好きな組み合わせの1本が作れる
  • 限定デザインのリフィルも
  • 細くても安定した書き心地

三菱鉛筆(uni) スタイルフィット ゲルインクリフィル0.38mmボールのレビューと評価

選んでかわいいオリジナルの1本を作ろう

三菱鉛筆のスタイルフィットシリーズは、本体にリフィルをセットして自分だけのオリジナルのボールペンが作れる製品です。
スタイルフィット本体に対応しているゲルインクリフィルは、三菱鉛筆のゲルインクボールペン「ユニボールシグノ」のインクを採用しています。細くてもインクの出方が一定で、安定した書き心地です。
スタイルフィットシリーズのリフィルには、ゲルインクだけでなく、油性ボールペン、シャープペンのリフィルもあります。本体も単色、3色、5色のバリエーションがあり、好きな種類、好きな色を好きな本数セットできる自由さが魅力的です。
本体もリフィルも、人気キャラクターとコラボレーションした限定デザインが登場することもあり、かわいいものが好きな人は集めたくなるかもしれません。

三菱鉛筆(uni) スタイルフィット ゲルインクリフィル0.38mmボールはこんな人におすすめ!

自由な組み合わせとかわいさを追求したい人

サクラクレパス ボールサイン ノック

サクラクレパス ボールサイン ノック

価格 132円 (2020年5月16日時点)
インク素材 水性顔料
インク色 全40色
機構 ノック式

サクラクレパス ボールサイン ノックのおすすめポイント3つ

  • 絵具にも似た鮮やかな発色
  • ふちどりやラメが珍しい
  • 握りやすくスタイリッシュな流線形

サクラクレパス ボールサイン ノックのレビューと評価

世界初ゲルインクボールペンの進化系

サクラクレパスのボールサイン ノックは鮮やかな発色や美しく握りやすい流線形が特徴的な製品です。
1984年、サクラクレパスは世界で初めてゲルインクボールペンを発売しました。世界初のゲルインクボールペンである「ボールサイン」をノック式へ進化させ、より美しく握りやすい流線形デザインへと進化させたのがボールサイン ノックです。
絵具の開発で培った技術を用いた鮮やかな発色には定評があります。発色が美しいだけでなく、ラメやフチドリカラーなど珍しいインクのラインナップでユーザーを楽しませています。
ペンの本体からグリップにかけてぽってりと太くなる流線形は握りやすく、見た目にもスタイリッシュです。

サクラクレパス ボールサイン ノックはこんな人におすすめ!

色の鮮やかさとスタイリッシュさを求める人

ぺんてる(Pentel) エナージェルユーロ

ぺんてる(Pentel) エナージェルユーロ

価格 245円 (2020年5月16日時点)
インク素材 染料
インク色 全3色
機構 キャップ式

ぺんてる(Pentel) エナージェルユーロのおすすめポイント3つ

  • 群を抜く軽い書き味
  • くっきり濃く太めの筆跡
  • 速乾で汚れにくい

ぺんてる(Pentel) エナージェルユーロのレビューと評価

就活生必携、手の負担を軽くするペン

ぺんてるのエナージェルユーロは、数あるゲルインクボールペンの中でも滑らかな書き味を実現した1本です。
軽く書けるので、たくさん書いても手が疲れにくく、速記にも向いています。
筆跡はくっきりと濃く太めに仕上がります。はっきりした文字は読みやすく、明快な印象を与えるので、履歴書やエントリーシートを書くのにぴったりです。
速乾性にも優れており、インクで手や紙を汚す心配もありません。

ぺんてる(Pentel) エナージェルユーロはこんな人におすすめ!

軽く速く、負担なくたくさん書きたい人

コクヨ(KOKUYO) 選べるボールペン エラベルノ インク(エアリーゲル)

コクヨ(KOKUYO) 選べるボールペン エラベルノ インク(エアリーゲル)

価格 1744円/10本セット (2020年5月16日時点)
インク素材 染料
インク色 全4色
機構 ノック式

コクヨ(KOKUYO) 選べるボールペン エラベルノ インク(エアリーゲル)のおすすめポイント3つ

  • フィット感のあるグリップ
  • バランスの取れた書き味
  • リフィルの種類がわかりやすい

コクヨ(KOKUYO) 選べるボールペン エラベルノ インク(エアリーゲル)のレビューと評価

グリップ次第でガラッと変わる印象的なシリーズ

コクヨの選べるボールペン エラベルノシリーズは、本体と中のインクを好みで選んで組み合わせられる製品です。
特徴は3種類から選べる本体のグリップ。握り方を選ばないストレート型の標準グリップ、丸みがあり手に沿いやすいラウンド型の太めグリップ、中央がへこんでいて手が滑りにくいラッパ型の細めグリップがあります。
手の大きさや筆圧の強さに合わせてグリップを選ぶことで、抜群のフィット感を得られます。
エアリーゲルのインクは、かすれず滑りすぎず、バランスのとれた仕上がりです。
リフィルはエアリーゲル以外にもシルキー油性があるのですが、比較的大きめの字で種類が記載してあり、選ぶときにわかりやすくなっています。

コクヨ(KOKUYO) 選べるボールペン エラベルノ インク(エアリーゲル)はこんな人におすすめ!

自分の手にぴったり合うグリップを探している人

ゼブラ(ZEBRA) サラサグランド 0.4

ゼブラ(ZEBRA) サラサグランド 0.4

価格 1,039円(2020年5月16日時点)
インク素材 水性顔料
インク色 全4色
機構 ノック式

ゼブラ(ZEBRA) サラサグランド 0.4のおすすめポイント3つ

  • 高級感のある金属軸
  • 程よく落ち着く重量感
  • 名入れでビジネスやギフトにも

ゼブラ(ZEBRA) サラサグランド 0.4のレビューと評価

サラサの良さを引き継いだ大人向けデザイン

ゼブラのサラサグランドシリーズは、他のサラサシリーズの滑らかな書き味やつややかな発色はそのままに、高級感のあるデザインに仕上げた逸品。まさに、大人向けサラサです。
ゲルインクボールペンといえばほとんどプラスチック製の軸ですが、サラサグランドは金属軸を使用しています。
ゼブラのサラサクリップと比べ、重さは2倍超の24.0g。適度な重みが手元に落ち着きを与えます。店舗によって名入れもできるため、ビジネスシーンで使う1本やプチギフトにも向いています。

ゼブラ(ZEBRA) サラサグランド 0.4はこんな人におすすめ!

手ごろな価格で重厚感ある1本を手にしたい人

三菱鉛筆のピュアモルト

三菱鉛筆 ピュアモルト

価格 540円(2020年5月16日時点)
インク素材 水性顔料
インク色 全4色
機構 ノック式

三菱鉛筆 ピュアモルトのおすすめポイント3つ

  • 木のぬくもりが手に優しい
  • 上品でナチュラルな見た目
  • 滑らかでインク乗りも文句なし

三菱鉛筆 ピュアモルトのレビューと評価

使うほどなじみ愛着を生む1本

三菱鉛筆のピュアモルトは、他では見ない木製のグリップが目を引きます。木のナチュラルさとシャンパンゴールドの軸色は上品な仕上がりです。
グリップの木はオーク(ナラの木)で、ウィスキーの樽として使われていたものが加工され再利用されています。握ると木ならではのぬくもりを感じ、使うほどになじんでいきます。
インクのリフィルは三菱鉛筆のユニボールシグノRTやユニボールシグノ ノック式と共通です。
滑らかな書き味で、インク乗りにも定評があります。

三菱鉛筆 ピュアモルトはこんな人におすすめ!

木のぬくもりに癒されたい人

パイロット(PILOT) ハイテックC

パイロット(PILOT) ハイテックC

価格 310円(2020年5月16日時点)
インク素材 水性バイオポリマー
インク色 全10色
機構 キャップ式

パイロット(PILOT) ハイテックCのおすすめポイント3つ

  • 極細ペン先で微細な字が書ける
  • カリカリ寄りの癖になる書き味
  • シンプルでスタイリッシュなデザイン

パイロット(PILOT) ハイテックCのレビューと評価

使うほどなじみ愛着を生む1本

パイロットのハイテックCシリーズは、極細ペンのパイオニアとして1994年に発売されて以来、長くファンに愛されている製品です。
「バイオポリマーインキ」という非常ににじみにくいインクを採用しているため、小さな文字を書いてもつぶれることなく、極細の筆跡を実現します。
ペン先が細い分、他のジェルインクボールペンと比較するとややカリカリした書き味ですが、そこが癖になって手放せない人も少なくありません。
シンプルで透明なペン軸で、中のインクの色は一目瞭然。全色コレクションしたくなるスタイリッシュさです。

パイロット(PILOT) ハイテックCはこんな人におすすめ!

細かな字やイラストを描きたい人

ぺんてる(Pentel) エナージェル フィログラフィ

ぺんてる(Pentel) エナージェル フィログラフィ

染料

価格 1,181円(2020年5月16日時点)
インク素材
インク色 全3色
機構 回転繰り出し式

ぺんてる(Pentel) エナージェル フィログラフィのおすすめポイント3つ

  • 金属軸の重みで安定感あり
  • 回転繰り出し式ですぐ書ける
  • 細身の軸は渋めの色で大人向け

ぺんてる(Pentel) エナージェル フィログラフィのレビューと評価

大人にぴったり、ビジネスシーンにも決まる

ぺんてるのエナージェルシリーズから登場した高級ラインが、エナージェル フィログラフィです。
エナージェルシリーズ特有の滑らかな書き味とくっきり濃い筆跡や速乾性はそのままに、大人向けのデザインになっています。
金属軸が採用され、ペンの重量は26gと通常のエナージェルの約2倍。ずっしりした重さがペン先に安定感を与えてくれます。
万年筆のような回転繰り出し式を採用し、書きたい場面でスマートに筆記を始められます。
すっと伸びたような細身の軸もスタイリッシュで、大人向けの渋い色合いの軸がそろい、商談などのビジネスシーンにもぴったりです。

ぺんてる(Pentel) エナージェル フィログラフィはこんな人におすすめ!

ビジネスにも対応できる相棒のような1本がほしい人

ゲルインクボールペンの重要ポイントまとめ

この記事で重要なポイントは以下の3つです。

  • ゲルインクボールペンは油性と水性のいいところどり
  • ゲルインクボールペンは書き味、手へのなじみ具合、デザインにこだわって選ぶ
  • 日常使いから高級仕様まで、ゲルインクボールペンの個性はさまざま