目次
センタースピーカーとは
音の良し悪しの決め手の一つに、音の定位感(音源の位置感や距離感)がはっきりと分かる、ということがあります。
通常のLRサラウンドだと、聞いている人の位置によっては微妙に定位感がずれてしまいますが、センタースピーカーを用意してセンターになる音、特にボーカルなど、の定位感が補強でき、より立体的で臨場感のあるサウンドが楽しめます。
歌手のいる歌モノはもちろん、映画のセリフなどを担うのもセンタースピーカーなので、ホームシアターづくりには欠かせないアイテムです。
車のセンタースピーカーの必要性と効果は?
車のセンタースピーカーは主に、運転席と助手席の間、ダッシュボードの上に設置するスピーカーです。5.1chサラウンド対応のカーナビも登場していますが、センタースピーカーがなければ5.1chで再生できません。
カーステレオ・カーナビなどの再生システムにこだわっている人には、センタースピーカーは必須のスピーカーです。音楽はもちろんですが、カーナビで映画を見る際にはより臨場感が高まり、ラジオの野球中継などもより聞きやすくなります。
センタースピーカーのおすすめメーカー
センタースピーカーのおすすめメーカーは、以下の3つです。
- bose
- アルパイン
- JVC
bose(ボーズ)
boseは、MIT教授が独自に研究した音響技術を用いて設立した音響機器メーカーです。大型になりがちなスピーカーを、高い品質を維持したまま小型化することに長けていて、一般消費者向けだけでなく、業務用、車載用など幅広く手掛けています。
日本の小さめの家でもしっかりとした音響設備を実現したいという人には、コンパクトなboseのスピーカーはおすすめです。
アルパイン
アルパインは1960年代から歴史のある、カーオーディオ・カーナビのメーカーです。音の傾向としては、低音域よりも中音域から高音域が充実していてます。
ドンシャリな派手な音というよりは、原音に忠実な表現をするスピーカーで、車内でもさまざまなジャンルの音楽を楽しみたい人におすすめです。製品数は多くありませんが、どれも品質が高く外れのないメーカーです。
Pioneer(パイオニア)
Pioneerははじめて純国産のスピーカーを開発した音響機器メーカーです。優れた技術力とブランド力で愛され、日本国内のスピーカーメーカー御三家の一つにも数えられています。
室内用のセンタースピーカーはもちろんですが、Pioneerでは本格的な車載用センタースピーカー(「TS-CH700A」)を販売していて発売以来現在でも根強く人気です。
センタースピーカーの選び方
センタースピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- フロントスピーカー(L・R)とのバランス
- スピーカーのサイズ
- スピーカーの設置方法
フロントスピーカー(L・R)とのバランス
センタースピーカーは、単体ではなく左右のフロントスピーカーと合わせて3本での構成が基本です。そのため、センタースピーカー単体の品質以上に、フロントスピーカーとの音のバランスを考えて選ぶことが重要になります。
同じメーカーのセットスピーカーで購入しても良いですが、別で追加する場合にはフロントスピーカーよりもサイズの小さいスピーカーを選ぶのがベターです。
スピーカーのサイズ
前述通りセンタースピーカーはフロントスピーカーに干渉しないような出力サイズのものを選ぶのが良いです。さらに、設置する場所の面でも本体のサイズが重要になってきます。
センタースピーカーをホームシアター用に用意する場合、テレビの下などに設置することも多いと思います。その際は、テレビ台のサイズやテレビ本体のサイズを確認し、設置可能なサイズの製品を選びましょう。
デザイン
センタースピーカーは中央に配置することになるので、テレビを見たり音楽を聴いたりする際に視界に入りやすい位置に設置することになります。
そのためデザインはある程度考慮したいポイントになってきます。メタリック、ピアノ塗装、木目調と言った本体の質感も部屋の内壁やインテリアの雰囲気に合わせて選ぶとおしゃれです。
センタースピーカーのおすすめ9選
YAMAHA センタースピーカー NS-C210
YAMAHA センタースピーカー NS-C210の仕様・製品情報
外形寸法 | 340W×105H×132Dmm |
質量 | 2.0kg |
スピーカーユニット | 8cmコーン型ウーファー×2、2.2cmバランスドーム型ツィーター |
出力音圧レベル | 86dB/2.83V,1m |
YAMAHA センタースピーカー NS-C210のおすすめポイント3つ
- セリフ・ヴォーカルをくっきりと際立たせるツインドライブ構成
- 薄型大画面テレビにマッチするスリムで上質な外観デザイン
- ワイドレンジ再生に対応したバランスドーム型ツィーター
YAMAHA センタースピーカー NS-C210のレビューと評価
スリムで省スペースなセンタースピーカー
YAMAHAのセンタースピーカーNS-C210は、スリムで省スペースなデザインが魅力的です。バランスドーム型ツィーターでワイドレンジ再生に対応。ツインドライブ構成で台詞やボーカルを際立たせます。
YAMAHA センタースピーカー NS-C210はこんな人におすすめ!
ONKYO D-109XC
ONKYO D-109XCの仕様・製品情報
外形寸法 | 幅275×高さ102×奥行き128mm |
質量 | 4.6kg |
スピーカーユニット | ウーファー:8cm N-OMFコーン×2、ツィーター:2cmバランスドーム |
ONKYO D-109XCのおすすめポイント3つ
- 本格的なシアターサウンドを設置しやすいスマートなプロポーション
- 上位機種と同じダブルウーファー仕様
- 超高域まで再生可能なバランスドーム型振動
ONKYO D-109XCのレビューと評価
有名オーディオメーカーONKYOの D-109XCは、手に入れやすい価格帯のスピーカーユニットのセンタースピーカです。ホームシアターをグレードアップさせるスリムなデザイン。自社開発の振動盤、音質劣化を防ぐ金メッキ真鍮削り出しターミナルなど、細部にまでこだわりがみえます。
ONKYO D-109XCはこんな人におすすめ!
ELAC Debut C5
ELAC Debut C5の仕様・製品情報
外形寸法 | W476×H200×D222mm |
質量 | 8.2kg(台) |
スピーカーユニット | 25mmクロス・ドーム×1、135mmウォーヴン・アラミドファイバー・コーン×2 |
出力音圧レベル |
ELAC Debut C5のおすすめポイント3つ
- 進化を遂げたドライバー・ユニットでより切れ味の良い低音に
- 効果的な共振対策を施されたエンクロージュア
- シンプルに設計されたネットワーク
ELAC Debut C5のレビューと評価
エントリーモデルとしては最高クラス
ドイツのスピーカーブランドELACに移籍した有名エンジニアアンドリュー・ジョーンズがプロデュースしたことで有名なDebut C5は、エントリーモデルとしての総合力の高さが魅力です。価格に対して音を聞いた時の驚きは大きいでしょう。
ELAC Debut C5はこんな人におすすめ!
ヤマハ NS-C500
ヤマハ NS-C500の仕様・製品情報
外形寸法 | 445W×158H×159Dmm |
質量 | 4.7kg |
スピーカーユニット | 12cmコーン型ウーファー×2、3cmアルミドーム型ツィーター |
出力音圧レベル | 87dB/2.83V,1m |
ヤマハ NS-C500のおすすめポイント3つ
- 新設計のA-PMDユニット搭載でワイドな音域をのびやかに再生
- ヤマハ伝統の木工技法を駆使したキャビネット
- 前面は黒鏡面ピアノ塗装の上質な仕上げ
ヤマハ NS-C500のレビューと評価
ピアノブラックが美しいセンタースピーカー
ヤマハのセンタースピーカーNS-C500は、本体前面をヤマハのグランドピアノと同等の黒鏡面仕上げ、それ以外は木目調の高級感ある一品となっています。このセンタースピーカーのために開発した新型A-PMDウーファー、DC-ダイヤフラム方式ドームツィーターをつかい、広い音域をのびやかに再生します。
ヤマハ NS-C500はこんな人におすすめ!
DENON センタースピーカー SC-C17
DENON センタースピーカー SC-C17の仕様・製品情報
外形寸法 | 250 × 75 × 130 mm |
質量 | 1.4 kg |
スピーカーユニット | ウーハー(5.7cmコーン形 x 2)、ツィーター(2cmソフトドーム形 x 1) |
DENON センタースピーカー SC-C17のおすすめポイント3つ
- 高級感漂うピアノブラック仕上げ
- ハイレゾ対応
- P.P.D.D.(Push-Pull Dual Driver)方式で高品位な重低音を再生
DENON センタースピーカー SC-C17のレビューと評価
手頃な価格でも十分な効果
DENONのセンタースピーカーSC-C17は見た目にも高級感があり、ツインウーファーのしっかりとした音質ながら手頃な価格が魅力的なモデルです。センタースピーカーを初めて導入しようと考えている人にもおすすめです。
DENON センタースピーカー SC-C17はこんな人におすすめ!
JBL STUDIO 225C BRN
JBL STUDIO 225C BRNの仕様・製品情報
外形寸法 | 項目1の情報(例:32g) |
質量 | 項目2の情報 |
スピーカーユニット | 項目4の情報 |
出力音圧レベル | 項目3の情報 |
JBL STUDIO 225C BRNのおすすめポイント3つ
- JBL 独自の定指向性ホーンデザイン
- コンピューター・シミュレーションで最適化されたキャビネット構造
- 高い応答性と低域拡張でパワフルな音に
JBL STUDIO 225C BRNのレビューと評価
JBLの独自技術を楽しめる
JBLのSTUDIO 225C BRNは、JBLの独自技術が詰まった「STUDIO2」シリーズのセンタースピーカーです。ホームシアターなどでの利用を考えて最適化されたハイクオリティな音、継ぎ目のない美しいキャビネット、パーツ一つ一つにもJBLの技術が詰まっています。
JBL STUDIO 225C BRNはこんな人におすすめ!
Bose Solo 5 TV sound system
Bose Solo 5 TV sound systemの仕様・製品情報
外形寸法 | 項目1の情報(例:32g) |
質量 | 項目2の情報 |
スピーカーユニット | 項目4の情報 |
出力音圧レベル | 項目3の情報 |
Bose Solo 5 TV sound systemのおすすめポイント3つ
- テレビの音声に最適化されたテレビ用センタースピーカー
- ニュースやトーク番組をはっきり聞き取れるダイアログモードを搭載
- Bluetooth対応で、スマートフォンなどの音楽をワイヤレスで楽しめる
Bose Solo 5 TV sound systemのレビューと評価
使い勝手の良い一体型センタースピーカー
Bose Solo 5 TV sound systemは、テレビなどの映像をより良い音で楽しめるサウンドバータイプの一体型スピーカーです。スピーカー単体での利用も可能で、ワイヤレス接続をすればスマートフォンなどの音楽もより良い音で楽しめます。スリムなので置き場所にも困りません。
Bose Solo 5 TV sound systemはこんな人におすすめ!
DALI ZENSOR PICO VOKAL
DALI ZENSOR PICO VOKALの仕様・製品情報
外形寸法 | 141mm×231mm×195mm |
質量 | 3.1kg |
スピーカーユニット | 中低音域 115mm コーン、高音域 25mm ソフトドーム |
DALI ZENSOR PICO VOKALのおすすめポイント3つ
- 広いスィートスポットで、正面じゃなくても良い音で
- インテリアにマッチしたデザイン
- アンプにかかる負荷を抑えた優しい設計
DALI ZENSOR PICO VOKALのレビューと評価
コンパクトで使いやすい
DALI ZENSOR PICO VOKALは、コンパクトながら新開発のウーファーでパワフルな音が楽しめるセンタースピーカーです。音が聞こえるスイートスポットが広いので、必ずしも正面に座る必要はありません。仕上げはライトウォールナット / ブラックアッシュの2種類から部屋の雰囲気に合わせて選べます。
DALI ZENSOR PICO VOKALはこんな人におすすめ!
B&W 3ウェイ センタースピーカー 800 Series Diamond HTM2D3
B&W 3ウェイ センタースピーカー 800 Series Diamond HTM2Dの仕様・製品情報
外形寸法 | 300×720×325mm(脚部含まず) |
質量 | 20kg |
スピーカーユニット | 1×25mmダイアモンド・ドーム・トィーター、1×130mmコンティニュー無。コーンFSTミッドレンジ、2×エアロフォイル・コーン・ベース |
B&W 3ウェイ センタースピーカー 800 Series Diamond HTM2Dのおすすめポイント3つ
- ダイアモンド・トゥイーター採用、明瞭で純粋なサウンドバランス
- 8年掛けて開発されたコーンが、原音を忠実に再現
- ソリッド・アルミニウムでできた近未来的な曲線デザイン
B&W 3ウェイ センタースピーカー 800 Series Diamond HTM2Dのレビューと評価
ダイヤモンド・トゥイ―タ―の鮮やかな音色
B&Wの3ウェイセンタースピーカー 800Series Diamond HTM2Dは、名前にある通りダイヤモンド・トゥイ―タ―による鮮やかな高温と癖のないバランス感が特徴的なセンタースピーカです。ソリッド・アルミニウムのキャビネットは、余計な振動を抑えると同時に、スタイリッシュな質感を演出しています。
B&W 3ウェイ センタースピーカー 800 Series Diamond HTM2Dはこんな人におすすめ!
車載用センタースピーカーのおすすめ3選
ALPINE 7.0cmセンタースピーカー SBS-0715
ALPINE 7.0cmセンタースピーカー SBS-0715の仕様・製品情報
外形寸法 | 11.5 x 11.5 x 4 cm |
質量 | 1.26 Kg |
最大出力 | 45W |
ALPINE 7.0cmセンタースピーカー SBS-0715のおすすめポイント3つ
- アンプ内蔵、車を手軽に5.1ch出力対応に
- 音域を広げて、ボーカルをより明瞭に
- コンパクトでダッシュボードに設置しても邪魔にならない
ALPINE 7.0cmセンタースピーカー SBS-0715のレビューと評価
手軽に車内を5.1ch対応に
ALPINEの7.0cmセンタースピーカーSBS-0715はm発売から期間は空いていますが、未だに人気の車載用センタースピーカーです。アンプ一体型なので、接続も簡単、コンパクトなのでダッシュボードなどに設置しても視界を邪魔しません。
ALPINE 7.0cmセンタースピーカー SBS-0715はこんな人におすすめ!
Pioneer(パイオニア) 2ウエイパワードAVセンタースピーカー TS-CH700A
Pioneer(パイオニア) 2ウエイパワードAVセンタースピーカー TS-CH700Aの仕様・製品情報
外形寸法 | 81 mm(W)×19 mm(H)×115 mm(D)(スピーカー部分のみ) |
質量 | 0.19 kg(付属品含む)(スピーカー部分のみ) |
スピーカーユニット | 角型両面駆動HVTユニット、2.2 cmバランスドドームダイアフラムトゥイーター |
出力音圧レベル |
Pioneer(パイオニア) 2ウエイパワードAVセンタースピーカー TS-CH700Aのおすすめポイント3つ
- わずか19mm!ダッシュボードになじむ超薄型デザイン
- 両面駆動のHVTユニットで、低音・高音どちらもより豊かに
- 小型アンプ同梱、簡単に車を5.1chに
Pioneer(パイオニア) 2ウエイパワードAVセンタースピーカー TS-CH700Aのレビューと評価
薄型ステルス設計、あることを忘れるサイズ
Pioneerの 2ウエイパワードAVセンタースピーカーTS-CH700Aは、極薄ながら低音・高音ともに豊かな音色が楽しめる車載用センタースピーカーです。どんな車のダッシュボードにもフィットして、置いてあることを忘れてしまうようなステルスデザインとなっています。
Pioneer(パイオニア) 2ウエイパワードAVセンタースピーカー TS-CH700Aはこんな人におすすめ!
Pioneer 2ウェイAVセンタースピーカー TS-CX900
Pioneer 2ウェイAVセンタースピーカー TS-CX900の仕様・製品情報
外形寸法 | 98 mm(W)×121 mm(H)×41 mm(D) |
質量 | 0.37 kg(付属品含む) |
スピーカーユニット | 6.6cmハイ・アコースティック・ファイバーコーンウーファー、2.5cmスーパーワイドレンジトゥイーター(ハードドームタイプ) |
Pioneer 2ウェイAVセンタースピーカー TS-CX900のおすすめポイント3つ
- ダッシュボードに置くだけの簡単取付、ガラス映り込みも防ぐ
- 本格的ワイドレンジ再生を実現する2way構成
- ハイダウェイアンプアンプ同梱で、すぐに設置可能
Pioneer 2ウェイAVセンタースピーカー TS-CX900のレビューと評価
車載用センタースピーカーのロングセラー
Pioneerの2ウェイAVセンタースピーカーTS-CX900は、コンパクトでシンプルなデザイン、2way構造の高音質で愛されているな車載用センタースピーカーです。フロントガラスへの映り込み防止、車の機器に影響を与えない「防磁設計」で車の運転を邪魔せずに社内の音楽環境を向上させます。
Pioneer 2ウェイAVセンタースピーカー TS-CX900はこんな人におすすめ!
まとめ
音楽や映画の音声をより立体的で広がりのある音にしてくれるセンタースピーカーを、ホームオーディオ用と車載用にわけて紹介しましたがいかがだったでしょうか。特にセンタースピーカーを初めて買おうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。