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オーディオ機器の楽しみ方の一つとして、ヘッドホンのリケーブル(ケーブル交換)があります。お気に入りのヘッドホンをもっと自分好みの音に近づけることができるのがリケーブルです。元々ついているものではないヘッドホンケーブルの必要性と、実際に選ぶ際にチェックするべきポイントを解説した上で、おすすめの8つのヘッドホンケーブルを紹介します。




ヘッドホンケーブルとは?

ヘッドホンケーブルは、ヘッドホン・イヤホン本体とプレイヤーを繋ぐケーブル部分です。ケーブル取り外し可能なヘッドホンとそうでないものがあり、取り外し可能であれば別のケーブルに交換も可能です。取り外し可能なヘッドホンが増えるにつれて、ケーブル交換による音質の変化を狙うユーザーのために、より高品質なヘッドホンケーブルが盛んに製造・販売されるようになりました。

ヘッドホンのリケーブルがおすすめな理由

ケーブル断線は、イヤホン・ヘッドホンの故障でも最も起こりやすい故障です。断線の際、ケーブル着脱可能な製品であればケーブルを使って自分でリケーブルすることで解決できます。断線しなくても、ケーブルを変えることによる音質の変化を期待してリケーブルする場合もあります。ケーブルの材質や構造による音質の変化だけでなく、ヘッドホンケーブルの太さや長さ、柔らかさの違いによって、ヘッドホンの着用感や使用感も大きく変わります。

ヘッドホンのリケーブルの選び方のポイント

ヘッドホンのリケーブルの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

プラグの種類

最初に確認する必要があるのが、端子(プラグ)の種類です。プレーヤーに接続する側は、基本的にポータブル機器に多い3.5mmステレオもしくは据え置き機器に多い6.35mmステレオの二種類が一般的です。しかし、もう一方のヘッドホン本体に接続する側には、統一規格がありません。購入する際には、必ず自分の持っているヘッドホンに対応する端子を確認する必要があります。最もリケーブル用ケーブルが多いのが、MMCXと呼ばれる端子です。その他、2ピン、Mini XLR端子などがあります。

ケーブルの素材・構造

ケーブルごとの音質のちがいを決める要素はさまざまですが、一番電気信号(音源)の伝達に影響すると考えられるのはケーブルの中心をとおる導線のちがいです。ベーシックなのはOFC(無酸素同)と呼ばれる酸化物が除去された銅ですが、より純度の高い銅製ケーブルも開発されています。更に、銀の方が金属としての純度が高く音の変化も大きく感じられますが、値段も比較的高くなります。その他、銀コート加工された銅や金銀の合金なども用いられます。

ケーブルの太さ・柔らかさなど

ヘッドホンケーブルの太さや柔らかさは製品によって大きく異なります。太さや柔らかさは、音質というよりはむしろ「耐久性」・「装着感」・「使い勝手」などに関係してきます。具体的には、ケーブルの外装がシリコンかラバーかといったちがい、導線の太さや構造のちがいが、太さや柔らかさに影響します。柔らかく取り回しやすければ、持ち運びなどが容易・不用意なタッチノイズが減らせるなどの利点がありますが、断線の危険性は高くなります。自分の好みや使い方に合わせて選びましょう。

ヘッドホンのリケーブルおすすめ8選

NOBUNAGA Labs TR-SE3

NOBUNAGA Labs TR-SE3のおすすめポイント3つ

  • 低価格でも音の変化をしっかり感じられる、リケーブル入門用に最適!
  • 細く楽な取り回し、耳掛け部分にワイヤー入りで安定感◎
  • プラグ、イヤフォン側コネクター共に金メッキ処理を施して伝導率を効率化

NOBUNAGA Labs TR-SE3のレビューと評価

低価格でも、ちゃんと変化を感じられます

SHUREの純正ケーブルからリケーブルしてみました。全体的にタイトに鳴るようになって、音量を上げた時の高音のきつさが大分丸くなった気がします。パステルっぽいカラーも個性的で気に入っています。

NOBUNAGA Labs TR-SE3の仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブルOFC4芯・銀メッキ
イヤフォン側プラグMMCX 金メッキピン
プラグ3.5mm L型プラグ 金メッキ
カラーバイオレット、レッド、シルバー、ブルー

onso 3.5ステレオプラグ-MMCX

onso 3.5ステレオプラグ-MMCXのおすすめポイント3つ

  • 音の広がりを感じられる、リスニング向けの高音質に
  • 製造行程における不純物の混入を徹底的に防いだ高純度をPCUHDを使用
  • しなやかでタッチノイズも少なく扱いやすい

onso 3.5ステレオプラグ-MMCXのレビューと評価

しなやかで取り回しの良いケーブル

リケーブルは初めてでしたが、全体的に音が広がりクリアになったのが確かに実感できました。ケーブルはしなやかなので、取り扱いやすいです。細いので耳かけもしやすく、移動しながらの使用でもタッチノイズはないです。

onso 3.5ステレオプラグ-MMCXの仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブル導体4N(PCUHD+OFC)
イヤフォン側プラグMMCX 金メッキ
プラグ3.5mmプラグ 金メッキ
カラーサンド、ソラ、モモ

ZEPHONE EL-16(PINK PARROT)

ZEPHONE EL-16(PINK PARROT)のおすすめポイント3つ

  • 銅線らしい音、で音楽をもっと楽しめる
  • コンタクト部分は金メッキピンで高耐久・高音質
  • ピンクの導線に透明なチューブで、個性的な見た目

ZEPHONE EL-16(PINK PARROT)のレビューと評価

ロックやダブステに最適!

メリハリのある力強い音になりました。重低音域がゴリゴリとした感じになるので、ロックやダブステなどが気持ちよく聞けます。低価格でも、リケーブルの楽しさを実感できました。

ZEPHONE EL-16(PINK PARROT)の仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブル導体シルバーメッキ銅
イヤフォン側プラグMMCX 金メッキピン
プラグ3.5mmプラグ 金メッキ
カラーピンク

Bispa BSP-HPCL-UPEREPMM

Bispa BSP-HPCL-UPEREPMMのおすすめポイント3つ

  • 低域と高域の質感をよりタイトにし、中域の表現がより多彩に
  • 定位感と空間表現に優れた帯域バランス
  • 耐久性の高い、太くしっかりしたケーブル

Bispa BSP-HPCL-UPEREPMMのレビューと評価

バランスが良く、オールマイティに使える

全体的にバランスが良く、どんな音楽でもききやすい音に感じました。歌ものはボーカルがメリハリ・空気間共にかなりリアルな感じに聞こえるようになりました。価格的にも手を出しやすいし、おすすめできるケーブルだと思います。

Bispa BSP-HPCL-UPEREPMMの仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブル導体UPCCOF導体(ソフト皮膜タイプ)
イヤフォン側プラグMMCX 金メッキ
プラグ3.5mmプラグ 金メッキ

AUDIOTRAK Re:cable SR3

AUDIOTRAK Re:cable SR3のおすすめポイント3つ

  • 本物の音の重さと軽さを体感できるハイエンドケーブル
  • こだわりの部品!純度99.99%の銀線・新開発MMCXプラグ
  • 強化TPE を二重に加工、取り回しやすく高い耐久性を実現

AUDIOTRAK Re:cable SR3のレビューと評価

「生音」に近づけてくれるケーブル

半信半疑でしたが、確かに音情報が増え、そして鮮明になったのが分かります。リアルな音室はどちらかというとモニター用なのかもしれませんが、リスニングでもライブ感を感じられて気持ちいです。お気に入りのイヤホンが更にグレードアップすることができて嬉しいです。

AUDIOTRAK Re:cable SR3の仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブル銀ケーブル×8
イヤフォン側プラグ新開発MMCX プラグ
プラグNeutrik 社3.5mm L 型ミニプラグ 金メッキ処理

NOBUNAGA Labs 鬼丸 改

NOBUNAGA Labs 鬼丸 改のおすすめポイント3つ

  • 人気モデル「鬼丸」のプラグ・コネクタをブラッシュアップ
  • メリハリのついた、引き締まった音に!
  • 国内屈指のプラグメーカーが製作した国産プラグを採用

NOBUNAGA Labs 鬼丸 改のレビューと評価

まるでちがう曲を聴いているみたい!

リケーブルをすすめられ、一万円以下ならと思い試しに購入してみました。個人的な実感ではドラムの音のクリアさと迫力が全然ちがい、まるで違う曲を聴いているんじゃないかと思うくらいで、びっくりしてしまいました!

NOBUNAGA Labs 鬼丸 改の仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブルOFC8芯・銀メッキ
イヤフォン側プラグMMCXコネクタ金メッキ
プラグ3.5mm 3極 ストレートプラグ金メッキ(➡NLP-PRO-TP3.5 )

Beat Audio Vermilion for Custom

Beat Audio Vermilion for Customのおすすめポイント3つ

  • 一度聴いたらやめられない、リケーブル専門ブランドの濃厚なサウンド!
  • 高純度無酸素銅 (OCC OFC) を使用したハイグレードイヤホンケーブル
  • 自然なカーブと柔軟性で耳周りのフィット感抜群

Beat Audio Vermilion for Customのレビューと評価

全音域ナチュラルで癖を落とした音に

より本格的なリケーブルをと思い、ついにリケーブル用のケーブルで有名なBeat Audioの製品を試すことに。全体的に、ナチュラルだけど、そのナチュラルさが逆にすごいという感じです。一部が強調されることなく、全音域が絡みついてくるような、今までにない音体験でした!

Beat Audio Vermilion for Customの仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブル高純度無酸素銅 ( ミネラルを含ませたオリジナル導体)
イヤフォン側プラグMMCX
プラグ3.5mmミニプラグ

Brise Audio flex001

Brise Audio flex001のおすすめポイント3つ

  • 高機能高純度銅を用いノイズに強い構造に!伝送ロスを低減
  • 取り回しの良さとバランスの良い音で、日常使いに最適
  • 新設計の小型木製ケーブルスライダーを採用

Brise Audio flex001のレビューと評価

リケーブル専門メーカーの、使いやすいモデル

Brise Audioはリケーブルで評判だったので気になっていましたが、ケーブル長が長すぎるということで敬遠していました。これは、取り回しの良いシリーズということで、たしかに柔らかくしなやかで、タッチノイズも少ないです。音は素直で広々とした感じ、厚みも感じられて満足しています。

Brise Audio flex001の仕様・製品情報

ケーブル長120cm
ケーブル高機能高純度銅導体
導体構造Quad Spiral構造
絶縁特殊高機能樹脂

まとめ

ヘッドホンのリケーブルは、断線してしまった時の復旧策というだけでなく、音の変化や使い心地の向上にもつながります。リケーブルが気になったら、端子の種類などに十分注意した上で、選ぶ際のポイントを踏まえて購入してみてください。