テンキーマウスとは
テンキーとは、キーボードの右側にある1から0までの数字と計算に使う4つの記号、小数点とEnterキー、Numlockキーの総称です。このテンキー群をマウスの背面に搭載し、コントロールと計算機能を合わせようというのがテンキーマウスの基本コンセプトです。普段あまり使わない人にとってはピンとこないかもしれませんが、使いどころによっては強力な効果を発揮します。
テンキーマウスのメリット
テンキーマウスのメリットは、以下の3つです。
- 入力の効率化
- 省スペース、追加機能として使える
- さらに多彩な電卓機能付きも
入力の効率化
Excelなどの表計算ソフトを用いて入力作業を行う場合、内容によっては複数のセルを移動しながら数字を打ち込む必要があります。通常のマウスであれば選択と入力の間に右手を離す手間が発生し、単純作業であるほどストレスを感じるでしょう。テンキーマウスを使用することで右手を離さず選択と入力を効率的に行え、作業時間の短縮が可能です。
省スペース、追加機能として使える
薄型のノートPCの場合、内臓のテンキーがついていないこともしばしば。上部に配置されたキーで代用することもできますが、数字が横長に配置されていてとても非効率です。テンキーマウスを使えば別途テンキーを購入して配置する必要がなく、デスクの省スペース化も可能なためノートPCのマウスの購入を考えている方はぜひ選択肢に入れておいてほしいところです。
さらに多彩な電卓機能付きも
伝票などを作成している場合、入力作業とは別に計算が必要なことがあり、Windowsではメニューから電卓のソフトを開く手間があります。テンキーマウスの中には電卓機能も搭載されているものがあり、複数のソフトをまたぐことなく右手1本で操作が完了します。意識せず使っていても計算機が必要な機会は以外に多く、一石三石とも言えるテンキーマウスを試す価値はあります。
テンキーマウスの選び方
テンキーマウスの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 入力しやすさで選ぶ
- 読み取り方式で選ぶ
- 接続方式で選ぶ
入力しやすさで選ぶ
デスクトップPCのキーピッチ(キーの間の距離)は19mmが標準サイズで、小型のノートになるほど小さくなり打ちにくくなります。テンキーマウスのキーピッチは16mm程度が多いため、フルサイズのキーボードに慣れた方はできるだけ大きなものを選ぶのがおすすめですが、マウス自体が大きく重くなる傾向があります。
読み取り方式で選ぶ
マウスの応答性を決定付けるのが本体裏側にある読み取り部分です。大きく分けて4種類の読み取り方式があり、光学式が最も安価です。次いでIR LED式→Blue LED式→レーザー式の順で価格が上がっていき、比例して読み取り精度が上がっていきます。特に光沢がある素材、透明な素材の上では読み取り精度の差が顕著に表れるので、使用面によっては注意が必要です。
接続方式で選ぶ
テンキーマウスの接続方式も大切なポイント。Bluetoothなどの無線通信を用いたワイヤレスマウスはケーブル絡みのストレスや断線の危険が少なく設置場所の自由度が高いことがメリットですが、通信状況によって遅延が発生する、あるいは充電が切れると操作不能になる欠点があります。有線のテンキーマウスでは長所と短所が反対になり、コスト的には無線型がやや高くなる傾向があります。
テンキーマウスのおすすめ5選
Canon 5565B001
Canon 5565B001の仕様・製品情報
重量 | 191g |
Canon 5565B001のおすすめポイント3つ
- Bluetooth接続
- 電卓付き
- デザイン○
Canon 5565B001のレビューと評価
一石三鳥の便利アイテム
重厚感のあるシンプルなデザインが目を引くCanon 5565B001。使用場所を選ばないワイヤレスタイプであることに加えて電卓機能も備えており、ノートPCの追加機器として大いに活躍してくれます。サイズがやや大きい分、好みもありますが入力しやすい部類でしょう。
Canon 5565B001はこんな人におすすめ!
SANWA SUPPLY NT-MA1
SANWA SUPPLY NT-MA1の仕様・製品情報
重量 | 181g |
SANWA SUPPLY NT-MA1のおすすめポイント3つ
- 安い
- 入力しやすい
- 有線式
SANWA SUPPLY NT-MA1のレビューと評価
使い勝手のよい安価モデル
コストのかかりにくい有線式、光学読み取り方式を採用し低価格に抑えたSANWA SUPPLY NT-MA1。テンキー非使用時の誤入力を防ぐため、ワンタッチでマウスモード→テンキーモード→テンキーマウスモードと切り替えられる配慮が嬉しいところです。
SANWA SUPPLY NT-MA1はこんな人におすすめ!
Canon LS-100TKM-W
Canon LS-100TKM-Wの仕様・製品情報
重量 | 200g |
Canon LS-100TKM-Wのおすすめポイント3つ
- 接続切り替え可能
- 電卓付き
- コスパ○
Canon LS-100TKM-Wのレビューと評価
実は効率的な開閉モデル
テンキーを使用しないときはフィット感を増すために閉じておける使いやすさがおすすめのCanon LS-100TKM-W。電卓の計算結果をExcelなどにそのまま送信可能、キーパネルにはTABキーとBSキー付きと使いやすさを追求したテンキーマウスです。
Canon LS-100TKM-Wはこんな人におすすめ!
Cateck Mini USBmouse+Num Pad
Cateck Mini USBmouse+Num Pad1の仕様・製品情報
重量 | 222g |
Cateck Mini USBmouse+Num Padのおすすめポイント3つ
- セットで安い
- 入力しやすい
- ワイヤレス
Cateck Mini USBmouse+Num Padのレビューと評価
マウス+テンキーのお得アイテム
少し趣旨は変わりますが、ミニサイズのマウスと独立したテンキーがセットになったCateck Mini USB+Num Pad。単独の商品にも関わらず2000円台の低価格、入力しやすい19mmのキーピッチとノートPCの補助にぴったりです。
Cateck Mini USBmouse+Num Padはこんな人におすすめ!
Langking mouse&num pad
Langking mouse&num padの仕様・製品情報
重量 | 231g |
Langking mouse&num padのおすすめポイント3つ
- 無線
- コスパ○
- 高耐久
Langking mouse&num padのレビューと評価
長寿命がウリのセットアイテム
2.4GHzの無線接続方式を採用したコスパの高いセット品、Langking mouse&num pad。1000万回の打鍵に耐える高耐久性、非使用時は自動電源オフ機能をマウスに装備し、長く使えるおすすめの製品です。
Langking mouse&num padはこんな人におすすめ!
まとめ
この記事では、テンキーマウスを使うメリットや選び方のポイントを解説し、おすすめの商品をご紹介しました。ラインナップこそ少ないものの、機能性に優れ省スペースでコスト面でも優秀なテンキーマウス。ぜひ一度使ってみてください。