写真に興味を持ったカメラ初心者が初めて選ぶカメラは、ほぼミラーレス一眼が主流となっています。ソニーのカメラは高価格帯ですが、α5000やα6000のエントリーモデルは、比較的安価で使いやすいカメラです。

ハイアマチュアモデルを一眼レフのサブカメラとして購入し、使い勝手の良さや引けを取らない画質から、メインカメラに据えていく人も多いです。

スマートフォンと同じタッチパネル撮影ができるエントリーモデルや、強力な手ブレ補正機能を持つ上位機種など、ミラーレス一眼市場の一角を担うソニー製カメラの特徴やおすすめをご紹介します。




ソニーのミラーレスカメラの特徴

技術の粋が凝集したボディ

ソニーのミラーレス一眼は、カメラ初心者からプロまで幅広いニーズに応える高度な技術の塊です。高解像度・高感度のセンサーやAF機能、5軸ボディ内手ブレ補正機能など、見た目の装飾性より徹底した実力主義の風格と言えそうです。

特に手ブレ補正は、ズームや望遠撮影の角度ブレ、マクロ撮影のシフトブレ、夜景や動画撮影時の回転ブレなど様々なブレに対応し、静止画、動画共に安定した画像を撮影できます。

用途に合わせた対応レンズが多い

写真の品質は、カメラ本体だけでなくレンズにも左右されます。ソニーのミラーレス一眼用レンズは、品質と充実度共にトップクラスです。

光学技術の粋を集めたGマスターやGレンズ、高品質で定評のあるカール・ツァイスのツァイスレンズを筆頭に、ズーム、単焦点、マクロ、コンバーターレンズと、用途に合わせて豊富な種類を選べます。

一眼レフのレンズも無駄にならない

ミラーレス一眼に魅力を感じる一眼レフユーザーの気がかりの一つは、手元にある多くのレンズが使えなくなる点ではないでしょうか。

ソニーのαXシリーズ以上の機種には、マウントアダプターが装着できます。適したマウントアダプターを介し、一眼レフ用レンズ、フィルムカメラ時代のオールドレンズを使えるので、レンズ資産が無駄になりません。

ソニーのミラーレスカメラの選び方

何を一番撮りたいかで選ぶ

エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いだけに、メインで撮りたい画像によって選択肢が分かれます。

高画質にこだわるなら、イメージセンサーの大きいフルサイズ機が最適です。動くものを撮る時は、オートフォーカス(AF)機能が優れたカメラを選びます。夜景や暗い場所の撮影が多いなら、ISO感度が高いカメラが適しています。

目的が特に定まってなく、様々なシーンで気軽に使いたいなら、エントリーモデルで次の「撮りやすさ」をチェックしてみましょう。

撮りたいものが撮りやすいカメラを探す

αXXXXシリーズはAPS-C機、αXシリーズはフルサイズ機です。フルサイズは特に夜景や星空など、高画質かつ高感度の写真に本領を発揮しますが、構造上本体が大きく、重くなり、価格も高くなります。

日常の撮影で持ち歩くには、小型で軽いAPS-C機で十分に美しい写真が撮れます。カメラ初心者でも簡単に撮影できる機能があるか、タッチパネルや手ブレ補正の有無、モニタの可動性など、楽しく撮れる機能が搭載されているかも、カメラを選ぶ目安になります。

店頭で手に持ってみる

カメラにさわれる陳列の店舗で、ぜひカメラを手に取ってみましょう。大きさや操作ボタンの位置など、操作性や掌のフィット感、持ち運びやすさを実際に確認すると、選びやすくなります。

α6000シリーズからはファインダーがつきます。電子ファインダーがどのように見えるか、一眼レフの光学ファインダーとどう違うか、覗いてみることもおすすめします。

ソニーミラーレスカメラのおすすめ10選

α5100 ILCE-5100

の仕様・製品情報

サイズ109.6mm×62.8mm×35.7mm
重量約224g
撮像素子APS-C
画素数約2470万画素
撮影感度標準 ISO 100~-25600
液晶モニター7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構
撮影枚数約400枚
連写撮影/秒6コマ
動画記録画素数フルHD/60p、HD/120p

α5100 ILCE-5100のおすすめポイント3つ

  • タッチパネルでスマホ間隔で撮影
  • コンデジ並のコンパクトさでどこでも持ち歩ける
  • 自撮りも簡単な180度反転する液晶モニター

α5100 ILCE-5100のレビューと評価

α5100はフォーカスやシャッターを液晶パネルへのタッチで行える、スマートフォンと同じ感覚で使えるカメラです。ボディの大きさはほぼコンパクトデジカメサイズなので、レンズ装着時でもあまりかさばらず、持ち運びが簡単です。

どこでも気軽に、高精度な写真が撮影したい方に適したカメラです。また液晶モニターが180度反転するので、画面タッチとセルフタイマーで簡単に自撮りができます。

α6000 ILCE-6000

α6000 ILCE-6000の仕様・製品情報

サイズ約120.0mm×66.9mm×45.1mm
重量約285g
撮像素子APS-Cサイズ
画素数約2470万画素
撮影感度ISO 100~25600
液晶モニター7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構
撮影枚数ファインダー使用時:約310枚/液晶モニター使用時:約360枚
連写撮影/秒11コマ
動画記録画素数フルHD/60p

α6000 ILCE-6000のおすすめポイント3つ

  • 一眼レフカメラと同等のAPS-Cサイズのイメージセンサー
  • 有機ELファインダーで「完成画像」を確認
  • 女性でも男性でも持ちやすいコンパクトさ

α6000 ILCE-6000のレビューと評価

α5100に搭載されているタッチパネル機能がα6000シリーズはありません。ボディ左上に有機ELファインダーがつき、ファインダーを覗き慣れている一眼レフユーザーも使いやすくなっています。

αXXXXシリーズは全て一般的な一眼レフと同じAPS-Cサイズの大型イメージセンサーを搭載しているので、より明るくあざやかな画像が撮影できます。

α6300 ILCE-6300

α6300 ILCE-6300の仕様・製品情報

サイズ約120.0mm×66.9mm×48.8mm
重量約361g
撮像素子APS-Cサイズ
画素数2500万画素(総画素)/2420万画素(有効画素)
撮影感度ISO 100~25600
液晶モニター7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構
撮影枚数ファインダー使用時:約350枚/液晶モニター使用時:約400枚
連写撮影/秒11コマ
動画記録画素数4k/30p、フルHD/120p

α6300 ILCE-6300のおすすめポイント3つ

  • 強化された4Dフォーカスシステムで瞬間を切り取る
  • シーンを邪魔しないサイレントシャッター
  • 風景撮影が楽になるを内蔵の水準器

α6300 ILCE-6300のレビューと評価

α6000より一層AF機能が強化し、179点から425点に増えほぼ画面全体に配置されたAFセンサーと0.05秒の高速AFで、動く被写体の一瞬を的確に撮影します。

動画撮影も4Kに対応し、「動くもの」に強いカメラになっています。追加された「サイレントシャッター」機能で、赤ちゃんや動物、発表会など音を立てられない場面の撮影も可能になり、活躍するシーンが広がりました。

α6500 ILCE-6500

α6500 ILCE-6500の仕様・製品情報

サイズ約120.0mm×66.9mm×53.3mm
重量410g
撮像素子APS-Cサイズ
画素数2500万画素(総画素)/2420万画素(有効画素)
撮影感度ISO 100~25600
液晶モニター7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構イメージセンサーシフト方式5軸補正
撮影枚数ファインダー使用時:310枚/液晶モニタ使用時:350枚
連写撮影/秒11コマ
動画記録画素数4K/30fps、フルHD/120p

α6500 ILCE-6500のおすすめポイント3つ

  • APC-S対応「光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能」を搭載
  • タッチパッド機能ででスマホ感覚で操作
  • 「スロー&クイックモーション」で遅回し・早回し撮影が可能

α6500 ILCE-6500のレビューと評価

α6500はエントリーモデルのα6000シリーズから一歩飛び出し、ハイアマチュアモデルに属する唯一のAPS-C機。写真のみならず動画撮影機能も強化されています。

α6500の一番大きな変化はαXシリーズと同じ「光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能」と、α5000シリーズのみに搭載されていたタッチパッド機能の搭載です。ファインダー、液晶モニターとタッチパッドで、難しい位置のピント合わせも簡単にできます。

α7 II ILCE-7M2

α7 II ILCE-7M2の仕様・製品情報

サイズ約126.9mm×95.7mm×59.7mm
重量約556g
撮像素子35mmフルサイズ
画素数2470万画素(総画素)/2430万画素(有効画素)
撮影感度標準:ISO100~25600/拡張:ISO50、64、80、51200
液晶モニター7.5cm(3.0型) TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構イメージセンサーシフト方式5軸補正
撮影枚数ファインダー使用時:約270枚/液晶モニター使用時:約350枚
連写撮影/秒5コマ
動画記録画素数フルHD/60p

α7 II ILCE-7M2のおすすめポイント3つ

  • 世界初のフルサイズ対応「光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能」の搭載
  • 多彩なレンズ交換に耐える強靱なボディ
  • マウントアダプター使用で一眼レフ用レンズも使える

α7 II ILCE-7M2のレビューと評価

α7 IIはフルサイズ機α7シリーズのベーシックモデル。どんなシーンでも使えるオールマイティー機です。初代α7に無かったフルサイズ対応光学式5軸ボディ内手ブレ補正機能が搭載されたため、様々なレンズがα7 Ⅱで活用できるようになりました。

レンズ交換に対応するためボディの剛性を高め、多彩なレンズを使う人に適した構造をしています。次世代機のα7 Ⅲが発売されたので、価格が下がり幾分購入しやすくなっています。

α7R II ILCE-7RM2

α7R II ILCE-7RM2の仕様・製品情報

サイズ約126.9mm×95.7mm×60.3mm
重量約582g
撮像素子35mmフルサイズ
画素数4360万画素(総画素)/4240万画素(有効画素)
撮影感度標準:ISO100~25600/拡張:ISO50~102400
液晶モニター7.5cm(3.0型) TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構イメージセンサーシフト方式5軸補正
撮影枚数ファインダー使用時:約290枚/液晶モニター使用時:約340枚
連写撮影/秒5コマ
動画記録画素数4K/30p、フルHD/120p

α7R II ILCE-7RM2のおすすめポイント3つ

  • 35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーによる精緻な画像
  • 動く被写体に追従する強化されたファストハイブリッドAF
  • フルサイズの表現力で高解像度な4K動画を撮影

α7R II ILCE-7RM2のレビューと評価

α7R IIはベーシックモデルから解像度を強化した「Resolution」高解像度モデルです。35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーは、α7R Ⅱ発売時は世界初の新開発センサーでした。4K動画にも対応し、写真と共にプロ用上級一眼レフに匹敵する描写力を味わえます。

ベーシックモデルより精緻で鮮明な画像が撮りたい人はα7R Ⅱが向いています。ベーシックモデルと同じく次世代機が発売され、幾分入手しやすくなってきています。

α7S II ILCE-7SM2

α7S II ILCE-7SM2の仕様・製品情報

サイズ約126.9mm×95.7mm×60.3mm
重量約584g
撮像素子35mmフルサイズ
画素数1240万画素(総画素)/1220万画素(有効画素)
撮影感度標準:ISO100~102400/拡張:ISO50~409600
液晶モニター7.5cm(3.0型) TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構イメージセンサーシフト方式5軸補正
撮影枚数ファインダー使用時:約310枚 液晶モニター使用時:約370枚
連写撮影/秒5コマ
動画記録画素数4K/30p、フルHD/120p

α7S II ILCE-7SM2のおすすめポイント3つ

  • 突出した高感度でノイズが少ない
  • より多くの光を取り込む構造で暗所に強い
  • 強力な手ブレ補正で暗い場所でも手持ちで撮影可能

α7S II ILCE-7SM2のレビューと評価

α7S IIはα7 IIシリーズの「Sensitivity」高感度モデルです。画素数だけを見ると同シリーズ内では低いですが、撮影感度は断トツに高く、集光のためのあらゆるシステムが組み込まれています。

暗い場所でもノイズが極めて少ない鮮明な画像が撮れる、夜景、動画の撮影が多い人に向いているカメラです。月光程度の光源があれば三脚無しで撮影できるので、屋内スポーツや照明を抑えた式典で活躍します。

α7 III ILCE-7M3

α7 III ILCE-7M3の仕様・製品情報

サイズ約126.9mm×95.6mm×73.7mm
重量約565g
撮像素子35mmフルサイズ
画素数2530万画素(総画素)/2420万画素(有効画素)
撮影感度標準:ISO100~51200/拡張:ISO50~204800
液晶モニター7.5cm(3.0型) TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構イメージセンサーシフト方式5軸補正
撮影枚数ファインダー使用時:約610枚/液晶モニター使用時:約710枚
連写撮影/秒10コマ
動画記録画素数4k/30p、フルHD/120p

α7 III ILCE-7M3のおすすめポイント3つ

  • 被写体の動きを逃さないαシリーズ最大密度・最広範囲のAFセンサー
  • サイレント撮影と10コマ/秒の連写で静寂のシーンも鮮明
  • タッチパッド・タッチフォーカス機能の搭載

α7 III ILCE-7M3のレビューと評価

α7 IIIはフルサイズ機α7シリーズベーシックモデルの最新機。α7 IIで搭載された様々な「世界初」「世界最大」の機能を最大限に活かすべくブラッシュアップされた、ほぼプロ用のハイアマチュアモデルです。

初心者がいきなり持つには機能も価格もオーバースペックですが、撮るだけでハイレベルな画像ができるので、撮影が楽しくなります。α7 IIIからフルサイズ機にもタッチパッド機能が搭載され、操作性が上がっています。

α7R III ILCE-7RM3

α7R III ILCE-7RM3の仕様・製品情報

サイズ約126.9mm×95.6mm×73.7mm
重量約572g
撮像素子35mmフルサイズ
画素数4360万画素(総画素)/4240万画素(有効画素)
撮影感度標準:ISO100~32000/拡張:ISO50~102400
液晶モニター7.5cm(3.0型) TFT駆動
タッチパネル
手ブレ補正機構イメージセンサーシフト方式5軸補正
撮影枚数ファインダー使用時:約530枚/液晶モニター使用時:約650枚
連写撮影/秒10コマ
動画記録画素数4K/30p、フルHD/120p

α7R III ILCE-7RM3のおすすめポイント3つ

  • 野生動物の動きを精密に捉える4Dフォーカス
  • 被写体の空気感も写すピクセルシフトマルチ撮影
  • プロカメラマンの制作をサポートする機能やソフト

α7R III ILCE-7RM3のレビューと評価

α7R IIIは新開発センサーの能力を生かし切れなかったα7R IIから、最高レベルの解像度を発揮した最新機種。世界レベルの描写能力を存分に生かす機能が詰まっています。

「トゥルーファインダー」は、肉眼で見る明るさに近く、かつ鮮明に被写体を見せます。「ピクセルシフトマルチ撮影」を使えば、空気まで写し取りそうな深みある写真を作り出せます。またプロの制作向け機能やソフトも充実しています。

α9 ILCE-9

α9 ILCE-9のおすすめポイント3つ

  • ミラーレス一眼フルサイズ機の最高峰
  • 一眼レフの欠点を補う機能の高速化
  • 20コマ/秒の連写でで決定的瞬間を撮影

α9 ILCE-9のレビューと評価

α9 はαシリーズの最高峰、プロフェッショナルモデルです。プロレベルが使うカメラなので、趣味では手が出しづらい価格ですが、見合うだけの性能が詰め込まれています。

最新のイメージセンサーと進化した高速処理システムで、ミラーを持つ一眼レフカメラでは克服困難だったハードウェア上の弱点を補いました。特にスポーツシーンや動物など動くものが被写体の時に、実力を発揮するカメラです。

まとめ

ミラーレス一眼カメラはここ数年で急成長し、技術的には既に一眼レフに追いついたとも言われています。ソニー製のどのミラーレス一眼も、それぞれに技術の粋が詰まっています。

気軽なスナップから本格的な撮影まで、自分のスタイルに見合った一機を見つけてください。