標準レンズやズームレンズを使ったあとに、欲しくなるのが超広角レンズですよね?
今回は風景写真から集合写真までさまざまな場面で幅広く使える超広角レンズのおすすめを紹介。
超広角レンズの特徴やメリット、デメリット、おすすめのメーカー、選び方などを解説しています。
さらに、超広角レンズのおすすめ10選も紹介していくので、超広角レンズを選ぶ際の参考にしてください。




超広角レンズとは

一眼カメラは、さまざまなシーンに合わせてレンズ交換ができますが、広い範囲を撮影したいときに使われるのが広角レンズです。
焦点距離が低いほど広く撮影でき、一般的には35mm以下を広角レンズと呼び、24mm以下を超広角レンズと呼びます。

超広角レンズのほうがより広い範囲を撮影できます。
今回は24mm以下の超広角レンズをメインに紹介していきます。

超広角レンズのメリット

広い範囲を撮影できる

超広角レンズの最大のメリットは広い範囲を撮影できることです。
風景写真や集合写真などが得意です。

さらに、被写体との距離が取れないときにも活躍します。
たとえば、美術館などでは展示物からの距離がなかなか取れないので超広角レンズが役に立ちます。
アウトドアのイメージのある超広角レンズですが、屋内でも活躍できるので、1つ持っておくとなにかと役立ちます。

遠近感が強調できる

超広角レンズになると、非常に広い範囲を収めることができるため、手前の被写体が強調され、奥のものは小さく映るという特徴があります。
全景を写しつつ、手前にある被写体を強調して撮影することができます。

手前にある物を強調して撮りたいときにも使えますし、実際にはさほど広くない室内を広く見せたいときにも超広角レンズを使うと実際の目で見るよりも広く撮れます。

広い範囲にピントを合わせられる

超広角レンズは被写体深度が深いです。つまり手前から奥までピントを合わせて撮影することができます。
手前から奥まで被写体が並ぶ、風景写真や集合写真で全体にピントを合わせたいときなどには超広角レンズが役立ちます。

超広角レンズなら電車や飛行機など、奥行きのある被写体を手前から奥まできれいにピントを合わせられます。

超広角レンズのデメリット

背景をぼかしにくい

超広角レンズは被写体深度が深いため、一眼カメラの特徴である背景をぼかした写真を撮影しにくいです。
超広角レンズは風景からポートレート撮影までさまざまなシチュエーションに対応する、万能なイメージがありますが、背景をぼかした写真は苦手です。

手前から奥までピントが合うメリットでもありますが、いわゆるボケ味を活かした写真を撮影したいときに、超広角レンズは向いていません。

余計なものが映り込みやすい

超広角レンズは広い範囲が撮影できるというメリットがある反面、撮影したい被写体以外が映り込みやすいデメリットもあります。
観光地での撮影などでは人が大勢いますから、超広角レンズだと写したくない通行人まで写ってしまいます。

超広角レンズは撮影が難しいといわれるのは、広い範囲を撮影できるため構図を考えるのが難しいからです。
被写体のみを撮影したいときは、注意が必要です。

画面端が歪みやすい

超広角レンズは撮影した写真の端が歪みが生じてしまいます。
歪みが少なく補正してくれるレンズは高額になってしまうことがあるので、注意が必要です。

山や海など自然を撮影する際は歪みは気になりにくいですが、ビルなどは直線的なので歪みが目立ってしまいます。
また、人物を撮影する際も顔が歪んでしまうため、注意しなくてはいけません。

超広角レンズのおすすめの使い方

超広角レンズは広い範囲を撮影できますから広がりのある写真を撮影できます。
おすすめの使い方は風景写真です。超広角レンズで撮影すると手前から奥の森や建物、雲など全てを綺麗に収められ、壮大な雰囲気も出せます。
旅行に行く際は必ず持っておきたいレンズです。

室内での撮影でも、手前から奥に広がるように撮れるので、室内が広く見える効果があります。
店の内観撮影などにも超広角レンズを使って広く見せる手法が用いられることがあります。

また、超広角レンズは手前を大きく、奥を小さく写せるので、手前にいる被写体を強調させる使い方もおすすめです。

超広角レンズのおすすめメーカー

ニコン

ニコンのカメラは風景写真が得意といわれています。
超広角レンズは風景を撮影するのが得意なので、ニコンとの相性も抜群です。

ラインナップも幅広く、初心者から上級者まで使える超広角レンズを揃えています。
また、同じメーカー内でステップアップできるのもニコンのいい点です。

価格も比較的安価なレンズが多いので、これからカメラを始めたい人にもおすすめです。

CANON

CANONは色鮮やかな写真を撮影するのが得意といわれています。
とくに人物の撮影には定評があるため、人物の撮影をメインでする場合は、CANONの超広角レンズがおすすめです。

ここ数年シェアを伸ばしているため、中古市場も豊かなため、価格を抑えて購入できます。
使う人が多いので撮影会などではレンズの貸し借りもできるのも魅力です。

シグマ

シグマは一眼カメラのレンズを主に作っているメーカーです。
純正の超広角レンズに比べて非常にコストパフォーマンスに優れており、価格を抑えたい人にピッタリです。

ただ価格が安いだけでなく、機能や品質的にも純正と変わらないか、それ以上の評価を受けています。
純正より個性的なレンズも多いので、チェックしておきましょう。

また、レンズによっては有償で「マウント交換サービス」を行っています。
カメラボディを別メーカーに変えた際も対応してくれます。

超広角レンズの選び方

焦点距離

超広角レンズは一般的に焦点距離が24mm以下のレンズのことをいいます。
この数値が下がれば下がるほど、広い範囲を撮影できると考えてください。

超広角レンズの強みを活かしたいなら、焦点距離は低いほうがいいですが、それだけデメリットも強くなるのを踏まえてください。
自分の撮りたい被写体が風景なのか人物なのか、撮影スタイルによって変えたほうがいいでしょう。

単焦点かズームかを選ぶ

単焦点レンズかズームレンズかを必ずチェックしましょう。

単焦点の特徴は焦点距離を変えられないかわり、画質がいいです。
とくに明るい写真を撮影できるため、画質にこだわりたいなら単焦点レンズがいいでしょう。

ズームレンズはある程度、焦点距離を変えられるので、幅広いシーンで活躍できます。
風景写真でいえば、手前の柵が写り込んでしまうときに、少しズームすれば解決できます。

同じ値段であれば、基本的には画質は単焦点レンズ、使いやすさはズームレンズといえます。

開放F値

F値が小さければ小さいほど明るい写真を撮影できます。
F値が小さいと、シャッタースピードも上げて撮影できるため、晴天時の撮影にも適します。
もちろん、暗い室内での撮影時にも明るく撮れるので、F値は低いほうがいいといえます。

ただし、F値は低いほど価格が高くなり、レンズのサイズも大きくなってしまいます。。
予算や用途などに合わせて選びましょう。

超広角レンズのおすすめ10選

ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの仕様・製品情報

レンズタイプズーム
焦点距離10-20mm
開放F値4.5-5.6
対応マウントニコンFマウント
質量約230g

ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRのおすすめポイント3つ

  • 手ブレ補正
  • 高速・静音AF
  • 安価

ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRのレビューと評価

ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRは比較的安価で買える超広角ズームレンズです。
安価ながら、3.5段の手ブレ補正機構を搭載しているため、手ブレに強く、暗い室内でも安心して撮影できます。

さらにAF駆動にはステッピングモーターを採用し、静音で高速なオートフォーカスを実現しています。

ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの仕様・製品情報

レンズタイプ単焦点
焦点距離20mm
開放F値1.8
対応マウントニコンFマウント
質量約355g

ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDのおすすめポイント3つ

  • F1.8の明るいレンズ
  • 高画質
  • 軽量

ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDのレビューと評価

ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDはフルサイズに対応した高画質な超広角レンズです。

開放F値が1.8と非常に明るく、屋外の晴天時の撮影や暗い室内などでもシャッタースピードを上げて撮影できます。

さらに、ゴーストやフレアを抑えてクリアな写真を撮影できるナノクリアコーティングを採用しています。
フルサイズ対応の中では軽量で持ち運びにも便利です。

CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMの仕様・製品情報

レンズタイプズーム
焦点距離10-18mm
開放F値4.5-5.6/td>
対応マウントキヤノンEFマウント
質量約240g

CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMのおすすめポイント3つ

  • 手ブレ補正
  • 軽量
  • 安価

CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMのレビューと評価

CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMは安価で使い勝手のいい超広角ズームレンズです。
10〜18mmのズームレンズで使い勝手が良く、4段分の手ブレ補正機構も内蔵しているため手ブレにも強いです。

CANONの従来モデルと比較すると全長が約20%短く、重量は約38%軽くなっているため、持ち運びの際も負担になりにくいです。

CANON EF-M22mm F2 STM

CANON EF-M22mm F2 STMの仕様・製品情報

レンズタイプ単焦点
焦点距離22mm
開放F値2.0
対応マウントキヤノンEF-Mマウント
質量105g

CANON EF-M22mm F2 STMのおすすめポイント3つ

  • 薄型・軽量
  • 安価
  • F2.0の明るいレンズ

CANON EF-M22mm F2 STMのレビューと評価

CANON EF-M22mm F2 STMはCANONのミラーレス一眼カメラに対応している、薄型のパンケーキレンズです。
薄型で軽量のため、散歩など気軽に持ち歩きたいときにピッタリの超広角レンズです。

F2.0と明るいため、屋外や屋内などさまざまなシーンに対応できます。
かなり安く購入できるため、とりあえず超広角レンズがほしいときは、このレンズで間違いないです。

CANON EF20mm F2.8 USM

CANON EF20mm F2.8 USMの仕様・製品情報

レンズタイプ単焦点
焦点距離20mm
開放F値2.8
対応マウントキヤノンEFマウント
質量約405g

CANON EF20mm F2.8 USMのおすすめポイント3つ

  • 高速・静音AF
  • 最短撮影距離0.25m
  • 少ない歪み

CANON EF20mm F2.8 USMのレビューと評価

CANON EF20mm F2.8 USMは基本性能が高く、高画質な超広角レンズです。
超音波モーターを搭載し、高速で静かなオートフォーカスを実現しています。

最短撮影距離は0.25mと接写が可能で、超広角レンズながらボケ味を活かした撮影も楽しめます。
20mmの超広角レンズのなかでは歪みが少ないと評判です。

ソニー FE 12-24mm F4 G SEL1224G

ソニー FE 12-24mm F4 G SEL1224Gの仕様・製品情報

レンズタイプズーム
焦点距離12-24mm
開放F値4.0
対応マウントα Eマウント
質量約565g

ソニー FE 12-24mm F4 G SEL1224Gのおすすめポイント3つ

  • 高速・静音AF
  • 防塵・防滴
  • 高画質

ソニー FE 12-24mm F4 G SEL1224Gのレビューと評価

ソニー FE 12-24mm F4 G SEL1224Gは光学性能に優れた、防塵・防滴の超広角ズームレンズです。
オートフォーカスの駆動にはダイレクトドライブSSMを採用し、高速で静かなオートフォーカスを実現しています。

新規の光学設計により、超広角レンズながら画面端まで歪みが少ない撮影が可能です。
防塵・防滴で屋外でも安心して使える設計になっています。

シグマ ソニー用 16mm F1.4 DC DN

シグマ ソニー用 16mm F1.4 DC DNの仕様・製品情報

レンズタイプ単焦点
焦点距離16mm
開放F値1.4
対応マウントα Eマウント
質量約405g

シグマ ソニー用 16mm F1.4 DC DNのおすすめポイント3つ

  • F1.4の明るいレンズ
  • 高速・静音AF
  • 簡易防塵・防滴

シグマ ソニー用 16mm F1.4 DC DNのレビューと評価

シグマ ソニー用 16mm F1.4 DC DNはF1.4という明るいレンズでさまざまなシーンで使える汎用性の高い超広角レンズです。
優れた光学設計とステッピングモーターにより、高速かつ静音のオートフォーカスを実現しています。

スーパーマルチレイヤーコートを採用し、フレアやゴーストを抑え、逆光時にもクリアに撮影できます。
簡易防塵・防滴にも対応し、カメラへの水滴やチリの侵入を軽減してくれます。

シグマ ペンタックス用 10-20mm F3.5 EX DC HSM

シグマ ペンタックス用 10-20mm F3.5 EX DC HSMの仕様・製品情報

レンズタイプズーム
焦点距離10-20mm
開放F値3.5
対応マウントペンタックスKマウント
質量約520g

シグマ ペンタックス用 10-20mm F3.5 EX DC HSMのおすすめポイント3つ

  • 高速・静音AF
  • ズーム全域F3.5
  • 高画質

シグマ ペンタックス用 10-20mm F3.5 EX DC HSMのレビューと評価

シグマ ペンタックス用 10-20mm F3.5 EX DC HSMはズーム全域でF3.5を実現し、屋外はもちろん暗い室内でも明るく撮影できます。
超音波モーターを採用しているため、静かで高速なオートフォーカスで撮影をサポート。
オートフォーカスを合わせたあとはマニュアルでフォーカスリングを微調整できます。

ズーム全域で明るく撮影できる超広角レンズなので、使い勝手がいいので、これ1つでさまざまなシーンに対応できます。

シグマ ニコン用 14mm F1.8 DG HSM

シグマ ニコン用 14mm F1.8 DG HSMの仕様・製品情報

レンズタイプ単焦点
焦点距離14mm
開放F値1.8
対応マウントニコンFマウント
質量約1,120g

シグマ ニコン用 14mm F1.8 DG HSMのおすすめポイント3つ

  • F1.8の明るいレンズ
  • 歪みの少ない描写性能
  • 高速・静音AF

シグマ ニコン用 14mm F1.8 DG HSMのレビューと評価

シグマ ニコン用 14mm F1.8 DG HSMは優れた光学性能で画面の隅々まで歪みを抑え、綺麗に撮影できる超広角レンズです。
フルサイズ対応でF1.8の明るいレンズなので、風景のほかに夜景や星空の撮影にも適しています。

大型の超音波モーターを搭載し、快適なオートフォーカスが可能です。
簡易防塵・防滴構造で屋外での撮影も安心して行えます。

タムロン キヤノン用 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLD

タムロン キヤノン用 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDの仕様・製品情報

レンズタイプズーム
焦点距離10-24mm
開放F値3.5-4.5
対応マウントキヤノンEFマウント
質量約440g

タムロン キヤノン用 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDのおすすめポイント3つ

  • 独自の高性能手ブレ補正
  • 高精度AF
  • 使い勝手のいい焦点距離

タムロン キヤノン用 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDのレビューと評価

タムロン キヤノン用 10-24mm F/3.5-4.5 Di II VC HLDは使い勝手のいい10-24mmの超広角ズームレンズです。
タムロン独自の手ブレ補正機構「VC」を搭載し、暗い室内での撮影も手ブレを抑えて撮影できます。

新開発のブラシレスモーターにより、高精度で安定したオートフォーカスが可能です。
さらに、AF時もスイッチを切り替えることなくピントの微調整ができるフルタイムマニュアル機構を採用しています。

まとめ

超広角レンズは1つ持っておくと、さまざまなシーンで活躍できるレンズです。
しかし、その特性をしっかりと理解していないと、なかなか使いこなせません。
今回紹介した選び方やメリット・デメリット、そしておすすめ10選を参考に、自分に合った超広角レンズを選んでみてください。