AGAは治療できます!薄毛の症状AGAの原因から治療薬や治療法まで解説

AGA

男性の20代から40代の薄毛の原因は高確率でAGAであると言われています。
そんなAGAについて解説していきます。


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AGAとは

AGA治療
AGAとは「男性型脱毛症」という徐々に進行する症状で、主に男性ホルモンが原因で起こります。

男性ホルモン「テストステロン」と、頭皮に存在する酵素「5αリアクターゼ」が結びつくことで「ジヒドロテストステロン(DHT)」という強力な男性ホルモンに変化します。
ジヒドロテストステロン(DHT)は、髪の毛のもとになる毛母細胞へと栄養を送る毛乳頭にある「男性ホルモン受容体」に取り込まれると、毛母細胞の働きを低下させ薄毛になってしまいます。
本来、男性ホルモンは健康な体を作るためには不可欠な存在ですが、毛髪にはマイナスに作用することがあるのです。

AGAになると、健康な状態で約4年前後の寿命がある毛髪が、わずか半年程度まで短命になります。
AGAで抜けてしまった毛髪は生え変わりますが、成長しないうちに再び抜け落ちてしまいます。
AGAは「ヘアサイクルが乱れ、育ち切らないうちに抜け落ちる」を繰り返し、どんどん頭髪が寂しくなっていく症状です。

通常40~60回毛が抜けてしまうと、その毛根からは二度と毛が生えてきません。
毛根が死滅してしまう前に治療を始めることが大事で、早ければ早いほど効果があります。

AGAの特徴

AGAタイプ
3つのタイプが多くみられるのが特徴

  1. 頭頂部を中心に髪の毛が薄くなるO型
  2. 額の生え際から少しずつ後退するM型
  3. 頭頂部と額の生え際から同時に薄くなるOM型
MEMO

全体的に密度が減ってしまい髪の毛が薄くなるのは「びまん性脱毛症」の可能性があります。女性に多い脱毛症と言われますが、男性にも見られます。
髪のボリュームがなくなった、分け目が目立つようになった、髪の毛のハリ・コシがなくなった、抜け毛が明らかに増えたといった理由で、生え際などの後退がなく「全体的に髪が薄くなってきた」場合は、栄養不足や病気、加齢によるホルモンバランスの変化が原因のびまん性脱毛症が疑われます。
びまん性脱毛症はAGAではないのでAGA治療では治りません。

AGAの要因

  1. 男性ホルモン
  2. 遺伝
  3. 加齢
  4. 睡眠不足
  5. 運動不足
  6. 不規則な生活
  7. 偏った食生活
  8. 血行不良
  9. ストレス

悪い生活習慣は「栄養不足」や「血行不良」を招き頭皮環境にも影響します。
AGAの進行を遅らせるためにも、他の病気予防のためにも、規則正しい生活を行うことが一番大切です。

自分でできるAGA対策

睡眠の改善

入眠後3時間の間に成長ホルモンが多く分泌されます。成長ホルモンは育毛にも大きく関わってくるので、睡眠不足改善や睡眠の質を向上させることは薄毛対策にも有効です。

適度な運動

有酸素運動を中心とした無理のない適度な運動は、代謝をアップさせ、血行や自律神経バランスの改善につながり、育毛にも効果があります。

食生活の改善

塩分・糖分・脂分を摂りすぎると、皮脂の過剰分泌や頭皮の血行が不十分になり頭皮環境に影響します。
AGAでなくとも皮脂が毛穴に詰まり毛髪の成長が阻害されたりするので食生活の見直しは必須です。
炭酸シャンプーを使ったら生えるようになった等の口コミを見ることがありますが、もともと脂性なのか、毛穴が詰まっていたことが原因と考えられます。

正しい洗髪

シャンプーしすぎはNGです。頭皮が乾燥したり必要な油分もなくなると皮脂を過剰分泌するようになってしまいます。
シャンプーは手のひらで泡立て、指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。
また、洗髪後はきちんと乾かし、髪が濡れたままにしないようにしましょう。

ストレスの解消

ストレスは血行不良や睡眠不足などを招きますので、適度な運動や趣味を楽しむ、リラックスタイムをつくるなど、ストレスを解消させることが必要です。

AGA治療とは

生え際が気になる
AGAは薄毛であり、産毛程度であっても髪の毛が生えている状態です。
乱れたヘアサイクルを整え、細い毛を太く正常に成長させるのがAGA治療です。
発毛させるわけではなく、正しくは「育毛」です。
死んでいない毛根であればヘアサイクルを元に戻せば自然に生え、すくすく育ちます。

抜け毛予防

毛髪の現状維持のための投薬治療

フィナステリド内服薬

フィナステリドは毛髪の成長を妨げる男性ホルモン(DHT)に作用し、ヘアサイクルを正常な状態に戻すことで抜け毛を減らすAGA治療のスタンダード薬。
ヘアサイクルを元に戻すことで毛髪も充分成長できるようになり、薄毛回復を促す。

デュタステリド内服薬

デュタステリドは類似作用のフィナステリドより体内に長く留まり作用します。フィナステリドよりも効果が高く、値段も高い薬です。
効果を実感するまでに3カ月から6カ月程度かかります。

副作用

フィナステリド・デュタステリド共に、リビドー低下(性欲低下)、ED、射精障害、肝機能障害などの副作用があります。

注意

フィナステリド・デュタステリド共に女性への使用は原則認められていません。皮膚から吸収される恐れもあるため、女性の方が直接触れないように注意を促し保管してください。妊娠中・授乳中の場合は子供への影響も考えられます。

育毛・発毛治療薬

血行を促し栄養を届けて毛母細胞を活性化し、発毛を促す治療薬

ミノキシジル外用薬

ミノキシジルは毛母細胞の活発な分裂により増殖させるうえ、ヘアサイクルを元に戻す作用があるので発毛促進が期待できます。
フィナステリドが飲めない男性や使用できない女性におすすめです。
昨今は、フィナステリドやデュタステリドとミノキシジル外用薬を併用するのが標準治療とされています。

副作用

頭皮のかゆみ・かぶれ(敏感肌の方)

ミノキシジル内服薬

ミノキシジル内服薬は、血中より作用するためミノキシジル外用薬よりも浸透率が高く、効果が実感しやすくなります。

副作用

多毛症、低血圧、むくみ、頭痛、めまい、動悸、息切れなど

注意

ミノキシジル内服薬は現在、国内未承認薬です。副作用もありますので、必ず医師の指導のもと適切に服用してください。

ミノキシジルの効果を実感するまでには、6カ月程度かかります。

発毛・増毛治療

発毛・育毛メソセラピー

メソセラピーとは、注射などによって薬液を直接注入する医療行為全般を言います。
AGAにおいては、発毛成長因子など発毛効果の高い有効成分を頭皮に注入することで薄毛の改善を図ります
持病や体質が原因で内服薬を使用できない方にも有効で、内服薬に比べ副作用が少ないというメリットがあります。
また内服薬と併用することで内服治療の補助をし、内服薬のみの治療よりも早く発毛効果が実感できるので、治療期間を短縮したい方におすすめです。

HARG療法

HARG療法は「成長因子」を頭皮に直接注入する「毛髪再生医療」で、医療機関でのみ治療が認められている発毛・育毛療法です。性別にかかわらず育毛と増毛を可能にします。
しかし、髪の再生を促す治療法であり、AGAの原因の男性ホルモンを抑制するわけではありません。そのため男性ホルモンの影響が強い場合は「プロペシア」や「ミノキシジル」の併用が必要になります。
HARG療法は、効果が実感できるまでに治療回数と時間がかかりますが、高い発毛率を誇り副作用のない、絶大な効果がある治療法と言われています。

※プロペシアとは、「フィナステリド」の有効成分を主成分とした日本初のAGA治療薬

自毛植毛

「発毛」も「育毛」もヘアサイクルを正常に戻し、血行を改善し栄養を行き渡らせ、成長を促すという点では一緒で、治療法はそう変わりません。
ですが、厳密な意味での発毛治療は自毛植毛です。

自毛植毛は、側頭部・後頭部の元気な髪の毛を毛根ごと(頭皮)を採取し、頭頂部や額の生え際に移植する治療です。
側頭部・後頭部の毛髪は男性ホルモンの影響を受けにくく、移植した場合もその性質そのままで発毛するのでフサフサが蘇ります。

AGAは完治する?

AGAは主要原因やメカニズム、進行のパターンやレベルなど、解明されつつはありますが、まだ明らかになっていない部分も多々あります。
現在医学ではAGAを「完治」させることは難しいと言えます。
ですが、AGAは治療で改善が可能です!

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