【ロードバイク】安いパワーメーターのおすすめ8選|コスパよく効率的なトレーニング

おすすめのパワーメーター

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ロードバイクで使用する、安いパワーメーターの解説記事です。

パワーメーターがあれば、踏力を正確に把握することができるため、さまざまなトレーニングに活用することができます。

この記事では、人気の4iiiiの製品、中華製のもの、外付けは可能か、ペダル型とクランク型の違いなどの様々な疑問に答えています。

パワーメーター選びの参考にしていただければ嬉しいです。


2台の自転車
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パワーメーターとは?使うメリットはある?

夕日とロードバイク
パワーメーターとは、ペダルを踏み込む力をセンサーで正確に測定し、ライディング時における様々なデータを計測できるパーツです。

ペダル型やクランク型など、様々な形態のパワーメーターがあります。

かつてはレースをやっている方がトレーニング用途で使うことが多かったのですが、近年では、一般のユーザーも、自身のライディングの特徴やくせなどを把握するために使用する方が多くなっています。

また、十分な性能を持ちながらコスパに優れた製品もとても増えています。

パワーメーターを使って効率的なトレーニングをする方法

大自然の中をロードバイクで走る
パワーメーターを使った効率的なトレーニングをするためには、人間が自転車に与える力を単位として表す必要があり、その単位を「w(ワット)」と呼びます。

「1w(動力)=1kg(体重)」で計算され、自分がどれくらいの力でペダリングできるのかを正確に測ることができます。

一般的によく使われるメニューとして、「250wで10分×2セット」などのメニューを決めてトレーニングをすることにより、体調変化や風向きなどで変わる心拍数を確認しながらトレーニングをすることが可能になります。

その結果、定量的なトレーニングができるようになることで、オーバートレーニングを防いだり、その日の体調や気分に左右されずにコンディション管理もやりやすくなります。

参考
パワーメーター:パワーメーターを使うトレーニングの方法CANYON JP

パワーメーターの種類

道路
パワーメーターの主な3つの種類を解説します。

クランク型

ロードバイクのクランクアーム部に装着して使用するタイプのパワーメーターです。両側がセットになっているものや、左アームだけ後から取り付けるタイプのものなど、様々なタイプがあります。

価格帯も比較的安い製品も多く、とても人気の高いタイプのパワーメーターです。

クランクアームの歪みを正確に計測することで、パワーを測定しています。

ペダル型

ペダル型パワーメーターは、ペダル自体にパワーメーターを内蔵した製品で、足で直接踏み込む力を計測するため、精度が高いのが特徴です。

また、装着方法もペダルを交換するだけなので簡単に脱着可能で、複数の自転車で交換しながら使うことも可能です。

片足計測タイプと両足計測タイプがあり、クリートの種類などにより対応できるブランドが変わってくるので、購入前に確認が必要です。

ハブ型

ハブ型パワーメーターは、パワータップ社の製品が特に有名で、パワーメーターの黎明期より長い間親しまれています。

高い耐久性と計測性能をもち、ホイールに初めから組み込まれているので、自転車ごとに付け替える必要がなく、ホイールを交換するだけで使い回すことが可能です。

本格的なトレーニングやレースに向けての練習にも最適で、根強い愛好家が多いタイプのパワーメーターです。

パワーメーターのおすすめメーカー一覧

ロードバイク
パワーメーターのおすすめメーカー4つと特徴や評価を解説します。

4iiii

4iiii(フォーアイ)は、1999年にカナダで創業された、パワーメーターを中心に展開するスポーツテクノロジーメーカーです。

3次元でクランクの歪みを測り、曲げや引き、ねじれなどを正確に測定することにより、+/-1%のデータ精度でパワーを測定できる製品を作っています。

クランク型パワーメーターがメインで、コスパに優れた製品を作っており、世界中で高い人気を誇ります。

GARMIN

Garmin(ガーミン)は、1989年にアメリカ合衆国で創業された、GPS/GNSS機器のメーカーです。

コンパクトで使いやすいGPSレシーバーなどが世界的に人気になり、eTrexなどがスタンダードな製品として幅広い人気を獲得しています。

パワーメーターにおいては、使いやすいペダル型の製品を複数リリースしており、高い人気を誇っています。

AROFLY

AROFLYは、世界のスポーツ用品業界で40年以上の実績を持つメーカーです。

一般的なパワーメーターと異なり、特許取得済みの動的圧力変動技術とアルゴリズムのデータを使用した、小型でシンプルな製品をリリースしています。

比較的高価な製品が多いパワーメーターの中では、最強のコスパを持つ製品を作っている会社です。

Magene

Magene(マージーン)は、中国の企業で、インテリジェンスなスポーツソリューションを提供するハイテク企業です。

サイクルスポーツ機器のソフトウェアおよびハードウェアの、研究、製造、販売を行っています。

低価格ながら精度の高いクランク型両足計測パワーメーターを販売しており、世界中で高い人気を誇っています。

安いパワーメーターの選び方

ロードバイクのヘルメット
安いパワーメーターの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

パワーメーターのタイプで選ぶ

パワーメーターの選び方で最も重要なのは、ペダル型やクランク型などのタイプの中から自分に合った製品を選ぶことです。

他にも、ハブ型やバルブ型などのタイプの製品もありますが、最も一般的に使われているのがペダル型とクランク型です。どちらのタイプもパーツを交換するだけで使用することができるため、比較的簡単に使い始めることができます。

バッテリーの種類で選ぶ

パワーメーターには、ペダル型、クランク型、ともに、充電が可能なバッテリーが内蔵されているタイプと、電池を使用して自分で交換することができるタイプがあります。

充電式は、あらかじめバッテリーが内蔵されているので、電池を用意する必要がありません。また、長時間使用できるタイプの製品も多いです。

電池式は、簡単に電池を交換することが可能で、気軽に使用したい場合におすすめです。また、バッテリーの劣化を気にしなくていいのもメリットです。

メーカーから選ぶ

パワーメーターは、比較的高額な製品が多く、精密な製品のため、信頼性の高いメーカーの製品から選びたいと考える人は多いと思います。

近年では、コスパの高い製品であっても、高い信頼性と精度を持った製品が複数販売されています。特に人気の高い、4iiiiの製品などは、数年前では考えられないような高いコスパの製品をリリースしています。

【ロードバイクに】おすすめの安いパワーメーター8選

評価基準
使いやすさクランク型やペダル型など、タイプ別の使い勝手の良さを総合的に判断し星5つで評価
機能性パワーメーターのタイプ別の電源の違いや細かな機能性の違いなどを総合的に判断して5段階で評価
コスパクランク型、ペダル型などのタイプの違い、また、片足計測、両足計測などの計測方法の違いなども踏まえて、総合的なコストパフォーマンスの良さを5段階で評価

AROFLY X-Elite A1 (デラックスモデル) パワーメーター

種類GPS搭載サイクルコンピュータ付きパワーメーター(バルブ取り付けタイプ)
重量11g / 9g(アダプター無し)
バッテリータイプ充電式
バッテリー稼働時間
スマホ連携(アプリ)×
付属品ケイデンスセンサー:38x26x10mm 9g / 8g(ラバータイ無し)、Elite GPS バイクコンピュータ : 90x60x16mm 79g、コンピュータマウント:34g (アタッチメント部はGarminコンピュータと同形)、充電用 Micro USBケーブル
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
機能性
(3.5)
コスパ
(5.0)
ポイント
  • 専用設計のGPSテクノロジーを採用し、8つのディスプレイモードを搭載
  • タイヤのバルブに取り付けるタイプのシンプルなパワーメーター
  • ケイデンスセンサー付きで、左右のペダルバランスを見ることが可能
気になるポイント
  • 価格の割に製品の質感が低いという書き込みがあります。
こんな人におすすめ
コスパ最強のシンプルなパワーメーターを探している方におすすめ

4iiii PRECISION (コインバッテリー仕様)パワーメーター シマノR9100 左クランクのみ (175)

種類クランク型
重量‎290 g
バッテリータイプコイン電池式
バッテリー稼働時間100+時間
スマホ連携(アプリ)×
付属品
評価・レビュー
使いやすさ
(4.5)
機能性
(4.0)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • 状態を表すledライト付きで、さまざまな情報が確認できる
  • シマノクランクの左側だけの交換で簡単に装着可能
  • パワーセンサーの中にケイデンスセンサーも装備
気になるポイント
  • キャリブレーションがめんどくさいという書き込みがあります。
こんな人におすすめ
片足計測のシンプルなクランク型パワーメーターを探している方におすすめ

ガーミン Rally XC100 シングルセンサー ブラック Android/iOS対応【日本正規品】

種類ペダル型
重量451 g
バッテリータイプLR44/SR44(×4) or CR1/3N(×2)
バッテリー稼働時間最大120時間
スマホ連携(アプリ)×
付属品Rally XC100(両ペダル)、SPDペダル用クリートセット×2個、クリート用ネジ×4個、ワッシャー×2個
評価・レビュー
使いやすさ
(4.5)
機能性
(4.0)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 片側センサーを搭載した、SHIMANO SPD対応のパワーメーター
  • 簡単に装着が可能で、別の自転車にも簡単に付け替えられる
  • ペダル型でSPDにも対応した使いやすい製品
気になるポイント
  • 使用中にペダルから異音が生じたという書き込みがあるので気になる方は注意が必要。
こんな人におすすめ
SPDに対応したペダル型パワーメーターを探している方におすすめ

SRAM Rival AXS 左足パワーメーター ブラック 170mm

種類クランク型
重量725.75 g
バッテリータイプ単4リチウム電池
バッテリー稼働時間約400時間
スマホ連携(アプリ)×
付属品
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
機能性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • DUB-PWR スピンドルベースのユニットにより正確な数値を測定可能
  • エレガントな一体型デザインを採用し、様々な自転車にマッチする
  • ユーザー自身での交換が可能なリチウム単4電池を使用
気になるポイント
  • 数値の精度が低いことがあるという書き込みがあるので確認が必要。
こんな人におすすめ
コスパ最強で使いやすいクランク型パワーメーターを探している方におすすめ

4iiii PRECISION 3(コインバッテリー仕様) パワーメーター シマノ R9200 左クランクのみ

種類Gクランク型
重量318 g
バッテリータイプコインバッテリー式
バッテリー稼働時間800時間
スマホ連携(アプリ)
付属品
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
機能性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • Shimano(シマノ) R9200 DURA-ACEにマッチする
  • クランクの歪から、+/-1%の精度でのパワー測定が可能
  • 様々な状態を表すledライトが付属した使いやすい設計
気になるポイント
  • 毎回キャリブレーションをしなければいけないのは面倒という声があります。
こんな人におすすめ
R9200にマッチしたクランク型パワーメーターを探している方におすすめ

GARMIN ガーミン ラリー Rally RS100 R pedal

種類ペダル型
重量326g
バッテリータイプ電池式
バッテリー稼働時間最大120時間
スマホ連携(アプリ)
付属品
評価・レビュー
使いやすさ
(4.5)
機能性
(4.5)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 片側センサーを搭載した、SHIMANO SPD-SL対応パワーメーター
  • 普通のペダルのように取り付けが可能で、別の自転車への取り付けも簡単
  • スピード、パワー、ケイデンスなどを正確に測定
気になるポイント
  • 表示スピードが少し遅いという書き込みがあるので、気になる方は確認が必要。
こんな人におすすめ
シマノのSPDに対応した、高精度な片足計測のペダル型パワーメーターを探している方におすすめ

ファベロ(Favero) Assioma UNO ブラック 94mmx96mm

種類ペダル型
重量センサーを含む総ペダル重量 151.5g
バッテリータイプ充電式
バッテリー稼働時間50時間
スマホ連携(アプリ)
付属品専用赤色クリート2個(フロート角6度)、8mm六角レンチ1本、ペダルワッシャ4個、充電アダプター、充電用コード、充電用コネクター、取扱説明書、保証書
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
機能性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • ペダル型のため簡単に自転車への取り付けが可能
  • 左側のみにセンサーを搭載したシンプル設計
  • IAV(Instantaneous Angular Velocity)テクノロジーにより正確な測定が可能
気になるポイント
  • しばらく使っていると充電端子の調子が悪くなってしまうという書き込みがあるので気になる方は注意が必要。
こんな人におすすめ
コスパがよく使いやすいペダル型パワーメーターを探している方におすすめ

GEN 3ステージパワーL | ULTEGRA R6800 – 172.5mm

種類クランク型
重量20g
バッテリータイプコイン電池式
バッテリー稼働時間200時間
スマホ連携(アプリ)×
付属品
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
機能性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 高いケイデンスの解像度があり、正確な測定が可能
  • IPX7の高い防水性能のにより安心して使用することができる
  • 工具不要で簡単にバッテリー交換が可能な新設設計
気になるポイント
  • R6800 用なので注意が必要という書き込みがあります。
こんな人におすすめ
ULTEGRA R6800用のパワーメーターを探している方におすすめ
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ぐーちょ

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安いパワーメーターの重要ポイントまとめ

安いパワーメーターの重要なポイントは以下の3つです。

  • ペダル型やクランク型などのタイプの中から自分に合った製品を選ぼう
  • 安い製品の中にも精度が高く使いやすいパワーメーターはたくさんある
  • 電源の種類や、片足、両足計測、など、細かなスペックにも注目して選ぼう

この記事を書いたライターからのコメント

パワーメーターというと、少し前までは、本格的にレースに参戦している人が使うものという感覚がありましたが、最近では価格も手頃になり、様々な方が使用するようになりました。

パワーメーターがあると、自分の体力を正確に判断できるため、様々なトレーニングや、健康維持にも役立てることができるようになります。

簡単に装着できる製品も複数あるため、ロードレーサーに乗る方にはぜひ試してみてほしい製品です。

アトキ loading=
ライター:アトキ

設計事務所やサイン看板製作会社などに勤務後、フリーランスとして、幼少の頃から続けている趣味のことについて書いている趣味人ライターです。好きなことは、音楽(ロック、シティポップ、クラシック)、オーディオ(ピュアオーディオを中心に全般)、自動車(小さな車が特に好き)、自転車(ミニベロ、クロモリロードなど)、釣り(フライフィッシング、ナマズ、淡水小物釣り)など。埼玉県在住。


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