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カメムシが付着したままの洗濯物を取り込んでしまうと、家の中にカメムシを侵入させることになります。カメムシはゴキブリなどと並んで、迷惑な害虫ランキングで上位に入る嫌われ者です。
カメムシをベランダに寄せ付けないための効果的な予防対策として、植物に防虫ネットをかけたり、洗濯物の近くに忌避剤を設置するのがおすすめです。
それでもカメムシがベランダに侵入してくるようなら、次の対策としてすべきことはカメムシを駆除することです。
駆除する方法としては、スプレータイプの殺虫剤を使用するのが簡単で便利です。
殺虫剤を選ぶ際は、カメムシ駆除に効果的な成分が入っているかに注意しましょう。また、ペットに有害な成分が入っている殺虫剤は避けるのがおすすめです。
カメムシが家の中に侵入して来ないように、窓の隙間にカメムシが苦手な香りのハーブタイプの殺虫剤を塗るのも効果的です。
費用がかからない方法としては、ペットボトルを活用したカメムシ対策もおすすめです。
日本ではなぜカメムシが大量発生するのか、カメムシが発生しやすい時期などにも注意して対策しましょう。
カメムシはなぜベランダに大量発生する?
カメムシがなぜベランダに大量発生するかは、カメムシの産卵サイクルと大きく関係しています。
カメムシは梅雨の前後である5月下旬から8月あたりまでの時期に産卵する性質があり、その時期のベランダはカメムシにとって快適なことがベランダにカメムシが大量発生しやすい理由でしょう。
カメムシは産卵の際に数十個の卵を卵塊(らんかい)と呼ばれる塊として産み付けるので、その年はベランダにそれほど発生しなくても、翌年には大量に発生する可能性があります。
特にカメムシの卵をよく見かけるのがベランダの壁、洗濯物、プランター菜園で育てているトマトやピーマンなどの葉の裏側です。
これらの場所でカメムシが大量発生するのは、カメムシは日の当たりが良くて、暖かい場所を好むからでしょう。
ベランダの洗濯物にカメムシがついている場合、どうすれば良い?
ベランダの洗濯物にカメムシがついているならば、決して潰さないように注意しながらガムテープなどで除去します。
取り除いた卵をそのままにしておくと、卵が孵化して大量発生につながる危険があります。カメムシの卵は1匹が孵化すると、他の卵も次々と孵化するからです。
もしも、卵が孵化してしまったら、被害を最小限で抑えるために、除去したカメムシをビニール袋などに密閉してから処分します。
カメムシに卵を産ませないことや、卵を孵化させないこともカメムシ対策として効果的です。洗濯物を取り込む際には、洗濯物の表面や内側をよく確認して室内にカメムシを侵入させないように注意しましょう。
賃貸の場合、カメムシ対策としてベランダに防虫ネットを勝手に張るのはNG!?
防虫ネットはカメムシからの被害を軽減できるメリットがあるものの、賃貸物件のベランダに勝手に張るのは絶対にやめた方がいいです。
防虫ネットをベランダに固定するために使用した接着糊が壁に残るなど、賃貸物件に損害を与える可能性があるので、必ず大家さんの許可を取りましょう。
現在の賃貸物件では、マンションでもアパートでも、管理会社が間に入ってることが多いのです。防虫ネットを張りたいなら、まずは管理会社に連絡して大家さんから許可を取る必要があります。
退去時に原状回復できる範囲であれば、許可される可能性があるものの、何の許可も取らずに勝手に防虫ネットを張った場合、退去時に高額な修繕費用を請求される可能性があります。
ベランダのカメムシ対策一覧
ベランダのカメムシ対策7つを解説します。
- ベランダの植物に注意する
- 忌避剤を活用する
- ペットボトルでトラップを作る
- 白い洗濯物に注意する
- ベランダの雑草や落ち葉を掃除する
- 凍結スプレーを活用する
- 殺虫剤で駆除する
ベランダの植物に注意する
カメムシは野菜や果物などのさまざまな種類の植物に卵を産み付けるので、ベランダには植物を置かないことがカメムシ対策になります。
ベランダに鉢植えやプランターを置くなら防虫ネットを被せたり、忌避剤を植物の近くに置いてカメムシを寄せ付けないための対策が必要です。
ベランダに植物を置くならば、カメムシが嫌いなハーブ系の植物を置くのがおすすめです。植物の栽培を楽しみながら、カメムシ対策にもなるので一石二鳥のメリットがあります。
忌避剤を活用する
ベランダなどのカメムシ対策として開発されたのが忌避剤です。忌避剤をベランダに吊るしたり、窓に貼っておけば、カメムシを寄せ付けない方法として効果的です。
忌避剤には殺虫成分が含まれていないため、小さい子供やペットがいても安心です。
忌避剤の成分として、カメムシが嫌いな天然ハーブや唐辛子エキスなどが使用されているので、忌避剤の活用でカメムシの大量発生を防ぎ、家への侵入を予防できるでしょう。
ただし、忌避剤には殺虫剤のような駆除効果はないので、カメムシを駆除したいならば、殺虫剤と併用するのがおすすめです。
ベランダや家にカメムシを寄せ付けないために忌避剤を設置し、カメムシ駆除のための対策としては殺虫剤を活用するのが効果的です。
ペットボトルでトラップを作る
ペットボトルを活用すれば、無料でカメムシ用のトラップを作れます。カメムシは逃げるときに下に向かう習性があるので、それを利用したペットボトルのトラップが効果的なカメムシ対策になります。
ペットボトルさえあれば、無料で作れるのもメリットです。
作り方はまず、ペットボトルの上部3分の1ほどをカットし、口をつける部分を下に向けて、ペットボトルの残りの部分に合わせてテープで固定するだけの簡単な方法です。
白い洗濯物に注意する
カメムシは白い物に惹かれる性質があり、白色の洗濯物が狙われやすいので、白色の衣類などは外で干すのはやめて室内干しにするといいでしょう。
日光に当てて乾かしたいなら、黒色のネットに入れて干せば、カメムシが寄り付きにくくなります。
それでもカメムシが洗濯物に付くときは、決して叩いたり刺激したりせずに静かに払うようにして落とします。カメムシは刺激されると防御本能が働いて、悪臭をまき散らすからです。
ベランダの雑草や落ち葉を掃除する
ベランダでガーデニングをしている場合、雑草や落ち葉があるような環境になりがちです。そんな環境はカメムシにとって最高であるため、カメムシを大量発生させる原因になります。
ベランダにはハーブのようにカメムシが嫌う植物だけを置くようにすれば、カメムシ対策としては万全であるものの、ベランダでガーデニングを楽しみたい人には物足りないでしょう。
その場合は最低限でも、雑草や落ち葉を放置せずに、こまめに掃除するのがおすすめです。
凍結スプレーを活用する
凍結スプレーはマイナス85℃などの凍結温度で瞬間的にカメムシを凍結させるので、凍結している間にカメムシを処分することができます。
凍結スプレーで注意すべきことは、カメムシを単に凍結させているだけで、それだけでは駆除できないことです。
瞬間的に凍結させても、時間が経てばまたカメムシが動き出してしまうので、その前に確実に処分する必要があります。凍結スプレーでカメムシの動きを止めて殺虫剤で駆除する方法もあります。
殺虫剤で駆除する
凍結スプレーを使わずに殺虫剤で確実に駆除するのも効果的なカメムシ対策です。殺虫剤を選ぶ際には、カメムシを駆除できるタイプの殺虫剤かを確認するのがおすすめです。
ゴキブリ用の殺虫剤でも、カメムシの駆除にはそれほど効果がない場合があるので、カメムシ専用の殺虫剤を選ぶのがより確実でしょう。
カメムシ専用の殺虫剤にはスプレータイプの他、窓や網戸などのカメムシが通る場所に刷毛で塗るタイプもあります。
【スプレーなど薬剤】ベランダのカメムシ対策グッズのおすすめ5選
イヤな虫キンチョール 駆除 浸入 防止 450mL 殺虫剤 スプレー
サイズ(幅×奥行×高さ) | 73×65×225mm |
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内容量 | 450mL |
主成分 | ピレスロイド(d-T80-フタルスリン、シフルトリン) |
原産国 | 日本 |
カメムシ以外の適応害虫 | ハチ、ヨコバイ、ウンカ、ゲジゲジ、ワラジムシなど34種類 |
その他 | 1個入り |
- 2ウェイノズルで狭い隙間に隠れたカメムシを簡単に駆除できて便利
- 殺虫成分に速効性が高いd-T80-フタルスリンと残効性が高いシフルトリンを配合
- カメムシなどの害虫に直接噴射するだけでなく、通りに道にスプレーすれば駆除効果抜群
- 噴射しても数日後には害虫が発生するので、効果がわかりにくという声があります。
- しばらくスプレーし続けないと駆除できないのが物足りないという声があります。
参考
イヤな虫キンチョール | その他不快害虫用KINCHO ~昔も今も品質一番~ 大日本除虫菊株式会社
虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ 360mL
サイズ(幅×奥行×高さ) | 96×61×203mm |
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内容量 | 360mL |
主成分 | シフルトリン(ピレスロイド系) |
原産国 | 日本 |
カメムシ以外の適応害虫 | ガ、ユスリカ、羽アリ、ウンカ、ヨコバイなど多数 |
効果持続目安 | 約2.5ヶ月 |
- 1本のスプレーで網戸20枚分、カメムシの侵入を防げる殺虫剤
- 直接カメムシにスプレーして駆除するのにも使える効果抜群の殺虫剤
- 天然成分が使用されているので、ペットや子供がいる場所でスプレーしても安全
- 水性なので、雨が降るとすぐに忌避剤としての効果がなくなるという声があります。
- ガラス窓に吹き付けると白残りして汚く見えるという声があります。
参考
虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ 360mL | 虫ケア用品(殺虫剤・防虫剤) | 製品情報アース製薬
フマキラー ゴキブリ 対策 スプレー 超凍止ジェット 除菌プラス 230mL
内容量 | 300mL |
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商品タイプ | 高圧ガス(HFO-1234ze・DME) |
カメムシ以外の適応害虫 | ムカデ、カメムシ、クモ、ヤスデ、ゲジ、ダンゴムシ、アリ、ガ、ケムシ |
その他 | -85℃の超冷気 |
- 角度が広いノズルが逃げるカメムシなどの害虫を素早いスプレー噴射で逃がさない
- 降下温度-85℃の驚異的な冷却効果でカメムシなどの害虫の動きを素早く止める
- ニオイやべたつきが残らないので、時期を問わず室内で使用しても気にならない
- カメムシにしばらくスプレーし続けないと止められないという声があります。
- 動きを止めるだけで、害虫を駆除できない点が物足りないという声があります。
参考
凍殺ジェット 300ml|殺虫剤|フマキラー製品情報サイトフマキラー株式会社
サイベーレエアゾール 速乾性殺虫スプレー カメムシ駆除 420mL
内容量 | 420mL |
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主成分 | β‐シフルトリン(ピレスロイド系化合物) |
カメムシ以外の適応害虫 | ムカデ・ヤスデ・ダンゴムシ・アリ・クモなど の徘徊性害虫から、コバエ成虫・蛾類・甲虫類などの飛翔性害虫 |
- 速乾性があるので、スプレーした窓などの散布面がベタつくことがない
- アルコール成分なので、窓ガラスを曇らせることなくスプレーできて便利
- 窓ガラスやサッシや戸袋の中に吹き付けておくと、カメムシの侵入を防げる
- 量が少なくて、すぐになくなってしまうのが困るという声があります。
- カメムシが多く発生する時期には対応しにくいという声があります。
参考
サイベーレ0.5SC / サイベーレエアゾール|環境機器サイベーレ
カメムシ博士 1000mL カメムシ対策 カメムシ駆除 害虫駆除 塗布
内容量 | 1000mL |
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1箱重量 | 1.14kg |
主成分 | パーメスリン |
カメムシ以外の適応害虫 | カメムシ専用 |
その他 | 一般ユーザー向け |
- 付属の刷毛で網戸などに塗るだけで、ベランダからカメムシが家に侵入するの予防できる
- 本剤の殺虫成分を吸い込んだカメムシの神経を破壊して効果的に駆除できる
- 害虫駆除のプロにも使用されているほどの確実な害虫駆除能力は信頼性抜群
- 刷毛で網戸に塗ることと、カメムシの死骸を掃除が面倒だという声があります。
- 効果の持続時間がちょっと短いのが物足りないという声があります。
【ハーブなど植物】ベランダのカメムシ対策グッズのおすすめ2選
スイートバジル 3個セット ハーブ苗9~10.5cm 品種で選べるハーブ苗
商品タイプ | ハーブ |
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使用場所 | 屋外用 |
色 | グリーン |
予想開花時期 | 夏 |
- ベランダのちょっとしたスペースでも簡単に栽培できて、カメムシ対策にも効果的
- 日当たりの良い場所を使えば、初心者でも簡単に栽培できるハーブとして人気がある
- ベランダで栽培すれば、カメムシの発生を予防できる害虫対策としても効果的
- 1ヶ月くらい頑張ったけものの、枯れてしまったという声があります。
- 見本の画像と比べて貧弱なハーブだったという声があります。
ハーブ苗 アロマティカス 2個セット 品種で選べるハーブ苗/9cmポット
使用場所 | 屋外用 |
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色 | グリーン |
予想開花時期 | 秋・冬 |
必要事項 | 要湿気・適度な水やり |
- ハーブの葉がびっしりと密度に濃いため、カメムシの侵入を防ぐ方法として効果的
- 日本での乾燥しやすい時期にも強く、カメムシなどの害虫がつきにくい
- 植物の栽培に慣れていない人でも管理しやすいハーブとして人気ランキングの評価も高い
- ゴキブリにはあまり効果がなかったという声があります。
- 期待したほどにはハーブの香りが強くなかったという声があります。
【その他】ベランダのカメムシ対策グッズのおすすめ2選
家庭化学 カメムシ いやよ 20g×5個
内容量 | 20g |
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商品タイプ | カメムシ忌避剤 |
効果持続期間 | 約2ヶ月 |
主成分 | ヨモギエキス、唐辛子エキス、シリカ |
カメムシ以外の適応害虫 | カメムシ専用 |
その他 | 5袋入り |
- カメムシが発生するベランダなどの場所にぶら下げればいいだけのカメムシ忌避剤
- 天然の植物精油や唐辛子エキスなどの天然成分が配合され、殺虫成分を含まない忌避剤
- カメムシが嫌がる忌避成分がマイクロカプセル特殊コーティングされている
- 効果はあるけど、期待したほどではなかったという声があります。
- 設置してから1週間ほどでカメムシがまた発生したという声があります。
アースガーデン カメムシよけ撃滅 貼るタイプ 2個入
商品タイプ | 貼る忌避剤 |
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主成分 | ハーブに含まれる有効成分 |
成分特徴 | 化学殺虫成分不使用 |
効果持続期間 | 約3ヶ月 |
設置の目安 | 1つの窓に1~2個 |
カメムシ以外の適応害虫 | カメムシ専用 |
その他 | 2個入 |
- 化学殺虫成分不使用で、子供やペットがいる場所でも安心して使用できる
- 約3ヶ月間、ベランダからカメムシが家に侵入するのを防ぐ効果的な忌避剤
- ハーブに含まれる有効成分や香りがベランダに発生するカメムシを家に侵入させない
- 窓に貼り付けても、それほど効果を感じなかったという声があります。
- もう少し頑丈に貼り付けられたらもっと良いという声があります。
参考
アースガーデン カメムシよけ撃滅 貼るタイプ 2個入 | 園芸用品 | アース製薬 製品情報アース製薬
ベランダのカメムシ対策の重要ポイントまとめ
ベランダのカメムシ対策の重要なポイントは以下の3つです。
- 日本でカメムシがベランダで大量発生する可能性がある時期は4月から10月
- 殺虫剤がカメムシを駆除するのに対して、忌避剤はカメムシを寄せ付けない
- スプレータイプの殺虫剤がカメムシの駆除には簡単で便利
- ペットボトルを使ったトラップは無料で作れて便利なカメムシ対策
- カメムシはハープの香りを嫌うので、ベランダでハーブを栽培するのがおすすめ
- 殺虫剤を選ぶときにはカメムシを駆除できる成分が入っているかに注意する
- ノズルタイプの殺虫剤なら、狭い隙間に逃げん込んだカメムシも駆除しやすい
- ベランダの植物にネットをかけることもカメムシ対策として効果的
- 殺虫剤や忌避剤を選ぶときは植物やペットに無害なタイプを選ぶのがおすすめ
この記事を書いたライターからのコメント
カメムシ対策として効果的な忌避剤には便利なスプレータイプを始めとして、煙タイプ、吊り下げタイプが発売されています。
これらの忌避剤にはカメムシが苦手としているハーブの香りや成分が配合されているので、カメムシをベランダや家に寄せ付けない効果があります。
しかし、忌避剤はあくまでもカメムシを寄せ付けないだけであって、殺虫剤のように駆除する効果はありません。
そのため、カメムシがベランダに大量発生したような場合には忌避剤だけではもの足りないかもしれません。
忌避剤でカメムシを洗濯物や植物に寄せ付けないように使用しながら、カメムシが実際に発生したときには、強力なスプレータイプの殺虫剤で駆除するといいでしょう。
忌避剤と殺虫剤を必要に応じて使い分けるのが、効果的なカメムシ対策としておすすめです。
ライター:ほうじ茶
東京都在住。海外を含め、20回以上の引っ越し歴があります。書籍や広告媒体の印刷デザイン歴が長く、機械系の設計もやっていました。引っ越し歴が多くて、いろいろな土地に訪れている割に旅行が好きなわけではなく、ほぼ東京から出ません。趣味は筋トレと街歩きです。変化が早い東京の街並みを楽しんでいます。