節水したいならドラム式【おすすめの安いドラム式洗濯機9選】

おすすめの安いドラム式洗濯機

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この記事のテーマは、安いドラム式洗濯機です。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機と比べて全般的に値段が高いのが難点です。一方で、衣類が痛みにくい、節水性が高い、乾燥機能に優れるというような長所もあります。

コスパの良い製品を紹介していますので、ドラム式洗濯機の購入を検討されている方は参考にしてください。


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ここをチェック!あると便利なドラム式洗濯機の機能・特徴

ぬいぐるみを洗濯する犬
ドラム式洗濯機の注目したい機能・性能は、以下の3つです。

  • 乾燥機能
  • 洗剤・柔軟剤の自動投入機能
  • 自動お掃除機能

乾燥機能

ドラム式洗濯機には、乾燥機能を搭載した製品が多いです。ドラム式の洗濯乾燥機は、洗濯物を持ち上げて落とすため、乾燥時に温風が衣類全体に届きやすく、しっかり乾燥できます。

またドラム式洗濯乾燥機には、ヒートポンプ式という除湿した温風で衣類を乾かす製品があります。低温の風で乾かすことができるので、高温の風で乾かすヒーター式よりも、衣類に優しく省エネです。

洗剤・柔軟剤の自動投入機能

洗剤や柔軟剤を適切な量、適切なタイミングで投入してくれる機能です。毎回計量して投入する手間がなくなりますし、洗剤などの使い過ぎも防げます。

乾燥機能を搭載したドラム式洗濯乾燥機なら、洗濯物を洗濯機に入れてボタンを押すだけで、後は自動的に洗濯が終わります。洗濯にかかる手間や時間をできるだけ省きたい人におすすめの機能です。

自動お掃除機能

基本的にドラム式洗濯機は、洗濯をする度にドアパッキンの掃除が必要です。また乾燥機能付きの製品の場合は、乾燥フィルターの掃除も乾燥機能を使う度に必要になります。

自動お掃除機能が付いた製品なら、お手入れの手間を大きく減らすことができます。

自動で掃除できる範囲は製品によって異なりますし、自動で掃除ができる場合でも、お手入れが全く必要なくなるわけではありませんが、毎回のお手入れが週に1度や月に1度になれば、お手入れがかなり楽になります。

【迷ったらこれ】おすすめの安いドラム式洗濯機1選

評価基準
洗浄力が高い衣類の汚れをしっかり落とせる洗浄力の高い製品を高評価
乾燥機能に優れるしっかり乾く、シワになりにくいなど優れた乾燥機能を持つ製品を高評価
価格が安い実売価格が安い製品を高評価

アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機8.0kg/5.0kg HDK852Z

サイズ595×652×1065mm
重さ81kg
容量洗濯:8.0kg、乾燥:5.0kg
標準使用水量80L
乾燥
電圧AC100V
定格消費電力電動機:200W、温水用電熱装置:800W、温風用電熱装置:800W
運転音洗濯:約42dB、脱水:約44dB、乾燥:約44dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(4.5)
乾燥機能に優れる
(4.5)
価格が安い
(4.5)
ポイント
  • 洗濯容量8kgクラスの機種としては珍しい洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載した製品
  • 洗剤や柔軟剤の投入量は「標準、多め、少なめ」の3段階で設定可能
  • 温水洗浄も可能で、20℃・30℃・40℃・60℃に設定できる
気になるポイント
  • 同程度の容量のドラム式洗濯乾燥機としては、脱水時や乾燥時の騒音がやや大きめです。

「アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機8.0kg/5.0kg HDK852Z」の特徴

比較的小さな8kgクラスの機種では珍しい洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載した製品です。洗濯コースも12コースと豊富で、シワがつきにくい「ふんわりシワ取り(乾燥)」コースも搭載しています。温水で洗濯する際の水温も細かく設定できるので、設定温度を抑えれば省エネにもなります。

こんな人におすすめ
コンパクトでコスパが良いドラム式洗濯乾燥機で、洗剤自動投入機能付きの製品が欲しい人

【5万円~】一人暮らしにおすすめ!ドラム式洗濯機3選

ハイアール(Haier)9.0kg ドラム式洗濯機 JW-TD90SA

サイズ595×640×860mm
重さ78kg
容量9.0kg
標準使用水量71L
乾燥
電圧単相100V
定格消費電力230W
運転音洗い時:33dB、脱水時:48dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(4.5)
乾燥機能に優れる
(1.0)
価格が安い
(5.0)
ポイント
  • 搭載する機能を絞り、価格を抑えた「シンプルデザイン」の洗濯機
  • 服の繊維を傷めないように脱水時間と回転数を調節した「しわケア脱水」
  • 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載しているため、手間が省け洗剤の入れ過ぎも防げる
気になるポイント
  • 脱水時の振動が大きく、音が大きいという声があります。

「ハイアール(Haier)9.0kg ドラム式洗濯機 JW-TD90SA」の特徴

脱水機能を搭載していないシンプルな機能のドラム式洗濯機。服を傷めにくい「しわケア脱水」の機能があり、軽い汚れには短時間で洗う「15分快速コース」も搭載しています。洗剤や柔軟剤の自動投入機能もあり、シンプルながら使いやすい洗濯機です。

こんな人におすすめ
乾燥機能が必要なく、服を傷めずに洗うことができる低価格のドラム式洗濯機が欲しい人

アクア(AQUA)ドラム式全自動洗濯機 AQW-F8N

サイズ595×611×866mm
重さ約70kg
容量8.0kg
標準使用水量約65L
乾燥
電圧
定格消費電力電動機:150W、湯沸かし用電熱装置:600W、最大:750W
運転音洗い:約32dB、脱水:約44dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(4.5)
乾燥機能に優れる
(1.0)
価格が安い
(5.0)
ポイント
  • 落ちにくい黄ばみを落としやすくし、除菌もできる「お湯洗いコース」を搭載
  • 回してコース選択できるジョグダイヤルと視認性が高いLEDディスプレイが使いやすい
  • 浸透洗い、たたき洗い、もみ洗いの3ステップ洗浄で、ムラなくキレイに洗い上げる
気になるポイント
  • ジョグダイヤルが軽すぎて、少し当たっただけでずれてしまうという声があります。

「アクア(AQUA)ドラム式全自動洗濯機 AQW-F8N」の特徴

業務用洗濯機で培ったノウハウを活かした水平ドラムの洗濯機。水平ドラムのため、衣類が絡みにくく、ムラなく洗うことができます。お湯洗いもできて、ジョグダイヤルの操作性も良い製品です

こんな人におすすめ
コンパクトなサイズでお湯洗いもできる低価格のドラム式洗濯機が欲しい人

アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機8.0/3.0kg FLK832

サイズ595×652×1065mm
重さ80kg
容量洗濯:8.0kg、乾燥:3.0kg
標準使用水量80L
乾燥
電圧AC100V
定格消費電力電動機:200W、温水用電熱装置:800W、温風用電熱装置:800W
運転音洗濯:約42dB、脱水:約48dB、乾燥:約45dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(4.5)
乾燥機能に優れる
(4.0)
価格が安い
(5.0)
ポイント
  • 乾燥機能も搭載した低価格帯のドラム式洗濯乾燥機
  • 40℃と60℃の温水コースも含め、12コースの洗濯コースを搭載
  • 完全乾燥せずに乾燥運転を終了、シワを抑え柔らかく仕上げる「ふんわりコース」
気になるポイント
  • 乾燥時に大量の蒸気が出るという声があります。

「アイリスオーヤマ ドラム式洗濯機8.0/3.0kg FLK832」の特徴

乾燥機能も搭載した洗濯乾燥機としては低価格の製品です。洗濯コースが12コースあり、温水での洗濯も可能。完全乾燥をさせずに、タオル類をふんわり仕上げ、ワイシャツのシワも付きにくい「ふんわりコース」も搭載しています。

こんな人におすすめ
低価格の乾燥機能も搭載したドラム式洗濯機が欲しい人

【10万円~】コスパ最強!おすすめドラム式洗濯機5選

アイリスオーヤマ ドラム式洗濯乾燥機 8kg4kg CDK842

サイズ595×652×908mm
重さ72kg
容量洗濯:8.0kg、乾燥:4.0kg
標準使用水量80L
乾燥
電圧AC100V
定格消費電力電動機:200W、温水用電熱装置:800W、温風用電熱装置:800W
運転音洗濯:約42dB、脱水:約52dB、乾燥:約45dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(4.5)
乾燥機能に優れる
(4.5)
価格が安い
(4.5)
ポイント
  • 毛布コースや厚物衣類コースなど計12コースが選択可能
  • コースによっては、つけ置き洗いも選択可能で、頑固な汚れも落としやすい
  • 高さを抑えたコンパクトタイプで、水栓が低い場合も設置しやすく上部の空間を利用しやすい
気になるポイント
  • 縦型洗濯乾燥機と比べて綿埃が多く、毛玉ができやすいという声があります。

「アイリスオーヤマ ドラム式洗濯乾燥機 8kg4kg CDK842」の特徴

コンパクトタイプのドラム式洗濯乾燥機です。高さが低いので水栓の位置が低い洗濯機置き場でも設置しやすく、棚などを工夫すれば洗濯機の上のスペースを有効活用できます。

こんな人におすすめ
水栓の位置が低かったり上部に余裕がなかったりする場所にも置きやすい製品を探している人

シャープ(SHARP)洗濯機 ES-H10G

サイズ640×729×1114mm
重さ約68kg
容量洗濯:10kg、乾燥:6kg
標準使用水量洗濯:74L、洗濯~乾燥:96L
乾燥
電圧
定格消費電力洗濯280W、乾燥:1170W
運転音洗濯:約26dB、脱水:約37dB、乾燥:約41dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(4.5)
乾燥機能に優れる
(4.5)
価格が安い
(4.5)
ポイント
  • 高圧シャワーノズルから微細な水滴を噴射して繊維の奥まで浸透させるマイクロ高圧洗浄
  • すすぎの度に洗濯槽の裏側を自動で洗い流す洗濯槽自動お掃除機能を搭載
  • 衣類を乾燥させながら、プラズマクラスターで除菌・消臭ができる
気になるポイント
  • ドアのゴムパッキンに付着する繊維の掃除が面倒という声があります。

「シャープ(SHARP)洗濯機 ES-H10G」の特徴

繊維の奥まで水を浸透させるマイクロ高圧洗浄で、しっかり汚れを落とす製品です。普段着やおしゃれ着など衣類に合わせて選択できる3つのおすすめコースを搭載しています。自動お掃除機能も便利です。

こんな人におすすめ
しっかり汚れを落とすマイクロ高圧洗浄や除菌・消臭ができるプラズマクラスターに魅力を感じる人

日立(HITACHI)ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-SV120J

サイズ620×716×1065mm
重さ約81kg
容量洗濯:12kg、乾燥:6kg
標準使用水量洗濯:88L、洗濯~乾燥:約86L
乾燥
電圧100V
定格消費電力洗濯78W、乾燥:1250W
運転音洗濯:約34dB、脱水:約37dB、乾燥:約48dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(5.0)
乾燥機能に優れる
(5.0)
価格が安い
(4.0)
ポイント
  • 乾燥フィルターを無くし、大容量糸くずフィルタ―へ集約することで手入れの手間が月1回に
  • 高濃度の洗剤液を浸透させ、大流量で洗い流す「ナイアガラ洗浄」
  • 高速の風でシワを伸ばしながら乾燥させる「風アイロン」
気になるポイント
  • スマホとの連携機能がありますが、本体の電源を入れリモートボタンを押す操作が必要なので、全て遠隔で操作ができるわけではありません。

「日立(HITACHI)ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-SV120J」の特徴

乾燥フィルターが無くなって、手入れの手間が少なくなった製品です。大容量糸クズフィルターにホコリや糸クズが集まるので、約1ヶ月に1回の手入れで済みます。ナイアガラ洗浄や風アイロンといった洗濯物をキレイにシワが少なく洗う機能も搭載しています。

こんな人におすすめ
乾燥フィルターの手入れを乾燥の度に行う必要があるのを面倒に感じている人

東芝ライフスタイル(TOSHIBA)ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XM3L

サイズ645×722×1060mm
重さ約88kg
容量洗濯:12kg、乾燥:7kg
標準使用水量洗濯:約80L、洗濯~乾燥:約61L
乾燥
電圧AC100V
定格消費電力洗濯135W、乾燥:1190W
運転音洗濯:約32dB、脱水:約37dB、乾燥:約48dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(5.0)
乾燥機能に優れる
(5.0)
価格が安い
(4.0)
ポイント
  • 12kgの洗濯容量のドラム式洗濯乾燥機としてはトップクラスの7kgの乾燥容量
  • 約65℃の低音風で除湿しながらやさしく乾かすヒートポンプ除湿乾燥
  • 大流量のダブルシャワーを利用して糸クズを洗い流すドアパッキン洗浄
気になるポイント
  • デザインがシンプルすぎて、少しチープに感じるという声があります。

「東芝ライフスタイル(TOSHIBA)ドラム式洗濯乾燥機 ZABOON TW-127XM3L」の特徴

同程度の容量のドラム式洗濯乾燥機としては、乾燥容量が大きな製品です。多くの衣類の乾燥まで行いたい人におすすめです。ヒートポンプならではの低温での乾燥は衣類をふっくらと乾燥させますし、ドアパッキンの洗浄機能により手入れが楽なのも魅力です。

こんな人におすすめ
衣類をふっくらと乾燥させられて、手入れも楽なドラム式洗濯乾燥機が欲しい人

シャープ(SHARP)プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機 ES-G11B

サイズ640×728×1104mm
重さ約79kg
容量洗濯:11kg、乾燥:6kg
標準使用水量洗濯:84L、洗濯~乾燥:54L
乾燥
電圧100V
定格消費電力洗濯280W、乾燥:760W
運転音洗濯:約26dB、脱水:約37dB、乾燥:約40dB
評価・レビュー
洗浄力が高い
(5.0)
乾燥機能に優れる
(5.0)
価格が安い
(4.0)
ポイント
  • 高圧シャワーすすぎの機能により、衣類への洗剤残りを抑える
  • 乾燥フィルターや乾燥ダクトなど4つの自動お掃除機能を搭載
  • 騒音を抑えるDDインバーター採用で、夜間や早朝でも洗濯ができる
気になるポイント
  • ドラム式洗濯乾燥機は重いので、もっと軽くして欲しいという声があります。

「シャープ(SHARP)プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機 ES-G11B」の特徴

「マイクロ高圧洗浄」に加えて、「高圧シャワーすすぎ」も搭載しています。キレイに洗いたいというだけでなく、衣類の残る洗剤成分が気になる人にもおすすめです。自動お掃除機能が充実していて、騒音が小さく夜間でも洗濯しやすいので、毎日忙しい人に便利な製品です。

こんな人におすすめ
お手入れの手間を省きたい人や夜間や早朝にも洗濯をしたい人
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ドラム式洗濯機が安い時期はいつ?

ドラム式洗濯機が安い時期はいつ?
ヤマダ電機など家電量販店では、ドラム式洗濯機の安い時期は一般的に4月から6月になります。多くのメーカーがボーナス時の7月から8月頃に新商品を販売するため、店舗販売品がその2か月ほど前に型落ちになるからです。

一方、Amazonなどのネット通販大手では、安い時期が実売店よりも多くあります。Amazonではほぼ毎月2回は3日間ほどのタイムセール祭りがあり、7月には2~3日のプライム会員限定のプライムセール祭りもあります。11月の誰もが参加できる「ブラックフライデー」や年末セールもあるなど安い時期に事欠きません。

お目当ての洗濯機をカートに入れておけば、安売りのタイミングを見つけやすくなるでしょう。

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式洗濯機は、ドラムを回転させて衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」で洗います。

洗濯槽の中に大量の水をためて、その中で「もみ洗い」をする縦型洗濯機と比べて、使用する水が少なく、節水になるメリットがあります。少ない水で高い濃度の洗剤液で洗うため洗浄力が高く、特に皮脂汚れに強いとされます。

またドラムの中で衣類がからまることも少なく、衣類の痛みを防げます。乾燥機能を使う際には、持ち上げて落とす動作によって衣類に温風が行き渡りやすく、乾燥しやすいこともメリットです。

ドラム式洗濯機のデメリット

大量の水の中でかくはんする縦型洗濯機は、泥汚れに強いとされます。したがって、縦型洗濯機と比較するとドラム式洗濯機は泥汚れが落としにくいということになります。また、ドラム式洗濯機は高濃度の洗剤液を使うため、色移りが生じやすいともいわれます。

また、持ち上げて落とす洗い方であるため、タオルのパイルが押されて寝てしまい、ふんわりと仕上がらない場合がある点もデメリットです。縦型洗濯機には無いドアパッキンなどのお手入れの手間がかかるのもデメリットといえます。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違い

ドラム式洗濯機で選択する女性
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いで1番分かりやすいのはやはりその形状。

開閉口を上に開ける縦型に対しドアのように開き戸になったドラム式の方が、洗濯物が多いほど出し入れしやすくなります。

洗浄力も一般的にドラム式の方が格上。ドラム式では縦型と同じモミ洗いに加え、洗濯物を上から下に落とすたたき洗いも可能。さらに同じ水をずっと使い続けるので水道代が節約できる上に、洗剤濃度が高まって縦型よりも洗浄力がアップします。

乾燥の電気代はメーカーによってドラム式の方が節電できると言っていますが、総合的に見てこの点では違いはほぼないでしょう。

乾燥機能は必要?ヒーター式、ヒートポンプ式の特徴

乾燥機能は必要?メリットやデメリット

洗濯物を毎回干す手間がかかるのが気にならない人なら、乾燥機能は必要ないとも言えますが、少なくとも乾燥機能はあった方が便利です。

雨の日でも洗濯物が乾くのはもちろん、花粉のシーズンに外に洗濯物を干す必要がないのは花粉症の人には大きなメリットになります。衣類を乾燥すると同時に洗濯槽を乾燥させることになるので、洗濯槽のカビの発生も防げます。

一方で、デメリットとしては、購入費用が高くなる、乾燥に電気代がかかる、衣類が痛みやすい、シワになりやすいなどがあります。

ヒーター式、ヒートポンプ式の特徴

ヒーター式

ヒーター式はヒーターで加熱した温風で乾燥させる方式です。空気中に湿気を排出する排気タイプと、湿気を含んだ温風を水で冷却して除湿する水冷・除湿タイプに分かれます。

ヒーター式のメリットとしては、本体価格が安い点や、温風の温度が高くカラッと乾燥する点などがあります。

一方、温度が高めの風で乾燥させるため、衣類の痛みが生じやすく、ヒーターを使用するため、電気代も高めなのがデメリットです。加えて、排気タイプは周囲に熱気がこもりやすい点、水冷・除湿タイプは冷却に水を使う点もデメリットになります。

ぐーちょ編集部

電気代は高くなりますが、初期費用が安く済むので、乾燥機能をあまり使わない人はヒーター式を選ぶのも良いでしょう。

ヒートポンプ式

ヒートポンプ式は、除湿した乾いた温風で衣類を乾燥させます。ヒーター式よりも低温の風で乾燥させるので、衣類の痛みが少なく、電気代も安くなります。

デメリットとしては、本体価格がヒーター式よりも高くなります。

ぐーちょ編集部

初期費用は高くなるものの、電気代が抑えられるので、乾燥機能をよく使う人にはヒートポンプ式がおすすめです。

ドラム式洗濯機のおすすめメーカー一覧

ドラム式洗濯機のおすすめメーカー一覧
ドラム式洗濯機のおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • アイリスオーヤマ
  • 日立
  • シャープ
  • 東芝

アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマは宮城県を本社にする総合家電メーカーで、近年コスパの高さで業界のトップブランドの1つになりました。

ドラム式洗濯機も安さで人気があり、10万円を切る価格で乾燥機付きモデルを販売する唯一のメーカーだと言えるでしょう。驚きの安さに加え、最安値の「HD71」でも温水ヒーター搭載による3つの温水洗浄コースで洗浄力が抜群。

特に一人暮らしの方で洗濯ものの洗い方にそれほどこだわりがない方には、アイリスオーヤマはおすすめのメーカーです。

日立

日立は東京に本社がある創業100年以上に渡る老舗の電機メーカー。

ドラム式洗濯機では大流量シャワーでしつこい汚れを落とす「ナイアガラ洗浄」で注目されてきましたが近年は新たな目玉機能を追加。

大き目のドラムの中で時速300㎞の高速風で衣類を大きく舞い上げながら乾燥させる「風アイロン」が人気を集めています。電気代がかかりながらも衣類を天日干しよりもふんわりシワがなく乾かす効果をメーカーは宣伝しています。

洗濯干しの時短をしたい方やアイロンがけの手間を省きたい方に、おすすめのメーカーです。

シャープ

シャープも大阪に本社を置く創業100年以上を誇る老舗電機メーカーです。

シャープのドラム式洗濯機は最安値のモデルにもDDインバーターが搭載されているのが大きな特徴。DDインバーターには運転音を抑える性能があり、最も音のする脱水・乾燥時でも40dbを上回ることがありません。

またエアコンや冷蔵庫などシャープの他の家電同様、プラズマクラスターイオンにより乾燥時に消臭除菌してくれるのも嬉しいところ。

早朝や深夜に洗濯機を使いたい方や洗濯物の衛生に気を配る方などにおすすめのメーカーです。

東芝

正式な会社名は東芝ライフスタイルで、中国のMideaグループに参画しています。

東芝のドラム式洗濯乾燥機には、ウルトラファインバブル洗浄という機能が搭載されています。ウルトラファインバブル(ナノサイズの泡)が繊維の奥まで浸透して洗浄効果を高め、マイクロバブル(マイクロサイズの泡)が汚れの再付着を防ぎます。

東芝のドラム式洗濯機は、多機能・高機能の洗濯乾燥機がラインナップされています。機能的には優れた製品が多いのですが、最も低価格の製品でも20万円弱の価格なのは、安いドラム式洗濯機を探している人にはネックになります。

ドラム式洗濯機の選び方

ドラム式洗濯機の選び方
ドラム式洗濯機の選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • 価格・容量で選ぶ
  • 運転コースの豊富さで選ぶ
  • 自動機能の有無で選ぶ

価格・容量で選ぶ

ドラム式洗濯機で気になるのはやはりまず価格でしょう。

おしゃれな外観や洗浄力の高さなどからドラム式が欲しくても庶民には10万円を超える買い物となると慎重になるところ。

しかし近年は2~3人の家族向けの7~8㎏容量のコンパクトサイズが10万円以下の価格になって人気を集めています。ただし乾燥できるのは3kgほどになり、この点では1人暮らしの容量になるのが残念なところ。

容量10kg以上になると15万円以上の価格帯になりますが、4人以上の大家族には最適でしょう。

運転コースの豊富さで選ぶ

ドラム式洗濯機は洗浄・脱水・乾燥のすべての過程で豊富な運転コースがあるのも大きな特徴です。

洗濯ものの種類が少なく洗浄力さえあればいいという方なら、アイリスオーヤマのコスパ品などがおすすめ。

おしゃれ着をデリケートに洗って欲しい、脱水時に除菌消臭して欲しい、乾燥時にシワを伸ばして欲しい。こういった一歩上の便利な機能性をお求めの方には、15万円以上の日立製などの国産人気モデルがおすすめです。

自動機能の有無で選ぶ

ドラム式洗濯機は、20万円前後の高価格帯になると多くのモデルに自動機能が豊富についてくるようになります。

中でも一番人気なのはAIのセンシング技術などで衣類の質と量に応じた洗剤を機械が自動で投入してくれる機能。また乾燥に至るまでの洗濯の運転時間を制御し、必要な時は自動で運転を延長する優れもの機種もあります。

値段は高くなりますが、洗濯の手間を省きたい方や効率的な節電をしたい方には自動機能が優れたモデルがおすすめです。

ドラム式洗濯機の掃除方法

ドアパッキン(毎回)

以下の内容は製品によって異なる場合があるので、詳細は取扱説明書などで確認してください。

まずドアパッキンをめくり、水をふくませた柔らかい布などを使って、ゴミや糸クズ、水滴などを取り除きます。ドアのガラス面や縁の汚れも、拭き取ってください。

乾燥フィルター(毎回)

乾燥フィルターを外して、ホコリを取り除きます。汚れているときは、水で洗い、乾いた布で拭き取ってください。

排水フィルタ―(1~2週間ごと)

予め脱水運転をして、洗濯機内の水を抜いておきます。残った水が出ることがあるので、フィルターの挿入口の下に洗面器などの水受けを用意した上で、排水フィルターを外します。

ブラシなどを使ってフィルターのゴミを取り除いてください。

▼関連記事:この記事ではおすすめの洗濯槽クリーナーを紹介しています。

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安いドラム式洗濯機の重要ポイントまとめ

安いドラム式洗濯機の重要なポイントは以下の3つです。

  • ドラム式洗濯機にも低価格の洗濯機能のみの製品がある
  • ドラム式の洗濯乾燥機には、縦型よりも乾燥機能に優れた製品が多い
  • 省エネ性能を重視するなら、ヒートポンプ式の洗濯乾燥機がおすすめ

この記事を書いたライターからのコメント

安いドラム式洗濯機を紹介しました。ドラム式洗濯機は、縦型よりも値段が高い場合が多いです。洗濯機能のみの製品が少なく、乾燥機能付の製品がほとんどになのも価格を上げる一因となっています。

5万円以下でも買える製品がある縦型洗濯機とは違って、安いとは言っても10万円を超える製品が中心になりますが、ドラム式には乾燥機能が使いやすい製品が多く、使ってみると縦型よりも便利に感じることもあります。

ドラム式で安い製品を探している人は、この記事を是非参考にしてください。

基村 輝
ライター:基村 輝

熊本県出身、東京都在住のライターです。ぐーちょで執筆をさせていただく以前から、家電や電動工具などの記事を中心に書いてきました。
商品の特徴を分かりやすくお伝えするのはもちろん「読んでよかった。ためになった」と思っていただける記事を書きたいと思っています。
ドラえもん、ガンダム、仮面ライダーを愛する男です。

※製品紹介機能・特徴、乾燥機能は必要?、ヒーター式、ヒートポンプ式の特徴、メリット・デメリット、メーカー(東芝)、掃除方法、まとめの部分を執筆しました。