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- ■アンケート調査概要
調査対象:小学生の子どもを持つ親
調査日:2024年05月30日〜2024年06月13日
調査方法:インターネットによるアンケート取得
調査人数:100名
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5割以上の親が子供にデバイスを持たせている
小学生の子供を持つ100人の親にアンケートを実施した結果、53人の人がGPS・スマホ・キッズ携帯を持たせていると回答しました。
防犯ブザー・アップルのAir Tag・その他と回答した人は7人で、何も持たせていないと回答した人は40人でした。
次からは、GPSを持たせている理由と持たせていない理由、GPSの代わりに他のデバイスを持たせている理由、持たせるとしたら何を持たせたいかなどをご紹介します。
GPSやスマホなど子供には何を持たせている?
アンケートの結果、100人のうち小学生の子供にGPSを持たせている親は全体の26%で、少ない印象です。
しかし、27%の人が「GPSは持たせていないけど、代わりにスマホやキッズ携帯を持たせている」と回答しました。また、防犯ブザーを持たせている人は4%で、その他のデバイスを持たせている人は3%です。逆に、何も持たせていないと回答した人は40%でした。
子供に持たせているデバイスはGPSがトップ
子供に持たせているデバイスをGPS・スマホ・キッズ携帯・防犯ブザー・その他に分類すると、GPSがトップでした。
- GPSを持っている子供: 約43%
- スマホを持っている子供: 約22%
- キッズ携帯を持っている子供:約 23%
- 防犯ブザーを持っている子供: 約7%
- その他のデバイスを持っている子供: 約5%
GPSを持たせている理由
GPS機能と通話機能などを備える多機能なスマホは、子供の位置を把握でき、必要なときに通話もでき、さらにゲームやチャットを楽しめる便利なデバイスです。
しかし、子供に持たせるデバイスとして最も多くの親に選ばれたのはGPSでした。以下では、GPSを選んだ理由をご紹介します。
スマホはまだ早い
GPSを持たせている理由で最も多いのは、「スマホはまだ早いと思ったから」です。
理由として、「機能を使いこなせない」「まだ文字を上手に打てない」など、豊富な機能や複雑な操作が挙げられます。特に小学1年生~2年生の子供を育てている親が、機能や操作性の観点からGPSを選んだと回答しました。
スマホは大人でも使いこなせない人がいるほど高機能で高性能です。小学生高学年以上の子供の中には、大人よりも上手に使いこなす場面が見られます。一方で多機能なスマホは、確かに低学年の子供には複雑なデバイスだといえるでしょう。
1年生の女の子を持つ女性(34)
スマホやキッズ携帯は学校で禁止されている
「スマホはまだ早い」に次いで多かったのは、「スマホやキッズ携帯は学校で禁止されている」でした。
2009年頃から、スマホの持ち込みを禁止する小中学校が増えています。理由として、2009年に「携帯電話の持ち込みを原則禁止」とした文科省の通知が挙げられます。
また、国連の教育科学文化機関であるユネスコも、スマートフォンは生徒の集中力を削ぎ、学習に悪い影響を与えるとして学校での使用を禁じるよう警告しています。
しかし、2018年の大阪北部地震がきっかけとなり、災害時の対応・児童の連れ去り・痴漢をはじめとした犯罪による緊急連絡手段や犯罪の抑止力として、登下校時に限り「持ち込み禁止」から「一部解除」へと変更されました。
ただし、学校では先生に預けないといけないケースが見られます。
2年生の子供を持つ女性(33)
GPSを持たせていない理由は地域が安全だから
小学生の子供にGPSを持たせていない理由として、安全で住みやすい地域である点が挙げられます。
地域住民の積極的なボランティア活動や学校の取り組みにより、治安が良く、交通事故を防ぐなど、安心して暮らせる環境が整えられているからです。
3年生の男の子を持つ女性(39)
GPSを使うメリット
GPSの中には短いメッセージを送れるモデルもありますが、基本的には居場所を確認する機能を搭載しているデバイスです。スマホやキッズ携帯よりも機能性は見劣りしますが、それでもGPSが選ばれる理由をご紹介します。
子供が行動範囲から外れたときに通知が来る
子供の居場所がわかるGPSは、帰宅予定時間や下校時間に、いつも通りの場所を歩いているか確認できます。また、子供が行動範囲から外れた際には、見守り機能がスマホに通知するのも安心できます。
1年生の女の子を持つ女性(34)
2年生の男の子を持つ女性(33)
コストが安くて経済的
GPSの利用料は会社やプランによって異なりますが、一例を上げると以下の通りです。
・GPSプラン:528円(税込み)
・ボイスメッセージ付GPSプラン:748円(税込み)
スマホやキッズ携帯よりも初期費用が抑えられており、ランニングコストも安いのがメリットです。特に通話機能が不要な人に選ばれています。
また、スマホはゲーム課金や使いすぎで高額な利用料が 発生するリスクを負いますが、GPSなら高額利用料金の心配がありません。
1年生の女の子を持つ女性(35)
2年生の男の子を持つ男性(32)
GPSのデメリットにも注目して選びましょう
安い初期費用とランニングコストで選びやすいGPSですが、デメリットもあります。
最も大きなデメリットとして挙げられるのが、位置情報の誤差です。大気の状態や衛生の位置によっては位置情報が不正確で、電波が届きにくい地下やトンネルでは位置を把握できません。
また、情報の読み込みが遅いとの指摘があります。
1年生の女の子を持つ女性(31)
4年生の男の子を持つ女性(34)
GPSの代わりに持たせているもの
小学生の子供にデバイスを持たせていると回答した人の中で、最も多かったのはGPSの43%です。次いで多かったのはキッズ携帯の23%、スマホの22%でした。
キッズ携帯とスマホを直接通話ができる通信デバイスとしてまとめると、45%の子供がキッズ携帯またはスマホを持っています。
他には、防犯ブザーやアップルのAirTag(エアタグ)を選んだ人もいました。
次では、スマホやキッズ携帯を持たせている理由をご紹介します。
▼こちらの記事でキッズ向け携帯・スマホを紹介しています。
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キッズ携帯のGPS機能を利用している
初期のキッズ携帯はGPS機能を搭載していませんでしたが、現在はGPS機能搭載モデルが普及しています。
キッズ携帯は本体価格が10,000円~20,000円ほどであり、月額料金も500円前後で抑えられる点がメリットです。そのため、位置情報の確認と直接通話ができ、さらにスマホよりもリーズナブルなキッズ携帯を選ぶ人もいます。
2年生の女の子を持つ女性(40)
5年生の女の子を持つ女性(41)
多機能で高性能な万能デバイス・スマホ
子供用のスマホもキッズ携帯と同じく、会社やプランによって料金が異なります。子供用スマホの本体価格は約22,000円で、月額料金は500円〜1,100円ほどです。キッズ携帯よりやや高いですが、GPS機能に加えてアプリが充実しているため、機能性や本体のスペックは優れています。
グループチャットで情報を共有したい人は、スマホを検討すると良いでしょう。
(家族、友達、親戚などとやり取りするときに、電話やSMSのみだとお金がかかるため)
6年生の女の子を持つ女性(39)
GPSやスマホは正しい使い方によって安全性が向上する
今回の執筆にあたり、アンケートにご協力いただいた保護者の皆様に心から御礼申し上げます。
昨今、スマホのグループチャットを利用したいじめや事件が発生しており、とても残念です。いじめ対策は学校によって対応に差があり、いじめの実態を隠蔽する場合もあります。
GPSやスマホは便利ですが、使い方次第で自分を、または他者を傷つけるものになるため、利用には十分な注意が必要です。この現実をしっかりと受け止めた上で正しい使い方を教え、何かあったらすぐに相談することを約束し、安全な利用を心がけましょう。
ライター:若内 椎
北海道在住。フリーランスのwebライター、映像クリエイターです。料理好きですが、作るより食べる方が好きです。手の込んだ料理をていねいに作っても、食べるのは一瞬ですね。洋食好きでしたが、最近、和食に目覚めました。食材や味付けの好き嫌いが無いので、何をたべても幸せです。お酒も好きで、風味を楽しむ程度のほろ酔い加減がいいですね。
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