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多くの場合、日本に壊れやすいメーカーがあるとの口コミは少なく、ナイアガラ洗浄の日立「ビートウォッシュ」もおすすめの1つ。
すぐ壊れる洗濯機は？ 買ってはいけない洗濯機とは？などの解説もしますので、どうぞご購入の際にお役立てください。
洗濯機の人気メーカー一覧と特徴・評判を比較！おすすめ洗濯機17選も紹介
【壊れにくい】縦型洗濯機おすすめ10選
| 壊れにくい耐久性 | メーカーの評判、シンプルな構造、負荷の少ないインバーター搭載、清潔なステンレス槽などで評価 |
|---|---|
| 使いやすさ | 分かりやすい操作パネル、洗剤・柔軟剤自動投入機能、おまかせコースがあることなどで評価 |
| 省エネ性能 | 50Hzで1回の洗濯代が7㎏～10kgで40円前後、インバーター制御、省エネモードがあることなどで評価 |
| コスパ | 洗濯容量・5㎏が3万円台、7㎏が5万円台、9kgが7万円台を安さの軸にして性能面を考慮して評価 |
パナソニック 全自動洗濯機 7kg NA-F7PB1-C
| サイズ／重さ | 幅×高さ×奥行(給・排水ホース含む)562×957×572 mm／30kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 7㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 35.1/35.2円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 540㎜ |
- 耐久性の高さが評判のパナソニックによるシンプルな機能に絞ったコスパの高いモデル
- 汚れものの洗濯後に便利な「サッと槽すすぎ」コースがあり洗濯槽を清潔に保てるため壊れにくい
- 水位が低い時にもモミ洗いできる「ビッグウェーブ洗浄」があるなど洗浄効率も高い
- モーターが自動制御のインバーターではないため耐久性や省エネ性能の点でやや残念
「パナソニック 全自動洗濯機 7kg NA-F7PB1-C」の特徴
信頼の高い日本メーカーの中でも最も壊れにくいと評判のパナソニックによる2～3人のご家族に最適な7㎏のコスパ良品です。
「サッと槽すすぎ」に加えて槽乾燥があり、便利な「楽ポイフィルター」もあるなど耐久性を高める清潔機能が充実しています。
パナソニック 全自動洗濯機 10kg NA-FA10K2
| サイズ／重さ | 幅×高さ×奥行(給・排水ホース含む)599×1071×635 mm／44kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 10㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 30.7円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 540㎜ |
- 耐久性で信頼のあるパナソニックによる壊れにくいインバーターを搭載した10kgの大容量モデル
- 柔軟剤と液体洗剤は1回ごとの計量が必要ない自動投入タイプでアプリを通じてスマホからも操作可能
- スゴ落ち泡洗浄とパワフル立体水流により頑固な皮脂汚れや泥汚れなどにも対応して洗浄力が高い
- 強力な洗浄力を発揮する際に本体の熱量があがると部品が劣化して耐久性が落ちないのかがやや気になる
「パナソニック 全自動洗濯機 10kg NA-FA10K2」の特徴
壊れにくいメーカーと評判のパナソニックによるスマホ連携などで操作性が高く4人家族にも最適なインバーター全自動モデルです。
1時間の槽洗浄コースに加えタオルや洗濯槽の除菌ができる「次亜除菌」コースがあり、清潔に保てるぶん耐久性も高くなります。
アイリスオーヤマ 洗濯機 7kg ITW-70A01-W
| サイズ／重さ | 幅567×高さ893×奥行549(給排水ホース込み) mm／32kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 7㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 非公開 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 540㎜ |
- 3人でも使える7㎏容量で幅527㎜・奥行539㎜のコンパクト設計を実現しコスパも高い
- 標準・つけおきなど6つの洗濯コースに絞ったシンプル設計なので使いやすく壊れにくい
- 耐久性を高める槽洗浄と槽乾燥の清潔機能がありヒーターなしの送風乾燥機能もあり
- インバーター非搭載機に加えて消費電力の公開情報も少ないため耐久性や省エネ性能がやや不安
「アイリスオーヤマ 洗濯機 7kg ITW-70A01-W」の特徴
コスパの高さで人気のアイリスオーヤマによる全8コースのシンプルな構造でコンパクト設計の3人用モデルです。
コースには時短で効率的に洗濯できる「お急ぎ」や3kgまで対応の「毛布」など便利なコースもあります。
シャープ(SHARP) 全自動洗濯機 9kg ES-GV9H-T
| サイズ／重さ | 幅(ボディ幅)×高さ×奥行：600(555)×1009×597（幅は排水ホース、高さは給水ホースを含む ）mm／41kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 9㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 27.5円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 550㎜ |
- 黒カビをブロックし節水効果も高い「穴なし」ステンレス槽による清潔機能で耐久性も抜群
- 4人家族にも使える9㎏容量でもインバーター制御により節電効果が高く40db以下の静音設計
- 新機能「パワフルドルフィンパルNEXT」で15%の時短洗濯が可能で「10分洗濯」コースもあり
- 一般的に穴なし洗濯槽では槽洗浄ができないため通常ドラムよりも汚れやすく脱水効果も薄いことがある
「シャープ(SHARP) 全自動洗濯機 9kg ES-GV9H-T」の特徴
1992年以来1200万台を売り上げた「穴なし槽」を誇るシャープの洗濯機で、防カビや節水性能に優れた4人家族用モデルです。
穴なし槽ならではの巻き上げ水流による「もみ洗い」と「こすり洗い」のW効果のあるサイクロン洗浄も大きな魅力です。
ハイアール(Haier) DDインバーター全自動洗濯機 8kg JW-UD80A
| サイズ／重さ | 総外形寸法：幅550(ボディ幅：520)×高さ970×奥行545(給・排水ホース含む) mm／32kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 8㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 27円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 550㎜ |
- 日本法人もある中国系メーカー「ハイアール」によるDDインバーター搭載機で省エネ性能が高い
- 乾燥機能がなく9つの洗濯コースに絞ったシンプル設計のため壊れにくい
- 衣類除菌と槽洗浄のコースもあるため衛生的に管理できて耐久性も上がる
- 日本法人はあるものの中国系メーカーのため保障やアフターサービスがやや心配
「ハイアール(Haier) DDインバーター全自動洗濯機 8kg JW-UD80A」の特徴
ベルトなしで洗濯機とモーターを直結させるDDインバーター搭載で、40db以下の静音設計が光る8kgの全自動モデルです。
計量不要で便利なP＆G社の「ジェルボール」の専用コースや「香アップコース」など便利な機能も多くあります。
東芝(TOSHIBA) 全自動洗濯機 10kg AW-10GM3
| サイズ／重さ | 幅(排水ホースを含む)622(ボディ幅：580)×高さ1052×奥行639(ボディ幅の寸法は、手掛け・ホース掛け等を含まない寸法です。) mm／42kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 10㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 40.3円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 570㎜ |
- 4人家族や毛布洗いに最適な大容量10kgモデルでありながら5～6kg容量級の低価格を実現
- 洗濯に加え脱水も10kgに対応しヒーターレスで負荷のかからない風乾燥は2kgまで可能
- 表面には傷がつきにくい強化ガラスを採用し洗面所への設置に最適なふろ水ポンプ式
- 信頼ある日本メーカー製品であるものの10kg容量としては激安価格のため耐久性がやや心配
「東芝(TOSHIBA) 全自動洗濯機 10kg AW-10GM3」の特徴
スタイリッシュで衛生的なガラストップのデザインも目を引く東芝の大容量タイプで、パワフルな洗浄力が大きな魅力。
洗濯槽が、汚れが付きにくく耐久性にも優れたステンレス槽である点も見逃せません。
日立 全自動洗濯機 7kg ビートウォッシュ BW-V70J
| サイズ／重さ | 幅(本体幅)×高さ×奥行：577(530)×980×586(外形寸法は給水ホース取付部・排水ホースを含みます。本体幅の寸法は手掛けを含みません。) mm／35kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 7㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 24.1円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 530㎜ |
- インバーター搭載で7㎏の小容量のため洗濯機に負荷がかからず壊れにくい
- 小型サイズでも少量の水で洗剤の洗浄力をアップする「ナイアガラビート洗浄」性能あり
- 皮脂汚れや黒カビなどを洗濯槽の裏側まで洗浄する自動おそうじ機能がありとても衛生的
- 目玉機能の「ナイアガラビート洗浄」は水量が多いので運転音が大きく耐久性の点でもやや心配
「日立 全自動洗濯機 7kg ビートウォッシュ BW-V70J 」の特徴
日立の看板商品「ビートウォッシュ」の2023年最新モデルで、2～3人家族用のインバーター搭載・全自動モデル。
衣類を優しく洗浄するビートスロープやシワ低減洗濯コースなど細かいニーズを満たす性能も人気の秘訣です。
日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ 10kg BW-X100H V
| サイズ／重さ | 幅(本体幅)×高さ×奥行：608(570)×1050×650(外形寸法は給水ホース取付部・排水ホースを含みます。本体幅の寸法は手掛けを含みません。) mm／42kg |
|---|---|
| タイプ | 全自動 |
| 洗濯容量 | 10㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 28.7円 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 530㎜ |
- 10kgの大容量サイズに加え投入口の幅が38cmのため洗濯物の無理な押し込みを抑止し壊れにくい
- インバーター搭載ですすぎと脱水の間に「自動おそうじ」機能があるため衛生的で耐久性もアップ
- 1回ごとに計量する必要のない液体洗剤と柔軟剤の「自動投入」性能があり糸くずフィルターは抗菌素材
- 投入口が広い洗濯機は一般的に槽内での洗濯ものの偏りが起こる可能性も高い
「日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ 10kg BW-X100H V」の特徴
ナイアガラビート洗浄でおなじみの日立のビートウォッシュの大容量サイズで、現在「Amazon おすすめ」の人気モデル。
X字型の羽根「ビートウィングX」を生かした「つけおきナイアガラビート洗浄」による黄ばみ除去効果も大きな魅力です。
日立 2槽式洗濯機 青空 洗濯容量5.5kg PS-55AS2
| サイズ／重さ | 幅(本体幅)×高さ×奥行：760(698)×930×449(外形寸法は排水ホース部を含みます。) mm／25kg |
|---|---|
| タイプ | 2層式 |
| 洗濯容量 | 5.5㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 非公開 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 非公開 |
- 洗濯槽と脱水槽が分かれた二層式によって内部構造がシンプルなため一般的に耐久性が高い
- サビや腐食に強くお手洗いもしやすいステンレス槽を採用しているため衛生的で壊れにくい
- 洗濯時間や脱水時間がダイヤル式で手動調節できるため自分の好みに合った洗濯が可能
- 二層式では洗濯後に脱水槽に洗濯物を入れる手間がかかるのが少し面倒
「日立 2槽式洗濯機 青空 洗濯容量5.5kg PS-55AS2」の特徴
日立の懐かしい二層式タイプで、単身や夫婦世帯に適した5kg容量のコンパクトなロングセラーの人気モデルです。
2層式は洗濯時間の他にも洗剤や水の量も自由に調節できて、一般的にすすぎが少ないぶん電気代も安くなります。
マクスゼン二層式洗濯機 8kg MAXZEN JW80KS01
| サイズ／重さ | 幅910×高さ1006×奥行540 mm／26.5kg |
|---|---|
| タイプ | 二層式 |
| 洗濯容量 | 8㎏ |
| 50Hz/60Hzでの1回の洗濯代目安 | 非公開 |
| 防水パンサイズ(内寸奥行) | 非公開 |
- コスパの高さで知られる日本メーカー「マクスゼン」による二層式では珍しい8kgの大容量タイプ
- 二層式は一般的に壊れにくく多くの洗濯ものがある際には洗濯と脱水の両方ができるので効率的
- ダイヤル式の洗濯と脱水タイマーに加え水流調節もできるため全自動よりも融通がきく
- 二層式に加えて8kgの大容量になり本体の幅が91cmあるため置き場所にやや困る
「マクスゼン二層式洗濯機 8kg MAXZEN JW80KS01」の特徴
ジェネリック家電メーカー「マクスゼン」による洗濯と脱水共に8kgに対応した大容量の二層式モデルです。
二層式には軽い汚れの洗濯ものから洗う際に洗濯水を再利用できるメリットもあり、電気料金に加え水道料金も安くなります。
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洗濯機が壊れやすいメーカーの特徴
洗濯機が壊れやすいメーカーの特徴は、以下の5つです。
- 無駄に多機能なモデル
- 強力な洗浄力ばかりを強調
- 価格が安すぎる
- ブランド力がない
- 口コミの評判が悪い
無駄に多機能なモデル
家電全般にも言えることですが、洗濯機も無駄に多機能なモデルほど複雑な内部構造を持つことから劣化が早まる傾向にあります。
洗濯・すすぎ・脱水・つけおき・ソフト・おいそぎなどの標準コースがあれば充分という方は特にスタンダードモデルがおすすめです。
ただ多機能タイプでも細部まで品質の高い部品を使い衛生的な機能も充実しているモデルもあり、一概に耐久性が低いとは言えません。
強力な洗浄力ばかりを強調
強力な洗浄力ばかりを強調しているメーカーの商品も注意が必要で、多くの場合、洗浄力が高いほど洗濯機にかかる負荷も高くなります。
一般的にドラム式の方が縦型洗濯機より壊れやすいのも、ドラムごと回転して衣類を壁にぶつける「たたき洗い」をするためです。
強力洗浄には水漏れリスクもあって劣化につながることもありますが、高級部材を使用した高級品であれば耐久力も上がります。
価格が安すぎる
洗濯機が壊れやすいメーカーの最も分かりやすい特徴は、どんな商品にも言えることですが価格が安すぎるという点があります。
近年の洗濯機の安い相場は、5kg前後が3万円、7㎏前後が5万円、10kg前後が7万円ほどになりこれより数万円落ちるものには要注意。
激安洗濯機はコストカットのために劣悪な部品を使うことが多いため耐久性がなく、保障やアフターサービスも充実していません。
ブランド力がない
洗濯機の壊れやすいメーカーの特徴としてブランド力がない点があり、パナソニック製品のように厚い信頼を置くことができません。
家電全般に言えますがブランド力がない洗濯機は平均相場より安くせざるを得ないので、そのぶんコストカットが必要になります。
粗悪な部品を使うことも少なくなくそれが耐久性の低下につながりますが、中には当たりの商品もあり一概に劣悪とは言えません。
口コミの評判が悪い
洗濯機の壊れやすいメーカーの特徴として、CMの印象や宣伝文句がいい一方でネットなどの口コミの評判が悪い点があります。
Amazon・楽天・Yahooなどの商品購入者が直接書き込めるレビューはサクラ評に注意して読めばよりリアルな情報が得られます。
「価格.com」には家電ごとに口コミ掲示板があり、ユーザー同士の深い議論などもあるため購入前の情報源として有効です。
参考
壊れにくい（縦型洗濯機）のクチコミ掲示板検索結果価格.com
壊れにくい縦型洗濯機のおすすめメーカー 一覧
壊れにくい縦型洗濯機のおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- パナソニック
- 日立
- シャープ
パナソニック
パナソニックは東京に本社を置く家電最大手で、洗濯機では専門家からユーザーまで幅広く耐久性の高さで最も評価されています。
多くは劣化の少ないインバーターモーターを搭載し、スゴ落ち泡洗浄では強力な洗浄力がありながら衣類へのダメージは最小限です。
洗濯ものと洗濯槽の両方を除菌する「次亜除菌」コースも多くが採用し、耐久性と衛生面を重視する方におすすめのメーカーです。
日立
日立も東京に本社を置く家電最大手で、代表機種である「ビートウォッシュ」は洗浄力と耐久性の両方で高い評価を受けています。
ビートウィングの羽根と大流量の水によるナイアガラビート洗浄は荒々しい反面、衣類の摩擦の少なさや節水効果でも好評です。
すすぎと脱水の間にする洗濯槽の「自動おそうじ」機能も便利で、日立は耐久性と共に洗浄力も求める方におすすめのメーカーです。
シャープ
シャープは大阪に本社を置く家電大手で、洗濯機では30年以上採用する「穴なし槽」が衛生的で節水効果のある点から好評です。
洗濯槽に穴がないことで槽の外側に黒カビなどが生じにくく、水が漏れないため節水効果があり洗剤も残りにくくなっています。
脱水が苦手で洗濯槽の掃除が大変といった面もあるものの、シャープは衛生面を重視する方におすすめのメーカーです。
壊れにくい縦型洗濯機の選び方
壊れにくい縦型洗濯機の選び方を以下の5つのポイントから解説します。
- ヒーター乾燥に注意
- インバーター搭載
- 槽洗浄・槽乾燥機能
- シンプルな構造
- 二層式もあり
ヒーター乾燥に注意
壊れにくい洗濯機の選び方として大切なのは、ヒーター乾燥や温水洗浄など洗濯機内部が温まる機能に注意することがあげられます。
ヒーターや温水などで頻繁に高温化すると、特に夏場には洗濯機内部の部品が高熱になるため劣化が早まる原因になることも。
一方で多くのモデルが採用する送風乾燥はヒーターを使わないため、一般的に洗濯期の耐久性に大きく関わる要因にはなりません。
インバーター搭載
壊れにくい洗濯機の最も一般的な選び方として、モーターを自動制御するインバーターを搭載していることがあげられます。
インバーター搭載機であれば洗濯ものに合わせてモーターを細かく調節するため、無駄な動きや摩擦が少なく耐久性がアップ。
また発熱量が少なくなるためモーターへの負荷が少ないことも長寿命化をもたらし、音が静かな点など他のメリットもあります。
槽洗浄・槽乾燥機能
壊れにくい洗濯機の選び方として、洗濯ものを入れるドラムの槽洗浄・槽乾燥機能がついているモデルを優先すると良いでしょう。
槽洗浄・槽乾燥があると洗濯ものへのカビつきなどを抑えることに加え、洗濯槽自体を清潔に保つことで長寿命化に貢献します。
菌の付着による部品劣化を防ぐべく、一般的に1カ月に1回、梅雨時にはそれ以上の槽洗浄・槽乾燥をすることがおすすめです。
シンプルな構造
壊れにくい洗濯機の選び方として注目すべきは、自分にとって必要な機能だけを備えたシンプルな構造である点にあります。
テレビや扇風機のように一般的にシンプルな構造の家電は負荷が少なく発熱量も小さめなので部品の過度な消耗がありません。
自分で掃除ができる方なら「槽洗浄」機能は必要なく、洗濯・脱水などの基本的な性能だけを備えたモデルがおすすめです。
二層式もあり
壊れにくい洗濯機の選び方として、一昔前の洗濯槽と脱水槽が分かれた「二層式」タイプも一つの魅力的な選択肢になります。
二層式では洗濯と脱水の構造がそれぞれ独立していて干渉が起こりにくく手動式で電子制御がないため、安定した動作が可能です。
他に洗濯時間や水量や洗剤量などが自分好みに決められるメリットがある一方、洗濯や掃除に手間がかかるという難点もあります。
洗濯機を長く使うためのお手入れ方法
洗濯機を長く使うためのお手入れ方法として最も大切な点は、洗濯汚れが蓄積してしまう洗濯槽の定期的な掃除や乾燥にあります。
まず洗濯後にはカビなどの発生を抑えるために洗濯槽の水気をしっかり取り、洗濯場の窓を開けて風通しをよくすることが大切です。
槽洗浄機能があれば1カ月に1回ほど水だけの槽内に洗濯槽クリーナーを入れ、ない場合は40℃ほどのお湯と漂白剤などを使います。
槽洗浄が終わった後に水だけで槽を回す「空回し」をすれば残った洗剤や菌まで除去することができて、耐久性がよりアップします。
▼関連記事：この記事ではおすすめの洗濯槽クリーナーを紹介しています。
洗濯槽クリーナーのおすすめ15選。使用頻度やメーカーも解説
壊れにくい縦型洗濯機の重要ポイントまとめ
縦型洗濯機の重要なポイントは以下の3つです。
- 一般的に強力洗浄のドラム式よりも負荷の少ない縦型洗濯機の方が壊れにくい
- パナソニックの洗濯機は専門家から個々のユーザーまで幅広く耐久性が評価されている
- 壊れやすいメーカーの洗濯機はヒーター乾燥など無駄な機能が多く洗浄力が強め
この記事を書いたライターからのコメント
私の家には、日よけカバーなどの汚れものを洗う洗濯機を屋外に置いていますが、約20年ほど故障なしで使えています。
韓国のLG製の洗濯機で年に2～3回の掃除をするくらいなのですが、今回洗濯機について詳しく知ることでその謎が少し解けました。
全自動ながら大昔の洗濯機なので構造が極めてシンプルだということ、そして月に1回程度の使用だということが大きいと思います、
一概には言えませんが、洗濯機は低価格モデルほど耐久性の点では得をすることもあり、まさに庶民の味方だと言えます。
ライター：ツバキ
香川県在住。映画や小説が大好きで、文学賞を受賞し1度だけ出版歴あり。現在は「ぐーちょ」で執筆業務を担うなど、Webライターを副業としています。
カメラなどのデジタル機器・デバイスやガジェットに興味があり、「ぐーちょ」で新商品を紹介するときは「すごい、こんなのがあるんだ」と胸を躍らせています。
また50種類以上の植物を育てる自称・園芸家でもあり、植物の記事を書くときもテンションは高めです。
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