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自動給紙装置で大量に取り込めるタイプや、本を裁断しなくてもいい非破壊タイプ、ページをめくると自動でスキャンする機能やA3サイズ対応機種、どこでも使えるハンディタイプなど、多様なスキャナーが販売されています。
数あるブックスキャナーの人気機種や選び方、おすすめ商品を紹介します。
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【17位】PFU ScanSnap iX1500 FI-IX1500
富士通 PFU ScanSnap iX1500 FI-IX1500の仕様・製品情報
タイプ | シートフィード |
サイズ(W×H×D) | 292mm×152mm×161mm |
重量 | 3.4kg |
センサー | カラーCIS×2 |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 50枚 |
両面読み取り | 可 |
- タッチパネルで設定完了
- 手動で修正すると学習して次回から対応
- さまざまなクラウドサービスと連携する「ScanSnap Cloud」
富士通 PFU ScanSnap iX1500 FI-IX1500のレビューと評価
スキャナーが学んで精度を上げてくれる
富士通 PFUの「ScanSnap iX1500」は、自炊で有名な「ScanSnap」シリーズの最新機種です。専用ソフトウェア「ScanSnap home」で機能を一元管理できる上、画像を手動で修正するとスキャナーが学習し、次回からははさまざまな修正をアシストしてくれます。
データは内容によって4種別に自動で振り分けられ、「ScanSnap Cloud」を経由して、DropboxやEvernoteなど各種のクラウドサービスに直接転送されるため、どこからでもデータに自在にアクセスできます。
【16位】Canon imageFORMULA DR-C225 II
Canon imageFORMULA DR-C225 IIの仕様・製品情報
タイプ | シートフィード |
サイズ(W×H×D) | 300mm×220mm×156mm |
重量 | 2.7kg |
センサー | CIS |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 30枚 |
両面読み取り | 可 |
- 「ラウンドスキャン」で排紙スペース不要
- リタード方式と超音波重送検知で重送エラーを減らす
- 「CaptureOnTouch」でモードも簡単に選択
Canon imageFORMULA DR-C225 IIのレビューと評価
スマートな形状で置きやすく使いやすい
Canonの「imageFORMULA DR-C225 II」は、狭い場所でもすっきり置けるドキュメントスキャナーです。
シートフィードから給紙した原稿を、スキャン下部でUターンさせスキャナー前面に収めていく「ラウンドスキャン」で、従来スキャナーの前部にあった排紙スペースを無くしました。本体レバーを切り替えることで、通常のストレート排紙も可能なので、厚手の紙も問題無くスキャンできます。
連続スキャンにつきものの重送も、リタードローラーによって分離され1枚ずつ搬送され、更に「超音波重送検知」で重送時には自動的に搬送が止まるので、読み取りエラーが少なくなります。
【15位】富士通 PFU ScanSnap SV600 FI-SV600A
富士通 PFU ScanSnap SV600 FI-SV600Aの仕様・製品情報
タイプ | オーバーヘッド |
サイズ(W×H×D) | 525mm×383mm×484mm |
重量 | 3kg |
センサー | カラーCCD |
光学解像度 | 主走査:285dpi~218dpi/副走査:283dpi~152dpi |
原稿サイズ | A3 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | 無 |
- A3サイズまで対応した非接触型スキャナー
- 「VIテクノロジー」で均一に読み取れる
- 専用ブックプレッサーで楽に冊子をスキャン
富士通 PFU ScanSnap SV600 FI-SV600Aのレビューと評価
非破壊でA3サイズまで1度で取り込める
富士通 PFUの「ScanSnap SV600 FI-SV600A」は、スキャナー上部のヘッドが回転することで、センサーが広範囲の原稿をピンぼけせず素早く読み取る非接触型スキャナーです。A3サイズからはがきサイズまで、多彩なサイズの原稿に対応しており、見開きページは読み取り後に分割が可能です。
「継続読み取り機能」で、置いた冊子のページをめくるだけで、一々スキャンボタンを押す必要がないので、スキャンの労力がかなり緩和されます。データはスキャン完了後一括で確認できます。保存先はパソコンやクラウドのどちらでも選べます。
【14位】iOCHOW S1 ドキュメントスキャナー
iOCHOW S1 ドキュメントスキャナーの仕様・製品情報
タイプ | オーバーヘッド |
サイズ(W×H×D) | 240mm×350×80mm |
重量 | 1.4kg |
センサー | カメラ(非公開) |
画素数 | 800万画素 |
原稿サイズ | A3 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | 無 |
- 折りたたみ式で持ち運びが容易
- 最適なオートフォーカスと800万画素の鮮明な画像
- 「文書モード」でスキャンデータをPDFに1本化
iOCHOW S1 ドキュメントスキャナーのレビューと評価
折り畳んで持ち歩ける書画カメラ
iOCHOWの「S1 ドキュメントスキャナー」は、スリムな本体を2つに折り畳めばモバイルスキャナーのように手軽に持ち歩ける、コンパクトなスタンドスキャナーです。スキャナーより書画カメラに分類され、センサーなどは非公開です。重めのベースがあるので、スキャン中不安定になることはありません。
カメラの下に原稿を置くと、自動的に認識、識別し、撮影します。「文書モード」を選択すると、複数の原稿を連続スキャンした後、1つのPDFとしてまとめて出力することができます。
【13位】ミヨシ UMSC-05
タイプ | ハンディ |
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サイズ | 257mm×36mm×24mm |
重量 | 0.16kg |
センサー | A4カラーコンタクトイメージセンサー |
光学解像度 | 900dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- 900dpiの高解像度データを取り込み可能
- カラー液晶画面装備でスキャンデータを確認できる
- 取り込んだ画像をスマートフォンやタブレットからも確認可能
ミヨシ UMSC-05のレビューと評価
高解像度対応のハンディスキャナー
ミヨシの「UMSC-05」は、900dpiの高解像度で精密なデータを、どこでも手軽にスキャンできるハンディスキャナーです。専用のキャリングポーチが附属するので、バッグの中に入れても安心です。
本体にカラー液晶画面が附属しているので、その場で画像を確認できるだけでなく、PC画面で状況を確認しながらの取り込み作業も可能です。ホスト機能対応の端末にアクセスできるので、取り込んだ画像をスマートフォンやタブレットからも確認できます。
【12位】Plustek OpticBook 4800
タイプ | フラットベッド |
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サイズ | 491mm×102mm×291mm |
重量 | 3.45kg |
センサー | CCD |
光学解像度 | 1200dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- SEETM(陰影除去エレメント)で綴じ代まできれいに取り込める
- A4サイズの用紙なら1枚あたり3.6秒でスキャン可能
- 古い本のスキャンにも安心して使用できる2mmのブックエッジ
【11位】CZUR ET16 Plus
タイプ | オーバーヘッド |
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サイズ | 230mm×390mm×375mm |
重量 | 4.84kg |
センサー | HDカメラ(SONY製CMOSセンサー) |
原稿サイズ | A3 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- A3サイズの用紙まで高速スキャン可能なオーバーヘッド型
- 綴じ代の湾曲を自動修正する「自動平坦化機能」搭載
- スキャンした文字をWordやExcelに変換可能
【10位】EPSON DS-780N
タイプ | シートフィード |
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サイズ | 296mm×217mm×212mm |
重量 | 3.7kg |
センサー | カラーCIS x2 |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 100枚 |
両面読み取り | あり |
- 1度に100枚の原稿がセットできる、大容量給紙トレイ
- 毎分45枚・計90面を取り込み可能な圧倒的な読み取り速度
- 薄い紙や皺になった原稿もスキャンできる「低速モード」も搭載
【9位】EPSON FF-680W
タイプ | シートフィード |
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サイズ | 296×169×176mm |
重量 | 4.43kg |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 写真36枚 |
両面読み取り | あり |
- 書類だけでなく紙焼き写真の高速取り込みにも対応したフォトスキャナー
- 色あせてしまった写真を鮮やかに蘇らせる退色復元機能を搭載
- L判や2L判などの定型サイズの写真はもちろん、パノラマ・写真年賀ハガキなど、さまざまな写真サイズに対応
【8位】富士通 ScanSnap SV600
タイプ | オーバーヘッド |
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サイズ | 525mm×383mm×484mm |
重量 | 3kg |
センサー | カラーCCD |
光学解像度 | 主走査:285dpi~218dpi/副走査:283dpi~152dpi |
原稿サイズ | A3 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- 画質のムラを最小限に抑える「VIテクノロジー」搭載で均一で読みやすい画質を実現
- 絵の具などが盛られた絵画なども接触せずに読み取れるオーバーヘッド型
- 押した冊子をめくるだけで読み取れる「継続読み取り機能」搭載
【7位】サンワダイレクト 400-CAM073
タイプ | オーバーヘッド |
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サイズ | 85mm×266mm×335mm |
重量 | 0.75kg |
センサー | CMOS 1800万画素 |
解像度 | 最大4912×3680 |
原稿サイズ | A3 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- リアルタイムでパソコンに画像を表示できるため、学校や会議などの書画カメラとしても使用可
- ゆがみ・指消し補正機能や自動トリミングなど、便利な機能の数々を搭載
- ページをめくると自動でカウントダウンが始まる自動連続撮影モード
【6位】brother ADS-1700W
タイプ | シートフィード |
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サイズ | 386mmx211mmx158mm |
重量 | 2.03kg |
センサー | CIS x2 |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 20枚 |
両面読み取り | あり |
- A4カラー原稿を毎分25枚/50面の高速スキャン可能
- 非常にコンパクトで、狭いテーブルの上でも設置可能
- 免許証などの読み取りができるカードスキャンスロット搭載
【5位】富士通 ScanSnap FI-IX100A
タイプ | シートフィード |
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サイズ | 273mm×47.5mm×36mm |
重量 | 0.4kg |
センサー | CIS |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- 非常にコンパクトなバッテリー内蔵タイプ。USBバスパワーでも駆動可能
- PCやタブレット、スマートフォンとWi-Fi接続可能
- 名刺やレシートを2枚同時に読み取る「デュアルスキャン」機能搭載
【4位】Canon imageFORMULA DR-C240
タイプ | シートフィード |
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サイズ | 291mmx253mmx231mm |
重量 | 2.8kg |
センサー | CIS |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 60枚 |
両面読み取り | あり |
- キャノンのイメージフォーミュラシリーズの最新モデル
- 90面/分の圧倒的な読み取り速度
- 超音波センサーが用紙の重なりを検知、自動停止する機能を搭載
【3位】Canon CANOSCAN LIDE 400
タイプ | フラットベッド |
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サイズ | 250mm×367mm×42mm |
重量 | 1.7kg |
センサー | CIS |
光学解像度 | 4800dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- 4800dpiの光学解像度を実現したコンパクトなフラッドベッドスキャナー
- 最大21mmの厚手原稿までスキャン可能
- 付属の縦置きスタンドを使えば、より省スペースで使用可能
【2位】EPSON GT-X830
タイプ | フラットベッド |
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サイズ | 578mmx372mmx188mm |
重量 | 5.74kg |
センサー | CCD |
光学解像度 | 6400dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 1枚 |
両面読み取り | なし |
- ポジフィルムや中判フィルムすら読み込める、高性能フラッドベッドスキャナー
- プロ機に匹敵する光学解像度6400dpi
- 2本のLED光源で、ウォームアップなしで高速スキャン可能
【1位】富士通 ScanSnap iX1600
タイプ | シートフィード |
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サイズ | 161mmx292mmx152mm |
重量 | 3.4kg |
センサー | カラーCIS×2 |
光学解像度 | 600dpi |
原稿サイズ | A4 |
最大セット可能枚数 | 50枚 |
両面読み取り | あり |
- 「名刺・レシートガイド」付属で名刺やレシートの読み取りも楽々
- 40枚/分のスキャンスピードを実現
- 主要な操作はタッチパネルで完結
ブックスキャナーの種類
ブックスキャナーの主な4つの種類を解説します。
- シートフィード型
- フラットベッド型
- オーバーヘッド型
- ハンディ型
シートフィード型
シートフィード型は、給紙トレイにまとめてセットした原稿を、連続して読み取るスキャナーです。「ドキュメントスキャナー」とも呼ばれ、大量の原稿を一度にすばやくスキャンできるので、ページ数の多い本を電子化する時にたいへん便利です。
ただし、本をスキャンするためには背表紙を裁断し、1枚ずつに分解する前準備が必要なので、取り込む本を本のまま残したい人には向きません。
フラットベッド型
フラットベッド型は、コピー機のように、ガラスの読み取り面にページを伏せて読み込むスキャナーです。単に「ブックスキャナー」と言うと、本来は書籍用フラットベッドスキャナーを指します。
読み取り面が広く、本体のエッジとの間隔がとても狭くなっているので、本の見開き部分まできれいに取り込めます。フラットベッド型は1回ごとに本をセットする手間はありますが、本を裁断する必要が無いので、学術書などハードカバーや古い本のスキャンに向いています。
オーバーヘッド型
オーバーヘッド型は、他と比較して新しいタイプのスキャナーです。電気スタンドのように上部にセンサーやカメラがあり、下に置いた原稿を上から読み取ります。
「スタンドスキャナー」と呼ばれます。オーバーヘッド型は原稿に接触しない「非接触型」なので、本を傷めません。新聞などA3サイズや、裁断したくない書籍を電子化したい時に向いています。
ハンディ型
ハンディ型はコンパクトな直方体の形をしており、文字通り手で持って原稿の上を移動させ読み取るスキャナーです。「ハンディスキャナー」「モバイルスキャナー」とも呼ばれます。
ハンディ型は持ち歩けて置き場所に困らず、記録したいページをすぐ読み取ることができます。ハンディスキャナーは手ブレしやすく、大量に読み取るのは不向きですが、雑誌のスクラップを取りたい時、厚手の書籍を手軽にスキャンしたい時に重宝します。
ブックスキャナーの注目したい機能・性能
ブックスキャナーの注目したい機能・性能は、以下の2つです。
- 両面読み取り機能
- 自動連続撮影
両面読み取り機能
両面読み取り機能は、シートフィード型のドキュメントスキャナーに搭載されている機能です。スキャナーに複数枚の原稿をセットすると、ADF(オートドキュメトフィーダー・自動給紙装置)で原稿を送りながら、同時に両面をスキャンし、別々の画像として取り込みます。
特に本のスキャンの効率アップには重要な機能です。紙の質によっては裏写りするので、裏写り防止機能やアプリケーションで調節します。
自動連続撮影
自動連続撮影機能は、オーバーヘッド型のスキャナーに搭載されている機能です。複数の原稿やページを読み取る時に、スキャナー上部のカメラにタイマーを設定しておき、一定の時間が経過すると自動的に読み取りを開始します。
1ページごとにスキャンボタンを押す作業がはぶけ、取り込み作業が楽になります。オプションで、ページをめくる動作を自動で検出し、読み取りを継続する機能もあります。
ブックスキャナーのおすすめメーカー
ブックスキャナーのおすすめメーカーは、以下の2つです。
- 株式会社PFU
- キヤノン株式会社(Canon)
株式会社PFU
株式会社PFUは富士通の子会社で、自炊用スキャナーとして高い人気を誇る「ScanSnap」シリーズを製造販売しています。「ScanSnap」シリーズはドキュメントスキャナー、スタンドスキャナー、ハンディスキャナーなど各種あり、特にドキュメントスキャナーは自炊の強い味方として支持され続けています。
キヤノン株式会社(Canon)
キヤノンはプリンタのシェアをエプソンと二分する大手メーカーです。
ドキュメントスキャナーでは「imageFORMULA」シリーズが、ビジネス向け、一般向けでそれぞれシートフィード型、ハンディ型の製品が販売されています。またA3サイズ対応の大型スキャナーも充実しています。
キヤノンのスキャナーは、書籍のスキャンに限らず画像のスキャンにも強いので、写真集やイラスト集にも向いています。
ブックスキャナーの選び方
ブックスキャナーの選び方を以下の5つのポイントから解説します。
- 読み取る本をどうしたいか
- 作業の速度は重要なポイント
- スキャン画像の品質で決める
- 読み取りセンサーは2種類ある
- スキャナーの使い勝手で選ぶ
読み取る本をどうしたいか
書籍を読み取るためのスキャナーを選ぶ時は、まず「取り込む本を壊すか、残すか」で分かれます。本を裁断してもかまわない人は、裁断したページを一度に取り込めるシートフィード型が適しています。本を壊したくない人や、借りた書籍の一部をスキャンしたい時は、非破壊型のフラットベッド型やハンディ型、非接触型のオーバーヘッド型を選びましょう。
作業の速度は重要なポイント
本を電子化する作業は、特に厚い本や冊数があるほど効率が重要になってきます。スキャナーの読み取り速度が遅いと作業の時間も長くなり、作業の進捗に影響します。
スキャン速度が最も早いのはシートフィード型です。他のタイプが1ページずつスキャンするのと比較して、量に強く両面スキャンも可能です。
作業全体の手軽さを重視するなら、本を置くだけのオーバーヘッド型や、好きな場所を読み取るハンディ型が向いています。
スキャン画像の品質で決める
スキャナーの解像度が大きければ、画像はより鮮明になります。解像度には「dpi(dot per inch)」という単位が使われ、数値が高いほど精密なデータになります。反面、あまり解像度が大きすぎるとスキャナーの動作が遅くなり、ファイルは大きく重たくなります。文字だけなら300dpi、写真や絵をふんだんに使った書籍なら600dpiが適切でしょう。
最も鮮明に読み取れるのはフラットベッド型です。ページを読み取り面にぴったり押しつけて取るので、精度は最も高くなります。逆にそこまで画質にこだわらなくていい小説やマンガなどは、シートフィード型がおすすめです。
読み取りセンサーは2種類ある
スキャナーの画質を左右する読み取りセンサーには2種類あり、それぞれ特徴を持っています。スキャン速度が速くきれいに読み取れる分、大型かつ高価格になるCCD(光学縮小方式)と、薄型で価格が安い反面、スキャン速度が遅くやや画質も劣るCIS(密着センサー方式)の2種類があります。
通常のスキャナーはCISで十分な画質を得られますが、本を電子化する場合は、速度が上で綴じ代部分の歪みもある程度解消する、CCDを搭載した機種が向いています。
スキャナーの使い勝手で選ぶ
スキャナーは大体A4サイズ対応なので、写真集など大型の冊子をスキャンしたい場合は、A3サイズ対応の機種を選ぶ必要があります。A3サイズの書籍をそのまま読み取れるスキャナーは高額になるので、価格を抑えたい場合はスタンドスキャナーが良いでしょう。
その他、歪み補正や裏写り補正など、取り込んだ画像を補正できるアプリケーションの有無も、作業に大きな影響を及ぼします。Wi-FiやBlueToothといった接続方法、保存先の設定など、原稿のサイズや質、使用方法でも、スキャナーの選び方は変わってきます。
ブックスキャナーの重要ポイントまとめ
ブックスキャナーの重要なポイントは以下の3つです。
- 本を裁断するか、そのまま残すかで選ぶスキャナーが変わる!
- スキャン画像の品質は文字だけなら300dpi、写真や絵をふんだんに使った書籍なら600dpiを目安に!
- スキャンのスピードや、本体の大きさも忘れずにチェック!
多用途に使える【A3対応の安いスキャナーおすすめ18選】
自炊用ドキュメントスキャナーのおすすめ7選!タイプ別に徹底比較