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登山ではもちろん、オートキャンプであっても安全で機能的なテントを選ぶことが重要です。「見た目はかっこいいけど強風でテントが倒れてしまった」なんてことでは、かっこいいテントとは呼べないですよね。機能的というと登山用のソロテントを想像される方も多いですが、ファミリーで使えるキャンプ用のテントも多数あります。まずはかっこいいテントを作る、おすすめのテントメーカーを見ていきましょう。
かっこいいテントといえば?おすすめメーカー一覧
かっこいいテントのおすすめメーカーは、以下の5つです。
- MSR(エムエスアール)
- HILLEBERG(ヒルバーグ)
- snowpeak(スノーピーク)
- tentipi(テンティピ)
- tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
MSR(エムエスアール)
MSRとはMountain Safety Researchの略。MSRはその名の通り、クライミング用品の安全性を研究することを目的とし、登山家のラリー・ペンバーシーによって1969年にアメリカで創業されました。
1973年にはMSRの最初のテントを発売、以後長きにわたり世界各地の登山遠征などで利用されています。MSRは創業当時の意志を今に受け継ぎ、安全にこだわった製品を作り続けているメーカーです。
HILLEBERG(ヒルバーグ)
1971年、森林管理官をしていたボー・ヒルバーグが創業したテントメーカー。1973年にはフライシートとインナーテントを同時に設営できるテントを発売し、世界中で支持されるようになりました。
シリコンで被覆したテント生地など独自素材の開発にも力を入れ、あらゆる自然環境に対応する最高品質なテントを作るメーカーです。
snowpeak(スノーピーク)
日本が世界に誇るアウトドアメーカー、スノーピーク。自分たちが納得できる高品質なクライミング用品を生産するために1958年に新潟で創業されたメーカーです。
1980年代後半からテントやタープなどの製造にも着手し、日本のオートキャンプ文化を牽引し続けています。
tentipi(テンティピ)
スカンジナビアの先住民「サーミ」の移動式住居に着想を得た、ティピ型のテントを作るスウェーデンのメーカーです。
山々に囲まれ、冬はマイナス40度にもなる北極圏で暮らすサーミの人々。tentipiのテントにはサーミの暮らしを支えてきた、過酷な自然環境でも快適に過ごすためのアイディアが盛り込まれています。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
国内に18店舗を構える大手アウトドアショップ、「WILD-1」のオリジナルブランドとしてスタートしたメーカーです。
tent-Mark DESIGNSの開発コンセプトは、「今のニーズを具現化するもの」「これからのニーズを生み出すもの」のふたつ。他のメーカーとは違い、ユーザーと日々接するショップならではの強みを持っているのが大きな特徴です。
お気に入りが見つかるかっこいいテントの選び方
かっこいいテントの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- メーカーのコンセプトを知ろう
- 生地の耐水圧をチェックしよう
- フレーム構造をチェックしよう
- 快適性が考慮されているかチェックしよう
メーカーのコンセプトを知ろう
メーカーはそれぞれの歴史があり、独自の価値観に沿って製品開発が行われています。どのような意図を持って作られたテントかを知ることで、そのテントの性能を100%引き出すことができます。
自分の使い方にフィットする機能的なテントを見つけるために、まずはどんなメーカーであるかを知ることをおすすめします。
生地の耐水圧をチェックしよう
テント生地の防水性を判断する指標として、耐水圧というものがあります。雨が強いと水が入ってきてしまうというテントでは、機能的でかっこいいとは言えませんよね。
様々な条件にもよりますが、耐水圧が3,000mmだと台風くらいの雨量でも対応できます。実際に使うシーンを考えながら、テント選びの参考にしてみてください。
フレーム構造をチェックしよう
テントを形作っているフレームは、耐風性を考える上でとても重要です。ドーム状のテントであれば、フレームの交わる点が多いほど強度が高く、球体に近いフォルムであるほどに風に強くなります。
また、ワンポールテントは高い位置ほど細くなり、風を受ける面積が少なくなるので、大型テントでありながらも強風にも耐えることができます。風に対する強さも、かっこいいテント選びには大事なポイントです。
快適性が考慮されているかチェックしよう
四季を通じて快適に過ごせるということは、機能的であるかっこいいテントには欠かせない要素です。
スリーシーズン用のテントであればメッシュパネルがきちんと配置されているか、冬用のテントであればフライシートが地面に接地し、冷気が入るのを防いでいるかなど。使う季節に合わせてテントを選ぶことが大切です。
かっこいいテントのおすすめ6選
MSR ハバハバNX
MSR ハバハバNXの仕様・製品情報
重量 | 1.8kg |
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収納サイズ | 46×15cm |
定員 | 2人 |
適応シーズン | 春〜秋 |
MSR ハバハバNXのおすすめポイント3つ
- 優れた居住性
- 通気性抜群のインナーテント
- 一体型のポールでスピーディに設営
MSR ハバハバNXのレビューと評価
居住性に優れた軽量テント
MSRを代表する2人用のバックパッキングテント。インナーテントの壁がまっすぐに立ち上がっているので、テント内はとても広々としています。前室が大きいので、バックパックなど大きな荷物の置き場にも困りません。
全てのフレームがハブで接続されて一体化していることで、設営も非常にスムーズです。かっこいいテントをささっと設営できたら、よりかっこいいキャンプスタイルの完成ですね。
HILLEBERG タープ20 UL
HILLEBERG タープ20 ULの仕様・製品情報
重量 | 1.5kg |
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収納サイズ | 33×30cm |
定員 | 4~6人 |
適応シーズン | 春〜秋 |
HILLEBERG タープ20 ULのおすすめポイント3つ
- 耐水圧5,000mmの安心スペック
- 様々な形にアレンジ可能な万能デザイン
- 持ち運び楽々の軽量タープ
HILLEBERG タープ20 ULのレビューと評価
オリジナル生地を採用したビッグタープ
耐水圧5,000mmというハイスペックなオリジナル生地、「Kerlon 1200」で作られた大型のスクエアタープです。ロープをかけるループが多く配置されているので、様々なアレンジが可能、天候の変化にも柔軟に対応できます。
とにかく軽く収納もコンパクトなので、ファミリーのデイキャンプにもおすすめです。暖かい季節にはタープ20 ULをリビングスペースにして、タープならではの開放感を楽しみましょう。
snowpeak ランドブリーズ2
snowpeak ランドブリーズ2の仕様・製品情報
重量 | 5.5kg |
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収納サイズ | 60×18×23cm |
定員 | 2人 |
適応シーズン | オールシーズン |
snowpeak ランドブリーズ2のおすすめポイント3つ
- snowpeakの社長が愛用するテント
- 夏も冬も快適に過ごせる
- 押してもビクともしない頑丈フレーム
snowpeak ランドブリーズ2のレビューと評価
あらゆる機能を盛り込んだ快適テント
日本のアウトドアシーンを牽引し続けるsnowpeak、社長である山井太氏が愛用するのがこのランドブリーズ2。メッシュパネルを全開にして夏は涼しく、マッドスカートで冷気を遮断し冬は暖かく、オールシーズン快適に過ごせるテントです。
2人用のテントですが、贅沢に1人で使うのがおすすめ。ソロキャンプの質がワンランクアップすること間違いなしです。
小ぶりなテントながらフレーム交点が多く、押してもビクともしない非常に頑丈な構造です。どんな天候でも安心して眠れる、頼りになる相棒です。
snowpeak スピアヘッド Pro.M TP-455
snowpeak スピアヘッド Pro.Mの仕様・製品情報
重量 | 13.5kg |
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収納サイズ | 82×30×34cm |
定員 | 6人 |
適応シーズン | オールシーズン |
snowpeak スピアヘッド Pro.Mのおすすめポイント3つ
- snowpeak初のワンポールテント
- フィールドに映えるアイボリーカラー
- テント同士を接続して巨大空間に
snowpeak スピアヘッド Pro.Mのレビューと評価
ワンポールテントとドームテントのいいとこ取り
snowpeak史上初めてのワンポールテントとして、多くの注目を集めているスピアヘッド Pro.M。ドームテントのようなフレームを掛け合わせることで、従来のワンポールテントでは実現できない広々とした空間を作り出しています。
snowpeakの他のテントやスピアヘッド同士を接続することも可能、ファミリーやグループでのキャンプに最適です。自然と美しく調和するアイボリーカラーは、テント内も明るくなるのでとても過ごしやすいですよ。
snowpeak リビングシェルロング Pro. TP-660
snowpeak リビングシェルロング Pro.の仕様・製品情報
重量 | 18.6kg |
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収納サイズ | 80×28×30cm |
定員 | 4~6人 |
適応シーズン | オールシーズン |
snowpeak リビングシェルロング Pro.のおすすめポイント3つ
- 1人でも設営可能な大型シェルター
- インナーテントを追加してツールームテントに
- 空間を広げてくれるサイドウォール付きパネル
snowpeak リビングシェルロング Pro.のレビューと評価
拡張性に優れた万能シェルター
snowpeakの定番シェルター「リビングシェル」にフレームを追加し、サイズも機能もアップデートされたシェルターです。別売りのインナーテントを追加して、ファミリーにおすすめのツールームテントとしても使えます。
正面のパネルに装備されているサイドウォールは、パネルを跳ね上げた時の雨風の吹き込みを抑えてくれるので、有効面積が大きく広がります。遮光性の高いシールド加工された生地を使っているので、夏でも涼しく過ごせるオールシーズン対応の万能シェルターです。
tent-Mark DESIGNS 青空タープ TC
tent-Mark DESIGNS 青空タープ TCの仕様・製品情報
重量 | 6.3kg |
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収納サイズ | 60×21cm |
定員 | 4~6人 |
適応シーズン | 春〜秋 |
tent-Mark DESIGNS 青空タープ TCのおすすめポイント3つ
- 焚き火に強いポリエステル×コットンの混紡素材
- タープ中心の換気用ベンチレーション
- 雨がたまりにくい独自構造
tent-Mark DESIGNS 青空タープ TCのレビューと評価
焚き火と好相性のスクエアタープ
火の粉が気になってタープの近くで焚き火ができない、そんな悩みを解決してくれるタープです。タープ本体にはポリエステルとコットンの混紡素材を使用し、火の粉が当たっても穴が開きにくい仕様になっています。
また、タープ中央には焚き火の煙を逃がしてくれるベンチレーションも装備しています。雨でも焚き火を楽しみたい、そんなあなたにおすすめのタープです。
かっこいいテントの重要ポイントまとめ
この記事で重要なポイントは以下の3つです。
- かっこいいテントとはあらゆる状況に対応する機能的なテントである
- かっこいいテントを作るメーカーのコンセプトを知ろう
- 耐水圧やフレーム構造、通気性などのスペックはかっこいいテントの必須要素