リューターおすすめランキング12選。木工DIYや彫金もおまかせ!

机の上の電動工具

※本サイトはプロモーションが含まれています。

軽量なペン型で手軽に使えるリューターはミニ四駆などプラモデルの加工やDIYなどに便利な電動工具です。ダイソーの格安モデルでは軽作業しかできませんが、プロクソン社やマキタ社のモデルではプロ用としてのニーズも満たせます。
ヤスリやカッターなどでは到底できない金属やガラス素材への彫金・研磨・切断なども可能です。

先端にセットするビットの種類が豊富なものや回転スピードが調節できるものなど最新モデルも大人気。

ホームセンターにも負けない品ぞろえがある人気おすすめリューターを紹介します。


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【初心者向け】リューターのおすすめランキング5選

【5位】Bigman(ビッグマン) 軽量 コードレス 充電式ミニルーター ビット31点セット HR-DX

サイズ・重さ全長:14.5㎝・85g
定格使用時間非公開
回転数非公開
電源充電式
推奨素材プラモデル・ガラス・木工・アクセサリー
評価・レビュー
パワー
(3.5)
使いやすさ
(5.0)
コスパ
(4.0)
多機能性
(4.0)
ポイント
  • 全長15㎝弱で重さが85gの超コンパクト設計で女性など幅広い層で使用しやすい
  • 収納用アルミケースが付属されてあり細かい部品なども保管できる
  • モバイルバッテリーの他パソコンからも給電できるUSBコードレス充電タイプ

「Bigman(ビッグマン) 軽量 コードレス 充電式ミニルーター ビット31点セット HR-DX」の特徴

小型軽量サイズで31点のビットがあり回転数の3段階調整もできる現在「Amazon’s Choice」の人気モデルです。

マジックペンのようなモノトーンのおしゃれな形状で操作ボタンが分かりやすい点も見逃せません。

こんな人におすすめ
手軽に使える超小型のコードレス式で収納ケースがセットになった初心者用リューターをお探しの方におすすめします。

【4位】高儀 EARTH MAN ホビールーターセット HRT-86

サイズ・重さ長さ162×幅27×高さ27㎜・630g
定格使用時間15分
回転数6,000~13,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材ガラス・貝がら・陶磁器・タイル・樹脂・木工
評価・レビュー
パワー
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
コスパ
(4.0)
多機能性
(4.0)
ポイント
  • 6,000RPMから13,000RPMまでの回転スピードが無段階で調節可能
  • わずか630gで幅も2.7㎝なので握りやすく使いやすい
  • 革バフ・ホイールブラシ(真鍮)・ラバー砥石など付属品が豊富

「高儀 EARTH MAN ホビールーターセット HRT-86」の特徴

国産ブランド「高儀」によるペンのように握りやすく豊富な付属品を備えた高コスパ品です。
ただ口コミではビットが外れやすいとの声が多数あがっているのが不安なところ。

こんな人におすすめ
百均のダイソーの最安値モデルよりもワンランク性能が高いペン型の初心者用リューターをお探しの方におすすめします。

【3位】2022年進化版 Ginelson ミニルーター 5段変速 60PCS USB充電式

次に紹介するおすすめのリューターは、「2022年進化版 Ginelson ミニルーター 5段変速 60PCS USB充電式」です。

サイズ・重さ18 x 3.2 x 3.2 cm・130g
定格使用時間2時間(無負荷時)
回転数3,000~15000回/分(RPM)
電源USB充電式
推奨素材ガラス・木工
評価・レビュー
パワー
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • 3,000から15,000RPMまで5段階のスピード調整ができる2022年発売の進化版モデル
  • 付属品として60個のビットと2個の収納ボックスがあり多用途に使い回せる
  • モバイルバッテリーからもチャージできるUSB充電式なので使用場所を選ばない

「2022年進化版 Ginelson ミニルーター 5段変速 60PCS USB充電式」の特徴

本体わずか130gで幅も3.2㎝なので女性の手でも使いやすいAmazonでベストセラーの大人気商品です。

真偽は不確かながらメーカーは2時間の連続使用ができることをプッシュ、照明ライトがあるのも嬉しいところ。

こんな人におすすめ
女性でも扱いやすい軽いペン型で多機能かつコードレス充電式の初心者用リューターをお探しの方におすすめします。

【2位】Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター FINO(フィーノ) リューター

サイズ・重さ全長:15.3㎝・105g
定格使用時間非公開
回転数5,000~22,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材ガラス・ジュエリー・木工
評価・レビュー
パワー
(4.5)
使いやすさ
(4.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • 5,000~22,000RPMの幅広い回転数で5段階のスピード調節が可能
  • 彫刻・汚れ落とし・研磨など多様な作業を可能にする9種類11個のアクセサリーが付属
  • 重さわずか105gで「フィーノ(スリム)」という名前通りのコンパクト設計

「Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター FINO(フィーノ) リューター」の特徴

日本法人もある国際ブランド「ドレメル」による5,000から22,000RPMの幅広い変速に対応した多機能モデルです。
口コミも好評、ただ105gの軽量設計ながら後ろ部分が長いのでペン型として握りにくい点が残念なところ。

こんな人におすすめ
国際ブランドの中、電源コード式でもハイパワーで5,000RPMでの軽作業もできる初心者用リューターをお探しの方におすすめします。

【1位】プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット MM100 No.28525-S

サイズ・重さ全長:23㎝・260g
定格使用時間15分
回転数8,000~18,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材ガラス・金属・プラスチック
評価・レビュー
パワー
(4.0)
使いやすさ
(4.5)
コスパ
(4.5)
多機能性
(5.0)
ポイント
  • ダイヤモンドビットや純毛バフや切断砥石など豊富な付属品があるお得なセット商品
  • 重さはわずか260gに加え電源コードは長めの2mなので使い勝手が良い
  • 8,000~18,000RPMの回転スピードを無段階に調節することが可能

「プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット MM100 No.28525-S」の特徴

国産ブランド「プロクソン」によるパワフルなDC100Vモーター搭載の大人気商品です。

リューターの回転軸を支えるベアリングを独自のアルミケースに装着することで作業中の芯ブレを抑えている点も見逃せません。

こんな人におすすめ
ブランド品の人気モデルの中、ハイパワーで芯ブレが少なく多用途に使い回せる初心者用リューターをお探しの方におすすめします。

【ワンランクアップ&プロ向け】リューターのおすすめ7選

【7位】Dremel(ドレメル) 3.6Vコードレスミニルーター(充電器・アクセサリー15ピース付き) LITE

サイズ・重さ19.5×4.5×4㎝・270g
定格使用時間非公開
回転数8,000~25,000回/分(RPM)
電源USB充電式
推奨素材ステンレス・ガラス・金属・木工・車のボディ
評価・レビュー
パワー
(4.5)
使いやすさ
(3.5)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • 8,000~25,000RPMの幅広い回転スピードが無段階で変速可能
  • 連続使用時間は非公開ながら3時間弱の給電でフル充電されるコードレス式
  • アルミ砥石やポリッシング用コンパウンドなど15個のアクセサリーが標準付属

「Dremel(ドレメル) 3.6Vコードレスミニルーター(充電器・アクセサリー15ピース付き) LITE」の特徴

国際ブランド「ドレメル」によるコードレス式でも25,000RPMのハイパワー設計でステンレスや車にも使える多用途モデルです。

口コミでは安定感のあるトルクも好評、ただ重さが270gで幅が4.5㎝なのでペン型としては持ちづらいのが残念なところ。

こんな人におすすめ
信頼できるブランド品で無段階変速ができて車やバイクのポリッシングもできるリューターをお探しの方におすすめします。

【6位】プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット スピードコントロール付 No.28515-BM

サイズ・重さ(長さx幅x高さ) 21 x 3.3 x 3.3 cm・250g
定格使用時間非公開
回転数8000~20000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材金属・木材・プラスチック
評価・レビュー
パワー
(4.5)
使いやすさ
(4.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.0)
ポイント
  • 8,000~20,000RPMの回転に対応し本体には無段階変速可能なコントロールつまみあり
  • 本体につなぐ専用電源トランスには12個の先端パーツの収納穴があって便利
  • 数値は非公開ながらメーカーは負荷のかかるハイトルク作業時の耐久性をプッシュ

「プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット スピードコントロール付 No.28515-BM」の特徴

国産ブランド「プロクソン」によるペン型の軽量リューターながらハイトルク作業にも推奨されるパワフルなモデルです。

持ち手の大部分が滑りにくいラバーグリップ素材ですが、重さが250gあるのでペン型としては握りにくいでしょう。

こんな人におすすめ
最大20,000RPMの無段階変速に対応した彫金や木工や砥石による切断も推奨されるリューターをお探しの方におすすめします。

【5位】プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット MM100 No.28525-MC

サイズ・重さ長さ:230mm 太さ直径:35mm・260g
定格使用時間15分
回転数8,000~18,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材シルバークレイ(純銀粘土)・金属・ガラス
評価・レビュー
パワー
(4.0)
使いやすさ
(4.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • 10VのDCモーターを搭載したハイパワー設計のコード式モデル
  • 本体の電源ボタンの近くに無段階変速ができるスピードコントロールつまみあり
  • 砥石やワイヤーブラシやパフなど研磨やツヤ出しに関わる付属品が多数あり

「プロクソン(PROXXON) ミニルーターセット MM100 No.28525-MC」の特徴

重さ260gのペン型でありながら、磁力の強さで知られるネオジムマグネットを採用したハイパワー設計のモデルです。

作業時に多くのビットを立てて置けるツールスタンドがセットでついているのも嬉しいところ。

こんな人におすすめ
シルバーアクセサリーの彫刻・研磨・ツヤ出しなどに最適なパワーのある小型リューターをお探しの方におすすめします。

【4位】Dremel(ドレメル) コードレスハイスピードロータリーツール(12V)8220-1/28 [並行輸入品]

サイズ・重さ22.86 x 7.62 x 34.93 cm・725.75 g
定格使用時間非公開
回転数5,000~35,000回/分(RPM)
電源充電式
推奨素材金属・木工
評価・レビュー
パワー
(5.0)
使いやすさ
(3.5)
コスパ
(5.0)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • 5,000~35,000RPMのかなり幅広い回転スピードが手元のダイヤルで無段階に変速可能
  • 独自の「Quick Collet Lock」と「Ez Twist Nose Cap」採用でアクセサリーの着脱が簡単
  • 幅は7.62㎝とかなり集めながら360度のグリップゾーンがあるため滑りにくい

「Dremel(ドレメル) コードレスハイスピードロータリーツール(12V)8220-1/28 [並行輸入品]」の特徴

国際ブランド「ドレメル」による12Vリチウム電池のハイパワー設計ながら1時間の高速充電に対応したコードレス式モデルです。

5,000RPMの低速回転もできるので研磨などの軽作業にも最適、28個のアクセサリーや充電器など付属品が多いのも嬉しいところ。

こんな人におすすめ
信頼のブランド品の中、最高レベルのスピード変速の幅の広さを備えた多機能なリューターをお探しの方におすすめします。

【3位】マキタ(Makita) 充電式ハンドグラインダ 18V バッテリ・充電器・ケース別売 GD800DZ

サイズ・重さ402×82×118㎜・1.9kg(バッテリーふくむ)
定格使用時間非公開
回転数26,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材木材・金属
評価・レビュー
パワー
(5.0)
使いやすさ
(3.5)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • コードレス充電式でありながらAC機なみの26,000RPMの高速回転が可能
  • 負荷が過剰な際には左右2箇所の警告ランプが点灯し自動停止機能もあり
  • 総重量は2kg弱と少し重めでもゴムカバーなどにより両手ではグリップしやすい

「マキタ(Makita) 充電式ハンドグラインダ 18V バッテリ・充電器・ケース別売 GD800DZ」の特徴

電動工具の国内最大手「マキタ」によるコードレスでもパワフル設計で安全性能がしっかりした本体のみのモデルです。

うっかり電源オンのままバッテリーを入れても起動しなかったり排気風の方向が前方であったりと細かい配慮も光っています。

こんな人におすすめ
信頼の国産ブランドの中、安全機能が豊富で充電式でも高速回転ができるパワフルなリューターをお探しの方におすすめします。

【2位】アルゴファイル マイクロモーターシステム スターライトセット ホワイト SBH35nST-S

サイズ・重さ‎15 x 11.5 x 8 cm・205g
定格使用時間非公開
回転数35,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材金属・木工
評価・レビュー
パワー
(5.0)
使いやすさ
(5.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(4.5)
ポイント
  • 最大トルク「3.0Ncm」により高速回転でも止まりにくいハイパワー設計
  • 35,000RPMの高速スピード回転に対応しスイッチ1つで正逆回転操作も可能
  • 単体のスピードコントローラ―つきで無段階変速に対応

「アルゴファイル マイクロモーターシステム スターライトセット ホワイト SBH35nST-S」の特徴

日本法人もある国際ブランド「アルゴファイル」による金属の加工にも適した3.0Ncmトルクを備えたハイパワー設計のモデルです。

先端は耐久性の高いステンレス素材を採用、30本セットのダイヤバーなど付属品も充実しています。

こんな人におすすめ
金属など硬い素材でも回転数を落とさずに回せるトルクの高いパワフルな高級リューターをお探しの方におすすめします。

【1位】アルゴファイル マイクロモーターシステム スターP30セット ホワイト STP30ST-W

サイズ・重さ17 x 14 x 9.5 cm・148g
定格使用時間非公開
回転数33,000回/分(RPM)
電源コード
推奨素材金属・木工
評価・レビュー
パワー
(5.0)
使いやすさ
(5.0)
コスパ
(4.5)
多機能性
(5.0)
ポイント
  • 最大トルク「3.9Ncm」により回転が止まらない長時間の連続使用が可能
  • 最速スピードが33,000回転で単体のスピードコントローラ―により無段階変速にも対応
  • わずか148gで全長17㎝のリューターなのでハイパワーでもペン型として手軽に使える

「アルゴファイル マイクロモーターシステム スターP30セット ホワイト STP30ST-W」の特徴

国際ブランド「アルゴファイル」による最大トルク「3.9Ncm」で金属のスムーズな切断もできる超パワフルな小型モデルです。

負荷がかかりすぎると危険を察知して自動的に停止するオーバーロード機能があるなど安全性能もしっかりしています。

こんな人におすすめ
金属など硬い素材でもスムーズに切断・加工できて安全装置もしっかりしている高級リューターをお探しの方におすすめします。

リューターとは

ドライバーや工具
リューターとは一般的に片手でペンのようにして手軽に使える電動工具のことです。
マキタ社モデルではハンドグラインダーと呼ばれており、最近ではミニルーターが主流の呼び方になりました。

使用する素材によって使い分けるビットという先端工具を取り付けて使用します。
ビットを高速回転させることで素材への切削・研磨・切断など多用途に使い回すことが可能。

リューターは軽作業として木工や彫金がしたい方や電動ドライバーでは重くて使いにくいと思っている方におすすめです。

リューターでできること

リューターでできることは、以下の4つです。

  • 切削
  • 研磨
  • 切断
  • 汚れ落とし

切削

リューターで手軽にできることの1つに切削(せっさく)があります。
切削とは素材をピンポイントで切り削ることで、多くの場合、穴あけや溝掘り作業もふくまれます

ミニ四駆などプラモデルでは特に片手でペンのように扱えるリューターは細かい作業ができるので最適です。
軽作業であればガラス加工や金属を彫る彫金にもリューターでの切削加工は有効だと言えます。

回転数が低くてもできるのでリスクが少ないのも嬉しいところ。

研磨

リューターでできることには金属面などへの研磨もふくまれます。
研磨とは金属などの素材の表面を磨き上げることでピカピカにすること

目的は植木ばさみなどの切れ味を復活させたり、シルバーアクセサリーの輝きを取り戻させたりといったもの、またプラモデルの表面をフラットにして塗装しやすくしたりと用途はさまざま。

研磨も切削と同じく低速回転でできるので、リューターで最も手軽にできる作業だといえるでしょう。

切断

軽量のリューターでも金属などの切断ができるハイパワーモデルもあります。
多くはマキタ社やアルゴファイル社の10,000円以上の高級モデルになりますが、数センチであれば金属の切断も簡単にできます。

ただ切断は事故リスクが高いため目を保護するゴーグルや金属片の飛散を防ぐプラバンことプラスチックの板が必須アイテム。

準備さえしっかりしておけば、ペン型のリューターでも金属やアルミの切断が充分にできます。

汚れ落とし

リューターにできることには汚れ落とし・サビ落としという点もあります
これは大掃除などでも活躍できるリューターの最も身近な使い方だと言えるでしょう。

ガラス窓の黒ずんだカビ汚れや自転車やバイクのサビなどを取るにはさまざまな方法があります。
しかし最も手っ取り早い汚れ落としは低速回転のリューターで薄く削り取ることだと言えるでしょう。

特に手の付けようがないほど汚れてしまった素材には、リューターが大いに役立つはずです。

合わせて知っておきたい!リューターのビットの種類や使い方

たくさんの工具

リューターのビットの種類や使い方は、以下の5つです。

  • 切削用ビット
  • 穴あけ用ビット
  • 研磨用ビット
  • 切断用ビット
  • 汚れ落としやサビ落とし用ビット

切削用ビット

リューターの切削用ビットはハイス鋼ビットや砥石ビットが代表的なビットです。
プロクソン社のビットでは、ハイスビット・ハイスカッター・超硬カッターなどの名称で販売中です。

ハイス鋼は高速度の回転に向いた素材で、ペン型リューターのように低速度でも大きな切削性能を発揮します。
一方で耐熱性がなく短時間しか使えないのでご注意を。

リューターでの切削は多くの場合、ペンのように削りたい箇所に当てるだけの軽作業になります。

穴あけ用ビット

リューターの穴あけ用ビットは一般用語にもなった「ドリル」として総称されています。
リューターでは非鉄金属用のハイス鋼ドリルがほとんどで、プロクソン社モデルでは小径ドリルという名称です。

超硬ドリルではプリント基板や貝殻などの穴あけ、先端がねじ曲がったセンター付きドリルが金属用になります。

木工でも金属でも穴あけにはさまざまな準備が要りますが、保護のために手袋をすることが最も重要。
その際にはドリルに巻き込まれる恐れのある布製の軍手ではなく、皮手袋をすることをおすすめします。

研磨用ビット

リューターの研磨用ビットは、バフが代表的なビットです。
プロクソン社モデルではバフの他にサンドペーパー系やブラシなどもあります。

バフはフェルトなどふわふわした毛でできており、用途はシルバーアクセサリーやガラスのツヤ出しなど。
バフに代表されるよう研磨用ビットは消耗が速いので数をそろえておくことが大切。

リューターでの研磨作業は切削と同じく最も手軽にできる作業だと言えます。

切断用ビット

リューターの切断用ビットは多くの場合、切断砥石を使って行います
プロクソン社では「グラスファイバー入り」が金属の切断にも対応した最も強度の高いビットになります。

多くはシャフト(回転軸)もセットになっており、シャフトを円状の砥石の真ん中に入れ込んでビットにします。
穴あけ同様、金属の切断は事故リスクが高く、ゴーグルやプラバンなどの準備がとても大切。

また切断対象を奥にリューターを手前にすると切断された破片が下に落ちやすくなるのでより安全です。

汚れ落としやサビ落とし用ビット

リューターの汚れ落としやさび落とし用ビットは、先にも書いたバフやサンドペーパー系になります
プロクソン社では絵筆のような形のゴム砥石があり、金属やガラスの汚れ落とし以外にもサビ取り・ツヤ出しなど多用途に使い回せます。

汚れ落としやサビ落としも切削などと同じく、ほぼリスクなく手軽にできる軽作業だと言えるでしょう。

リューターのおすすめメーカー一覧

リューターのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • プロクソン
  • マキタ
  • アルゴファイル

プロクソン

プロクソン(Proxxon)は、大阪に本社を置く「株式会社キソパワーツール」の工具ブウランドです。
プロクソンのリューターはコスパの高さで人気を集めていて、Amazonやホームセンターでも多く見かけます。

10,000円前後と5,000円前後の価格帯のモデルが中心で、軽量ペン型で扱いやすく豊富なビットをそろえて機能性も豊富です。

ダイソーなど百均モデルよりもワンランク上の品をお求めの初心者の方に、プロクソンのリューターはおすすめです。

マキタ

マキタは愛知県に本社を置く電動工具の総合メーカー。
創業80年以上の老舗で電動工具の国内シェアは6割と日本最大手になり信頼性が非常に高いブランドです。

マキタのリューターはハンドグラインダーやミニグラインダーという名称で、コード式でも充電式でも高速回転が一番の特徴。
20,000RPM以上のスピードがあり、2kg近くの重さがあるので両手でグリップして使います。

金属や鉄など硬いものをスピード調節なしで荒削りしたいといった方に、マキタのリューターはおすすめです。

アルゴファイル

アルゴファイルこと「アルゴファイルジャパン株式会社」は韓国の国際ブランド「協鮮洋行社製造」の日本販売店に当たります。
アルゴファイルのリューターは「マイクロモーターシステム」が代表モデルで、初心者からプロまで幅広く使えます。

「マイクロモーターシステム」は価格が20,000円以上になりますが性能面ではリューターの最高峰と言えるでしょう。

最たる特徴はトルクの高さにあり、高速回転中でもリューターがほとんどぶれずに使えるほどパワフルです。

穴あけや切断でも軸がしっかり安定した作業をしたい方には、アルゴファイルのリューターがおすすめです。

リューターの選び方

電動ドライバー
リューターの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • ビットの種類の豊富さで選ぶ
  • スピードの変速性能で選ぶ
  • 価格帯で選ぶ

ビットの種類の豊富さで選ぶ

プロクソン社モデルなど多くのリューターには付属品としてビットが数多くついてきます。
後々単品でビットをつけ足すよりも、やはり最初からセットになっていた方が金銭的にもお得です。
切削・穴あけ・研磨・切断・汚れ落としとリューターでできることは数多いのでビットの種類が豊富だとそのぶん多機能になります。

木工や彫金や大掃除などリューターを多用途に使い回したい方は、ビットの種類の豊富さで選ぶと良いでしょう。

スピードの変速性能で選ぶ

リューターにはそれぞれの回転数・スピードがあり1分間の回転数を示す単位「RPM」で表されます。
ペン型のリューターでも多くは10,000回転以上のパワーがあり変速機能もあります。
スピード調節の変速機能は無段階のダイヤル式の方が細かい設定ができて多機能になります。
また5,000回転以下の低速回転ができるとプラモデルの研磨などの軽作業が容易になります。

多用途にリューターを使いこなしたい方は、スピードの変速機能に注目して選ぶと良いでしょう。

価格帯で選ぶ

リューターは単純に価格帯で好みのモデルを選ぶこともできます。

一般的な目安としては1,000円以下の百均のダイソーなどの最安値モデルはプラモデルなどの研磨向き。
5,000円以下のリューターはプラスチックの切削やガラス加工やサビの汚れ落とし向きだと言えます。
10,000円前後になると木材や金属全般の軽い切削や研磨も可能に。20,000円を超えるとリューターは軸の安定した作業が可能。
金属や鉄の本格的な加工となると30,000円以上のリューターが必要になるでしょう。

自分の目的をはっきりさせていれば、価格帯で欲しいリューターを見極めることができます

リューターとルーターの違い

リューターとルーターの違いは一般的に多用途か木材専門かという点にあります
リューター(Leutor)が金属やプラスチックなど多様に使えるのに対し、ルーター(Router)は木工に限られます

一方でリューターとミニルーターは一般的にペン型で手軽に加工できる電動工具という点でほぼ同義です。
商品名にはミニルーターとリューターが並記されているモデルが多く、ルーターだけの表記はほとんどありません。

また正式にはルーターはルータという名称であり、これはWi-Fiルーターと区別するためだということが推察されます。

ダイソーなど100均のリューターの使い勝手はどう?

ダイソーなどの100均に1,000円以下で販売されているリューターの使い勝手は、目的によってそれぞれだと言えます。
各種サイトの口コミを見るとプラモデルの加工など軽作業であれば満足度は高め。しかしガラスや木材の研磨・切断にはパワー不足です。
今回ご紹介したプロクソンやドレメルなどの5,000円以上のリューターであれば、初心者には多用途に使い回せる品になるでしょう。

リューターの重要ポイントまとめ

リューターの重要なポイントは以下の3つです。

  • リューターにはミニ四駆など小型のプラモデルに使うのに最適なペン型の格安DIYモデルが数多くある
  • 手軽に使えるリューターにも金属の彫金や切断にも使えるハイパワー設計のモデルがある
  • リューターはAmazonなどネット通販でもマキタ社やプロクソン社など一流メーカーのモデルが購入できる


エアーコンプレッサー
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