基本的にはブランドものの方がエラー少ない、高品質な記録が可能です。
DVD-Rの主な容量一覧
DVD-Rには2種類の容量があります。1層4.7GBと、2層8.5GBです。
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- 4.7GB
最も一般的なDVD-Rであり、ほとんどの製品がこの容量です。いわゆる激安メディアもこの容量で、安い製品なら1枚当たり10数円にもなります。
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- 8.5GB
片面2層式で、容量が2倍になっているDVD-Rです。容量は大きくなりますが、価格はかなり割高になります。現在ではさらに容量の大きい光学メディアであるBlu-rayが普及したこともあり、8.5GBの製品はあまり見られません。DVD機しか所持していないが長時間録画したい、といった用途に限られる製品でしょう。
DVD-Rのおすすめメーカー
DVD-Rのおすすめメーカーは、以下の3つです。
- 三菱ケミカルメディア
- maxell
- SONY
三菱ケミカルメディア
三菱グループの中でも、記録メディアの製造・販売に特化している会社です。三菱はCD-Rの頃から光学メディアを製造しており、品質の高さは保証済み。最近では価格もかなりこなれています。
録画用/データ用とも販売しており、とりあえず迷ったらココ、という安心感のあるブランドです。
maxell
maxell(マクセル)も光学メディアではCD-Rの頃からの老舗であり、信頼性の高いメーカーです。三菱以上に価格がこなれており、大量セットではひと昔前の激安メディアに迫る価格になっています。
大量に、かつ高品質のDVD-Rが欲しいという時には、まず検討すべきメーカーと言えるでしょう。
SONY
DVD-Rは既に古い技術ではありますが、SONYは最近になっても「AccuCORE」という独自技術を開発しています。これはSONYの光学メディア用技術を集約したもので、対応しているメディアには専用のマークも付いています。
より正確で質の高い記録を可能としており、価格面では他メーカーに比べてやや高くなるものの、重要なデータや映像の保存には有用なメディアです。
DVD-Rの選び方
DVD-Rの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 価格で選ぶ
- 枚数で選ぶ
- 録画できるかどうかで選ぶ
- 価格で選ぶ
上述しましたように品質的には各メーカーともさして大差ない現状では、どうしても価格勝負になってしまいます。有名メーカーの製品でもかなり価格はこなれてきています。
昔から存在する、光学メディアのいわゆる激安ブランドは今なお健在で、1枚20円以下などの価格で売られています。品質面でも、かつてのような極端な低品質ということは少ないと見られ、大量に必要な場合にはオトクです。
- 枚数で選ぶ
DVD-Rはすっかり価格が下がったこともあり、50〜100枚ほどのセット販売が主流です。ただその中でも、SONYなどは10枚ほどのセットも販売しています。
枚数が多くなるほど1枚当たりの単価は下がりますが、そこまで大量には必要ないという場合は、割高でも少ない枚数の製品も検討していいでしょう。場所も取りませんし、高品質なメディアなら長期保存にも向きます。
- 録画できるかどうかで選ぶ
いわゆる録画用DVD-Rには著作権関連の使用料が上のせされています。さらにデジタル放送を録画する場合は、CPRMに対応したDVD-Rでなければ録画すらできません。
録画用DVD-Rをデータ用としても使うことは簡単ですが、その逆は難しくなります。録画用で使いたい場合は、必ず録画用DVD-Rを選びましょう。
DVD-Rのおすすめ人気ランキング10選
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM)
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM)の仕様・製品情報
録画用途 | 可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 50枚 |
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM)のおすすめポイント3つ
- 50枚で1000円弱
- 日本メーカーなのに激安メディア並
- ベーシックなスペック
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM)のレビューと評価
一流ブランドによる激安メディア
三菱ケミカルメディアによる、1回録画用のDVD-Rです。日本メーカー製品にも関わらず、アマゾンで50枚入りが1000円弱と激安メディア並の低価格。当然のように人気製品になっています。
片面1層なので、容量は昔ながらの4.7GB。録画スピードも16倍速と、スペック的には非常にベーシックなメディアですが、この価格で一流メーカー製が手に入るのは非常に魅力的です。
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用DVD-R(CPRM)はこんな人におすすめ!
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用 DVD-R DL
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用 DVD-R DLの仕様・製品情報
録画用途 | 可 |
スタイル | 片面2層 |
容量 | 8.5GB |
枚数 | 10枚 |
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用 DVD-R DLのおすすめポイント3つ
- 8.5GB/215分録画
- DVDで長時間録画
- 大容量のバックアップにも
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用 DVD-R DLのレビューと評価
三菱による片面2層の大容量メディア
こちらは三菱ケミカルメディアの録画用ですが、片面2層で8.5GBの容量の製品です。録画時間は215分となっています。
価格は10枚パックで1000円弱と、片面1層50枚並の値段になってしまいますが、大容量はやはり魅力的。今でもDVD録画がメインだったり、手軽に大容量バックアップをしたい方には有用なメディアです。
三菱ケミカルメディア Verbatim 1回録画用 DVD-R DLはこんな人におすすめ!
maxell 録画用 50枚 スピンドルケース入
maxell 録画用 50枚 スピンドルケース入の仕様・製品情報
録画用途 | 可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 50枚 |
maxell 録画用 50枚 スピンドルケース入のおすすめポイント3つ
- maxellなのに激安並の価格
- デジタル放送録画対応
- レーベル面が印刷可能
maxell 録画用 50枚 スピンドルケース入のレビューと評価
老舗ブランドによる定番メディア
maxellによる録画用メディア、片面1層です。maxellも記録メディアでは老舗のメーカーですが、こちらは50枚で1500円以下と、激安メディアに近い価格になっています。
スピードは16倍速まで対応。もちろんデジタル放送の録画(CPRM)にも対応しています。レーベル面はインクジェット対応で、メディア印刷に対応した家庭用プリンタでの印刷が可能です。
maxell 録画用 50枚 スピンドルケース入はこんな人におすすめ!
maxell データ用 DVD-R 100枚スピンドルケース
maxell データ用 DVD-R 100枚スピンドルケースの仕様・製品情報
録画用途 | 不可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 100枚 |
maxell データ用 DVD-R 100枚スピンドルケースのおすすめポイント3つ
- 100枚で3000円以下
- 一般的なスペックをカバー
- ブランドの安心感
maxell データ用 DVD-R 100枚スピンドルケースのレビューと評価
maxellの記録用大量セット
こちらはmaxellのデータ用メディア、100枚のセットです。100枚で価格は3000円以下と、ひと昔前の激安メディア並の価格になっています。
記録速度は16倍速/容量4.7GBと、スペックはごくごく一般的。光学メディアではブランドだけに品質には安心感があり、DVDバックアップや、配布用途では使いやすい製品でしょう。
maxell データ用 DVD-R 100枚スピンドルケースはこんな人におすすめ!
山善(YAMAZEN) キュリオム DVD-R 50枚スピンドル
山善(YAMAZEN) キュリオム DVD-R 50枚スピンドルの仕様・製品情報
録画用途 | 可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 50枚 |
山善(YAMAZEN) キュリオム DVD-R 50枚スピンドルのおすすめポイント3つ
- 50枚で1000円を切る価格
- 標準的なスペックを十分クリア
- 大量に欲しい場合に便利
山善(YAMAZEN) キュリオム DVD-R 50枚スピンドルのレビューと評価
山善らしいリーズナブルな録画メディア
リーズナブルな家電製品でおなじみの山善(YAMAZEN)も、DVD-Rメディア製品をリリースしています。こちらは録画用の50枚セットでアマゾンで1000円を切る価格と、光学メディアでもリーズナブルさを発揮しています。
16倍速/デジタル放送録画対応と、今時の録画メディアに必要なスペックを十分クリア。録画用にとにかく安く欲しい、という方におすすめです。
山善(YAMAZEN) キュリオム DVD-R 50枚スピンドルはこんな人におすすめ!
SONY データ用DVD-R 16倍速
SONY データ用DVD-R 16倍速の仕様・製品情報
録画用途 | 不可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 10枚 |
SONY データ用DVD-R 16倍速のおすすめポイント3つ
- 少量欲しい時に便利な10枚セット
- 700円以下のお手頃価格
- プリンター印刷対応
SONY データ用DVD-R 16倍速のレビューと評価
一流メーカーによる10枚だけのセット
SONYによる、データ用10枚パックです。10枚ではありますが、アマゾンで700円以下とお求めやすくなっています。
ラベルはインクジェトプリンターに対応し、光学メディア用のアタッチメント等が付属する家庭用プリンターで印刷可能。もちろん一流メーカー製だけに安心感もあり、少しだけ使いたいという時にはおすすめです。
SONY データ用DVD-R 16倍速はこんな人におすすめ!
SONY 録画用DVD-R 50枚パック
SONY 録画用DVD-R 50枚パックの仕様・製品情報
録画用途 | 可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 50枚 |
SONY 録画用DVD-R 50枚パックのおすすめポイント3つ
- SONY製なのにほどほどの価格
- 独自技術で安定した書き込み
- 長期保存にもおすすめ
SONY 録画用DVD-R 50枚パックのレビューと評価
「AccuCORE」採用のお手頃価格録画メディア
こちらはSONYの録画用50枚パックです。もちろん、デジタル放送の録画(CPRM)にも対応。録画用ですが50枚で2600円弱と、SONY製の光学メディアにしてはかなり低価格です。
SONY独自の「AccuCORE」技術を採用しており、正確、かつ安定した書き込みが可能。お気に入り番組の長期保存にもおすすめしたいメディアです。
SONY 録画用DVD-R 50枚パックはこんな人におすすめ!
ALL-WAYS DVD-R CPRM対応100枚
ALL-WAYS DVD-R CPRM対応100枚の仕様・製品情報
録画用途 | 可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 100枚 |
ALL-WAYS DVD-R CPRM対応100枚のおすすめポイント3つ
- 100枚で2000円以下
- 激安メディアでは老舗のブランド
- 大量に使う場合におすすめ
ALL-WAYS DVD-R CPRM対応100枚のレビューと評価
激安ブランドの老舗による、激安100枚セット
デジタル放送録画(CPRM)にも対応した録画メディアで、100枚入りでなんと2000円を切るという激安メディアです。ALL-WAYSは激安光学メディアでは老舗と言うべきブランドで、激安とは言え、それなりに信頼感のあるブランドと言えます。
もちろん片面1層ではあるものの、100枚でこの価格は魅力的。録画のみならずデータ用としても、大量に必要なら検討したい製品です。
ALL-WAYS DVD-R CPRM対応100枚はこんな人におすすめ!
Office Pro MAYU 新 業務用 DVD-R 50枚
Office Pro MAYU 新 業務用 DVD-R 50枚の仕様・製品情報
録画用途 | 不可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 50枚 |
Office Pro MAYU 新 業務用 DVD-R 50枚のおすすめポイント3つ
- 一般の人も購入できる業務用メディア
- 高い記録品質
- ラベル印刷も光沢仕上りに
Office Pro MAYU 新 業務用 DVD-R 50枚のレビューと評価
業務用ならではの高品質メディア
業務用とはなっていますが、一般の方も購入可能です。50枚セットで約3500円と、民生用に販売されているDVD-Rに比べれば割高にはなりますが、優れた耐水性能をほこっています。
記録品質も高く、ラベル面へ印刷しても光沢のある仕上がりが可能。人に配布するDVDを作る際などに選びたいメディアです。
Office Pro MAYU 新 業務用 DVD-R 50枚はこんな人におすすめ!
HI-DISC データ用DVD-R 100枚
HI-DISC データ用DVD-R 100枚の仕様・製品情報
録画用途 | 不可 |
スタイル | 片面1層 |
容量 | 4.7GB |
枚数 | 100枚 |
HI-DISC データ用DVD-R 100枚のおすすめポイント3つ
- 100枚で約1700円
- 老舗ブランドだけに品質にも期待
- 大量配布などで便利
HI-DISC データ用DVD-R 100枚のレビューと評価
老舗ブランドによる超激安セット
データ用ですが、100枚でアマゾン価格約1700円という激安メディア。1枚当たり、たった17円です。このHI-DISCもALL-WAYS同様、激安メディアでは老舗のブランドであり、この価格でも、品質はそれなりに期待できると言っていいでしょう。
もちろん大事なデータの長期保存には向きませんが、チラシ代わりにメディアを配布したい場合などには便利に使えます。
HI-DISC データ用DVD-R 100枚はこんな人におすすめ!
まとめ
DVD-Rは既に枯れた技術であり、各メーカーとも品質的にはそれほど差別化しにくく、価格勝負になっているのが実情です。
選び方としては、ブランドと言えるメーカー品は品質にも期待でき、基本的にはブランドものの製品から選ぶようにすればいいでしょう。昔からある激安メディアも、大量に作って配布するような場合にはおすすめです。