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ジェルマットやベルトなど、穴あけ不要で使える製品を集めましたので、壁に穴を開けたくなくて転倒防止アイテムの使用をためらっている人にもおすすめです。
転倒防止アイテムの種類や選び方などについても解説していますので、テレビの転倒が心配な人は是非参考にしてください。
地震対策としてはもちろん、お子さんやペットがいる家庭でも転倒防止アイテムを装着しておけば、事故が防げて安心です。
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テレビの転倒防止アイテムの必要性とは
テレビの転倒防止アイテムの必要性とは、地震対策ばかりではありません。
多くの製品に耐震性について明記されていることからも分かるように、地震への備えが第一に考えられていることは事実ですが、家庭内でテレビが倒れる事故は地震以外の原因でも起こっています。
子どもがふざけたり、猫などのペットが飛び乗ったりすると、テレビが倒れる危険性があります。
テレビ転倒防止アイテムは、このような事故も防いでくれます。
テレビを倒れないようにするには
テレビが倒れないようにするには、ジェルマットやベルトなどの転倒防止アイテムを使うと効果的です。
薄型で横に長いテレビは、転倒する際は前側か後側に倒れます。テレビを設置する際には、多くの場合は壁際に設置するので、主に前側に倒れることを防止すれば安全性は保てることになります。
ベルトタイプの転倒防止アイテムは、後側に倒れることは防止できません。前倒れ防止のためのアイテムですが、前に倒れなければ安全性は保てます。
ジェルマットのようにテレビ台に吸着する転倒防止アイテムは、後倒れにも効果が期待できますが、何らかの理由でジェルの吸着力が落ちていると効果が小さくなります。
万全を期するなら、ジェルマットとベルトのように、2つ以上のアイテムを併用するといいでしょう。
テレビの転倒防止アイテムの種類
テレビの転倒防止アイテムの主な3つの種類を解説します。
- ジェルマット
- ベルト
- 壁掛け金具
ジェルマット
ジェルマットは、耐震ジェルや耐震マット、粘着マットなど名称はメーカーによって様々ですが、粘着性のあるマットをテレビの脚の下に貼る転倒防止アイテムです。手軽に使えて、かつ効果的で、費用もあまり高くありません。
おすすめの転倒防止アイテムですが、吸着させる面がザラザラしていたりすると使えない場合があります。
テレビのサイズや重量によって、大きなマットを使用したり枚数を増やしたりする必要がある場合があるので、説明書などをよく読んで使ってください。
ベルト
マットと並んで、よく使われている転倒防止アイテムです。テレビとの接続には、壁掛け金具などと接続するために最初から開けられている穴を使用する場合が多く、穴はVESAという規格に準拠しているので、多くのテレビに使用できます。
テレビ台ともクランプなどを使って取り付けられるタイプもあり、穴を開けずに利用できます。
前倒れを効果的に防ぐ一方で、後に倒れる際の支えにはならないのが欠点です。
壁掛け金具
テレビをテレビ台などに置くのではなく壁に固定すれば、転倒するおそれが無くなり地震にも強くなります。
ただし、金具から脱落したり金具自体が壁から外れてしまったりすると危険なので、しっかりと壁に固定でき、耐震性も高い製品を選ぶ必要があります。
壁掛け金具は、取り付ける壁の強度が低いと安定しないので、壁の種類によって取り付けできない場合もあります。
また壁に穴を開ける必要がある場合があるのは欠点となります。
テレビの転倒防止アイテムの選び方
テレビの転倒防止アイテムの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 耐震性が高い製品を選ぶ
- 手軽に設置できる製品を選ぶ
- 穴あけ不要の製品を選ぶ
耐震性が高い製品を選ぶ
多くの場合、転倒防止アイテムを使用する目的は地震対策ですから、耐震性が高い製品を選ぶことは当然ともいえます。
転倒防止アイテムは、耐震性をチェックして選びましょう。
ただ耐震性は、正しい使い方をした際に発揮されるものです。転倒防止アイテムを取り付けただけで安心せず、テレビの重さやサイズに合っているか、正しく取り付けられているかなどについて十分に確認しましょう。
手軽に設置できる製品を選ぶ
転倒防止アイテムを購入しても、設置があまりに面倒だと使わずに放置してしまうこともあり得ます。できるだけ設置しやすい製品を選びましょう。
注意点としては、ジェルマットのような製品の場合、基本的に設置は簡単なのですが、テレビの脚の下に取り付ける必要があるので、一度テレビを倒す必要があります。
大型のテレビでは、マット装着のために倒すこと自体が困難な場合もあります。
この場合は、テレビを立てたまま設置できるベルトタイプの方が便利です。
転倒防止アイテムを取り付ける際の手順を考えて、設置しやすい製品を選んでください。
穴あけ不要の製品を選ぶ
転倒防止アイテムの必要性は感じていても、実際に導入するのをためらっている方の中には、壁やテレビ台に穴を開けたくないという方もいらっしゃると思います。
特に賃貸住宅に住んでいる方の場合は、壁に穴を開ける必要がある製品は基本的に使えないことになります。
ただ、この記事でも紹介しているように、穴を開けずに使用できるアイテムは色々あります。
ジェルマットは穴を開ける必要はありませんし、ベルトタイプの製品であってもテレビ台に固定するタイプは壁に傷を付けません。
更にテレビ台との固定も粘着シートやクランプを使用するものがあり、テレビ台にも穴を開ける必要がありません。
穴あけ不要の製品も色々ありますから、探してみてください。
テレビの転倒防止アイテムのおすすめ9選
GSODC 耐震ジェル 極 12枚入り
タイプ | ジェルマット |
---|---|
サイズ | 40×40×5mm(1枚のサイズ) |
耐荷重 | 100kg |
耐震性 | 震度7 |
穴あけ不要 | 〇 |
- 40×40mmのサイズのジェルマットが12枚入ったコスパの良い製品
- キレイにはがせて、洗って再利用も可能
- ジッパー付きの袋に入っていて、余ったジェルを保管できる
- 粘着が強いという声がある一方、他の製品と比べてやや弱いという声もあります。
プロセブン(Pro-7)プロセブン耐震マット 50×50mm 4枚入り
タイプ | ジェルマット |
---|---|
サイズ | 50×50×5mm(1枚のサイズ) |
耐荷重 | 100kg(4枚使用時の目安) |
耐震性 | 震度7 |
穴あけ不要 | 〇 |
- 透明なので目立たず、色移りの心配もない
- 震度7の耐震試験合格した信頼性の高い製品
- 防振・防音の効果もあり、オーディオデッキやプリンターなどにも使用可
- 最初に位置決めを正確にしておかないと簡単にはがせなくなるという声があります。
アイリスオーヤマ 転倒防止粘着マット ブラック HGT-20031
タイプ | ジェルマット |
---|---|
サイズ | 200×100×3mm |
耐荷重 | 150kg(0.75kgに対して1平方cm目安) |
耐震性 | 震度7 |
穴あけ不要 | 〇 |
- 固定したいものに合わせてカットして使える耐震マット
- 200×100mmの大きさがあるので、テレビだけでなく大き目の家具にも使える
- 黒い色で貼っても目立ちにくい
- キレイにカットするのは難しいという声があります。
エレコム(ELECOM)耐震ベルト(粘着シールタイプ)TS-002N2
タイプ | ベルト |
---|---|
サイズ | 固定パーツ:51mm×51mm、ベルト:幅18mm×800mm(取付時50mm~650mm) |
耐荷重 | 約100kg(1本約50kg×2) |
耐震性 | 震度7 |
穴あけ不要 | 〇 |
- 台や壁に穴を開けなくても使える粘着シールで固定する耐震ベルト
- ベルトの長さは50~650mmの範囲で調節可能で、75V型テレビまで対応
- 震度7相当の振動試験をクリア
- 固定パーツが白で、付ける場所によっては目立つという声があります。
サンワダイレクト テレビ転倒防止(VESA設置・クランプ・壁固定対応)100-PL023
タイプ | ベルト |
---|---|
サイズ | クランプ取付部サイズ:約40×27×47mm(突起物除く)、ベルト長:約480~1270mm |
耐荷重 | 45kg |
耐震性 | ― |
穴あけ不要 | 〇(壁にネジ止めすることも可能) |
- テレビとはVESA規格のネジ穴を利用して固定、台とはクランプで固定する製品
- クランプのパーツはネジ止め用の留め具として使えて、壁にネジ止めすることも可能
- テレビを倒して貼る必要がある耐震マットと違い、重たいテレビにも立てたまま取り付けできる
- 丁度いい長さにベルトの長さを調節するのが難しいという声があります。
シナジー 激吸着・免震吸盤【テレビ用】1個入 GKM-1
タイプ | 吸盤 |
---|---|
サイズ | 65×124×25mm |
耐荷重 | ― |
耐震性 | 震度7相当 |
穴あけ不要 | 〇 |
- スポンジアーム、バネ、ジェルの3つの免震構造で揺れを吸収
- 吸盤式でテレビ台にも傷が付かない
- テレビ台の表面がザラザラしていても、吸盤の真空が保てる限りは設置が可能
- テレビの大きさによっては本製品を複数使用する必要があり費用がかかります。
サンワサプライ 薄型テレビストッパーM QL-80
タイプ | ストッパー |
---|---|
サイズ | フット/W45×D44×H71mm |
耐荷重 | ― |
耐震性 | 震度7 |
穴あけ不要 | 〇 |
- アクリル系接着剤とフィルムでテレビをテレビ台にしっかり固定
- 取り付け時は工具不要で、マイナスドライバーで回転させながら持ち上げて取り外しが可能
- 黒のテレビスタンドの場合に目立たない黒のフィルムも付属
- フィルムを貼る面がザラザラしているとフィルムがはがれてくるという声があります。
平安伸銅工業(HEIAN SHINDO)液晶テレビ用耐震固定ポール シルバー 対応テレビサイズ32〜60型 LEQ-45
タイプ | ポール |
---|---|
サイズ | 90×60×450~720mm |
耐荷重 | 50kg |
耐震性 | ― |
穴あけ不要 | 〇 |
- 金属製のポールでテレビとテレビ台を固定する信頼性の高い製品
- テレビのネジ穴を使用し、テレビ台にはクランプで固定するため、穴あけの必要がない
- テレビの背面に取り付けるため、取り付け後は正面からは目立たない
- 取り付ける際にパイプに穴が開くので、テレビを買い替えた際に再利用するのは難しいという声があります。
スタープラチナ(STAR PLATINUM)TVセッター壁美人 TI200 Mサイズ(37~47インチ対応)TVSKBTI200MB
タイプ | 壁掛け金具 |
---|---|
サイズ | 580×420×55mm |
耐荷重 | 20kg |
耐震性 | 震度7 |
穴あけ不要 | 〇(ただし、ホチキス針の穴は開く) |
- 震度7相当の振動波形検査を行っている壁掛け金具
- ホチキスでフィルムを留めベースプレートを壁に取り付けるので、穴が小さく目立ちにくい
- フィルムを手ではがせばベースプレートが取り外せるので、引っ越しや部屋の模様替えにも便利
- 石膏ボード専用で、壁の材質によっては取り付けができない場合があります。
- 壁に金具をホチキスで止める際に、腕力が必要になるとの声があります。
テレビの転倒防止アイテムの重要ポイントまとめ
テレビの転倒防止アイテムの重要なポイントは以下の3つです。
- ジェルマットやベルトなど様々なタイプの製品がある
- 耐震性はもちろん、設置しやすいかという観点で選ぶのも大事
- 万全を期するなら、2つ以上の転倒防止アイテムを併用する
この記事を書いたライターからのコメント
転倒防止アイテムについて解説しました。
私の家にあるテレビは、それほど大きなサイズではないので、小さなジェルマットを貼っただけなのですが、それだけでもかなり安心があります。
幸い、大きな地震は経験していませんが、手で軽く揺らした程度ではびくともしないので、転倒防止にはかなり効果があると実感できます。
地震がいつ来るかは予測できませんから、少しでも将来来るかもしれない地震に不安を感じているのなら、何らかの転倒防止アイテムを使用されることをおすすめします。
ライター:基村 輝
熊本県出身、東京都在住のライターです。ぐーちょで執筆をさせていただく以前から、家電や電動工具などの記事を中心に書いてきました。
商品の特徴を分かりやすくお伝えするのはもちろん「読んでよかった。ためになった」と思っていただける記事を書きたいと思っています。
ドラえもん、ガンダム、仮面ライダーを愛する男です。
※製品紹介、転倒防止アイテムの必要性、テレビを倒れないようにするには、種類、選び方、まとめの部分を執筆しました。
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