マルチエフェクターのおすすめ7選。ギター・ベース用別に紹介。メーカーも解説

マルチエフェクター

今回はおすすめのマルチエフェクターをギター用・ベース用に分けてご紹介します。ボス(BOSS)やズーム(ZOOM)などの有名エフェクターメーカー品や初心者でも購入しやすいリーズナブルなモデル、プロミュージシャン使用のハイエンドモデルなど、エントリーモデルから最新のモデルまで丁寧にご紹介していきます。

マルチエフェクターとは

マルチエフェクターとは、1台に複数のエフェクト機能を搭載した製品のことを言います。マルチエフェクターには、オーバードライブやディストーションといった歪み系から、コーラスやリバーブといった空間系まで、様々な種類のエフェクト機能が詰め込まれています。

また、マルチエフェクターには、ボリュームやワウのためのペダルを搭載したモデルも存在します。コンパクトエフェクターを複数購入する場合に比べて、リーズナブルな価格で複数のエフェクト機能を得られることが多い点がおすすめです。

マルチエフェクターのギター用とベース用は兼用が可能?

答えを先に行ってしまうと、マルチエフェクターのギター用とベース用は兼用ができます。ギター用のマルチエフェクターをベースで使用することも、ベース用のマルチエフェクターをギターで使用することも可能です。

ただし、マルチエフェクターはギターやベースの音質にあわせて設計されています。ギター用のマルチエフェクターはギターの音域、ベース用のマルチエフェクターはベースの音域にあう仕様となっていることは覚えておきましょう。

マルチエフェクターの注目したい機能・性能

マルチエフェクターの注目したい機能・性能は、以下の2つです。

  • アンプモデル搭載機能
  • プリセット機能

アンプモデル搭載機能

マルチエフェクターには、「フェンダー」「マーシャル」「ヴォックス」といった有名アンプサウンドを模した音を再現できるモデルが存在します。マルチエフェクターのモデルによって、搭載しているアンプのメーカーや種類は異なるので、自分の好きなアンプサウンドを再現できるモデルを選ぶと良いでしょう。

プリセット機能

マルチエフェクターのプリセットとは、製造メーカーがあらかじめ調整してくれている使いやすい音のパターンを言います。マルチエフェクターのモデルによってプリセットに組み込まれている音の種類や数は異なります。

ブリティッシュロックサウンドやヘビーメタルサウンド、クランチサウンドなど、好みのプリセットを搭載したマルチエフェクターへ選択しておけば、自分好みの音を作りやすくなるでしょう。

マルチエフェクターのおすすめメーカー

マルチエフェクターのおすすめメーカーは、以下の3つです。

  • ボス(BOSS)
  • ズーム(ZOOM)
  • ライン6(Line6)

ボス(BOSS)

ボスはエフェクターメーカーとして最も有名な会社で、日本国内メーカーでありながら世界中のミュージシャンに愛されています。ボスのマルチエフェクターは、大ヒットモデルである「GT-1」に代表されるようにたくさんの方に使用されているので、情報交換が比較的しやすいメリットがあります。

ズーム(ZOOM)

ズームは、エフェクター業界の巨人であるボスに並ぶほど定番とされているメーカーです。ズームのマルチエフェクターはリーズナブルな価格で購入できる点が人気で、初心者にもおすすめのメーカーです。ズームもボスと同じく日本国内メーカーなので、サポート体制が充実している点もおすすめです。

ライン6(Line6)

ギターアンプシュミレーターである「POD」シリーズを製造したことで、一気に人気メーカーとなったのがライン6です。ライン6のマルチエフェクターの多くは、デジタル回路を使用しており、空間系のエフェクト機能が好評を得ています。ライン6のマルチエフェクターである「DL-4」は、多彩なデジタルディレイを内蔵しており、多くのアーティストを魅了しています。

マルチエフェクターの選び方

マルチエフェクターの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • エフェクトの種類で選ぼう
  • 使用用途で選ぼう
  • フットスイッチの操作性で選ぼう

エフェクトの種類で選ぼう

現在販売されているマルチエフェクターは、多くが幅広い種類のエフェクターを搭載しています。しかし、マルチエフェクターのモデルによって、音質は異なってきます。同じオーバードライブでもマルチエフェクターのモデルによって、得られる効果は異なってくるので、自分の好みに合ったエフェクト機能を搭載しているモデルを選択しましょう。

使用用途で選ぼう

マルチエフェクターをライブやスタジオでの練習用としてのみ使用するのか、レコーディングにも使用するのかによって、搭載しておくべき機能も違ってきます。

マルチエフェクターをレコーディングに使用したい場合は、USB出力を搭載しているモデルがおすすめです。USB出力搭載モデルであれば、マルチエフェクターとPCを直接接続でき、手軽にレコーディングできる環境を作れます。

フットスイッチの操作性で選ぼう

マルチエフェクターをライブで使用する方は、フットスイッチやペダルの操作性を重視して選びましょう。ギターソロの際や歪み系とクリーン系を切替える際にフットスイッチを踏み間違えたり、しっかりと踏み込めていないようなトラブルが起こると、せっかくのライブが台無しになってしまうので注意しましょう。

【ギター用】マルチエフェクターのおすすめ4選

VOX(ヴォックス) ギター用・コンパクト・マルチエフェクター StompLab SL1G

VOX(ヴォックス) ギター用・コンパクト・マルチエフェクター StompLab SL1Gの仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約145×125×57mm
重量約590kg
電源単3乾電池×4/ACアダプター
エフェクト数103種類
メモリー20(ユーザー)+100(プリセット)
付属動作確認用単3形乾電池×4

VOX(ヴォックス) ギター用・コンパクト・マルチエフェクター StompLab SL1Gのおすすめポイント3つ

  • 高級感あるメタルボディ
  • リーズナブルな価格
  • 最大で7~8種類のエフェクト同時使用可能

VOX(ヴォックス) ギター用・コンパクト・マルチエフェクター StompLab SL1Gのレビューと評価

リーズナブルな価格で購入できる格安マルチエフェクター
VOX(ヴォックス) ギター用・コンパクト・マルチエフェクター StompLab SL1Gは、リーズナブルな価格で購入できる103種類のエフェクト機能を搭載したマルチエフェクターです。ノイズリダクションを含めると最大で7~8種類のエフェクト同時使用が可能です。

こんな人におすすめ
初めてマルチエフェクターを購入する方におすすめ

ズーム(ZOOM) G1X FOUR Guitar Multi-Effects Processor マルチエフェクター

ズーム(ZOOM) G1X FOURの仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約216×156×52mm
重量約610g
電源単3乾電池×4/ACアダプター
エフェクト数70種類以上
メモリー50
付属非公開

ズーム(ZOOM) G1X FOURのおすすめポイント3つ

  • 70種類以上のエフェクト&アンプモデル
  • ルーパー&ドラムマシン搭載
  • ボリューム&ワウのコントロールができるペダル

ズーム(ZOOM) G1X FOURのレビューと評価

最長で30秒のフレーズループが可能なマルチエフェクター
ズーム G1X FOURは、最大30秒のルーパー機能を搭載しており、ソロでのループパフォーマンスが可能です。ズーム G1X FOURは、PC用のアプリである「Guitar Lab」に対応しており、随時配信されるエフェクトやアンプモデルを追加していけます。

こんな人におすすめ
多彩な機能を搭載してマルチエフェクターを手に入れたい方におすすめ

ボス(BOSS) GT-1 Guitar Effects Processor マルチエフェクター

ボス(BOSS) GT-1の仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約305×152×56mm(ペダル傾き最大時高さ約74mm)
重量約1.3kg
電源アルカリ電池(単3形)×4/ACアダプター
エフェクト数108種類
メモリー99(ユーザー)+99(プリセット)
付属アルカリ電池(単3形)×4

ボス(BOSS) GT-1のおすすめポイント3つ

  • マルチエフェクターの定番製品
  • プロレベルのサウンドクオリティ
  • バラエティ豊かなプリセット

ボス(BOSS) GT-1のレビューと評価

自宅練習・ライブ・レコーディングで使える万能マルチエフェクター
ボス GT-1はマルチエフェクターの代表的なモデルで、たくさんのユーザーから好評を得ています。
ボス GT-1は使い勝手がよく、プロレベルのサウンド品質も誇り、世界のトップギタリストが作成したプリセットを搭載しています。

こんな人におすすめ
とにかく間違いのないマルチエフェクターを手に入れたい方におすすめ

ライン6(Line6) HX STOMP マルチエフェクター

ライン6(Line6) HX STOMPの仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約170×120×64mm
重量約820g
電源電源アダプター
エフェクト数300種類以上
メモリー99(ユーザー)+99(プリセット)
付属電源アダプター/USBケーブル/HX Stompチートシート

ライン6(Line6) HX STOMPのおすすめポイント3つ

  • 300種類以上のエフェクト&アンプモデル
  • ベースでの使用も最適
  • USBオーディオインターフェースとして使用可能

ライン6(Line6) HX STOMPのレビューと評価

歴代Line6エフェクターの音色を搭載
ライン6 HX STOMPは、Line6 MシリーズやDL4ディレイ・モデラーに代表されるような人気の高いエフェクト機能を多数搭載しています。ライン6 HX STOMPには、ベース用のエフェクト機能も多数搭載されています。

こんな人におすすめ
歴代のLine6エフェクターが鳴らす音色の好きな方におすすめ

【ベース用】マルチエフェクターのおすすめ3選

ズーム(ZOOM) MS-60B MultiStomp Bass Pedal ベース用マルチストンプ

ズーム(ZOOM) MS-60Bの仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約77.5×130.3×58.5mm
重量約350g
電源単3乾電池×2/ACアダプター
エフェクト数52エフェクト+6アンプモデル
メモリー50(ユーザー)+30(プリセット)
付属非公開

ライン6(Line6) HX STOMPのおすすめポイント3つ

  • コンパクトエフェクターのような小型サイズ
  • ベースでの使用も最適
  • 7時間のバッテリー駆動可能

ズーム(ZOOM) MS-60Bのレビューと評価

歴代Line6エフェクターの音色を搭載
ズーム MS-60Bは、コンパクトエフェクターと同様の小さなボディをしているので、ギグバッグのポケットに収納して持ち歩けます。ズーム MS-60Bはアルカリ乾電池2本で最大7時間のバッテリー駆動が可能です。

こんな人におすすめ
コンパクトなベース用マルチエフェクターをお探しの方におすすめ

ボス(BOSS) ME-20B Bass Multiple Effects ベース用マルチエフェクター

ボス(BOSS) ME-20Bの仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約294×179×54mm
重量約1.5kg
電源単3乾電池×6/ACアダプター
エフェクト数非公開
メモリー30(ユーザー)
付属単3乾電池×6

ボス(BOSS) ME-20Bのおすすめポイント3つ

  • A4サイズのコンパクトボディにペダル搭載
  • アルミ・ダイキャストの頑丈ボディ
  • コンパクトエフェクター感覚で操作可能

ボス(BOSS) ME-20Bのレビューと評価

ペダルやつまみによって直感的な操作ができる
ボス ME-20Bは、ペダルやつまみを使用してコンパクトエフェクターのように直感的な操作が行えます。ボス ME-20Bは、アルミ・ダイキャストの頑丈ボディを持っているので、ライブステージなどのタフな現場でも安心して使用できます。

こんな人におすすめ
直感的な操作が行えるベース用マルチエフェクターをお探しの方におすすめ

フェンダー(Fender) Downtown Express Bass Multi Effect Pedal エフェクター

フェンダー(Fender) Downtown Express Bass Multi Effect Pedalの仕様・製品情報

サイズ(W×D×H)約187.9×124.5×63.5mm
重量約540g
電源ACアダプター
エフェクト数コンプレッサー/3バンドEQ/オーバードライブなど
メモリー非公開
付属非公開

フェンダー(Fender) Downtown Express Bass Multi Effect Pedalのおすすめポイント3つ

  • フェンダー社初のベース用エフェクター
  • 数多くのミュージシャンによるフィードバックを採用
  • LEDバックライト付きノブ

フェンダー(Fender) Downtown Express Bass Multi Effect Pedalのレビューと評価

ベース・ギターメーカー「フェンダー」社のベース用マルチエフェクター
フェンダー Downtown Express Bass Multi Effect Pedalは、ギターやベースを演奏する方であればだれもが知っている「フェンダー」が製造する初めてのベース用マルチエフェクターです。フェンダー Downtown Express Bass Multi Effect Pedalは、数多くのミュージシャンによるフィードバックを取り入れて設計されています。

こんな人におすすめ
ベース用マルチエフェクターのハイエンドモデルをお探しの方におすすめ
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