DTMにかかせないモニタースピーカーのおすすめ12選!安いものからプロ用まで

デスクの上のモニタースピーカー

近年、機材の価格が下がってきたこともあり、DTMなどの音楽制作を趣味にする方が増えています。その際に是非とも持っておきたいのがモニタースピーカーです。モニタースピーカーがあれば、よりハイクオリティな音楽制作が可能になります。今回は、DTMを始めとした音楽制作に必要なモニタースピーカーの選び方やおすすめの機種をご紹介します。


机の上のスピーカー
【2022】アンプ内蔵!パワードスピーカーのおすすめ人気19選|高音質、高級モデルなど

モニタースピーカーのおすすめ12選

YAMAHA パワードスタジオモニター HS5(ペア)

重量13.054kg
取り付けタイプテーブルトップ
スピーカータイプモニター
再生周波数帯域54Hz~30kHz/74Hz~24kHz
バイアンプ構成45W+25W
出力ワット数/th>

70W

評価・レビュー
音質
(4.5)
音量調整
(4.5)
低音の音質
(4.0)
ポイント
  • 徹底して原音を忠実に再現するので、DTMでのパソコン作業が効率的になります。
  • DTM作業でサウンドをミックスさせても、細かい変化を厳密に再現できます。
  • ヤマハスタジオモニターの技術を継承して、性能をさらに高めた次世代モニタースピーカーです。

「YAMAHA パワードスタジオモニター HS5(ペア)」の特徴

YAMAHA パワードスタジオモニター HS5はDTM定番のモニタースピーカーです。
ヤマハスタジオモニターの技術を継承して、原音をさらに忠実に再生できるように作られたハイエンドモニタースピーカーです。スタジオモニターの製造技術のノウハウを活かして、DTMでも使えるようにコンパクトに小型タイプで作られています。

関連する商品として、JBL 2wayコンパクトスピーカー(ペア) Control 1 PRO があります。小型なスタイルからは想像できないほどのパワーがあるハイエンドモデルです。パソコンとの接続方法も簡単で、卓上での使いやすさも評判です。

こんな人におすすめ
値段が安いにもかかわらず、高性能なため、パソコンに接続して自宅でDTMを楽しみたい人やDTM初心者におすすめです。

JBL STAGE A130 2ウェイ ブックシェルフ型スピーカー JBLA130W

重量5.5kg
ドームツイーター素材アルミニウム
取り付けタイプフロアスタンディング
カラーウッド/ブラック
評価・レビュー
心地よさ
(4.5)
お買い得
(4.0)
低音の音質
(4.0)
音質
(4.0)
軽さ
(3.0)
ポイント
  • 直径25mmのアルミ・ダイアフラム・ドームツイーターの採用により、濁りのない理想的な高音再生が可能です。
  • ラウンドエッジ構造のキャビネットは木目調仕上げで、インテリアとしての高級感があります。
  • Polycelluloseコーン・ウーファー搭載により、パッシブな低音にも対応します。

「JBL STAGE A130 2ウェイ ブックシェルフ型スピーカー JBLA130W」の特徴

ホーンシステムを使った、高感度でバリエーション豊富な表現に役立つ小型のモニタースピーカーです。ギターやゲーム、映画のサウンドをプロレベルのDTMで編集する際に役立つでしょう。

ナチュラルな低音域に対応するエアフロー形状のバスレフポートが搭載されており、広い範囲の音域編集に役立つモニタースピーカーです。

関連する商品として、Audioengine A1 ワイヤレス・パワードスピーカー Bluetooth aptX対応があります。Bluetooth 5.0対応により、パソコンとケーブルなしでセットアップが可能です。

こんな人におすすめ
ギターやゲームのサウンドを卓上でパソコンを使ってリアルに再現したい人におすすめです。

JBL プロフェッショナル 104-BT-Y3 Bluetooth5.0対応 パワード 2Way

サイズ12.5cm
マスタースピーカー重量2.1kg
エクステンションスピーカー重量1.8kg
通信方式Bluetooth Ver.5.0
消費電力5W
クロスオーバー周波数1,725Hz
スピーカー入出力端子バネ式
周波数レンジ60Hz~20kHz(-10dB)
指向角度(水平×垂直)120度×120度
評価・レビュー
音質
(4.5)
Bluetooth接続
(4.0)
低音の音質
(4.0)
ポイント
  • Bluetooth入力に対応しており、パソコンやスマホにケーブルなしで対応可能です。
  • 底面にはゴム製のパットが装備されており、振動によるサウンドの劣化を防止します。
  • モニタースピーカーのすべての機能をマスタースピーカーに集中させているため、エクステンションスピーカーについては電源が不要になり、シンプルな使い方が可能です。

「JBL プロフェッショナル 104-BT-Y3 Bluetooth5.0対応 パワード 2Way」の特徴

パソコンをベースにしたDTMに対応するため、卓上へのモニタースピーカーを設置した際に、ギターやゲーム、映画などの音源を正確に再生できるように設計されています。

DTMのために卓上に置いた際に指向角度を120°×120°に設定されており、サウンドリスニングポイントが拡張されています。

関連する商品として、KRK/CLASSIC 5 ニアフィールド・モニタースピーカー があります。小型のモニタースピーカーは、卓上での使用でも、最高性能を発揮するソフトドームツィーターを搭載しています。

こんな人におすすめ
ギターやゲーム、映画などの音源を正確に聞いて、DTM作業をしたい人におすすめです。

Edifier R1280DBs アクティブ Bluetooth対応 ブックシェルフスピーカー 42W RMS

サイズ14.6×19.6×23.4cm
重量4.9kg
接続方式Bluetooth 5.0
プッシュ&ホールド電源オン/オフ
マスター音量コントロール入力選択
評価・レビュー
リモコン操作
(4.0)
音質
(4.0)
低音の音質
(4.0)
ポイント
  • モニタースピーカーユニットを汚れから保護するメッシュグリルが着脱式で、掃除がしやすいです。
  • 木製エンクロージャーは見た目も美しく、DTM作業で使う部屋のインテリアとしても、価値があります。
  • アクティブサブウーファー追加のための接続方法として使用されるサブ出力ポートにより、音飛びのないピュアな音質を楽しめます。

「Edifier R1280DBs アクティブ Bluetooth対応 ブックシェルフスピーカー 42W RMS」の特徴

小型のモニタースピーカーながら、13mmシルクドームツイーターユニットが搭載されたパワーがあります。

Bluetooth 5.0に対応した接続方法により、ケーブルがなくてもスマホやタブレット、パソコンとペアリングして音楽を再生することができます。

関連する商品として、Edifier R980T アクティブスピーカー 2.0 高音質 RMS ケーブル付き があります。Edifier R980TはDTMに使いやすいように卓上の狭いスペースにも設置しやすい小型のモニタースピーカーです。

こんな人におすすめ
ケーブルなしで使えるので、ケーブルの長さや種類を気にすることなくDTM作業に使いたい人におすすめです。

JBL PROFESSIONAL パッシブ 2Way フルレンジ・スピーカー Control 5-Y3

サイズ25.1×38.7×23.3cm
重量5.4kg
材質金属
周波数特性(±3dB)75Hz~20kHz
クロスオーバー周波数3kHz
許容入力175W
最大音圧レベル(1m)117dB SPL(ピーク)
公称インピーダンス
ドライバー構成LF6.5インチ(165mm)
評価・レビュー
音質
(4.5)
低音の音質
(4.0)
ポイント
  • オプションの金具を使って、モニタースピーカーを壁に設置することができます。
  • 壁に取り付ける専用の金具は上下左右の角度調節ができるので、DTMに使いやすいように調節できます。
  • 6.5インチドライバーを採用したウーファーは、多くの種類の音源を正確に再生します。

「JBL PROFESSIONAL パッシブ 2Way フルレンジ・スピーカー Control 5-Y3」の特徴

安い価格でありながら、パッシブなサウンド再生に定評があったJBL PROFESSIONAL Control 5がフルレンジ・スピーカー「Control 5-Y3」として復活しました。安い価格でプロレベルのDTMに使えるハイエンドスピーカーの魅力は現代において、さらに増しています。

内部に搭載されているネットワーク保護回路は過大入力による多種類のトラブルからモニタースピーカーを守ります。高密度のポリプロピレンを採用したエンクロージャーは剛性が高く、DTMでハードな使用をしても、大丈夫です。

関連する商品として、Behringer パワードスピーカー 12インチ 1000W B112D があります。開発から製造、出荷までのすべてのプロセスをBehringer自社で行なっている、信頼のブランドです。

こんな人におすすめ
DTM作業でハード使用をする人に

FOSTEX アクティブ・スピーカー PM0.1e

サイズ0.86×17.5×15.2cm
重量1.45kg
電源入力AC100~240V(50/60Hz)
消費電力約5W
スピーカー形式アクティブ
使用ユニット5.5cmフルレンジユニット
定格出力5W+5W
入力端子RCAピンジャック×2
評価・レビュー
音質
(4.0)
音量調整
(3.5)
低音の音質
(3.0)
ポイント
  • 付属のオーディオケーブルは長さが1.5mあり、卓上に設置する際にも十分な長さです。
  • 右側のアクティブスピーカーには強力なアンプが内蔵されており、DTMでの操作性が高いです。
  • 多種類のカラーバリエーションが用意されており、室内のインテリアに合わせて選べます。

「FOSTEX アクティブ・スピーカー PM0.1e」の特徴

リアバスレフ方式により、小型モニタースピーカーでありながら、パワーのある重低音を実現しています。パッシブな音源も正確に再現できて、DTMの作業を効率化できます。

適度なアングルが設定された独特なキャビネット形状により、卓上でのDTM作業の際に快適な音場再生を実現しています。角度調整用のゴムを使用すれば、さらに好みの角度にすることが可能です。

こんな人におすすめ
卓上でのDTM作業を快適にしたい人に

Edifier S880DB ブックシェルフスピーカー USB 高音質 Bluetooth対応

サイズ23.62×13.97×17.02cm
重量6.5kg
組立方式テーブルトップ
出力ワット数88W
スピーカーサイズ19mm
電源電源コード
評価・レビュー
音質
(5.0)
低音の音質
(4.5)
リモコン操作
(3.0)
ポイント
  • Bluetooth 4.1の接続方法により、多種類のデバイスとの対応が可能です。
  • モニタースピーカーの裏側にあるノブを使って、音量、低音、高音の調整ができます。
  • 小型なボディーとは思えないパワフルな低音再生は音源のギターやゲーム、映画のサウンドを正確に再生します。

「Edifier S880DB ブックシェルフスピーカー USB 高音質 Bluetooth対応」の特徴

高解像度Hi-Resタイプのモニタースピーカーであり、Bluetooth対応の簡単高速接続や重低音と迫力のある高音質を楽しめます。卓上に設置して、DTM作業に便利なモニタースピーカーです。

付属のワイヤレスリモコンを使えば、離れた場所から簡単に音源をコントロールできます。

こんな人におすすめ
パソコンとモニタースピーカーを離れた位置に設置してDTM作業をしたい人におすすめです。

Denon SC-M41 2.5cmソフトドームツイーター 高剛性キャビネット SC-M41CWEM

接続方式wired
カラーチェリー
出力ワット数60W
スピーカー形式ウーハー
スピーカー数2
ソフトドームツィーター2.5cm
ペーパーコーンウーハー12cm
評価・レビュー
お買い得
(5.0)
心地よさ
(4.5)
音質
(4.5)
低音の音質
(4.0)
柔らかさ
(4.0)
軽さ
(4.0)
ポイント
  • スピーカー内部の磁気回路にアルミ製のショートリングにより、音源再生能力が高いです。
  • 振動板を支えるサスペンションの改良で、音源の歪みが低減されました。
  • 剛性の高い15mm厚のMDFがキャビネット素材として使用されており、安定した音響効果を実現しています。

「Denon SC-M41 2.5cmソフトドームツイーター 高剛性キャビネット SC-M41CWEM」の特徴

モニタースピーカーの音質を決定づけるアンプにディスクリート・アナログ・パワーアンプが採用されており、余計なノイズが最小限に抑えられた設計になっています。

標準装備の12cm口径のペーパーコーンウーハーは、質量と剛性を兼ね備え、透明感のある音響効果を実現しています。

こんな人におすすめ
DTMの際にキレの良い音質を重視する人におすすめのモニタースピーカーです。

サンワダイレクト 3WAY接続PCスピーカー アンプ内蔵 400-SP091

サイズ9.0×10.0×16.8cm
重量900g
電源電源コード式
接続方式Bluetooth Ver.4.2
周波数特性100Hz~20,000Hz
スピーカー形式バスレフ型フルレンジスピーカー
スピーカーサイズ2インチ(直径約51mm)
ツィーターサイズ1インチ(直径約25mm)
ロードインピーダンス
評価・レビュー
音質
(4.0)
音量調整
(4.0)
低音の音質
(4.0)
Bluetooth接続
(3.5)
ポイント
  • 前面のボタンひとつで接続方法を簡単に切り替えられます。
  • 前面に搭載されているツィーターにより、高音域まで忠実に再生します。
  • 背面に搭載されているバスレフポーにより、低音域までカバーして、音源をクリアに再生します。

「サンワダイレクト 3WAY接続PCスピーカー アンプ内蔵 400-SP091」の特徴

モニタースピーカー前面の切り替えボタンを操作するだけで、パソコンスピーカーからBluetoothスピーカーに簡単に変更できます。DTM作業と切り分けて、数種類の使用方法に対応できるモニタースピーカーです。

スピーカー前面にツィーターが搭載されており、高音域を忠実に再現します。その一方で、スピーカー背面にはハズレフポートが搭載されており、低音域をしっかりとカバーしています。

こんな人におすすめ
DTM制作にあたり、音へのこだわりが強い人におすすめです。

IK Multimedia iLoud MTM 自動音場補正機能搭載

周波数特性40Hz~24kHz
スピーカー形式アクティブ
電圧100ボルト
位相特性200Hz~24kHz
スタンドの角度調節可能範囲0~20°
ウーハーサイズ3.5インチ
評価・レビュー
低音の音質
(5.0)
音質
(4.5)
ポイント
  • コンパクト設計により、デスクでのスペースを最大限に有効活用が可能です。
  • DSPによる優れたサウンド・コントロールを実現しています。
  • 40Hzから24kHzまでのフラットな周波数特性により、音源を忠実に再生します。

「IK Multimedia iLoud MTM 自動音場補正機能搭載」の特徴

特許出願中のPhysical Response Linearisation(PRL;物理反響線形化)技術により、高音域は自然で余分な強調がなく、中音域はくっきりと音源のイメージがつかみやすく、低音域はバランス良く再現されます。

音源を正確に再生するだけでなく、長い時間聞き続けても耳に与える負担が少なくなるように設計されています。

関連する商品として、FOCAL パワード・モニター フォーカル/Shape 40 があります。60cmの近距離でのリスニングでも、高音域から低音域にいたるまで、正確に再現するDTM作業に役立つ、プロレベルのハイエンドモデルです。

こんな人におすすめ
長時間のDTM作業をする人におすすめのハイエンドモデルです。

Edifier R1700BT Bluetooth対応 高音質アクティブスピーカー

サイズ15.5×21.2×25cm
重量6.6kg
組立形式テーブルトップ
出力ワット数66W
高音調整-6db~+6db
低音調整-6db~+6db
カラーウッド
スピーカータイプブックシェルフスピーカー
スピーカーサイズ4インチ
評価・レビュー
音質
(4.5)
低音の音質
(4.0)
心地よさ
(4.0)
音量調整
(4.0)
リモコン操作
(3.5)
ポイント
  • 標準装備されている4インチの低音ドライバーは自然な低音域を再現すると共に、はっきりとした高音域を正確に再生します。
  • 音の歪み防止のために、独自のデジタル信号処理とダイナミックレンジ制御技術が採用されています。
  • Bluetooth対応により、パソコン以外にもスマホやタブレットとも接続可能です。

「Edifier R1700BT Bluetooth対応 高音質アクティブスピーカー」の特徴

高音調整は-6db~+6dbまで、低音調整も-6db~+6dbまで可能なハイエンドモデルです。Bluetooth対応によって、パソコンを始めとする数種類のデバイスと接続可能なこともDTM作業を効率的に進めるのに役立ちます。

モニタースピーカーの外側素材は見た目も美しいクルミ材であり、高音質であると共に、インテリアとしての価値も高いです。

関連する商品として、Sanyun SW208 Bluetooth対応ブックシェルフスピーカー 24ビットDAC内蔵 があります。モニタースピーカーの素材として、炭素繊維材料が使用されており、多層ボイスコイル技術によって設計されています。

こんな人におすすめ
クラシックな外観や部屋との調和にこだわる人におすすめです。

Edifier S2000MKIII Bluetooth 2.0スピーカー

サイズ27.6×19.8×34.2cm
重量17.1kg
接続方式Bluetooth 5.0
組立形式フロアスタンディング
スピーカーサイズ5.5インチ
評価・レビュー
音量調整
(5.0)
音質
(4.5)
低音の音質
(4.5)
リモコン操作
(3.5)
ポイント
  • モニター、ダイナミック、クラシック、ボーカルの4つの異なるリスニングモードに切り替え可能です。
  • 高音、低音、音量をそれぞれ独立して調整できるので、DTM作業を効率的に進めることができます。
  • スピーカーケーシングは木製、ノブは金属製のクラシックな外観がインテリアとしても見栄えが良いです。

「Edifier S2000MKIII Bluetooth 2.0スピーカー」の特徴

Edifier S2000MKIII Bluetooth 2.0スピーカーは音量を自動調整し、起動時にはスピーカーとリスナーの両方を余計なノイズから保護する機能が標準装備されています。

リモコン操作により、音源の切り替え、モードの選択、電源をオンやオフまで操作可能です。

関連する商品として、IK Multimedia iLoud Micro Monitorがあります。内蔵DSPをコントロール可能な3つのEQスイッチを使用して、モニタースピーカーを設置した環境に合わせてサウンドを最適化できます。

こんな人におすすめ
離れた場所からモニタースピーカーを操作して、DTM作業を効率的に進めたい人におすすめです。
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モニタースピーカーとは

一般的なリスニング用のスピーカーは、聞きやすいよう音に味付けをしていることが多いですが、モニタースピーカーは、できるだけ原音に忠実に再生します。そのため、DTMなどで録音した音にノイズがないかの確認や、ミキシングした際にモニタースピーカーを使えば、よりクオリティの高い音作りができるようになるのです。

DTMとは

DTMとはデスクトップミュージック(Desktop Music)の略で、パソコンを利用した楽曲制作のための音楽制作手法の総称です。DTP(デスクトップパブリッシング)をもじった和製英語でもあり、本来の英語であれば、Programming(Music Programming)と呼称されています。
パソコンやスマホなどのデバイスが発達したことで、高価な音楽編集機材がなくても、一般人でも、手軽に音楽の編集ができるようになりました。DTMのために重要な役割を果たしているのが音源を正確に再生するモニタースピーカーです

モニタースピーカーはこんな方におすすめ

音楽制作をしている全ての方に

スピーカーでは、左右から出た音は耳に届くまでの間にそれぞれが干渉しあいます。しかし、左右の音が干渉することなく直接耳に届くヘッドホンだけで音楽制作すると、スピーカーで聞いた時に不自然に聞こえてしまう場合があります。そのため、よりハイクオリティな音楽制作を行いたい方にとってモニタースピーカーは必須とも言えるのです。

フラットな音が好みの方に

モニタースピーカーは、一般的なスピーカーと比べて音に味付けがされていないので、より原音に忠実な音を聞くことができます。そのため、いわゆるドンシャリな音が苦手でフラットな音で楽しみたいという方には、リスニング用としてもおすすめのスピーカーです。

モニタースピーカーの選び方

DTMにおすすめのスピーカー
モニタースピーカーの選び方を以下の2つのポイントから解説します。

  • サイズで選ぶ
  • 出力レベルで選ぶ
  • モニタータイプで選ぶ
  • 電源が必要かどうかで選ぶ
  • 購入する前に視聴して選ぶ

サイズで選ぶ

モニタースピーカーはサイズや形状によって、「ブックシェルフ型」「トールボーイ型」の2種類に分けられます。これらのモニタースピーカーで圧倒的に市場に出回っているのがブックシェルフ型の方です。
ブックシェルフ型は名前の通り、本棚における程度の大きさであり、幅や高さが20cm程度の製品も出ていて、卓上でパソコンの横に置いても使いやすいです。トールボーイ型は設置面積自体はブックシェルフ型に近いものの、背が高いのが特徴です。

出力レベルで選ぶ

モニタースピーカーの出力数を表す単位としてワット(W)が使われます。ワット数が多いほどパワーがあり、大音量で音源を再生可能です。
しかし、DTMでは、卓上にパソコンを置いて、近くにモニタースピーカーを設置するパターンが多いため、あまりワット数の多いモニタースピーカーを買っても意味がない場合が少なくありません。実際にモニタースピーカーの出力レベルで選ぶ場合には、使う状況によって考えるといいでしょう。

モニタータイプで選ぶ

モニタースピーカーには大きく分けて「アクティブ・スピーカー」と「パッシブ・スピーカー」の2種類があります。
アクティブ・スピーカーは、本体内部にアンプが内蔵されていて、モニタースピーカー単独で音を出せるのが特徴です。電源につけるだけですぐに使えるので、初期費用が安い点でおすすめです。パッシブ・スピーカーはスピーカーとアンプを組み合わせてカスタマイズできるのが特徴です。カスタマイズには、ある程度の技術と経験が必要なので、初心者向きではありません。

電源が必要かどうかで選ぶ

モニタースピーカーには、電源が必要なアクティブスピーカーと電源が必要ないパッシブスピーカーがあります。アクティブスピーカーはアンプが内蔵されているため、簡単に鳴らせますが、パッシブスピーカーはアンプが必要になります。そのため、初めて購入する方にはアクティブスピーカーがおすすめです。

購入する前に視聴して選ぶ

せっかくいいスピーカーを購入しても、自分の使い方に合わなかったら台無しです。自分の部屋の広さなどの環境を考慮しつつ候補を絞ったら、実際にお店で視聴してから決めるようにしましょう。その際、自分の作った曲やお気に入りの楽曲をあらかじめ聞いておき、どういった傾向のスピーカーがそれらにマッチしているかを考えながら視聴すると、自分にぴったりなスピーカーが見つけやすいでしょう。

モニタースピーカーの人気メーカー

パソコンとモニタースピーカー

ヤマハ

ヤマハは、モニタースピーカーの業界標準とも言われる製品を生み出しています。NS-10Mをリリースしてからというもの、世界中で人気となり、ヤマハのモニタースピーカーは定番となりました。正に原音に忠実なスピーカーであり、どんな方でも満足できるメーカーでしょう。

フォステクス

フォステクスは日本のブランドで、様々なメーカーのOEMを行っているため、優れた技術を持っています。同価格帯のモニタースピーカーと比べて非常に高音質なものが多く、近年とても人気のあるブランドです。また比較的安価なスピーカーもあるため、予算に応じて選べます。

ジェネレック

ジェネレックはプロの現場でも使われることの多いメーカーです。アンプまで含めて音づくりを行い、アクティブスピーカーの普及に貢献しました。コンパクトなアクティブスピーカーはDTMが普及している今のニーズにもマッチしており、非常に扱いやすいスピーカーが多いと評判です。

モニタースピーカーの重要ポイントまとめ

モニタースピーカーの重要なポイントは以下の4つです。

  • モニタースピーカーはDTMに不可欠なアイテム
  • モニタースピーカーを選ぶ際には設置場所が重要
  • オーディオ用スピーカーとモニタースピーカーの違いを確認しよう
  • DTMでは、小型のモニタースピーカーで十分なことが多い


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