安くて高コスパ!初心者にもおすすめDTM用モニタースピーカー10選

DTMにおすすめのスピーカー

今回はリーズナブルな価格で購入できるコスパに優れた初心者にもおすすめのDTM用モニタースピーカーをご紹介します。ヤマハ(YAMAHA)やジェイビーエル(JBL)、アイケーマルチメディア(IK Multimedia)などの有名メーカー製品はもちろんのこと、低価格で販売されているコスパの高い製品まで幅広くピックアップしています。

選び方のコツやモニタースピーカーと一般的なスピーカーの違いも解説しているので、合わせて参考にしてみてください。

今回は安くてコスパの高い初心者にもおすすめのDTM用モニタースピーカーをご紹介します。ヤマハ(YAMAHA)やジェイビーエル(JBL)などの人気メーカーはもちろん、リーズナブルな価格で購入できる初心者におすすめの製品まで幅広くピックアップしています。

ぐーちょ編集部
ぐーちょ編集部

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大手家電量販店で販売員やバイヤー・家電アドバイザー有資格者・メーカー商談を長年行なっているスタッフが所属しています。


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モニタースピーカーとは

モニタースピーカーとは、パソコンを利用して楽曲を制作するDTM(Desk Top Music)やレコーディングなどで使用されるスピーカーのこと。原音に忠実なサウンドを再生できるのが特徴です。

音量・左右のチャンネルバランス・定位・エフェクトのかかり具合など、再生されるサウンドを正確にチェックできるのが魅力です。

イヤホンやヘッドホンではダメなの?

DTMで複数のトラックを調整して1つに混ぜる「ミックス」作業を行う際は、音の定位を正確に確認することが重要です。ヘッドホンやイヤホンを使用した場合は、再生された音が比較的直接耳に届きます。対して、スピーカーを利用した場合は空気中で左右の音が混ざり合うのでステレオイメージを狭く感じがちです。

そのため、ヘッドホンやイヤホンでは音の定位が確認しづらいので注意が必要です。周囲を気にせず音が出せるメリットはありますが、正確にサウンドチェックする場合にはモニタースピーカーに利用がおすすめです。

モニタースピーカーの種類

パソコンとスピーカー
モニタースピーカーの主な3つの種類を解説します。

  • ブックシェルフ型
  • トールボーイ型
  • フロア型

ブックシェルフ型

「ブックシェルフ型」は、本棚に設置できるサイズの比較的コンパクトなスピーカーです。モニタースピーカーとしてはスタンダードなタイプで。設置場所を自由に選択できるのが魅力。横幅や高さが20cm程度の製品であれば、デスク上にも設置できます。

モニタースピーカーのラインナップも豊富で、予算や音質を考慮しながら好みのモデルを選びやすい点もおすすめです。

トールボーイ型

「トールボーイ型」は、設置面積はブックシェルフ型と大差ありませんが、高さがあるタイプのスピーカーです。背が高く低音域を強調できるのが特徴。ホームシアタータイプのスピーカーとして採用されていることが多く、モニタースピーカーとしてはあまり見かけないタイプです。

低音域が強調されすぎると、原音を正確にチェックする妨げになるので注意しましょう。

フロア型

「フロア型」は、トールボーイ型と同じく床に設置するタイプのスピーカー。大型のスピーカーユニットが搭載されており、卓上には設置しづらいタイプです。

大音量で音楽を楽しみたい場合にも適していますが、原音に忠実な音が必要なモニタースピーカーとしてはあまり採用されていないので注意が必要。スペースが狭い場合には設置場所に困る場合があるので気をつけましょう。

モニタースピーカーと普通のスピーカーの違い

一般的なスピーカーは、音楽を快適に楽しめるように音質が調節されています。低音域が強調されて迫力のあるサウンドが再生できるモデルや、高音域の伸びがよく透き通るようなサウンドを得られるモデルなど、製品ごとに音質の特徴が異なります。

一方でモニタースピーカーは、原音に忠実なサウンドを再生できるのが特徴。各帯域をバランスよくならせるので、音の定位や質感、音量、エフェクトのかかり具合などをチェックしやすいメリットがあります。

DTM用モニタースピーカーの選び方

パソコンとモニタースピーカー
DTM用モニタースピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • アクティブスピーカーとパッシブスピーカーを選択しよう
  • 入力端子の種類で選ぼう
  • 出力で選ぼう

アクティブスピーカーとパッシブスピーカーを選択しよう

パワードスピーカーとも呼ばれる「アクティブスピーカー」は、本体にアンプを内蔵しているタイプのモニタースピーカー。スピーカー単体で音を再生できるので、別途アンプを用意する必要がありません。

ノンパワードスピーカーとも呼ばれる「パッシブスピーカー」は、アンプと組み合わせて使用するタイプです。スピーカーに合わせてアンプを購入する必要があるので、初期費用がかかります。スピーカーとアンプの相性を考慮する必要もあるので、オーディオの知識が豊富な方に適しているタイプです。

入力端子の種類で選ぼう

モニタースピーカーは製品ごとに備えている入力端子の種類が異なります。一般的には赤と白のケーブル2本で接続するRCAプラグ対応のモデルが普及していますが、ノイズに強いフォーンプラグや高音質なXLRプラグに対応している製品も存在します。

また、Bluetoothを利用したワイヤレス接続に対応しているモデルも存在します。対応している接続方式は、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

出力で選ぼう

どれだけの音量でサウンドを再生できるのかを示す出力能力もモ二タースピーカごとに異なるので注意が必要。出力数は「ワット(W)」という単位で表記され、数値が高いほど大音量で鳴らせます。

自宅で使用する場合は20~70Wほどの出力を備えたモニタースピーカーで充分使用可能です。また、低音域から高音域の再生可能範囲を示す周波数特性も合わせてチェックしておくのがおすすめ。音域は制作する音楽ジャンルによっても異なるので、適した製品を選択しましょう。

DTM用モニタースピーカーのおすすめ10選

DTM用モニタースピーカーのおすすめ10選を紹介します。

ヤマハ(YAMAHA) HS Series HS5

最初に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「ヤマハ(YAMAHA) HS5」です。

サイズ170×285×222mm
重量5.3kg
タイプアクティブスピーカー
出力数70W
周波数特性-10dB:54Hz~30kHz/-3dB:74Hz~24kHz
評価・レビュー
音質
(4.0)
設置しやすさ
(3.5)
デザイン
(4.0)
ポイント
  • ヤマハがスタジオモニターとして設計しており精確な再生能力を有しています。
  • 確かな音像定位・高分解能・フラットな特性を実現しているモニタースピーカーです。
  • エンクロージャーには高剛性で均一な音響特性をもつ肉厚なMDF材を採用しています。

「ヤマハ(YAMAHA) HS5」の特徴

世界中のレコーディングスタジオで使われているNS-10Mを開発したヤマハがスタジオモニターとして設計しており、正確なサウンド再生能力を有しているのが特徴です。

こんな人におすすめ
音質変化の少ないサウンドが再生できるので、原音を正確にチェックしたい方におすすめです。

ヤマハ(YAMAHA) POWERED MONITOR SPEAKER MSP3A

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「ヤマハ(YAMAHA) MSP3A」です。

サイズ144×236×166mm
重量3.6kg
タイプアクティブスピーカー
出力数22W
周波数特性-10dB:67Hz~22kHz
入力端子RCA/XLR・TRSフォーン
評価・レビュー
音質
(4.0)
設置しやすさ
(4.0)
デザイン
(4.0)
ポイント
  • サイズがコンパクトで設置やすいのが特徴です。
  • 22Wのパワーアンプが内蔵されており別途アンプを用意する必要がありません。
  • ヤマハ独自の「ツイステッドフレアポート」が採用されておりクリアで忠実な低音が再生できます。

「ヤマハ(YAMAHA) HS5」の特徴

本体サイズが144×236×166mmとコンパクトで設置しやすいにも関わらず、ノイズを低減して最適な低域再生を実現するヤマハ独自の「ツイステッドフレアポート」技術が採用されています。

こんな人におすすめ
サイズがコンパクトなので、卓上に設置できるモニタースピーカーを探している方におすすめです。

ジェイビーエル(JBL) 305P Mk II

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「ジェイビーエル(JBL) 305P Mk II」です。

サイズ186×298×242mm
重量4.7kg
タイプアクティブスピーカー
出力数82W
周波数特性43Hz~24kHz
入力端子XLR/標準フォーン
評価・レビュー
音質
(4.0)
設置しやすさ
(3.5)
デザイン
(3.5)
ポイント
  • 定評のある「LSR 3Series」のドライバーが採用されておりサウンドの再現性を高めています。
  • 本体前面に光沢のあるブラックカラーを採用しスタイリッシュな外観に仕上げています。
  • 最上位スタジオモニターにも搭載されている「イメージコントロールウェブガイド」により広いステレオ音場を実現しています。

「ジェイビーエル(JBL) 305P Mk II」の特徴

「LSR 3 Series」のドライバーや「イメージコントロールガイドウェブ」を採用し、音場の奥行や音像を正確に表現できるのがポイントです。

こんな人におすすめ
リスニングポイントが広いので、設置する部屋の形状や大きさに関わらず優れたサウンドが再生できるモニタースピーカーを求める方におすすめです。

タスカム(TASCAM) デスクトップパワードモニタースピーカー VL-S3BT

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「タスカム(TASCAM) VL-S3BT」です。

サイズ110×170×138mm
重量2.1kg
タイプアクティブスピーカー
出力数28W
周波数特性80Hz~22kHz
入力端子RCA/3.5mmステレオミニジャック/Bluetooth4.0
評価・レビュー
音質
(3.5)
設置しやすさ
(4.5)
デザイン
(3.5)
ポイント
  • 横幅110mmに高さ170mmとコンパクトなサイズが魅力です。
  • 2ウェイ構成とバスレフポートによりワイドな周波数帯域を実現しています。
  • ステレオミニジャックやBluetoothでの接続にも対応しています。

「タスカム(TASCAM) VL-S3BT」の特徴

RCA端子に加えて、3.5mmステレオミニジャックでの有線接続やBluetoothを利用したワイヤレス接続にも対応しているモニタースピーカーです。

こんな人におすすめ
Bluetooth接続に対応しているので、スマホやタブレットで楽曲を制作する場合にもおすすめです。

マッキー(MACKIE) CR-X Creative Reference マルチメディアモニター CR-3XBT

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「マッキー(MACKIE) CR-3XBT」です。

サイズ206×140×180mm
重量3.5kg
タイプアクティブスピーカー
出力数50W
周波数特性-10dB:70Hz~20kHz/-3dB:80Hz~20kHz
入力端子RCA/TRS/Bluetooth4.2
評価・レビュー
音質
(3.5)
設置しやすさ
(4.0)
デザイン
(4.0)
ポイント
  • 音楽制作・コンテンツクリエイト・ゲームプレイなど幅広い用途に使えます。
  • レベルコントロールノブを前面に備えており操作性にも優れています。
  • Bluetoothに対応しているのでワイヤレスでも接続できます。

「マッキー(MACKIE) CR-3XBT」の特徴

RCA・TRS・Bluetoothなどの接続方法に対応しており、音楽制作に加えて、コンテンツクリエイトやゲームプレイなど幅広い用途に利用できます。

こんな人におすすめ
レベルコントロールノブがスピーカー前面に配置されているので、スピーカー側で音量調節を行いたい方におすすめです。

フォステクス(Fostex) PM Series PM0.3H

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「フォステクス(Fostex) PM0.3H」です。

サイズ100×185×130mm
重量2.94kg
タイプアクティブスピーカー
出力数30W
周波数特性110Hz~40kHz
入力端子RCA/ステレオミニジャック
評価・レビュー
音質
(3.5)
設置しやすさ
(4.5)
デザイン
(4.0)
ポイント
  • コンパクトで設置スペースが限られている場合に便利です。
  • 高音質なハイレゾ音源に対応しています。
  • 自然な音の響きを実現する木製のエンクロージャーが採用されています。

「フォステクス(Fostex) PM0.3H」の特徴

7.5cm口径のグラスファイバー振動版ウーファーと1.9cm口径のシルクドームツイーターが採用されており、情報量の豊富なハイレゾ音源に対応可能です。

こんな人におすすめ
ハイレゾ音源に対応しているので、解像度の高いサウンドを求める方におすすめです。

アイケーマルチメディア(IK MULTIMEDIA) iLoud Micro Monitor

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「アイケーマルチメディア(IK MULTIMEDIA) iLoud Micro Monitor」です。

サイズ180×135×90mm
重量1.72kg
タイプアクティブスピーカー
出力数70W
周波数特性45Hz~22kHz
入力端子RCA/TRS/Bluetooth
評価・レビュー
音質
(4.0)
設置しやすさ
(4.5)
デザイン
(4.0)
ポイント
  • コンパクトかつ軽量で設置しやすいのが魅力です。
  • 色付けされていない透明感あるサウンドが再生できます。
  • 3つのEQスイッチが搭載されており設置環境に合わせて音質を調整できます。

「アイケーマルチメディア(IK MULTIMEDIA) iLoud Micro Monitor」の特徴

本体サイズは180×135×90mmとコンパクトながら、澄み切った高音・鮮明な中音・豊かな低音が再生できるモニタースピーカーです。

こんな人におすすめ
3つのEQスイッチを備えているので、設置環境に適した音質に調整したい方におすすめです。

パイオニア(Pioneer) 4インチ デスクトップモニタースピーカーシステム DM-40

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「パイオニア(Pioneer) DM-40」です。

サイズLeft:146×227×223mm/Right:146×227×210mm
重量4.9kg
タイプアクティブスピーカー
出力数42W
周波数特性-70Hz~30kHz
入力端子RCA/Mini-jack
評価・レビュー
音質
(3.5)
設置しやすさ
(3.5)
デザイン
(3.5)
ポイント
  • 音楽制作はもちろんDJ用としても使えます。
  • Groove技術によってレスポンスに優れたクリアな低域を実現しています。
  • フロントバスレフ方式によって力強いキック音が再生可能です。

「パイオニア(Pioneer) DM-40」の特徴

Groove技術や壁などの反射影響を受けにくいフロントバスレフ方式が採用されており、クリアながら力強い低音域再生が可能です。

こんな人におすすめ
艇魚貫の再生能力に優れているので、ダンスミュージックの制作やDJ用のモニタースピーカーとしておすすめです。

ベリンガー(behringer) 1C-BK

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「ベリンガー(behringer) 1C-BK」です。

サイズ非掲載
重量非掲載
タイプパッシブスピーカー
出力数100W
周波数特性60Hz~23kHz
入力スピーカーケーブル
評価・レビュー
音質
(4.0)
設置しやすさ
(4.0)
ポイント
  • マウント金具が付属しており壁や天井にも取りつけられます。
  • 全周波数帯域で歪みを抑えたピュアなサウンドが再生できます。
  • 比較的リーズナブルな価格で購入できます。

「ベリンガー(behringer) 1C-BK」の特徴

パッシブスピーカーなので別途アンプを準備する必要はありますが、左右のスピーカーがペアになった製品にも関わらず本体価格がリーズナブルで購入しやすいのが魅力です。

こんな人におすすめ
マウント金具が同梱されているので、壁面や天井にモニタースピーカーを取りつけたい方におすすめです。

エディファイア(Edifier) Studio-quality 2.0 Speakers R980T

次に紹介するおすすめのDTM用モニタースピーカーは、「エディファイア(Edifier) R980T」です。

サイズ140×226×197mm
重量非掲載
タイプアクティブスピーカー
出力数24W
周波数特性70Hz~20kHz
入力端子RCA/AUX
評価・レビュー
設置しやすさ
(3.5)
デザイン
(3.5)
ポイント
  • リーズナブルな価格で購入できる点が魅力です。
  • 音響共鳴を抑える木製のエンクロージャーが採用されています。
  • フレアバスポートが採用されており豊かで繊細なサウンドを実現しています。

「エディファイア(Edifier) R980T」の特徴

リーズナブルな価格で購入できるにも関わらず、不要な共振を抑える木製のエンクロージャーや豊かなサウンドを生み出すフレアバスポートを備えています。

こんな人におすすめ
リーズナブルな価格で購入できるので、初めてのモニタースピーカーとしてもおすすめです。
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DTM用モニタースピーカーの重要ポイントまとめ

DTM用モニタースピーカーの重要なポイントは以下の3つです。

  • アクティブタイプはパッシブタイプか確認しよう
  • 備えている入力端子を確認しよう
  • 原音に忠実なサウンドが再生できる製品を選ぼう
ですこ
ライター:ですこ

大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。


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