
目次
ONKYO(オンキョー)のスピーカーとは
ONKYOのスピーカーとは、日本の老舗音響機器メーカ―「オンキョー(ONKYO)」が製造するスピーカーのこと。ヤマハやデノンと共に知られる歴史の長いメーカーで、使用されているパーツを1つ1つ自社で作っているのが特徴です。
オンキョーのスピーカーは、品質に優れているにも関わらず、比較的価格を抑えている点も人気。コスパに優れた製品が多い点もおすすめです。
ONKYOのスピーカーの特徴と評価
ONKYOスピーカーの特徴を以下の3つのポイントから解説します。
- 製品作りの特徴
- 音質面での特徴
- スピーカーとしての評価
製品作りの特徴
ONKYOは正式にはオンキヨー株式会社といいます。1946年に創業して以来、DENONやYAMAHAなどと同様にピュアオーディオ衰退期を乗り越えてきた日本の音響メーカーです。
オンキヨーは、スピーカーのユニットや振動版、ネットワークなどすべてを自社生産している数少ない音響メーカーです。作られた一つ一つの製品に込められた熱い思いが良い音を作り出しているといえます。
音質面での特徴
ONKYOスピーカーの音の特徴は高域の鮮やかさと繊細さをベースにしたものです。ハイレゾにいち早く取り組んだメーカーということもあり高域にこだわりを持っているように感じます。
通常高コストになってしまうリング型のツィーターをほとんどの機種で使用できているのも、こだわりが感じられます。
スピーカーとしての評価
ハイエンドモデルから安価なスピーカーに至るまで全体的に評価が高いのが特徴です。やはり高域の鮮やかで心地よい音が聞けることへの評価が大きいようです。
ホームシアターを作るなら特におすすめで、高出力のアンプを使うことによってスピーカーの最大限の音を引き出すことができます。
アクティブスピーカーにも以前から力を入れていて、高品質、高音質でとても高い評価を得ています。PCやテレビで使うと特に違いがわかるのでおすすめです。
スピーカーの人気メーカー「ONKYO」と「YAMAHA」を比較
スピーカーを選ぶ時に選択肢に入ってくるのが、人気メーカーのONKYOやYAMAHAでしょう。それぞれ音はどう違うのでしょうか。
まずYAMAHAは、初心者におすすめの入門機から中級機までのラインナップがあり、雑味の少ない割とスッキリとしている音質が特徴です。そのため、ホームシアター系の機器との相性が抜群です。
ONKYOはハイエンドモデルを多く作りつつも、自社製作ゆえに価格面では抑えているので低価格で上質な音を楽しめるスピーカーを販売しています。高域にも定評があるのでホームシアターにはもちろんのこと、コスパがよく高品質なスピーカーで幅広く音楽を楽しめるという面でONKYOをおすすめします。
ONKYO(オンキョー)スピーカーの選び方
ONKYO(オンキョー)スピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- パッシブタイプとアクティブタイプを選ぼう
- 部屋のサイズに合わせて選ぼう
- オンキョー独自の技術で選ぼう
パッシブタイプとアクティブタイプを選ぼう
オンキョーのスピーカーにはパッシブタイプとアクティブタイプの2種類が存在します。アクティブタイプは本体にアンプを搭載しているのが特徴。別途アンプを用意する必要がなく、気軽に導入できるのがメリットです。
パッシブタイプはアンプと接続して使用する必要はありますが、高音質なサウンドを再生できるモデルが多く存在します。
部屋のサイズに合わせて選ぼう
6畳ほどの部屋で使用するのであれば、アクティブタイプのブックシェルフ型スピーカーがおすすめ。アンプなしで使えるので設置スペースを取りません。10畳前後の部屋であれば、パッシブ対応のブックシェルフ型。許容入力の大きなパッシブタイプであれば、音の厚みや表現力が増します。
15~20畳の部屋であれば、パッシブタイプのトールボーイ型が魅力的。迫力ある低音と伸びやかな中高音が楽しめます。
オンキョー独自の技術で選ぼう
バランスに優れてサウンドを求めている場合には、「ノンプレスONFウーファー」を採用してオンキョーのスピーカーがおすすめ。音の立ち上がりに優れており、パワフルな重低音が再生できます。
アクティブタイプのオンキョースピーカーを購入する場合は、「VLDigital」技術の搭載有無も確認しておきたいところ。デジタル特有のサウンドノイズを抑えたクリアな音を再生できるのが魅力です。
ONKYO(オンキョー)スピーカーのおすすめ8選
おすすめのONKYO(オンキョー)スピーカーを紹介します。
オンキョー(ONKYO) D109XEB
最初に紹介するおすすめのONKYO(オンキョー)スピーカーは、「オンキョー(ONKYO) D109XEB」です。
型式 | 2ウェイ・バスレフ型 |
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最大出力 | 80W |
外形寸法 | 900×200×353mm |
質量 | 4.6kg |
- ホームシアター用に開発されておりテレビの横に設置する場合に適しています。
- 自社開発の「N-OMF振動板」を採用しており量感豊かな低音を実現しています。
- 砲弾型のイコライザーによりクリアかつ輪郭が鮮明な中高音再生が可能です。
「オンキョー(ONKYO) D109XEB」の特徴
ホームシアター用に開発されたスリムなデザインが特徴的なトールボーイタイプのスピーカーで、量感豊かな低音とクリアな中高音が魅力です。
オンキョー(ONKYO) D-112EXT(D)
次に紹介するおすすめのONKYO(オンキョー)スピーカーは、「オンキョー(ONKYO) D-112EXT(D)」です。
型式 | 2ウェイ・バスレフ型 |
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最大出力 | 80W |
外形寸法 | 267×162×271mm |
質量 | 4.8kg |
- 高音質なハイレゾ音源に対応しており臨場感あふれるサウンドが再生できます。
- 本体側面に天然の木目を生かしたリアルウッド突板仕上げを採用してます。
- 周波数の乱れを抑える砲弾型のイコライザーによりスピード感あるサウンドを実現しています。
「オンキョー(ONKYO) D-112EXT(D)」の特徴
ボディサイドには木目を生かした側板を採用して高級感ある外観を実現しているだけでなく、CD以上の情報量を備えたハイレゾ音源にも対応しています。
オンキョー(ONKYO) D-NFR9TX(D)
次に紹介するおすすめのONKYO(オンキョー)スピーカーは、「オンキョー(ONKYO) D-NFR9TX(D)」です。
型式 | 2ウェイ・バスレフ型 |
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最大出力 | 70W |
外形寸法 | 167×299×260mm |
質量 | 3.9kg |
- ホームシアター用に開発されておりテレビの横に設置する場合に適しています。
- 自社開発の「N-OMF振動板」を採用しており量感豊かな低音を実現しています。
- 砲弾型のイコライザーによりクリアかつ輪郭が鮮明な中高音再生が可能です。
「オンキョー(ONKYO) D-NFR9TX(D)」の特徴
ホームシアター用に開発されたスリムなデザインが特徴的なトールボーイタイプのスピーカーで、量感豊かな低音とクリアな中高音が魅力です。
オンキョー(ONKYO) D-TK10
次に紹介するおすすめのONKYO(オンキョー)スピーカーは、「オンキョー(ONKYO) D-TK10」です。
型式 | 2ウェイ・バスレフ型 |
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最大出力 | 非掲載 |
外形寸法 | 133×276×220mm |
質量 | 2.9kg |
- アコースティックギターで有名な高峰楽器とのコラボによって製造されています。
- キャビネットにマホガニー材を使い内面にはギター工法の「力木」を配置しています。
- 低音から超高温に至るまで鮮やかな表現を実現しています。
「オンキョー(ONKYO) D-TK10」の特徴
高級アコースティックギターを製造する高峰楽器とのコラボによって製造されており、ギター特有の技術、アコースティックギターの工法が採用されているハイグレードなスピーカーです。
オンキョー(ONKYO) D-PS100
次に紹介するおすすめのONKYO(オンキョー)スピーカーは、「オンキョー(ONKYO) D-PS100」です。
型式 | フルレンジ バスレフ型 |
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最大出力 | 70W |
外形寸法 | 237×151×147.5mm |
質量 | 2.2kg |
- 業務用に設計されており多彩な入力端子を備えています。
- 水平110°・垂直120°の指向特性を実現しており広い範囲にサウンドが届きます。
- 重量が2.2kgと軽く比較的簡単に持ち運べます。
「オンキョー(ONKYO) D-PS100」の特徴
業務用に設計されており、多彩な入力端子を備えているだけでなく、軽量なために専用のブラケットを利用すれば壁面や天井にも取りつけられます。
ONKYO D509E
ONKYO D509Eの仕様・製品情報
型式 | 3ウェイ・バスレフ型 |
最大入力 | 150W |
最大外形寸法 | 幅275×高さ991×奥行き370mm |
質量 | 16.4kg |
- 3ウェイ・スピーカーシステム
- チャンネルデバイダー対応
- 4量感ある低音
ONKYO D509Eのレビューと評価
コストパフォーマンスに優れた良質なスピーカー
上品なピアノブラック仕上げのデザイン、高域から低域までバランスのとれた音質。コストパフォーマンスが良いと評判のスピーカーです。サブウーファーがいらないほど低音もしっかりでしてくれます。トールボーイ型なので場所もそこまで取らないのも魅力的です。
ONKYO D55EX
ONKYO D55EXの仕様・製品情報
型式 | 2ウェイ・バスレフ型 |
最大入力 | 80W |
最大外形寸法 | 幅148×高さ264×奥行き256mm |
質量 | 3.6kg |
- 解像度の高い音を出してくれるツィーター
- 響きが美しいMDFキャビネット
- ブックシェルフ型のエントリーモデル
ONKYO D55EXのレビューと評価
繊細で芯の強いサウンドを実現させたコンパクトモデル
小音量でも豊かな響きを聞くことができ、全体的に解像度の高い音を楽しむことができます。コンパクトで安価ながらポテンシャルが高く、コスパの良いスピーカーといえるでしょう。
ONKYO GX500HD パワードスピーカー
ONKYO GX500HDの仕様・製品情報
型式 | アンプ内蔵2ウェイ・バスレフ型 |
電源 | 100V |
最大入力 | 40W+40W |
最大外形寸法 | R:幅169×高さ263×奥行き240mm L:幅169×高さ263×奥行き215mm |
質量 | R:6.4kg L:4.3kg |
- アンプ内蔵のパワードスピーカー
- ハイレゾ対応で高品質な音を再現
- エネルギー感あふれるピュアサウンド
ONKYO GX500HDのレビューと評価
パワードスピーカーのハイエンドモデル
ハイレゾ対応で超高音域はもちろん幅広いジャンルの音楽でいい音を出してくれる優秀なスピーカーです。テレビやPCに接続して使用する場合にも使えますが、それだけで使用するにはもったいないぐらいのポテンシャルを持っているスピーカーです。
まとめ
ONKYOスピーカーの特長や、歴史を持つ名機から最新モデルのONKYOスピーカーをご紹介してきました。聞いてみたい使ってみたいと思ったスピーカーはありましたか?コスパが高くハイクオリティなONKYOならではの音をぜひ聞いてみてください。
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