

SACDプレイヤーとは
SACDとはスーパーオーディオCDの略で、通常のオーディオCDよりも高音質な音楽情報を記録・再生できるのが特徴です。
通常のオーディオCDはWAVE形式で記録されていますが、スーパーオーディオCDはDSD(ダイレクトストリームデジタル)フォーマット形式で記録されているため、専用のオーディオプレーヤーで再生する必要があります。
SACDプレイヤーの選び方
SACDプレイヤーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 対応フォーマットで選ぶ
- 出力端子で選ぶ
- シャーシやドライブ部の構造、パーツの品質などにも目を向けよう
対応フォーマットで選ぶ
SACDプレーヤーにはDSDフォーマットや、通常のオーディオCDの再生に加えてmp3やwmaファイル等の再生も行うことができるというものがあります。SACDの再生の他にメディアフォーマットを再生したいという場合には、各フォーマットに対応するSACDプレーヤーを選んでみると良いでしょう。
出力端子で選ぶ
SACDプレーヤーには数種類の出力端子がついているものもあります。同軸デジタル端子や光デジタル端子に対応しているものもあります。
同軸デジタルケーブルに対応したAVアンプも増えてきていますので、家のオーディオ環境に合わせて出力端子に何があるかを確認してから購入すると良いでしょう。
シャーシやドライブ部の構造、パーツの品質などにも目を向けよう
SACDプレーヤーのような、非常に多くの情報量を取り出す機器で重要となってくるのが、シャーシ自体の剛性や、ドライブ部分の作り、そしてプリント基盤やコンデンサーなどのパーツそのものです。こうしたひとつひとつの部品のクオリティが、再生音の違いとなってあらわれてきます。よりいい音で聴きたい!という方は、こうした部分にも注目してみましょう。
SACDプレーヤーのおすすめメーカー一覧
SACDプレーヤーのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- DENON(デノン)
- Pioneer(パイオニア)
- McIntosh
DENON(デノン)
DENON(デノン)はSACDプレーヤーに関して2021年現在最もラインナップが充実しているブランドです。入門モデルからフラッグシップモデルまで、ここまで選択肢が多いブランドは他にありません。音の匠が丹念に磨き上げた高級モデル、そしてその流れを汲む充実のミドルクラス・エントリークラスのラインナップは、信頼性やアフターサービスを一番に考える方に最適です。
Pioneer(パイオニア)
Pioneer(パイオニア)も日本が誇るSACDプレーヤーのメーカーです。近年ONKYOと合併を果たし、それぞれのブランドのよい面を受け継いだ製品作りを続けています。ラインナップこそ少ないものの、電子部品だけでなく筐体の構造にもこだわったプレーヤーは、多くの愛好家に愛されています。日本のブランドならではの、作りのクオリティを高さを求める方におすすめです。
McIntosh(マッキントッシュ)
ハイエンドオーディオメーカーとしてあまりにも有名なブランド、McIntosh(マッキントッシュ)。再生音に徹底的にこだわった製品作りはもちろんのこと、マッキントッシュの特徴はなんといってもデザインでしょう。漆黒のフロントパネルは見た目の良さもさることながら、手入れのしやすさも抜群。浮かび上がるグリーンとブルーのライトが、独特の雰囲気を醸し出します。音はもちろん見た目にもこだわりたいという方に特におすすめのブランドです。
SACDプレーヤーのおすすめ人気ランキング11選
おすすめのSACDプレーヤーを紹介します。
【11位】SOUNOTE S-3
最初に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「SOUNOTE S-3」です。
対応フォーマット | DSD、PCM |
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対応ディスク | SACD、CD、CD-R、CD-RW |
出力端子 | XLR1系統、RCA1系統 |
サイズ | 454(W)×170(H)×393(D)mm |
重量 | 約27kg |
- SACD、CDの再生に特化した超弩級プレーヤー
- 本体の中身はほとんどの部分を電源回路が占め、圧倒的な安定性を実現
- 電源トランスを独立設置構造とすることで、モーターや電源回路に対するデジタルノイズの混入を排除
【10位】ESOTERIC K-05X
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「ESOTERIC K-05X」です。
対応フォーマット | DSD、PCM |
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対応ディスク | スーパーオーディオCD、CD(CD-R/CD-RW対応) |
出力端子 | XLR端子(2チャンネル)×1、RCA端子(2チャンネル)×1 |
サイズ | 445 × 132 × 357mm(突起部含む) |
重量 | 約15.1kg |
- プレーヤーに特化したラインナップを持つ国産ブランド・エソテリックのミドルクラスモデル
- フラッグシップモデル譲りのデュアルモノD/Aコンバーターを搭載
- 世界の名だたるハイエンドブランドも採用するVRDS-NEO SACDトランスポートメカニズム搭載
【9位】LUXMAN D-08u
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「LUXMAN D-08u」です。
対応フォーマット | DSD、PCM |
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対応ディスク | SACD、CD |
出力端子 | 同軸デジタル、光デジタル、アナログRCA、アナログXLR |
サイズ | 440 (幅)×154(高さ)×413(奥行き)mm |
重量 | 22.5kg |
- ラックスマンが誇る、名機と名高いSACDプレーヤー
- 高い剛性を誇るオリジナルのディスクドライブ・メカニズムLxDTMを搭載
- アナログ出力回路は贅沢なフルバランス回路構成を採用
【8位】McIntosh MCD350
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「McIntosh MCD350」です。
対応フォーマット | MP3、WMA |
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対応ディスク | SACD、CD |
出力端子 | アナログ出力端子:RCA x 1系統、XLR x 1系統 デジタル出力端子:同軸 x 1系統、光 x 1系統 |
サイズ | 445(W) × 152(H) × 416(D)mm |
重量 | 12.7kg |
- エネルギッシュなマッキントッシュ・サウンドが楽しめるミドルクラスモデル
- 32-bit/192kHzのDACチップを搭載し、正確なデジタル信号再生を実現
- 伝統の漆黒ガラスフロントパネルは、簡単な手入れでいつまでも新品の輝きを維持
【7位】DENON DCD-SX11
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「DENON DCD-SX11」です。
対応フォーマット | MP3、WMA、AAC、WAV、FLAC、ALAC、AIFF、DSD |
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対応ディスク | CD、SACD、DVD-R/-RW・DVD+R/+RWに記録したDSD(2.8 MHz / 5.6 MHz)、最大192 kHz / 24 bitまでのハイレゾ音源を含む音楽ファイルの再生、CD-R/-RW(サンプリング周波数48 kHzまで) |
出力端子 | アナログ音声出力端子:バランス出力×1(位相切替スイッチ付き)、アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子:同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 |
サイズ | 434 x 137 x 404 mm |
重量 | 21.4kg |
- デノンの中核を担うロングセラーモデル
- 数多くのフォーマット、ディスク形式に対応
- デノン独自のドライブAdvanced S.V.H. Mechanismを搭載
【6位】マランツ SA-12
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「マランツ SA-12」です。
対応フォーマット | MP3、WMA、AAC、WAV、FLAC、ALAC、AIFF、DSD |
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対応ディスク | CD、SACD、DVD-R/-RW/+R/+RW、CD-R/-RW |
出力端子 | アナログアンバランス × 1、同軸デジタル × 1、光デジタル × 1、ヘッドホン × 1 |
サイズ | W440 x H127 x D419 mm |
重量 | 17.1kg |
- 上位機種から多くのパーツを受け継いだマランツの中級機
- デジタル/アナログステージをD/Aコンバーター内部で完全に分離し、ノイズの影響を排除する設計
- トロイダルトランス、カスタム・ブロックコンデンサー、精密メルフ抵抗など高品位な部品で構成
【5位】LUXMAN D-10X
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「LUXMAN D-10X」です。
対応フォーマット | PCM、DSD、MQA |
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対応ディスク | SACD、CD |
出力端子 | デジタル出力:出力:COAX 1系統、OPT 1系統 アナログ出力:アンバランス 1系統、バランス 1系統 |
サイズ | 440(幅)×154(高さ)×418(奥行き)mm |
重量 | 22.4kg |
- ラックスマンの次世代を担う新フラッグシップモデル
- 新ハイスペックDAC「MUS-IC」BD34301EKVを世界で初めて搭載
- アナログ回路にはラックスマン最新のODNF-uをフルバランス構成で採用
【4位】Technics SL-G700
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「Technics SL-G700」です。
対応フォーマット | MP3、AAC、WAV、FLAC、ALAC、AIFF、DSD、MQA |
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対応ディスク | Super Audio CD(2chステレオのみ)、CD、CD-R、CD-RW |
出力端子 | アナログ音声出力端子:バランス出力×1、アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子:同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 |
サイズ | 430×98×407mm |
重量 | 約12.2kg |
- 名門テクニクスの復活を高らかに告げるSACD・ネットワークプレーヤー
- 高性能D/Aコンバーター「AK4497」をデュアルモノラル構成で搭載
- ハイレゾ、ストリーミング、多彩なデジタル音楽メディアに対応する汎用性
【3位】McIntosh MCD600
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「McIntosh MCD600」です。
対応フォーマット | MP3、AAC、WAV、WMA、FLAC、ALAC、AIFF、DSD |
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対応ディスク | SACD、CD、CD-R&CD-RW、DVD-R&DVD-RW |
出力端子 | アナログ出力端子:固定RCAx1系統、固定XLRx1系統、可変RCAx1系統、可変XLRx1系統 デジタル入力端子:COAXIAL x 1系統、OPTICAL x 1系統 |
サイズ | 444(W) × 152(H) × 416(D)mm(突起部含む) |
重量 | 12.8kg |
- 多彩なフォーマットを再生可能なマッキントッシュの上位機種
- 充実の入出力端子と、高品位な部品をフル投入したデジタル・アナログ回路
- 漆黒のガラスフロントパネル、鏡面仕上げのステンレスシャーシ、ブルーとグリーンのイルミネーション
【2位】YAMAHA CD-S1000
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「YAMAHA CD-S1000」です。
対応フォーマット | MP3、WMA |
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対応ディスク | SACD、CD、CD-R/RW |
出力端子 | 光デジタル1、同軸デジタル1、アナログRCA1 |
サイズ | 435W×137H×440Dmm |
重量 | 15kg |
- アナログRCA出力とディスク再生に特化した、シンプルかつ高品位なSACDプレーヤー
- クラシック、ジャズ、ロックにいたるまで、聴く楽しさを念頭に置いたサウンドチューニング
- 本体ディスプレイを消灯するとともにデジタル出力回路も停止させる「ピュアダイレクト」ボタン搭載
【1位】DENON DCD-1600NE
次に紹介するおすすめのSACDプレーヤーは、「DENON DCD-1600NE」です。
対応フォーマット | DSD、PCM |
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対応ディスク | CD、SACD、DVD-R/-RW・DVD+R/+RWに記録したDSD(2.8 MHz / 5.6 MHz)、最大192 kHz / 24 bitまでのハイレゾ音源を含む音楽ファイルの再生、CD-R/-RW(サンプリング周波数48 kHzまで) |
出力端子 | アナログ音声出力端子:アンバランス出力×1 デジタル音声出力端子:同軸デジタル出力×1、光デジタル出力×1 |
サイズ | 434 x 135 x 329 mm |
重量 | 8.2kg |
- デノンのエントリークラスモデルながら、多彩なディスクに対応可能
- 実売価格10万円を切る驚異のコストパフォーマンス
- デノンオリジナルのディスクドライブを搭載するなど、アナログ部分の設計も抜かりなし
デノン Denon DCD-1600NE CDプレーヤー SACDプレーヤー スーパーオーディオ対応 プレミアムシルバー DCD-1600NESP
SACDプレーヤーの重要ポイントまとめ
SACDプレーヤーの重要なポイントは以下の3つです。
- どんなフォーマットに対応しているかを忘れずにチェック!
- 出力端子については購入前に必ず確認しておこう
- シャーシやドライブ部の構造、パーツの品質などにも目を向けよう
