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オーディオショップなどでよく見かけるパッシブスピーカーとアンプをケーブル接続する際に使用されるバナナプラグ。これは取り付けることで主にどんなメリットやデメリットがあるんでしょうか。また、音質はどう変わるのか、種類はどんなタイプのものがあるのか。

今回は、そんなバナナプラグに注目し、特徴や種類、選び方などを解説後、オーディオテクニカを代表とする各人気メーカーの中から、特に優れたおすすめのバナナプラグを10種類紹介します。




バナナプラグとは

バナナプラグとは、スピーカーケーブルの導線を、アンプとスピーカーの端子に直接差し込むことができるプラグのことで、簡単に抜き差しできることから、ケーブルの脱着や、機材、スピーカーの移動や運搬が多い方におすすめのパーツです。

また、種類や材質も複数あり、それぞれに特徴があります。特に、オーディオマニアの間では、ロジウムメッキなどを施した高額なバナナプラグも販売されており、少なからず音質に違いがあるようです。

バナナプラグの音質について。劣化しない?

正直個人的な意見から言わせて頂くと”バナナプラグの音質”というのはほとんどないように感じています。
ケーブルの材質や再生環境によっても変わるので一概には言えませんが、ニッケルメッキは高音がシャリシャリしている、とか金メッキの方が音がまろやかだ、というのは微々たる差でしょう。

ただし、材質の抵抗面や接点の圧着度から余分なノイズが乗らない、音がなんとなくスッキリしているという感覚はある印象です。

バナナプラグの種類

  • 板バネスリット式
  • バナナのような形状をした一番ベーシックなバナナプラグです。接続端子に差し込むと、内部で広がる構造になっていて、簡単に抜き差しができます。

  • 円筒波型スリット式
  • 差込口が波型のスリットになっているので接続端子にしっかり接触し、振動にも強く音のロスが少ないです。

  • ねじ込み式
  • 接続端子に差し込んだ後、ネジを締めるか、ピンを押すことでプラグが内部で広がる構造です。一番固定がしっかりしているタイプです。

  • 金メッキ
  • 安価なニッケル銀メッキ以外はだいたいこのタイプです。金は電導率が良いので音声をしっかり伝送すると言われています。24kメッキなど少し割高でメッキの比重が多い製品もあります。

  • ロジウムメッキ
  • 価格は高額ですが、音のロスがなくクリアな伝送をすると言われており、音質にこだわる人はこのタイプを使っていることが多いです。

バナナプラグの選び方

形状で選ぶ

自宅などオーディオ機器を使用する環境によって変わってきますが、スピーカーの配置換えなどを頻繁にするのであれば標準の板バネスリットタイプ、オーディオ機器などの位置は既に決まっていてしっかり音を安定させたいなら円筒波型スリットタイプなど、うまく使い分け、自分に合った適切な形状のバナナプラグを選びましょう。

材質で選ぶ

音質を重視する方であれば、材質にこだわるのもよいです。先ほど解説したとおり、ロジウムメッキが一番高品質で音質が良いとオーディオ愛好家の間では人気です。

また、ハウジングの材質やサイズも考慮しておくことによって、ケーブルの収まりが悪かったり絶縁性が甘かったりと、あとあと悩むことが少なくてよいでしょう。

価格で選ぶ

とりあえず音質にはこだわらず、しっかりスピーカーに接続できればいいという人は、数百円でニッケル銀メッキのベーシックなバナナプラグが購入できます。

また、ロジウムメッキ以外の製品は驚くほど高いというわけでもないので、金メッキや色んな形状のバナナプラグを複数購入して聞き比べしてみるというのも良いかもしれません。

バナナプラグのおすすめ10選

audio-technica AT6301

audio-technica AT6301のおすすめポイント3つ

  • しっかりケーブルを固定するダブルネジ方式
  • φ4~4.5mmバナナジャックに適合
  • 軽量ABS、真鍮金メッキ仕上げ

audio-technica AT6301のレビューと評価

エントリーモデルに最適なバナナプラグ

audio-technicaの”AT6301”は、材質、価格ともにバランスが良く、初めてバナナプラグを購入する方も安心して使えるエントリーモデルとして最適です。

nakamichi 24K 8本セット

nakamichi 24K 8本セットのおすすめポイント3つ

  • リーズナブルな価格
  • φ4mmの上下ネジロック式
  • レッドx4、ブラックx4の計8本セット

nakamichi 24K 8本セットのレビューと評価

リーズナブルでお得なバナナプラグ

“nakamichi 24K 8本セット”は、平均¥1,000程度で購入でき、お得な8本セットのバナナプラグです。24Kメッキ仕上げでケーブルも上下のネジでしっかりロックできるので安心して使用できます。

FURUTECH ADL FP200B-R

FURUTECH ADL FP200B-Rのおすすめポイント3つ

  • インサートピンに非磁性ロジウムメッキ処理
  • ネジ式ケーブル・ホールド構造
  • ハウジングに軽くて丈夫なアルミ合金採用

FURUTECH ADL FP200B-Rのレビューと評価

高品質なロジウムメッキバナナプラグ

ケーブルやプラグ関連では高品質な製品を販売しているFURUTECHの”ADL FP200B-R”は、プラグインサート部にロジウムメッキ、ハウジングにアルミ合金と、高品質な仕様で、人気の高いおすすめバナナプラグです。

audio-technica AT-6C67

audio-technica AT-6C67のおすすめポイント3つ

  • 真鍮削り出しロジウムメッキ仕上げ
  • 振動を抑制し、確実にコンタクトを維持するチャック式を採用
  • φ1.5mm~φ4.0mmまでの芯線に対応

audio-technica AT-6C67のレビューと評価

多彩なロジウムメッキバナナプラグ

audio-technicaの中でも最高品質な”AT-6C67”は、価格もそれなりにしますが、φ1.5mm~φ4.0mmまでの芯線に対応と幅広いケーブルに使用でき、Yラグの変換プラグとしても使える便利なバナナプラグです。

AET EVO-BPS

AET EVO-BPSのおすすめポイント3つ

  • 高純度銀コーティング仕上げ
  • 円筒構造を応用した偏心加工
  • バナナ端子のために特別に製造されたねじ

AET EVO-BPSのレビューと評価

導電性の高いバナナプラグ

AETの”EVO-BPS”は、ケーブルを接続するのに圧着工具が必要で、どちらかというと中~上級者向けのバナナプラグと言えます。こだわりの設計とお手頃な価格で評価の高いおすすめプラグです。

小柳出電気商会 SRBN

小柳出電気商会 SRBNのおすすめポイント3つ

  • 鏡面仕上げの美しい本体
  • 銀メッキの上にロジウムメッキ処理
  • ケーブルの固定に2つの高剛性ステンレススクリュー採用

小柳出電気商会 SRBNのレビューと評価

音質とホールド製を重視したバナナプラグ

小柳出電気商会の”SRBN”は、導電性を考慮した2重のメッキ仕上げで評判が高い人気のバナナプラグです。直径5mmと、大きめのネジでスピーカーケーブルもしっかりホールドできます。

ヴィボーオーディオ 24K BFA 8本セット

ヴィボーオーディオ 24K BFA 8本セットのおすすめポイント3つ

  • 上下ネジによるロック式
  • レッドx4、ブラックx4の計8本セット
  • ケーブル取付用の熱収縮チューブ付属

ヴィボーオーディオ 24K BFA 8本セットのレビューと評価

良心的なバナナプラグセット

“ヴィボーオーディオ 24K BFA 8本セット”は、24Kメッキ仕上げの波型スリットタイプで、接続をしっかり固定でき、スピーカーケーブルとプラグの接続部に付属の収縮チューブを使用することで絶縁性を高められます。8本セットで価格もリーズナブルなおすすめバナナプラグです。

audioquest BFA(圧着式バナナプラグ)

audioquest BFA(圧着式バナナプラグ)のおすすめポイント3つ

  • ネジ止め式よりも接点が少なく音の劣化が少ない
  • シルバーコーティングされた波型スリットタイプ
  • 取り付けに圧着レンチが必要

audioquest BFA(圧着式バナナプラグ)のレビューと評価

無駄を省いたシンプルなバナナプラグ

“audioquest BFA圧着式バナナプラグ”は、芯線とプラグを直接圧着することで、最小限の接点でスピーカーに接続でき、音質の劣化を防ぐことができるバナナプラグです。取り付けには圧着ペンチが必要ですが、人とは違ったプラグが欲しい方におすすめです。

JVCケンウッド X4 AP-SC100

JVCケンウッド X4 AP-SC100のおすすめポイント3つ

  • 先バラケーブルを挟み込む構造で抜けにくい
  • 工具なしで簡単に装着できる
  • 24Kメッキ仕上げ

JVCケンウッド X4 AP-SC100のレビューと評価

手軽に脱着可能なバナナプラグ

JVCケンウッドの”X4 AP-SC100”は、他のねじ式と違い、スピーカーケーブルのバラ線をプラグにねじ込み、中で挟み込む構造なので、初心者でも簡単に取り付けることができます。価格もお手頃なおすすめバナナプラグです。

KRYNA BA7G

KRYNA BA7Gのおすすめポイント3つ

  • φ7mmまでのスピーカーケーブルに対応
  • 背面スペースをとらないガンタイプ形状
  • バナナプラグ同士をジョイント可能

KRYNA BA7Gのレビューと評価

様々な工夫が施されたバナナプラグ

KRYNAの”BA7G”は、φ7mmと、太目のケーブルにも使用でき、後部のキャップを外すことでプラグ同士をジョイントすることもできる便利なバナナプラグです。壁際にスピーカーを配置した場合も邪魔にならないガンタイプ形状で設置場所に困ることもありません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
バナナプラグの主な特徴や音質、選び方から様々な種類のおすすめバナナプラグについて解説、紹介しました。今後バナナプラグを購入する際の参考にしてみてください。