【名機】音質最高フルレンジスピーカーのおすすめ10選|ユニットの種類や選び方も

小さめのスピーカー

1カ所の音源ですべての音域を出すフルレンジスピーカーって名機が多いけれど、何でネット通販では見つけられないんだろう?

それはAmazonや楽天市場などのネット通販が新品を中心に扱うからで、スピーカー全般のクラシックな名機はほとんど購入できません。

一方で音源部分のフルレンジスピーカーユニットは「三菱ダイヤトーン」の16cmや「Fostex」のFEシリーズなど最高峰の名機が数多く販売中。

ネット通販商品を扱う当記事では、Marshall・Bose・JBLなどスピーカーの名機ブランドのBluetoothスピーカーを中心に紹介します。

ヤマハによる大口径8cmドライバーのフルレンジスピーカー名機などもあり、ご購入の際のご参考にお役立てください。

ぐーちょ編集部
ぐーちょ編集部

みんなが興味を持っている数ある商品やサービスの中からおすすめなモノを厳選してお届けします。
大手家電量販店で販売員やバイヤー・家電アドバイザー有資格者・メーカー商談を長年行なっているスタッフが所属しています。


白を基調としたスピーカー
【予算は5万円】コスパ最強のスピーカーランキングおすすめ人気10選

フルレンジスピーカーのおすすめ10選

Marshall ワイヤレスポータブル防水スピーカー EmbertonⅡ

サイズH68xW160xD76mm
重量700g
周波数帯域60Hz-20,000Hz
ユニットの種類コーン型
最大出力10WクラスDアンプx2
ドライバー約50㎜(2インチ)ドライバー
防水〇(IP67)
接続方式Bluetooth5.1
評価・レビュー
音質
(5.0)
デザイン
(5.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • アンプの名機ブランド「マーシャル」による約50㎜のフルレンジドライバーを備えたBluetoothスピーカー
  • ドライバーと共にパッシブラジエーターも2基搭載しマーシャルらしい迫力のある重低音を実現
  • マーシャルのロゴとシボ加工の樹脂で高級感のある外観を備えスタックモードで2台つなげることも可能


参考
心震えるMarshallサウンドがどこでも聴ける!「Middleton」はポータブルスピーカーの域を超えた逸品だ (1/3)PHILE WEB

気になるポイント
  • Bluetoothスピーカーの名機として名高い「Marshall Middleton」と較べると音量や重低音に違いあり
こんな人におすすめ
名機ブランド「マーシャル」によるフルレンジドライバーとパッシブラジエーターを2基ずつ備えたBluetoothモデルをお探しの方におすすめします。

Bose SoundLink Revolve+ II Bluetooth speaker

サイズ10.5 cm W x 18.4 cm H x 10.5 cm (D)
重量910g
周波数帯域2400 ∼ 2483.5 MHz
ユニットの種類ラジエーター型
最大出力8W
ドライバー90㎜
防水〇(IP55)
接続方式Bluetooth4.1
評価・レビュー
音質
(5.0)
デザイン
(5.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 「Bose」によるフルレンジトランスデューサと無指向性ディフレクター搭載で360度サラウンド音響を実現
  • Bluetoothスピーカーとしては大きめの76.2㎜ドライバーと2基のパッシブラジエーター搭載で重低音も充実
  • 継ぎ目のないおしゃれな外観で連続再生時間は17時間のロングバッテリー仕様


参考
SoundLink Revolve+ II Speaker(Bluetooth、ポータブル、長時間)ボーズ

気になるポイント
  • Bluetoothバージョンが4.1と古いためデバイスからの通信の遅延や断線などがやや心配
こんな人におすすめ
スピーカーの名機ブランド「Bose」による360度包み込むサラウンド音響を備えた高音質かつアウトドア仕様のモデルをお探しの方におすすめします。

Bose Companion 2 Series III multimedia speaker system PCスピーカー

サイズ右スピーカー:19 (H) x 8 (W) x 15 (D) cm・左スピーカー:19 (H) x 8 (W) x 14.5 (D) cm
重量右スピーカー:1kg・左スピーカー:800g
周波数帯域54Hz〜20kHz
ユニットの種類コーン型
最大出力20W
ドライバー57㎜×2
防水×
接続方式有線
評価・レビュー
音質
(4.5)
デザイン
(4.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • スピーカの名機ブランド「Bose」によるコンパクトなPCスピーカーで現在「Amazon’s Choice」の人気モデル
  • 2基ある2chフルレンジスピーカーとパッシブラジエーター搭載でBoseらしい迫力ある低音サウンドを実現
  • PC入力の他にAUX入力端子もありスマホ・タブレット・テレビなど多くの機器で使えるマルチスピーカー仕様
気になるポイント
  • Boseの多機能スピーカーでも基本的にはPCスピーカーなので大きな部屋で鳴らすには不向き
こんな人におすすめ
Boseのパッシブラジエーターを搭載したフルレンジスピーカーの中、で2基の1セット商品で小型モデルをお探しの方におすすめします。

ヤマハ パワードスピーカー NX-50 左右1組

サイズ83x184x184 mm
重量2kg(2台)
周波数帯域55Hz~20kHz
ユニットの種類コーン型
最大出力7W×2
ドライバー70㎜×2ドライバー
防水×
接続方式有線
評価・レビュー
音質
(4.5)
デザイン
(5.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • PCスピーカーにもなるデスクトップサイズながら7cmの大口径フルレンジスピーカーユニットを左右2基搭載
  • 低域を増幅するバスレフポートに加えラウドネスコントロール搭載で低音域の自動調整機能あり
  • シルバー・ブラック・オレンジ・パープルと4色のカラーバリエーションがある洗練されたデザイン
気になるポイント
  • バスレフポートは一般的にパッシブラジエーターに較べて風切り音などのノイズが発生しがちなのが残念
こんな人におすすめ
大口径のフルレンジスピーカーの2基1セット商品で、低音域に自動調節機能があるモデルをお探しの方におすすめします。

YAMAHA スピーカーシステム (ブラウンバーチ) 1台売り NS-B210MB

サイズ(長さx幅x高さ)10.5 x 13.2 x 21.5 cm・1.6kg
重量1.6kg
周波数帯域5Hz~35kHz(-10dB)~50kHz(-30dB)
ユニットの種類コーン型
最大出力40W
ドライバー80㎜ドライバー
防水×
接続方式有線
評価・レビュー
音質
(5.0)
デザイン
(4.5)
コスパ
(5.0)
ポイント
  • ピアノの国際ブランド「ヤマハ」によって新開発されたアルミコーン型ウーファーで中低域のサウンドが抜群
  • 小型のブックシェルフ型でありながら8cmのコーン型スピーカーユニット搭載で迫力あり
  • 大型テレビのスピーカーなど多用途に活用できてコスパが非常に高い
気になるポイント
  • 接続がスピーカーケーブルの一種・バナナプラグだけなのでBluetoothなど多用途に使うには変換プラグなどが必要
こんな人におすすめ
8cmの大口径スピーカードライバーを備えて中低音域の迫力と広がりのあるブックシェルフ型モデルをお探しの方におすすめします。

ソニー ワイヤレススピーカー SRS-X300

サイズ約105mm x 238mm x 119mm
重量1.3kg
周波数帯域20 Hz – 20,000 Hz(44.1kHzサンプリング時)
ユニットの種類X-Balanced Speaker Unit
最大出力非公開
ドライバー49×71㎜ドライバー
防水〇(IP67)
接続方式Bluetooth5.2
評価・レビュー
音質
(5.0)
デザイン
(5.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 1つのボディの中に2基のフルレンジスピーカーユニットがある「X-Balanced Speaker Unit」採用
  • ソニーが新開発した「Line-Shape Diffuser」構造によりリビングなど広い空間でも包み込む音を実現
  • 横置きではステレオ再生・縦置きでは音が広がり2台のBluetooth接続でより高音質なステレオ再生も可能
気になるポイント
  • 高さ約20cm強の小型のBluetoothスピーカーにしては価格帯がやや高め
こんな人におすすめ
サラウンド音響で大部屋もカバーできて、スマホの音楽再生やハンズフリー通話なども可能なBluetoothモデルをお探しの方におすすめします。

デンソーテン ECLIPSE(イクリプス)フルレンジスピーカー 1台 TD307MK3

サイズW135×H212×D184
重量2kg
周波数帯域80Hz~25kHz(-10dB)
ユニットの種類コーン型
最大出力25W
ドライバー65㎜ドライバー
防水×
接続方式有線
評価・レビュー
音質
(4.5)
デザイン
(5.0)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • 日本ブランド「デンソーテン」による2021年度のグッドデザイン賞も獲得したおしゃれな外観
  • 音の広がりを促進する卵型のフォルムに加え6.5cmのフルレンジスピーカーユニットを搭載
  • ブラケットなしで壁や天井に設置することが可能で0°から90°のアングル調節が可能
  • デンソーテン「ホームページ」

気になるポイント
  • 小型スピーカーとしては価格帯が高めでBluetooth接続に対応していないのも残念
こんな人におすすめ
ホームシアター用に壁や天井にも設置できるタイプで、インテリア映えするおしゃれなモデルをお探しの方におすすめします

Bang & Olufsen バングアンドオルフセン スピーカー bluetooth Beosound Explore

サイズ幅 x 高さ x 奥行き 8.1 x 12.4 x 8.1 cm
重量631g
周波数帯域56-22.700 Hz
ユニットの種類コーン型
最大出力30W×2
ドライバー45㎜(1.8インチ)×2ドライバー
防水〇(IP67)
接続方式Bluetooth5.2
評価・レビュー
音質
(4.5)
デザイン
(5.0)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • 北欧のAV機器のハイエンドブランド「バング&オルフセン」による2基のフルレンジスピーカーユニット搭載機
  • アルマイト加工されたアルミニウムはおしゃれかつ耐久性が高くIP67の非常に高い防水防塵性能あり
  • 631gの小型軽量ボディに加え最大27時間の連続再生が可能でアウトドア使用にも最適
気になるポイント
  • 45㎜ドライバーユニットで口径が小さいため2台ペアリングしないと大部屋では迫力不足の可能性あり
こんな人におすすめ
アウトドアに持ってゆくのに最適な小型軽量ボディで、バッテリー性能が高くキャンプ映えするおしゃれなモデルをお探しの方におすすめします。

Creative Pebble Pro アルパイン グリーン SP-PBLPRO

サイズ各サテライト:約123 x 123 x 118mm
重量左:365g・右:415g
周波数帯域80Hz~20kHz
ユニットの種類コーン型
最大出力総合:30W
ドライバー57㎜×2ドライバー
防水×
接続方式Bluetooth5.3
評価・レビュー
音質
(4.5)
デザイン
(5.0)
コスパ
(5.0)
ポイント
  • 最大出力が2基で30Wと大人気の旧モデルより25W以上アップで現在「Amazon’s Choice」の人気モデル
  • 旧モデルより大きくなった57㎜フルレンジスピーカーユニットを備えパッシブラジエーターにより重低音も抜群
  • USBデジタルオーディオ・Bluetooth・アナログの3通りの接続ができてRGBライティングにも対応
気になるポイント
  • 浴室やアウトドアにも持ち運びやすい小型軽量ボディであるものの防水性能がないのは残念
こんな人におすすめ
フルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを備え、3つの接続方式があって多用途に使い回せる小型モデルをお探しの方におすすめします。

JBL FLIP ESSENTIAL2 Bluetoothスピーカー JBLFLIPES2

サイズ220 x 96 x 93.4
重量520g
周波数帯域2400MHz – 2483.5 MHz
ユニットの種類楕円形コーン型
最大出力20W
ドライバー44×82㎜ドライバー
防水〇(IPX7)
接続方式Bluetooth5.1
評価・レビュー
音質
(5.0)
デザイン
(4.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • アメリカの国際ブランド「JBL」による2基のフルレンジドライバーで最大出力20Wのパワフル設計
  • 高さ22cmの小型ボディでもパッシブラジエーターの搭載で迫力ある重低音サウンドを実現
  • 3250mAhの大容量バッテリーで最大10時間の再生ができてIPX7の非常に高い防水性能あり
気になるポイント
  • 接続はBluetoothのみで有線接続ができないため古い機器にはトランスミッターが必要になる
こんな人におすすめ
名機ブランド「JBL」による2基のフルレンジスピーカーとパッシブラジエーター搭載で重低音に迫力があるモデルをお探しの方におすすめします。
使用した商品があれば、ぜひレビューをお願いします!
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フルレンジスピーカーとは?その魅力!

フルレンジスピーカーとは?その魅力!
フルレンジスピーカーとは、音源となるパーツ「スピーカーユニット」の1つだけで低・中・高とすべての音域を鳴らせるスピーカーのこと

1番の魅力は音源パーツが1つなので価格が安く、かつ高音質な機種が多いことからコスパが高い点にあるでしょう。

またフルレンジスピーカーユニットの方はネット通販でも名機が買えるため、スピーカーを自作・改造できる人には魅力的です。

フルレンジスピーカーは「Bose」などスピーカーの名機ブランドのBluetoothモデルが欲しい方におすすめできます。

スピーカーユニットの構成

スピーカーユニットの構成
スピーカーユニットの主な4つの構成を解説します。

  • フルレンジ
  • 2WAYスピーカー
  • 3WAYスピーカー
  • 4WAYスピーカー・3WAY4スピーカー

フルレンジ

フルレンジスピーカーとは、スピーカーユニット(主に円状の音の出所)、1つだけで低音・中音・高音のすべてのサウンドを鳴らす機器のこと。

1点から音が出るシンプルな「点音源」構造なので、目の前で実際に演奏されているようなリアルな聴き心地が得られやすいです。現在では小型でポータブルなBluetoothスピーカーが主流ですが、多くはフルレンジ最大の弱点・低音部の強化も施されています。

フルレンジスピーカーは、最安値の価格帯でリアルなサウンドを聴きたい方におすすめの種類です。

2WAYスピーカー

2WAYスピーカーとは、低音のウーファーと高音のトゥイーターの2つのスピーカーユニットがついている機器のこと。最も一般的なタイプであり、スピーカー市場で今も需要が最も高い種類だと言えるでしょう。

メリットは2つの音域が分かれていることからフルレンジよりも音の厚みが出ること。ただ、人工的に分離している分、自然さや臨場感に欠ける難点もあります。

2WAYスピーカーは、比較的小さな部屋でボリューム感のある音楽を楽しみたい方におすすめの種類です。

3WAYスピーカー

3WAYスピーカーとは、低音のウーファーと高音のトゥイーターにミッドレンジが加わった3つのスピーカーユニットでネットワーク構成された機器のこと。3WAY以上になるとすべて「マルチウェイ」と総称されます。

ステレオ・オーディオ用の本格スピーカーになり、多くはパッシブスピーカーなので再生にはアンプが必要。ミッドレンジが低音と高音をつなぐ役割を果たし、2WAYスピーカーよりもナチュラルでパワフルな音を鳴らせます。

デメリットはやはり高価になることと大型なので設置スペースを取ること。

3WAYスピーカーは、10畳以上の広い部屋で抜けの良いハイサウンドを聴きたい方におすすめの種類です。

4WAYスピーカー・3WAY4スピーカー

3WAY4スピーカーとも呼ばれる4WAYスピーカーは、主に2つのウーファー・トゥイーター・ミッドレンジのユニットでなるネットワーク構成の機器。

ウーファー・トゥイーター・2つのミッドレンジ(ミッドバス・ミッドハイ)という構成もあります。ウーファー2つのタイプの多くはサブウーファーがついたもので、50hz以下のより深い低音域の再生が可能に。

ミッドレンジが2つのタイプは、中低音のミッドバスと中高音のミッドハイにより低音域と高音域がより自然に融合します。

4WAYスピーカーは、トールボーイ型スピーカーが好きな方、また本格サウンドを聴きたいオーディオ愛好家におすすめの種類です。

スピーカーユニットの種類

スピーカーユニットの主な4つの種類を解説します。

  • コーン型
  • ドーム型
  • ホーン型
  • リボン型

コーン型

スピーカーユニットのコーン型は半円状に凹んでいる最も一般的なタイプで、コスパが高く広い音域を流せるメリットがあります。

低・中・高とすべての音域を出すフルレンジスピーカーには特に相性のいいユニットで、小型のBluetoothモデルのほとんどが採用。

デメリットは低音域に迫力が出ない点がありますが、Bluetoothモデルの多くはパッシブラジエーターの搭載などでカバーしています。

コーン型はコスパの高さや音域の広さを大切にしたい方に、おすすめのスピーカーユニットです。

ドーム型

スピーカーユニットのドーム型はその名の通りドーム状に盛り上がったタイプで、高音域の再生が得意というメリットがあります。

2Wayや3Wayのスピーカーではツイーターになっている事が多いので目にしたことがある人も多いでしょう。

デメリットはコーン型とは逆に低音再生が苦手で、かつ価格帯がやや高めである点があげられます。

ドーム型は抜けのある高音域や共振性のないクリアな音を聴きたい方に、おすすめのスピーカーユニットです。

ホーン型

スピーカーユニットのホーン型の多くは、拡声器のようなホーン状のパーツがあるタイプで、広音域の音を効率的に出せます

拡声器のように音の指向性が高く、再生できる周波数が限られているため、ストレートで伸びやかな音を出せるのが大きな特徴。

デメリットは価格が高くなることや音がこもる品質の悪い製品も少なくない点など。

ホーン型は少々価格が高くなっても遠くまで伸びてゆくダイナミックな音を求める人に、おすすめのスピーカーユニットです。

リボン型

スピーカーユニットのリボン型は比較的コンパクトなタイプで、超高音域もふくむキーが高めのサウンドを得意としています。

音のゆがみがないクリアな音質でも知られ、ハイエンドモデルのツイーターに採用されることが多く、ハイレゾ音源対応モデルも人気です。

デメリットは価格が高いことや低音域再生に弱い事、またフルレンジスピーカーユニットにはほとんど採用されていない点など。

リボン型は、高音域の音が得意なハイエンドモデルの機器をお求めの方におすすめのスピーカーユニットです。

フルレンジスピーカーのメリット

フルレンジスピーカーのメリット
フルレンジスピーカーのメリットは、以下の2つです。

  • コスパが高い
  • 映画館のようなサラウンド効果あり

コスパが高い

スピーカーユニットが1つしかない分、フルレンジスピーカーは他の種類より値段が格段に安くなります。

近年、多くはフルレンジスピーカー搭載のBluetoothスピーカーが大人気になったことで、フルレンジユニットの性能も一気に上がりました。各メーカーは独自の新技術で、小型フルレンジでも重低音や中音域に強いハイサウンドを追求しています。

また連続再生時間も多くは10時間以上と長くなり、デザイン性に優れたモデルも数多くあります。コスパの高さを第一に考える方には、フルレンジスピーカーがおすすめです。

映画館のようなサラウンド効果あり

フルレンジスピーカー搭載のBluetoothスピーカーには、2つでステレオ・サウンドになるペアリング機能のある機器があります。楽曲によっては2つに分かれて音が出るようになるので、臨場感のある聴き心地が得られます。

部屋のどこにでも置けるケーブルレス・小型仕様なので、5~6mほど間隔を取れば部屋中に響くサラウンド効果も発揮。

オーディオ用スピーカーでも出来ますが、やはり設置には手間がかかります。気軽に映画館のようなサラウンド・サウンドを聴きたい方には、2台ペアリングできるフルレンジスピーカーがおすすめです。

フルレンジスピーカーのデメリット

フルレンジスピーカーのデメリット
フルレンジスピーカーのデメリットは、以下の1つです。

オーディオ用スピーカーにするには組み立てが必要

Bluetoothスピーカー人気によってか、フルレンジスピーカー・ユニットは近年ほぼ小型のポータブルタイプに絞られるようになりました。

Amazonのように入れ替わりの激しいネット通販では特にオーディオ用のフルレンジスピーカーが激減。多くはオーディオ愛好家に向けた組み立て用の単品として売られるようになりました。

しかし小型でも近年はオーディオサウンドに迫る高音質を鳴らす機器も数多く出てきています。それでも広い部屋で迫力や抜けのある本格サウンドを聴きたいという方には、フルレンジスピーカーはおすすめできません。

フルレンジスピーカーのおすすめメーカー一覧

フルレンジスピーカーのおすすめメーカー一覧
フルレンジスピーカーのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • YAMAHA
  • SONY
  • JBL

YAMAHA

YAMAHAは言わずと知れた創業120年を超える日本の総合楽器メーカー。

ピアノの国際ブランドとして有名ですが、楽器のリスニングに特化したスピーカー技術も高く評価されています。フルレンジスピーカーとしては、今もAmazonではオーディオ用のフルレンジスピーカーを販売しています。

オーケストラなど臨場感のあるライブサウンドにこだわるヤマハならではの特色でしょう。楽器の再現性に優れ、ピアノのような黒色が鮮烈なフルレンジスピーカーをお求めの方におすすめのメーカーです。

SONY

SONYも言わずと知れた創業70年以上になる日本の総合機器メーカーです。

SONYのフルレンジスピーカーは、ここでも紹介したようなデザイン性に優れた小型ポータブル機器になります。「Sound Diffusion Processor」などの新技術によって、音響のSONYらしく小型でもハイサウンドを追求しているのが最大の魅力。

小型フルレンジスピーカーでも高音・中音・低音のバランスがいい音質を体感したい方におすすめのメーカーです。

JBL

JBLはアメリカのカリフォルニア州を拠点にした創業70年以上の老舗音響ブランド。近年サムスン社の傘下企業になったことでも話題になりました。

JBLのフルレンジスピーカーも小型ポータブル機器になり、中でも今回紹介した「Pebbles」は10年近くロングセラーを続ける目玉商品。コーン形スピーカーで知られるJBLですが、小型タイプではバスレフポート効果のある内部構造が人気。大口径のドライバーユニットと合わせて抜群の低音効果を発揮します。

小型フルレンジスピーカーにもズシズシ振動を感じる重低音をお求めの方におすすめのメーカーです。

フルレンジスピーカーの選び方

フルレンジスピーカーの選び方
フルレンジスピーカーの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • ユニットの種類で選ぶ
  • ユニットの大きさで選ぶ
  • 接続の多さで選ぶ

ユニットの種類で選ぶ

フルレンジスピーカーはドライバーユニットの種類で選ぶこともできます。

ネット通販の多くのフルレンジスピーカーはBluetoothモデルで、その大半はフルレンジに強いコーン型になっています。

そのため低音域の迫力をアップさせるパッシブラジエーターやバスレフポートなどが搭載されているかを目安にすることもできます。

一方でスピーカーを自作したりカスタマイズしたりできる通の人は、先に書いたスピーカーの種類の特徴ごとに選ぶと良いでしょう。

音のクオリティにこだわりたい方は、フルレンジスピーカーのユニットの種類に注目です。

ユニットの大きさで選ぶ

フルレンジスピーカーはドライバーユニットの大きさで選ぶこともできます。

ネット通販のフルレンジの多くは小型のBluetoothや有線のスピーカーで、大体の大きさは2cmから8cmほどになります。

スピーカーユニットが大きいと音の広がりや迫力やボリュームが出て、ゆがみも少なくなるのが大きな特徴

できるだけ広い部屋でも包み込むようなサウンドを聴きたい方は、フルレンジスピーカーのユニットの大きさで選ぶと良いでしょう。

接続の多さで選ぶ

フルレンジスピーカーはデバイスとの接続の多さで選ぶこともできます。

便利なBluetoothスピーカーでも、イヤホンジャックのAUXに対応していなければBluetooth非対応のテレビにはつなげられません。

一方で人気の「Creative Pebble Pro」はBluetooth・USB・アナログの3つの接続に対応していて便利です。

できるだけ多くのデバイスで音楽を楽しみたい方は、フルレンジスピーカーの接続の多さで選ぶと良いでしょう。

フルレンジスピーカーの重要ポイントまとめ

フルレンジスピーカーの重要なポイントは以下の3つです。

  • Amazonなどネット通販ではフルレンジスピーカーの名機はないもののスピーカーユニットの傑作は数多く販売されている
  • 音源となるスピーカーユニットは種類やその大きさがフルレンジスピーカーを選ぶ際の大切な基準になる
  • フルレンジスピーカーのBluetoothモデルならBoseやMarshallなどスピーカーの名機ブランドの商品もある

この記事を書いたライターからのコメント

私もフルレンジスピーカーの小型Bluetoothモデルを愛用していますが、何より手軽に映画館のような音響造りができる点がうれしいところ。

小型で部屋のどこにでも置くことができるのでサッと持ち運ぶだけで人それぞれ好みのサラウンド環境が作れます。

Bose・Marshall・JBLといったスピーカーの名機ブランドが多くのBluetoothモデルを販売していることを知らない人はきっと多いはずです。

本格的なサウンド環境を作るよりも遥かに安上がりになることもあり、ぜひ一度試してみて欲しいと思います。

ツバキ
ライター:ツバキ

香川県在住。映画や小説が大好きで、文学賞を受賞し1度だけ出版歴あり。現在は「ぐーちょ」で執筆業務を担うなど、Webライターを副業としています。
カメラなどのデジタル機器・デバイスやガジェットに興味があり、「ぐーちょ」で新商品を紹介するときは「すごい、こんなのがあるんだ」と胸を躍らせています。
また50種類以上の植物を育てる自称・園芸家でもあり、植物の記事を書くときもテンションは高めです。


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