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たしかに、洗い過ぎはアトピー性皮膚炎の刺激になってしまうので、洗浄力や成分に気を付けて選ぶ必要があるんです。
この記事では、市販の洗顔料の成分や洗浄力、保湿効果などを解説し、おすすめの洗顔料を紹介しています。
ミノンなどドラッグストアで購入できる洗顔石鹸から、皮膚科医おすすめの洗顔料までさまざまなタイプをピックアップ。選び方のポイントや避けたい成分についても解説しています。
秋吉佑美
アトピーの方で、ステロイドを塗っている方も多いのではないでしょうか？
時にお薬に頼ることも大切ですが、普段から薬に頼らないケアを続けてみましょう。
まずは、洗う時に擦りすぎない。皮膚が刺激を受けて薄くなってしまいます。
また洗ったあとに、すぐに保湿することも大切。それもたっぷりと保湿しましょう。
保湿をしっかりと行うことで、アトピーや敏感肌は軽減できます。
以下に載せている洗顔料をぜひ試してみてください。
この記事の監修者：「薬に頼らない薬剤師」秋吉佑美
薬剤師として働いている中で、「私たちの体と心は食べた物で出来ている」と感じ、東洋医学をベースとした栄養学やレシピをお伝え。
テレビ出演やラジオ出演の経験、メニュー考案の実績あり。
また、個別のカウンセリングもオンラインで実施中。
個別カウンセリングについては、InstagramのDMまたは、HPのお問合せよりご連絡お願いいたします。
アトピー肌・敏感肌、朝は洗顔料なしは良くない？
皮脂が多い方は朝も洗顔料を使用した方がよいです。しかし乾燥がひどい方は、朝も洗顔料を使うことで、肌に必要な皮脂まで落とし過ぎてしまいます。
アトピー肌の方にとって肌を清潔に保つことは重要ですが、寝ている間に付着したほこりや汗はぬるま湯でも落とすことができます。
洗顔料の刺激と洗い過ぎによる乾燥を考えると、アトピー肌の方は朝は洗顔料なしでもよいでしょう。
睡眠中に処方された塗り薬を使用している場合やかゆみや炎症がひどい場合など、判断が難しいときは、自分の症状に合わせた洗顔方法を皮膚科で相談しましょう。
アトピー肌・敏感肌が避けたい添加物・成分
- 界面活性剤
- 防腐剤
- アルコール
- 合成着色料
- 香料
基本的に、肌に元々存在しない成分は刺激となりやすいです。代表的なものは界面活性剤、アルコール、合成着色料など。
防腐剤としてはパラベンが有名ですが、パラベン以外にもフェノキシエタノールなど防腐目的で使用されている成分があります。
パラベンフリーと書いてあっても防腐剤フリーとは限らないので成分をチェックする必要があります。
アトピー肌向け洗顔料のタイプ
アトピー肌向け洗顔料の主な4つのタイプを解説します。
- フォームタイプ
- 泡タイプ
- 石鹸タイプ
- パウダータイプ
フォームタイプ
フォームタイプは、ペースト状になった洗顔料を泡立てて使います。泡立ちがよくて使いやすいので、販売されている種類も多いです。
ペースト状にはさまざまな成分を加えることができるので、洗浄力の違いも幅広く、なかには刺激が強いものもあります。
種類が多いため、成分をよくみて、自分の肌に刺激とならない洗顔フォームを選択する必要があります。
泡タイプ
泡タイプの洗顔料は、洗顔料自体は液体の状態で、容器から出てくる際に泡になって出てくるのが特徴です。泡を作る手間が省けるのでとても便利です。
フォームタイプ同様、商品によって配合されている保湿成分や添加物がさまざまなので、自分の肌に負担の少ない成分を選ぶようにしましょう。
容器の形状などによって出てくる泡の密度も違いがあります。もっちりと肌に密着するような泡は少ない摩擦で洗うことができますが、洗い残しがないようによくすすぎましょう。
石鹸タイプ
石鹸タイプの洗顔料は洗浄力が強めでさっぱりとした洗い上がりになるものが多いです。
アトピー肌の方が石鹸タイプを選ぶ際は、洗浄力が強すぎないものを選びましょう。機械練りの石鹸より、枠練りの透明の石鹸のほうが洗い上がりのしっとり感が出やすいです。
人によっては石鹸の弱アルカリ性が刺激になることもあります。
また、石鹸カスが肌に残らないように十分にすすぎを行うことも大切です。
パウダータイプ
パウダータイプの洗顔料には、水を加えると活性が下がってしまう酵素を配合することができます。
酵素はタンパク質や皮脂を分解するため、毛穴に詰まった汚れや古い角質を落としてくれるという効果が期待できます。
酵素配合の洗顔料は、洗浄力が強いため、敏感肌の方でなくても週2～3回程度の使用がおすすめです。
アトピー肌向け洗顔料の選び方
アトピー肌向け洗顔料の選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 洗浄力のやさしさで選ぶ
- 添加物の少なさで選ぶ
- 保湿成分で選ぶ
洗浄力のやさしさで選ぶ
アトピー肌の方は刺激が少ない洗顔料で皮脂を落としすぎないように洗いましょう。
皮脂の落とし過ぎは乾燥を悪化させ、肌のバリア機能が低下してしまいます。
石けん系の洗顔料よりも、アミノ酸系の洗顔料のほうが洗浄力がマイルドでやさしくおすすめです。
また、摩擦も刺激になってしまうので、泡立ちの良い洗顔料を選び少ない摩擦でやさしく洗いましょう。
添加物の少なさで選ぶ
バリア機能が低下して乾燥した状態の肌には、化粧品に含まれる刺激物が皮膚の中に入りやすく、皮膚炎やかゆみを引き起こす原因になってしまいます。
できるだけ添加物が入っておらず原料がシンプルなものを選びましょう。
すべての方に安全とは限りませんが、アレルギーテスト済み・スティンギングテスト（かゆみやピリピリ感のテスト）済みといった記載も目安になります。
保湿成分で選ぶ
肌が持っている潤いを洗い過ぎないことも大切ですが、さらに不足したうるおいを補う成分が含まれているとよいですね。
セラミドやヒアルロン酸などが配合された洗顔料を選びましょう。
セラミドは肌にもともと存在する成分で、肌のバリア機能を担っています。
アトピー性皮膚炎の方は角質層のセラミドが不足していると言われますので、化粧品で補ってあげるのがおすすめです。
アトピー肌向け洗顔料のおすすめ11選
ミノン スキンソープ
| 内容量 | 80g |
|---|---|
| タイプ | 固形石鹸 |
| 肌タイプ | 普通肌、敏感肌 |
| 成分 | アミノ酸系洗浄成分 |
| 香り | 無香 |
- 水以外はたった4つの原料でつくられたシンプル処方
- 固形石鹸としては珍しい弱酸性
- 肌のバリア機能を守って洗う保湿洗浄
- 石けんカスも残りにくい
- 浴室に置きっぱなしだと溶けやすいという口コミがありました。
- マイルドな洗浄力なので皮脂が多めの人には不向きという声もありました
コラージュ D乾性肌用石鹸
| 内容量 | 100g |
|---|---|
| タイプ | 固形石鹸 |
| 肌タイプ | 乾燥肌 |
| 成分 | 石鹸系洗浄成分 |
| 香り | 無香料 |
- 香料・色素・殺菌剤不使用
- 肌に適度なうるおいを残して洗う乾燥肌向けの石けん
- リーズナブルで長持ちする
- やわらかく溶けやすいので、保管に注意しましょう
- 泡立ちがあまりよくないという声が見られました
アクセーヌ フェイシャルソープ AD （透明洗顔石鹸）
| 内容量 | 100g |
|---|---|
| タイプ | 固形石鹸 |
| 肌タイプ | 普通肌 |
| 成分 | 石鹼系洗浄成分 |
| 香り | 無香料 |
- 無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリー
- 洗い上りはさっぱりなのに乾燥を感じにくいとの口コミあり
- 皮膚科でおすすめされる方もいる
- すっきりと洗い過ぎている感じがするという声がありました。
Dove(ダヴ) センシティブマイルド クリーミー泡洗顔料
| 内容量 | 150ml |
|---|---|
| タイプ | 泡タイプ |
| 肌タイプ | 敏感肌 |
| 成分 | ヒアルロン酸 |
| 香り | ホワイトフローラルの香り |
- クリーミーな泡で肌への摩擦をおさえながら洗う
- パラベン・合成着色料・シリコン無添加
- 2種のヒアルロン酸など保湿成分も配合
- 爽やかなカモミールの香りが好きという声がある一方、香りはない方がよいという声もありました。
キュレル 泡洗顔料
| 内容量 | 150ml |
|---|---|
| タイプ | 泡タイプ |
| 肌タイプ | 敏感肌 |
| 成分 | アミノ酸系洗浄成分、グリチルリチン酸 |
| 香り | 無香料 |
- セラミドを守って洗う
- 無香料・無着色・アルコールフリー
- アレルギーテスト済み
- 量のわりに価格が高めですぐ使い切ってしまいそうという声がありました
- 洗い上りがさっぱりというより少しヌルつく気がするという声もありました
アライアンスファーマー アトピアD 敏感肌用泡タイプ洗顔料
| 内容量 | 200ml |
|---|---|
| タイプ | 泡タイプ |
| 肌タイプ | 敏感肌 |
| 成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、ユーカリエキス、ヨモギエキス |
| 香り | 無香料 |
- 抗炎症作用のあるグリチルリチン酸が配合された医薬部外品
- 保湿成分リピジュア配合でうるおいを守りながら洗う
- 鉱物油フリー・アルコールフリー・無着色・パラベンフリー・界面活性剤フリー
- 成分にヨモギエキスが入っているのでヨモギアレルギーの方は注意
- 泡は水っぽくもっちり感は物足りないという声がありました
スキンバランスフォーム SS
| 内容量 | 150ml |
|---|---|
| タイプ | 泡タイプ |
| 肌タイプ | 全肌質 |
| 成分 | アミノ酸系洗浄成分、アベンヌ温泉水 |
| 香り | 無香料 |
- 石けん成分を含んでいない
- ヤシ油由来のやさしい洗浄成分が、うるおいを残して洗う
- ミネラルをバランスよく含むアベンヌ温泉水を配合
- 泡はゆるめで洗っているとへたりやすいという声がありました
イプサ クレンジングフォーム センシティブ
| 内容量 | 125g |
|---|---|
| タイプ | フォームタイプ |
| 肌タイプ | 敏感肌 |
| 成分 | ヨモギ葉エキス、オドリコソウエキス |
| 香り | セージ |
- ふかふかの泡でデリケートな肌を洗う
- バリア機能促進酵素に働きかけ、肌のバリアを高める
- 敏感肌によるパッチテスト済み
- 鉱物油無添加・アルコールフリー・無着色
- 乾燥が強いタイプの肌質の方は、カサつきが気になるという口コミが見られました
カウブランド 無添加うるおい洗顔
| 内容量 | 110g |
|---|---|
| タイプ | フォームタイプ |
| 肌タイプ | 全肌質 |
| 成分 | 石鹸成分、アミノ酸系洗浄成分、セラミド |
| 香り | 無香料 |
- 着色料・香料・パラベン・品質安定剤・鉱物油・アルコール無添加
- 植物性せっけんと植物性アミノ酸系洗浄成分でやさしく洗う
- 天然由来のセラミド配合で肌のうるおいを守る
- 洗浄力がマイルドなので毛穴汚れが気になる人は別のケアと併用した方がおすすめという声がありました
- 逆に、つっぱり感が結構あるという乾燥肌の方の声も見られました。
FANCL 乾燥敏感肌ケア 洗顔リキッド
| 内容量 | 60ml |
|---|---|
| タイプ | リキッド |
| 肌タイプ | 乾燥敏感肌 |
| 成分 | アミノ酸系洗浄成分 |
| 香り | 無香料 |
- バリア機能が低下した乾燥敏感肌向けのスキンケアライン
- 防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤不使用
- キメ細かい泡が不要な皮脂や汚れ、肌に残った薬をやさしく取り除く
- 2度洗いすることで簡単なメイクのオフも可能
- 防腐剤不使用のため、開封後のフレッシュ期間は30日
ラ ロッシュ ポゼ トレリアン ハイドレーティング ジェル クレンザー
| 内容量 | 100ml |
|---|---|
| タイプ | ジェル |
| 肌タイプ | 普通肌～乾燥肌 |
| 成分 | アミノ酸系洗浄料、ナイアシンアミド、セラミド |
| 香り | 無香料 |
- 無香料・パラベンフリー・アルコールフリー
- 肌のバリア機能を守りながら洗う
- 保湿成分としてナイアシンアミド・セラミドを配合
- みずみずしいテクスチャなので、ジェルがたくさん出てしまうという声がありました。
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1 レビュー
自分の肌にのせてアレルギーを起こさないことが１番大事です。
この製品はかゆみ、肌荒れがおこらないので安心して使えます。
泡立ちがクリーミーで、洗いあがりはすっきりしますがつっぱらないです。
コスパの良いところがお気に入りで使い続けています。
アトピー肌向け洗顔料の重要ポイントまとめ
アトピー肌向け洗顔料の重要なポイントは以下の3つです。
- 皮膚が乾燥するとバリア機能が低下して痒みや炎症が起きやすくなる
- 洗浄力がマイルドで添加物の少ない洗顔料を選ぶ
- 保湿が大事！洗い過ぎないようにする
この記事を書いたライターからのコメント
アトピー性皮膚炎や敏感肌などは、かゆみや炎症などの症状も辛いですが、なかなかよくならないことが精神的なストレスにもなってしまいますよね。
わたしは10代後半から20代にかけて顔中にひどい湿疹ができ、何年も皮膚科に通いました。個人的にはファンケルの化粧品が肌に合っており、肌質が改善した今でもお守り的な存在です。
この記事が、肌に合う洗顔料を探す参考になり、少しでも肌トラブルへのストレス減となれば幸いです。
ライター：青倉
長崎出身福岡在住。丁寧な暮らしに憧れつつ常にバタバタしている3児の母です。ドラッグストアや教育機関勤務を経て、現在はWebライターとして活動中。子育て・暮らし・美容関連の記事を中心に執筆しています。所持資格は化粧品検定1級・FP3級など。カメラ・旅行・文房具も好き。
【プチプラ】レチノール配合スキンケアおすすめランキング最強11選！
【目元のくま対策に】おすすめのアイクリームランキング13選
毛穴ケアにおすすめ！ビタミンC美容液ランキング人気10選
カウブランド 無添加うるおい洗顔
自分の肌にのせてアレルギーを起こさないことが１番大事です。
この製品はかゆみ、肌荒れがおこらないので安心して使えます。
泡立ちがクリーミーで、洗いあがりはすっきりしますがつっぱらないです。
コスパの良いところがお気に入りで使い続けています。