純粋レチノール成分配合の化粧品やクリームはドラッグストアでも数多く市販されているため、どれを選ぶべきかで悩む人も多いでしょう。本記事ではレチノール配合のスキンケア商品をランキング形式で紹介し、効果や注意点についても解説していきます。



目次
レチノールってなに?
レチノールとは、ビタミンAの一種で、肌のたるみやシワを改善する効果が高い成分として化粧品などのスキンケア製品に配合されています。過剰に分泌された皮脂と水分のバランスを整えたり、古い角質を剥がして新しい細胞に入れ替えることをサポートする役割もあります。
レチノール配合のスキンケア製品はドラッグストアなどで市販されていて、人気ランキングでも常に上位を占めるほど注目されているエイジングケアにも効果的な成分です。
肌のたるみやシワが気になる人や毛穴のケアをしたい人にもおすすめの美容成分です。
シワ・シミに効くの?レチノールの効果!
ドラッグストアなどで市販されているレチノール配合のスキンケア製品は美肌効果の点で見ても、ランキング上位になることで定評があります。シワを目立たなくする効果やシミを改善する美白の効果も期待できるのがレチノール配合の化粧品や美容液、クリームです。
レチノールは肌の古い角質を剥がして新しい細胞へと入れ替えるターンオーバーを促進する効果があることでも注目されていて、肌にハリと潤いを与えてシワやシミを改善します。ドラッグストアに数多くのレチノール配合のスキンケア製品が並んでいるのは、それだけ効果があるからです。
レチノールには即効性があり、すぐにシワやシミが目立たなくなるのを実感できるでしょう。レチノール効果を強く実感したいならば、美容液よりもクリームを選ぶのがおすすめです。
クリームタイプの方がレチノール配合量が多い傾向があるので、シワやシミを早く改善したい人はドラッグストアでもクリームタイプを選ぶようにするといいでしょう。
レチノールを使用する際の注意点
レチノールは壊れやすくて不安定な成分なので、太陽光に当たると簡単に分解されてしまう性質があり、朝の使用はできるだけ避けて夜に使用するのがおすすめです。どうしても太陽光が出ている日中に使用するのであれば、日焼け止めなどの紫外線対策をする必要があります。
初めてレチノール配合の美容液やクリームを使うのであれば、高濃度レチノールを避けた方がいいでしょう。レチノールはわずか0.1%の配合率でも作用するほどに効果が高い成分なので、肌に対する刺激も比例して強くなるからです。
レチノールが合わない人や敏感肌の人がいきなり高濃度レチノールの美容液やクリームを使うと、肌荒れを起こす可能性があるので、まずは刺激が弱い低濃度レチノール配合の美容液やクリームを使用して自分の肌とレチノールの相性を確認するようにしましょう。
レチノールの正しい使い方
レチノール配合の美容液は基本的には普通の美容液と変わらないものの、レチノール配合ならではの正しい使い方があるので、注意が必要です。レチノールはその性質上、繊細で壊れやすい成分であるため、使い方を間違えると劣化を早めてしまう危険があります。
正しい使い方の基本はまず、洗顔後に一番最初につけることである一方で、テクスチャーによる使い分けをする必要もあります。使用する美容液がとろみがあるタイプの場合には、化粧品のノリが悪くなるので、朝の使用には不向きな点に注意が必要です。
レチノール配合の美容液は普通の美容液と違って、紫外線の影響を受けやすいため、水分が抜けることがないようにしっかりと蓋を締めるようにしましょう。
保管する際には、直射日光が当たらない冷暗所に入れるようにして、夏場は冷蔵庫に保管するのがおすすめです。
レチノールの選び方
レチノールの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- レチノールの種類で選ぶ
- レチノール以外の配合成分で選ぶ
- スキンケア製品の香りやテクスチャーで選ぶ
レチノールの種類で選ぶ
レチノールは美肌効果がある成分の中でもランキング上位に入るのは間違いないものの、種類が多くて選ぶのに迷うかもしれません。純粋レチノールや高濃度レチノールなどとも呼ばれる一方で、レチノールが繊細で壊れやすい点に着目して、レチノールをカプセル化した製品もあります。
レチノールにはいくつかの種類があり、効果が高いものほど刺激が強くなる傾向があります。レチノール配合の化粧品や美容液、クリームを選ぶ際には、肌の状態や肌質に合わせて選ぶようにするのがおすすめです。レチノールの中でもパルミチン酸レチノールは刺激が弱くマイルドな使用感になるので、敏感肌や乾燥肌タイプの人にも使いやすいでしょう。
レチノール以外の配合成分で選ぶ
レチノール配合の美容液やクリームなどを選ぶ際には、レチノールにばかり注目してしまいがちなものの、レチノール以外の配合成分で選ぶのもおすすめな方法です。肌の状態と目的も考えて選ぶようにすれば、失敗する可能性が低くなります。
シワに関してはレチノール配合であれば問題ないのに対して、乾燥やシミ、くすみの悩みには保湿成分として何が配合されているかに注意しましょう。保湿成分としてスクワランやヒアルロン酸、セラミドなどが配合されていれば、レチノール効果と相まって、さらに美肌効果が高くなります。
無印良品の美容液やクリームでも、ちふれから市販されている美容液やクリームでも、使用目的に合わせて配合成分で選ぶのがおすすめです。
スキンケア製品の香りやテクスチャーで選ぶ
レチノールが配合された美容液やクリームなどのスキンケア製品はレチノールが配合されている点では同じでも、香りやテクスチャーの良し悪しを比較すれば、かなりの差が出てきます。香りなどのように個々人の主観によって左右される要素では好みで選ぶのがいいでしょう。
美容液やクリームのテクスチャーに関しては、実際に使ってみなければわからないものの、口コミなどを参考にして自分に合ったテクスチャーのスキンケア製品を選ぶのがおすすめです。
化粧品メーカーのちふれからは香りの点でも、テクスチャーの点でも優れたレチノール配合の製品が製造販売されていることで定評があります。
レチノール化粧品のおすすめランキング10選
おすすめのレチノール化粧品をご紹介します。
【10位】KISO care 純粋レチノール 原液3%配合 ヒアルロン酸Na 120ml
最初に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「KISO care 純粋レチノール 原液3%配合 ヒアルロン酸Na 120ml」です。
ブランド | KISO care |
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メーカー | 基礎化粧品研究所 |
内容量 | 120ml |
商品タイプ | ローション |
スキンタイプ | 敏感肌 |
有効成分 | 純粋レチノール |
商品特長 | アンチエイジング |
特別な原料 | 7つの天然由来成分 |
- オウゴン根エキスとチャ葉エキス、カミツレ花エキスが肌を保湿して乾燥から守る
- カンゾウ根エキスとローズマリー葉エキスが抜群のケア能力で肌荒れを効果的に改善する
- 美容成分の純粋レチノール原液が3%配合されていて、肌ケア効果が高い
「KISO care 純粋レチノール 原液3%配合 ヒアルロン酸Na 120ml」の特徴
純粋レチノールを分子の小さいナノカプセルに閉じ込めることで、美容液が角質層までしっかりと浸透した後にナノカプセルに閉じ込められていた純粋レチノールが持続的に放出されて、肌に潤いを与えてケアします。7つの天然由来成分によって、アンチエイジング効果も期待できます。
【9位】CLAYGE(クレージュ) クレンジングオイル 保湿ケア 190ml
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「CLAYGE(クレージュ) クレンジングオイル 保湿ケア 190ml」です。
ブランド | CLAYGE(クレージュ) |
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メーカー | 多田 |
内容量 | 190ml |
商品タイプ | クレンジングオイル |
香り | リラックスシトラス |
スキンタイプ | 全肌質 |
有効成分 | クレイ・レチノール・セラミド |
商品特長 | W洗顔不要 |
特別な原料 | 3種のセラミド・ヒアルロン酸・CICA成分 |
- ダブル洗顔不要で、水に濡れた手でも扱える肌ケア効果抜群のクレンジングオイル
- 化粧品メイクを落としながら皮脂汚れやくすみも同時に吸着オフするので便利
- 3種類のセラミドやヒアルロン酸がルチノール成分と共に肌に潤いとハリを与えてくれる
「CLAYGE(クレージュ) クレンジングオイル 保湿ケア 190ml」の特徴
クレイと高濃度レチノール、セラミドの3つの成分を配合していることにより、落ちにくい化粧品メイクや毛穴の汚れを浮かせて落とします。ミネラルオイルとオーガニックオイルのブレンド効果で、市販の化粧品による毛穴の汚れを落としながら肌にハリを与え、シワ改善にも効果的です。
【8位】b.glen(ビーグレン) QuSomeレチノA 美容液 15g
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「b.glen(ビーグレン) QuSomeレチノA 美容液 15g」です。
ブランド | b.glen(ビーグレン) |
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メーカー | ビバリーグレンラボラトリーズ |
内容量 | 15g |
商品タイプ | クリーム |
香り | 無香料 |
使用部位 | 顔 |
スキンタイプ | 全肌質 |
有効成分 | ピュアレチノール |
特別な原料 | レチノイン酸トコフェリル |
- 3種類のビタミンAとビタミンEを配合して肌ケア効果をさらに高めた美容液
- 高濃度レチノール効果で乾燥による小さなシワが目立たなくなる美容液
- 純粋レチノールをカプセル化することで必要な箇所に効果的に働きかける肌ケア美容液
「b.glen(ビーグレン) QuSomeレチノA 美容液 15g」の特徴
レチノールよりも100倍も肌ケア効果があると言われているビタミンAのレチノイン酸とビタミンEのトコフェリルを結合させることで、肌に潤いを与えてハリやシワを改善させる美容液です。
【7位】NANOA(ナノア) 保湿クリーム エイジングケア ビタミンC誘導体
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「NANOA(ナノア) 保湿クリーム エイジングケア ビタミンC誘導体」です。
ブランド | NANOA(ナノア) |
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内容量 | 30g |
商品タイプ | クリーム |
香り | 無香料タイプ |
使用部位 | 肌全般 |
スキンタイプ | 普通肌 |
有効成分 | レチノール・ビタミンC・セラミド・ヒアルロン酸 |
商品特長 | モイスチャライジング |
- 高濃度レチノールに加えた16種類の植物エキスが肌のハリとシワを改善する
- 植物由来のシカクリームに高濃度レチノールを配合して肌に潤いを与えてケアする
- 美容液で化粧品による毛穴の汚れを落とした後にマッサージしながら使用すると効果的
「NANOA(ナノア) 保湿クリーム エイジングケア ビタミンC誘導体」の特徴
肌ケア効果で定評がある高濃度レチノールをに加えて3種類のセラミド、スーパーヒアルロン酸やビタミンC誘導体、プラセンタを配合した保湿力に優れたクリームです。
1日に1回から2回、お風呂上りなどの肌ケアをするときに使用すると効果的です。
【6位】innisfree(イニスフリー) シカレチノール 低刺激トラブルケア 30ml
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「innisfree(イニスフリー) シカレチノール 低刺激トラブルケア 30ml」です。
ブランド | innisfree(イニスフリー) |
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内容量 | 30ml |
商品タイプ | ジェル |
香り | 人工香料不使用 |
スキンタイプ | 乾燥肌・敏感肌 |
有効成分 | レチノールシカ |
商品特長 | ノンコメドジェニック・ヴィーガン・低刺激性 |
- 植物由来のヒアルロン酸配合で、ジェルなのにベタつかず肌に馴染む使い心地
- 毎日使えるレチノールシカ成分配合の低刺激タイプなの肌が弱い人もでも安心
- 少量でもよく伸びて毛穴や角質ケアにも効果的
「innisfree(イニスフリー) シカレチノール 低刺激トラブルケア 30ml」の特徴
ビタミンAの一種で肌ケア効果が高いレチノールは毛穴や角質のケア効果でも注目されている反面、成分が壊れやすくて化粧品に配合するのが難しいことでも知られています。
本製品は独自の技術でシカ成分と高濃度レチノールを結合させて、少量でも肌ケアに効果的です。
【5位】Reshell(リシェル) CICACREAM 国産シカクリーム 50g
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「Reshell(リシェル) CICACREAM 国産シカクリーム 50g」です。
ブランド | Reshell(リシェル) |
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内容量 | 50g |
商品タイプ | クリーム |
香り | 人工香料不使用 |
有効成分 | レチノール |
商品特長 | 日本人の肌に合わせた日本製シカクリーム |
特別な原料 | ツボクサエキスと16種の植物エキス |
- 16種類もの植物エキスが配合されている肌ケア効果抜群の美容クリーム
- 日本人の肌に合わせて作られているので、シワやハリ改善の肌ケア効果が高い
- 美容皮膚科医が監修している国産ヒト幹細胞順化培養液が配合された肌ケアクリーム
「Reshell(リシェル) CICACREAM 国産シカクリーム 50g」の特徴
原材料の選定から製造、出荷にいたるまで日本国内の工場で一貫して行なわれており、厚生労働省が医薬品の製造管理と品質管理を定めた厳正なGMP基準をクリアした市販の肌ケアクリームです。
国際規格であるISOの認証も取得した信頼度が国内外で高く評価されています。
【4位】濃厚本舗 リンクルクリーム 純粋レチノール高配合 45g
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「濃厚本舗 リンクルクリーム 純粋レチノール高配合 45g」です。
ブランド | 濃厚本舗 |
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内容量 | 45g |
商品タイプ | クリーム |
使用部位 | 顔 |
スキンタイプ | 乾燥肌・普通肌 |
有効成分 | レチノール |
- 肌に早く広がる純粋レチノールと徐々に広がるレチノイン酸トコフェリルの2種類を配合
- スクワラン・ホホバ種子油などの6種類の保湿エキスがハリやシワを改善に効果的
- くすみの解消や毛穴が気にならない肌にするのに効果的なリンクルクリーム
「濃厚本舗 リンクルクリーム 純粋レチノール高配合 45g」の特徴
配合されている純粋レチノールが酵素や光に弱いことに着目し、二重の膜でカプセル化して外からの刺激をブロックする肌ケアクリームです。カプセル化により、もともと壊れやすいレチノールの安定性や浸透力、持続力を高めることに成功しています。
【3位】トゥヴェール レチノショット 0.1 純粋レチノール クリーム 30g
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「トゥヴェール レチノショット 0.1 純粋レチノール クリーム 30g」です。
ブランド | トゥヴェール |
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内容量 | 30g |
商品タイプ | クリーム |
香り | 無香料 |
使用部位 | 顔 |
スキンタイプ | 乾燥肌・混合肌・脂性肌・普通肌 |
有効成分 | レチノール |
特別な原料 | ペプチド成分マトリキシル |
- 日本人の肌タイプに合わせた5種類の純粋レチノールが配合された効果的なクリーム
- なめらかで質感とベタつきにくさを兼ね備えた肌ケアクリーム
- 肌に潤いを与えて乾燥から守る5種類のセラミド配合の効果的な肌ケアクリーム
「トゥヴェール レチノショット 0.1 純粋レチノール クリーム 30g」の特徴
繊細で壊れやすい純粋レチノールとは違った作用で肌のハリやシワを改善する9種類のペプチドが配合されている肌ケアクリームです。角質層までしっかりと浸透して、紫外線によってダメージを受けている肌のキメを整えてケアする市販最高レベルのクリームです。
【2位】ルシフェル アイクリーム レチノール プロビタミンB5 高配合 15g
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「ルシフェル アイクリーム レチノール プロビタミンB5 高配合 15g」です。
ブランド | ルシフェル |
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内容量 | 15g |
商品タイプ | クリーム |
香り | 無香料 |
スキンタイプ | 乾燥肌 |
有効成分 | レチノール |
- 日本人の肌質に合わせて製造から管理までのすべてを国内で行なっているアイクリーム
- アロエベラ葉エキス、ハマメリス葉エキスなどの自然エキスが目元の悩みを改善する
- オーガニック成分を増やしたことにより、乾燥しやすい敏感肌の人でも安心して使える
「ルシフェル アイクリーム レチノール プロビタミンB5 高配合 15g」の特徴
肌のハリとツヤを出し、シワを目立たなくさせるのに欠かせないパルチミン酸の高濃度レチノールと肌の角質層に素早く浸透して潤いを与える保湿効果が高いプロビタミンB5が配合されています。
【1位】pluskirei(プラスキレイ) レチノール配合 薬用リンクルクリーム 40g
次に紹介するおすすめのレチノール化粧品は、「pluskirei(プラスキレイ) レチノール配合 薬用リンクルクリーム 40g」です。
ブランド | pluskirei(プラスキレイ) |
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内容量 | 40g |
商品タイプ | クリーム |
香り | 人工香料不使用 |
使用部位 | 顔・手・足 |
スキンタイプ | 普通肌 |
有効成分 | パルミチン酸レチノール・グリチルレチン酸ステアリル |
商品特長 | 小ジワ対策 |
特別な原料 | ヒアルロン酸 |
- レチノールの酸化を防ぐ密封チューブに入っているので、新鮮さが維持される
- 有効成分グリチルレチン酸ステアリルがニキビや肌荒れをケアしてツヤのある肌にする
- 1gで6リットルもの水分を保持するヒアルロン酸Naが肌にハリと潤いを与える
「pluskirei(プラスキレイ) レチノール配合 薬用リンクルクリーム 40g」の特徴
純粋レチノールよりもさらに目元のくすみや肌荒れなどの悩みにダイレクトにアプローチして改善するビタミンA誘導体のパルミチン酸レチノールが配合された薬用リンクルクリームです。
年齢サインとして見逃せない肌のたるみを引き締めて、ハリがあるシワの目立たない肌にします。
レチノールの重要ポイントまとめ
レチノールの重要なポイントは以下の5つです。
- ハリとツヤがある肌にするにはレチノールが配合された美容液やクリームが必要
- レチノールの配合率が高い美容液やクリームを使うとシワが目立たなくなる
- レチノールは繊細で壊れやすいので、カプセル化したタイプの製品がおすすめ
- レチノール配合の美容液やクリームはドラッグストアで市販されている
- 化粧品メーカーのちふれはレチノール配合のスキンケア製品でも有名


