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ガスコンロの種類
ガスコンロの主な3つの種類を解説します。
- ガステーブル
- ビルトインガスコンロ
- ガスキャビネット
ガステーブル
ガステーブルはコンロ台、またはキッチンの空いたスペースに置くタイプです。ガステーブルとガスの元栓をガスホースでつなぐだけなので、専門の業者の工事も必要ありません。壊れた場合でもすぐに交換ができますし、引っ越し時に持ち運ぶこともできます。
なお、ガステーブルにはいろいろな名称があり、テーブルコンロ、据え置きコンロ、ガスレンジ、ガス台もガステーブルと同じ機器です。
ビルトインガスコンロ
ビルトインガスコンロとは、システムキッチンの中に組み込むタイプのコンロです。ビルトインガスコンロの場合は資格を持った人が設置しなければいけないことになっています。
ビルトインガスコンロはガステーブルに比べて、多彩な調理機能を持つものが多く販売されています。たとえば、火加減を自動で調整してくれる機能などがあります。また、中に組み込み、調理台と高さがあうため、見た目にも一体感とすっきりした感じが出るのです。
ガスキャビネット
ガスキャビネットとは、専用キャビネットにビルトインガスコンロが付いているタイプです。つまり、ガスキャビネットを購入すると、コンロの部分をまるごと交換することが簡単にできます。キャビネットは通常収納用となっていますが、オーブンが搭載されているものなどもあります。
なお、キャビネット部分だけで販売されていることもあります。工事は不要ですが、ある程度の大きさと重量があるので、業者に設置を頼むことも多いようです。
ガスコンロの設置方法
ガス栓の形状は「ホースエンド型」と「コンセント型」の2種類があります。ホースエンド型は接続口に赤い線があり、ゴムホースをそのまま差し込むタイプ。コンセント型はガスホースにソケットを付けて接続するタイプです。
それぞれ設置方法や別途必要なアイテムが異なるので、ご自宅のガス栓のタイプに合わせて確認してください。
【ホースエンド型】
【コンセント型】
ゴムホース止めをソケットまでずらしたらゴムホース止めに熱湯をかけます。こうすることでゴム部分が収縮し、しっかり固定できます。
ガスコンロのおすすめメーカー一覧
ガスコンロのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- リンナイ
- ノーリツ
- パロマ
リンナイ
リンナイは愛知県に本社があり、ガスコンロの分野で国内トップシェアを誇っています。重要な部分の製造はすべて国内で行っており、品質の信頼性が高いといえます。
リンナイのガスコンロの特徴は、お手入れのしやすさと、バーナーによって火力が同じということです。リンナイではドイツのガラスメーカーであるショット社と技術提携したガラストップ天板が採用されている製品があります。フラットで汚れの付きにくい天板はお掃除も簡単なのです。
また、通常は火力が違うバーナーですが、リンナイはどのバーナーでもすべての種類の火力が選択可能です。このWワイド火力バーナーがあれば、作る料理を選びません。
ノーリツ
ノーリツは大阪に本社を持つ、日本で初めてビルトインガスコンロを販売した会社です。また、両面焼きの魚焼きグリルを開発するなど、新たな技術開発にも積極的です。
現在、人気となっている機能は「煮こぼれブロック」のパッキンです。煮こぼれが起きても火力に影響を与えずすぐに調理を再開できます。ワンタッチでとりはずして丸洗いできるのも衛生的です。
また、オーディオ機器のようなつまみがあり、通常は5段階程度しか調整できない火力を13段階で調整できるタイプもあります。
パロマ
パロマは愛知県に本社がある会社であり、全国的な知名度はリンナイ、ノーリツに劣るものの、創業からの歴史はパロマが最も長いのです。
パロマのガスコンロの特徴は、シンプルということです。そのため、一人暮らし用のガスコンロなどで人気があるとともに、故障が少ないところも評価されています。
また、グリル内で魚に引火してしまったときもその炎がグリル外に漏れず、火災を未然に防ぐ技術は特許を取得しています。焼き魚をよく食べ、安全性を重視したい人におすすめのメーカーなのです。
ガスコンロの選び方
ガスコンロの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- ガスの種類に合わせて選ばないと危険
- 設置スペースで選ぶ
- 火力と配置をチェック
- 天板の素材も重要
ガスの種類に合わせて選ばないと危険
ガスコンロを購入する際には、自宅のガスの種類に対応しているかをまずチェックしましょう。ガス管が引かれている場合は「都市ガス」を使っているはずです。また、建物の敷地内にガスボンベが設置されている場合は通常「プロパンガス」です。
また、バーベキューなどアウトドアや、自宅で鍋などを楽しむにはカセットコンロタイプを選びます。ブタンとプロパンの2種類がありますが、間違った種類は装着できないようになっています。
設置スペースで選ぶ
ガステーブルの場合は、56cm幅か59cm(60cm)幅の2種類です。厳密にいえば、59.5cm前後のものが多いため、59cm幅は60cm幅とも呼ばれています。できるだけ隙間がないものを選ぶと、隙間にゴミが溜まりにくくなります。
ビルトインガスコンロの場合は、60cm幅か75cm幅の2種類です。75cm幅のほうがバーナーの間の距離が2～5cm程度長くなるため、家族の人数によって鍋やフライパンが大きいなどの場合は、75cm幅を選ぶことをおすすめします。
火力と配置をチェック
料理をおいしく作るためには、火力をチェックしていることが重要です。上位クラスとなると、どのバーナーでもすべての火力を使えますが、通常は「小火力」と「大火力」に別れています。
この場合、大火力のほうで炒め物や揚げ物などをすることが多いので、できれば壁に近い側には配置したくないものです。たとえば「リンナイ KG34NBEL 12A13A」であれば、KG34NBE「L」と末尾に大火力のある場所（この場合は左側）が必ず書いてあるので、購入前にチェックしましょう。
天板の材質も重要
天板の主な材質は、アルミ・ステンレス、ガラストップ、ホーロー、ガラスコートです。アルミ・ステンレスは耐久性は高いですが、汚れが落としにくいのがデメリットです。ガラストップは見た目が良く汚れを落としやすいのがメリットといえますが、強化ガラスとはいえ割れる可能性がないとはいえません。
ホーローはアルミ・ステンレスとガラストップのメリット・デメリットの中間的存在です。やや、細かな傷が付きやすいのがデメリットです。
ガラスコートは、比較的リーズナブルなホーローにガラスをコーティングしたタイプです。耐久性には難があるものの、価格面とお手入れのしやすさの良いところ取りといえる材質です。
ガスコンロのおすすめ15選★
おすすめのガスコンロを紹介します。
【15位】リンナイ RTS-1NDB
最初に紹介するおすすめのガスコンロは、「リンナイ RTS-1NDB」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 高さ9.9×幅29.3×奥行29.6cm |
| 天板の材質 | ステンレス |
- 立消え安全装置搭載
- 高さ9.9×幅29.3×奥行29.6cmの一口ガスコンロ
- カセットコンロより高火力
【14位】ノーリツ NLC2225Q1DGM
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「ノーリツ NLC2225Q1DGM」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | プロパンガス |
| サイズ | 180×427×595mm |
| 天板の材質 | ホーロー |
- 調理油過熱防止装や焦げつき消火機能を搭載していて安心
- 温度調節は左コンロ側が160〜200℃で10℃刻み
- グリルなし2口のコンパクトタイプ
【13位】ノーリツ ガスコンロ NLG2283TQ1LGM
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「ノーリツ ガスコンロ NLG2283TQ1LGM」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 幅595×奥行511×高さ180mm |
| 天板の材質 | ホーロー |
- 汁受け皿はなくし、バーナー周りはカバーリングが煮こぼれをしっかりカバー
- 無水片面焼きグリル搭載
- トップのカラーはホワイトとグレーの2色
【12位】Paloma(パロマ) PA-28F
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「Paloma(パロマ) PA-28F」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | W55.8×D34×H7.8cm |
| 天板の材質 | 鋼板 |
- 立消え安全装置、消し忘れ防止機能搭載
- 調理油過熱防止機能を搭載していて揚げ物調理時も安心
- すっきり無駄のないデザインとW55.8×D34×H7.8cmのコンパクトサイズですっきりした印象に
【11位】ノーリツ NLW2277TBEM
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「ノーリツ NLW2277TBEM」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 180×439×595mm |
| 天板の材質 | ホーロー |
- 操作部の文字を大きくし色分けすることで押し間違いを防止
- 天板とバーナー周りが一体化しているので、吹きこぼれや食材のカケラがコンロ内へ入り込むのを防ぐ
- 点火している状態でコンロから鍋を離すと1分後に自動消火
【10位】パロマ PD-991WST-75GG
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「パロマ PD-991WST-75GG」です。
| タイプ | ビルトイン |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 高さ270×幅741×奥行558mm |
| 天板の材質 | ガラストップ |
- 段差が少なく拭きやすい、広々使える小径アイランド型グリル排気口を搭載
- 新形状の上付きグリル取手で高身長の人も楽な姿勢で使える
- ガラス3重構造（ヒートカットグリル扉）により従来の両面焼グリルと比較して、グリル扉のガラス温度が180℃から80℃に大幅に低減
【9位】リンナイ RS31W28P12RVW
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「リンナイ RS31W28P12RVW」です。
| タイプ | ビルトイン |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 高さ269×幅596×奥行537mm |
| 天板の材質 | ガラストップ |
- 温度調節機能とワイドな火力を左右のバーナーに搭載
- バーナーキャップの上部をフラットに。お手入れがしやすく、デザイン性もUP
- 別売りの専用ココットプレートでのグリル調理も可能
【8位】パロマ ブリリオアルファ PD-721WS-75GK
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「パロマ ブリリオアルファ PD-721WS-75GK」です。
| タイプ | ビルトイン |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 269×740×547mm |
| 天板の材質 | ガラストップ |
- ボタンひと押しで通常消し忘れ消火120分が30分で自動消火
- グリル排気口カバー＆チリ受けが左右に1個ずつあり、調理ごみをキャッチ
- 140～200℃の温度キープ機能で油の温度をコントロール
【7位】NORITZ テーブルコンロ(R) NLW2170ASKST
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「NORITZ テーブルコンロ(R) NLW2170ASKST」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | プロパンガス |
| サイズ | 595×478×180mm |
| 天板の材質 | ガラストップ |
- 「麺茹でモード」「もっちりごはんモード」など調理に便利な機能を多数搭載
- 調理済みの焼き鳥・焼き魚・揚げものの余分な油を落としてカラッと温め直す「グリルオートあたため機能」搭載
- 13段階の火力調整
【6位】リンナイ ガスコンロ HOWARO ET34NJH4
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「リンナイ ガスコンロ HOWARO ET34NJH4」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | プロパンガスLPG |
| サイズ | 218mm × 幅 560mm × 奥行 446mm |
| 天板の材質 | ホーロー |
- こだわりのナチュラルなホワイトと選べるつまみのカラーでおしゃれにカスタマイズ
- 温度を見張る「Siセンサー」や消し忘れ防止機能をはじめとした8つの安心機能を搭載
- メーカー1年保証付き
【5位】パロマ ガスコンロ エブリシェフシリーズ PA-370WA
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「パロマ ガスコンロ エブリシェフシリーズ PA-370WA」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 183×592×500mm |
| 天板の材質 | ホーロー |
- 魚の形状・焼き加減を設定すると、自動で魚を焼き上げるオートメニュー搭載
- 煮こぼれなどが器具内に侵入しにくいシールドトップ
- テーブルとのすき間がわずか約8mmの全周ロングスカート構造で異物などの侵入を減らす
【4位】ノーリツ ララプラス ラックリーナ NLW2281AAFSG
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「ノーリツ ララプラス ラックリーナ NLW2281AAFSG」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | プロパンガス |
| サイズ | 幅595×奥行511×高さ180mm |
| 天板の材質 | テフロン加工アルミトップ |
- 温度が上がりにくいアルミ製トッププレート&テフロン加工でお手入れ楽々
- 大きな食材も切らずに入って一度にたくさん焼けるワイドグリル
- コンロ温調＆グリルパネルで操作が簡単
【3位】パロマ ガスコンロ あじわざ PA-S42BMA
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「パロマ ガスコンロ あじわざ PA-S42BMA」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | プロパンガス（都市ガスの別タイプも用意）/td> |
| サイズ | 180×592×461mm |
| 天板の材質 | ホーロー |
- 火力調節つまみが最弱位置で煮込み機能が作動すると、通常の弱火よりもさらに弱火にな
る“極とろ火”状態になる - 鍋底の温度が180℃になったら電子音で知らせて、火力を自動で弱火にする揚げ物機能搭載
- 五徳はより丸くより角をなくしたフォルムで洗いやすさ・拭きやすさUP
【2位】パロマ グランドシェフプレミアムシリーズ PA-A96WCR
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「パロマ グランドシェフプレミアムシリーズ PA-A96WCR」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 高さ183×幅595×奥行496 |
| 天板の材質 | ガラステーブル |
- ラ・クック（グリルパン）が付属。メインからスイーツまで簡単に調理可能
- オートメニュー機能で魚を自動焼き上げ
- ハイパーガラスコートを採用し、衝撃や傷に強くお手入れが簡単に
【1位】リンナイ ガステーブル ラクシエプライム RTS65AWG36R2G-DBR
次に紹介するおすすめのガスコンロは、「リンナイ ガステーブル ラクシエプライム RTS65AWG36R2G-DBR」です。
| タイプ | ガステーブル |
|---|---|
| ガスの種類 | 都市ガス |
| サイズ | 49.3 x 59.6 x 21.8 cm |
| 天板の材質 | ガラストップ |
- 温度調節機能は160～210℃まで、10℃刻みで好みの温度に自動調節
- グリルの上火にはリンナイ独自の遠赤外線セラミックバーナーを採用
- 1分間鍋が乗っていないと自動消火、震度約4以上の揺れを感知すると自動消火など安心機能を搭載
おすすめガスコンロの重要ポイントまとめ
この記事で重要なポイントは以下の5つです。
- 設置場所に合ったサイズを選ぶ
- 大火力のバーナーの位置をチェック
- 天板の材質は掃除のしやすさにとって重要
- 便利機能・安心機能で選ぶ方法もおすすめ
- リンナイ・ノーリツ・パロマ製品を選べばほぼ間違いなし
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