【現役京大生が選ぶ】おすすめの参考書16選!京大合格のための勉強法は?

【現役京大生が選ぶ】おすすめの参考書

※本サイトはプロモーションが含まれています。

京大クイズ研究会

今回は、実際に京大受験を経験した京都大学クイズ研究会のメンバーが、成績のアップに大いに役立った参考書を紹介します!!
「受験で一番大事なのは参考書選び」

文理共通科目の英語、数学、国語だけでなく、文系科目の社会、理系科目の理科についても、京大受験レベルのオススメ参考書を教えます!!

もっと優しいレベルの参考書は武田塾さんの「参考書ルート」を調べるのがおすすめ!
興味を持った参考書があれば是非書店に足を運んでみてくださいね!

京都大学クイズ研究会Mutius
監修者:京都大学クイズ研究会Mutius(ムティアス)

京都大学クイズ研究会Mutius(ムティアス)は1989年に設立された、京都大学が公認している唯一のクイズサークル。
学生クイズ最高峰の大会「abc」で、2010年、2012年、2013年、2019年に会員が優勝、学生サークル日本一決定戦「EQIDEN」では2014、2015年に準優勝、2011年、2016年、2018年に優勝するなどの功績を収めています。


図鑑を読む子ども
【京大クイズ研究会が選ぶ】子供に読ませたい図鑑 おすすめランキング15選

【現役京大生が選ぶ】おすすめの参考書16選!

【英語】英文読解の透視図

「英文読解の透視図」の詳細・コメント

京大受験の英語の配点で最も大きなウェイトを占めるのが「英文解釈」です。

『英文読解の透視図』では、英文解釈で差がつく「省略」「倒置」「比較構文」などをテーマ別に集中的に扱っており、一冊仕上げると英文解釈をする上で大きな自信が生まれてきます!

かなりハードな本ですが、一冊しっかりと仕上げれば、過去問に取り掛かって問題なし!

【英語】『竹岡広信の英作文がおもしろいほどよくわかる本』

「竹岡広信の英作文がおもしろいほどよくわかる本」の詳細・コメント

英作文は覚えた表現を応用するという意味から「英借文」と呼ばれることもあります。

この参考書では実際の和文を英語に訳し、ミスをするポイントも押さえた解説を参照しながら重要な60個の原則を身につけることができます! 

この本を一冊をやりこんで表現のパターンを「借りれば」あらゆる表現に対応することができるようになります!

【国語】『得点奪取現代文記述・論述対策』

「得点奪取現代文記述・論述対策」の詳細・コメント

この参考書は最初に載っている5つの例題から「記述答案の書き方」を学び、それを25問の実戦問題で練習するという構成をとっています。

現代文は自己採点をするのが極めて難しいですが、この参考書では実際の採点例や採点基準が掲載されています!!

 これらを参考に、「現代文答案作成のコツ」をしっかり学びましょう!

【国語】『得点奪取古文《記述対策》』

「得点奪取古文《記述対策》」の詳細・コメント

先ほど現代文で紹介した参考書の古文版です。

「解釈」「説明」「要約」という3つの問題パターンの解き方を例題を用いて確認し、それを後ろに掲載されている問題で応用することで、古文の演習量を積むことができます!

模範回答、解答例、採点例とにらめっこしながら、「古文における答案の書き方」を習得してください!

【日本史】『実力をつける日本史100題』

「実力をつける日本史100題」の詳細・コメント

京大日本史では、100点中70点近くを「知識問題」が占めています。

この本では時代ごと、そして重要なテーマごとに100題の問題が用意されており、一冊やり込むことで磐石な一問一答力を得ることができます。

最後の5題は論述問題が掲載されており、論述の基礎を学べます。この本を終えたらもう過去問に取り組んでOK!

【世界史】『世界史論述練習帳new』

「世界史論述練習帳new」の詳細・コメント

京大世界史では知識面では勿論、40点分出題される論述問題で大きく差がつきますが、この本を使うと、特に最初の方に掲載されている問題で、京大世界史論述に取り組む姿勢を学べます。

京大志望者にとって大事なのは付録でついている「基本60字」です。

各時代/地域ごとに、よく問われる事項を論述形式でまとめる良い訓練になります。

【地理】『実力をつける地理100題』

「実力をつける地理100題」の詳細・コメント

地理は、知識を詰むための参考書は多いですが、記述を実践するような良い参考書は多く無いのが現状です。

この本ではリード文に当てはめる形でジャンル別に知識を確認できる他、5題ごとに論述問題が収録されているのが特徴です。

この本を足掛かりに、京大のハイレベルな問題に対処する力をつけましょう。データが古い部分はお気をつけくださいね。

【地理】『2024 共通テスト総合問題集 地理B』

「2024 共通テスト総合問題集 地理B」の詳細・コメント

特に地理を受験する皆さんに伝えたいのは「共通テストを舐めるな!」ということです。

日本史/世界史では、京大受験生レベルでは概ね9割を取っていきますが、地理は演習をしっかり積まないと、7割程度しか取れないことも起こり得ます。

河合塾の本が一番本番に近いと思いますので、実際に取り組んで演習量を積みましょう。

【数学】『Focus Gold 数学I+A』

Focus Gold 4th Edition 数学I+A
created by Rinker
新興出版社啓林館

「Focus Gold 数学I+」の詳細・コメント

教科書レベルから京大入試本番レベルまでを網羅しており、解説も非常に詳細なので、これ一冊で京大合格レベルの実力をつけることが出来ます。

内容はマスター編・チャレンジ編・実践編に分かれており、徐々にステップアップしていくことが出来ます。

また、数学の本質的な理解を助ける「ストーリー」や勉強法などについて書かれた「Coffee Break」など、コラムも充実しており、勉強の助けになります。

ただし、問題数が1000問以上と相当多く、かなり早い段階から始めなければならないので注意して下さい。

【数学】『大学への数学』

「大学への数学」の詳細・コメント

毎月一つのテーマに絞り、基礎から発展まで、豊富で質の高い演習を積むことが出来ます。

少し難易度が高いことに加え、一カ月でやるには問題数も多いので負担が大きいですが、継続出来れば京大の難問でも通用するだけの実力がつきます。

数学や物理・化学に関するコラムや合格体験記は、疲れた時の気分転換やモチベーションアップにもなると思います。

数学に自信がある人は毎月開催されている学力コンテストに是非挑戦してみて下さい。

【物理】『体系物理』

体系物理[第7版] (体系シリーズ) 単行本(ソフトカバー)
created by Rinker
教学社

「体系物理」の詳細・コメント

『何となく』で問題を解いてしまっている。」「公式は覚えているけど、意味は分からない。」そんな受験生にお勧めなのが『体系物理』です。

基本問題と発展問題に分かれており、基本問題は原理や公式の導出問題が多く、物理の本質的な理解を助けてくれます。

発展問題は応用力や思考力を必要とする問題が多いため、二次試験に向けてのステップアップにはうってつけです。

ただ、問題数がかなり多く、解説がやや少なめなので、早い段階からじっくりと時間をかけて解くことを推奨します。

【物理】『名問の森 物理』

「名問の森 物理」の詳細・コメント

問題数は2冊合わせて140問程度と非常に多いというわけではありませんが、どれも骨があって難易度はかなり高いです。

入試で出題されるような応用問題・発展問題を解く力をつけるのに最適です。解説が充実していて、別解も多数掲載されているので、自分が思いつかなかった問題へのアプローチを知ることが出来ます。

基礎が固まっていない状態でこの問題集に手を出すと、全く解けないという事態になりかねませんので、しっかり実力をつけた状態で取り組むようにして下さい。

【化学】『化学[化学基礎・化学] 標準問題精講』

化学[化学基礎・化学] 標準問題精講 六訂版 単行本(ソフトカバー)
created by Rinker
旺文社

「化学[化学基礎・化学] 標準問題精講」の詳細・コメント

「教科書の問題は解けるのに、過去問が全く解けない。」そんな時は、きっとこの問題集が役に立ちます。

「標準」と言うには問題の難易度が少し高いですが、解答・解説が非常に丁寧なので、分からない問題にぶつかったとしても解説を読めば理解できるでしょう。

問題も精選された良質なものばかりなので、一問一問がそのまま実力に直結します。一冊終えることが出来れば、「過去問が全く解けない」なんてことはなくなるはずです。

【化学】『理系大学受験 化学の新演習 改訂版』

「理系大学受験 化学の新演習 改訂版」の詳細・コメント

問題数が300問以上と多く、難易度もかなり高いですが、問題が良質で解説も詳しいため、京大を志望する方は是非解いて欲しい問題集です。

★~★★★でレベル分けされており、時間がない人、化学にそこまで自信のない人は★や★★に絞って解くのも良いと思います。

この問題集を仕上げた後は、もう次に解くべき問題集はないと思います。過去問や予想問題を解いて調整を行ってください。

【生物】『大森徹の最強問題集159問 生物[生物基礎・生物]』

「大森徹の最強問題集159問 生物[生物基礎・生物]」の詳細・コメント

分野を超えた問題や論述問題など、実際の入試でよく出題されるような問題が数多く取り上げられており、実践的な演習を積むことが出来ます。

解説も非常に丁寧で、途中経過などを省略せずに記載されているため、独学でも安心して取り組むことが出来ます。

【生物】 『2023実戦 生物重要問題集 生物基礎・生物』

「2023実戦 生物重要問題集 生物基礎・生物」の詳細・コメント

大学入試の過去問から良問を150問程度に厳選しています。標準的な難易度のA問題と発展的なB問題に分かれており、さらに重要度の高い問題はマーキングされているので、自分の状況に合わせて使い方を変えることが出来ます。

京大生物で必ず出題される論述問題の演習にも役立つと思います。

京大受験の参考書の選び方

京大受験の参考書の選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • 京大入試の出題傾向に即した参考書を選ぶべし!
  • 今の成績に見合う参考書を選ぶべし!
  • 「記述力」を重視した参考書を選ぶべし!

京大入試の出題傾向に即した参考書を選ぶべし!

これまで説明してきた通り、京大入試では他大学と比べ、比較的出題傾向が固定化されており、それゆえ「どのような能力を伸ばせば入試問題に挑めるか」ということが明確です。

総合力を伸ばすことももちろん大切ですが、特に入試までの残り時間が短い方は、「各分野の対応力」を伸ばすことを特に考えて参考書を選ぶべきだと思います。

今の成績に見合う参考書を選ぶべし!

よく、自分の学力よりも上のレベルの参考書を選んで上手くいかない人を、受験生時代にはよく見かけました。

京大入試の問題は基礎の部分が磐石でないと解くことが出来ません。
もしも今の時点であまり良い成績を取れていない方は、京大レベルの難しい参考書でなく、もう一度基礎の部分を振り返る参考書を選ぶべきだと思います。

「記述力」を重視した参考書を選ぶべし!

京大入試の問題を理解できるレベルの受験生は、「記述力」を習得できる参考書を買って勉強するべきであると考えます。

共通テストとは違い、2次試験の問題は、採点者に対して「自分の考え/解き方」を「明快に」「不備なく」伝える必要があり、それゆえ「記述力」は非常に大事です。

これまで紹介してきた参考書で身につけましょう!

現役京大生おすすめの勉強方法

現役京大生おすすめの勉強方法
現役京大生おすすめの勉強方法を解説します。

  • 休憩を取る時にはしっかりと休憩を取る!
  • 大きな「型(かた)」を意識する!
  • 優先度が高いものを優先する!

休憩を取る時にはしっかりと休憩を取る!

受験勉強をする上で本当に大事なのは「勉強をした合計時間」ではなく、その「中身」です。

中身を充実させるためには脳を活性化させる必要があり、そのために休憩を取ることは不可欠です。

最近は「25分の作業と短い休憩を繰り返す」というように、色々なテクニックも広まっています。自分に合った方法を見つけて、効率を高めましょう!

大きな「型(かた)」を意識する!

受験勉強をする上では勿論細かな知識も大切なのですが、どの科目においてもその科目の問題を解く上で普遍的に通用する「型(かた)」があります。

参考書を通して必要な「型」を身につけ、それを演繹的に各問題に当てはめていけるようになると、京大入試を突破できる学力は自ずと得られます。

広い目線で見つめ、勉強しましょう!

優先度が高いものを優先する!

時間は有限ですし、受験までに出来ないことも沢山あると思います。

そして、全部する必要もありません。これまで言及した通り、京大入試では「頻出の分野/問題形式」がかなり明確です。

なので、自分の苦手分野とも相談しながら過去問の傾向を分析して、明確に優先順位をつけて勉強し、効率的に京大入試を突破できる学力を身につけましょう!

【京大生に聞きました】受験のQ&A

京大受験を決めた時期やきっかけは?

地元が関西であり、出身高校が京都大学へ多くの進学者を出していたため自然と「京都大学へ進学するものだ。」という意識がありました。受験を決めた時期は、高校時代の部活が落ち着いた高3の4月ごろでした。(松﨑)

高3の11月です。以前から漠然と京大に行きたいと考えていましたが、学力的に厳しく、迷っていました。そんな時、友達が「学力は関係なしに、行きたい大学を目指すべきだ」と背中を押してくれたので、京大に決めました。(藤田)

京大に合格するには何時間勉強すればいい?

人によります。自分は平日は学校外で2時間半、休日は5時間やっていれば良い方でしたし、携帯も普通に触っていました。「勉強時間」よりも「質」を重視するべきであり、質を伴っているなら短くても構わないと思います。(松﨑)

現役時も浪人時も、学校や予備校を除いて平日は1日3時間程度、休日は6時間くらいしか勉強していませんでした。ただし、浪人時は現役時の反省から、出来る限り集中して勉強し、勉強方法も効率化させました。長時間集中して勉強できるならそれに越したことはないと思いますが、それが出来ないなら短時間集中して勉強するのも悪くないと思います。(藤田)

この記事を書いたライターからのコメント

  1. 受験勉強においてとにかく大事なのは、自分なりのやり方を出来るだけ早く身につけることです。

    世の中に転がっている様々な意見を取捨選択しながら、自分なりにアレンジしていくことが大切です。

    受験生の皆さんは大変だと思いますが、しっかりと息抜きも挟みながら、志望大学への入学を目指して、突き進んで行って欲しいなと思います。

    松﨑颯樹
    松﨑颯樹

    京都大学法学部1回生。京都大学クイズ研究会・Mutius所属。東大寺学園中学・高校出身であり、中学1年生の時にクイズを始める。趣味はクイズと一人旅。

  1. 継続することが大切だと思います。1日1つ、どんな小さなことでもよいので出来ることを増やしていきましょう。

    100問解けない問題があることを嘆くより、1問解ける問題が増えたことを喜びましょう。そんな小さな一歩一歩の積み重ねが合格へ繋がると思います。

    大学受験という困難に挑戦する皆さんに最大限の敬意を。応援しています。

    藤田昂希
    藤田昂希

    京都大学工学部物理工学科3回生。京都大学クイズ研究会・Mutius所属。智辯和歌山中学・高校出身。


図鑑を読む子ども
【京大クイズ研究会が選ぶ】子供に読ませたい図鑑 おすすめランキング15選

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です