エルゴノミクスキーボードとは?最新おすすめ人気13選!メリット&デメリットから比較

エルゴノミクスキーボード

エルゴノミクスキーボードとは、人間工学に基づいて設計されたキーボードです。腕を自然な状態にしてタイピングができるように開発されていますので、長時間の作業も手首への負担が少なく腱鞘炎の予防にもなります。今回はこのエルゴノミクスキーボードの中からおすすめの商品を紹介します。


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エルゴノミクスキーボードとは

窓際で仕事する男性
エルゴノミクスとは人間工学のことで、極力自然に近い状態で使えるように設計するもののことです。通常のキーボードでタイピングをする際は知らず知らずのうちに無理な体制を取っており、手首に負荷がかかっています。それに対してエルゴノミクスキーボードは曲線型デザインのタイプやセパレートタイプなど、種類は様々ですがいずれも体への影響を少なくするデザインとなっています。少々高額ではありますが体に優しいという点は見逃せませんね。

エルゴノミクスキーボードのメリット

体への負担が小さい

普段からパソコンでタイピングをする方は知らず知らずのうちに手首に負担がかかっています。これによって腱鞘炎になってしまったりする方もいます。そのため、自然体でのキーボード入力ができるエルゴノミクスキーボードは体に無理なく長時間の作業を行えます。実際にこれを使用して腱鞘炎の症状が良くなった方もいるそうなので非常に効果的と言えます。

入力が素早くこなせる

エルゴノミクスキーボードは様々なタイプがありますが、その中でも独特のキーボード配列になっているモデルがあります。そのため、最初に慣れるまでは時間がかかりますが、一度慣れてしまえば効率化を図ったキーボード配列なので従来よりも素早くタイピングを行うことができます。とにかく多くの文字を打つ方にとっては体への負担が減り、業務も効率化されるといううれしいことだらけですね。

エルゴノミクスキーボードのデメリット

エルゴノミクスキーボードのデメリットは、以下の2つです。

  • 一般のキーボードに比べるとサイズが大きい
  • 快適に使用するには慣れが必要

一般のキーボードに比べるとサイズが大きい

各キーがまっすぐに配置された一般的なキーボードと違い、エルゴノミクスキーボードは左右に分かれたスプリットデザインを採用したモデルが多くみられます。手の平の形状にキーが合うように傾斜を設けた製品も多く、サイズが大きくなってしまうのがデメリットです。

使い心地は優れていますが、設置する際にスペースが必要になるので気をつけましょう。

快適に使用するには慣れが必要

手の平に合わせた傾斜やタイピングしやすいキー配置など、工夫が凝らされているエルゴミクスキーボード。慣れれば手首や前腕、肩にかかる負担が軽減でき、快適なタイピングをサポートしてくれますが、慣れるまでは違和感を感じる場合があります。

一般的なキーボードから乗り換える際は、慣れるまで少し使用してみるのがおすすめです。

エルゴノミクスキーボードのおすすめメーカー一覧

パソコンとカップと眼鏡
エルゴノミクスキーボードのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。

  • マイクロソフト(Microsoft)
  • サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

マイクロソフト(Microsoft)

パソコンのOS「Windows」を開発していることで有名な「マイクロソフト」。パソコンやOSだけでなく、キーボードやマウスなどの周辺機器も多数製造しているメーカーです。

マイクロソフトのエルゴノミクスキーボードはラインナップが豊富。有線接続式や無線接続式、リストレスト搭載モデルなど、さまざまな製品を取り揃えています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY)

日本のパソコンサプライ製品メーカー「サンワサプライ」。リーズナブルな価格ながら高性能なコスパに優れた製品を数多く取り扱っていることで人気を集めています。

サンワサプライのエルゴノミクスキーボードは、比較的リーズナブルな価格で購入できるのが魅力。特に有線接続タイプは低価格なので、初めてエルゴノミクスキーボードを購入する方にもおすすめです。

エルゴノミクスキーボードの選び方のポイント

ロジクールのテンキーレスキーボード

入力のしやすさで選ぶ

エルゴノミクスキーボードは通常のキー配列のほかに入力をサポートするキーが付いていることが多くあります。これにより入力作業をより効率的に行うことができるようになりますが、個々のモデルにより追加されている機能が違います。どういった機能が追加されているのかをしっかりと考慮し、必要かどうかを判断したうえで選びましょう。

価格帯で選ぶ

従来のキーボードは1,000円程度でも購入できますが、エルゴノミクスキーボードは少々高額になっています。ですが、最近では手ごろな価格のものも出てきているのでまず触ってみたい、という方は価格を優先してみてもいいですね。もちろん、高いモデルの方が機能面では優秀なので慣れてきたら上位のモデルを考えてみてください。

エルゴノミクスキーボードのおすすめ13選

おすすめのエルゴノミクスキーボードを紹介します。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) エルゴノミクスキーボード SKB-ERG3BK

最初に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「サンワサプライ(SANWA SUPPLY) SKB-ERG3BK」です。

サイズ350×203×43mm
重量約780g
接続方式有線(USB)
キー数88キー
配列日本語109A配列
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
デザイン
(3.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • リーズナブルな価格で購入できる有線接続式のエルゴノミクスキーボードです。
  • 肩に負担をかけにくいキー配置が採用されています。
  • 中央にスクロールホイールが搭載されています。

「サンワサプライ(SANWA SUPPLY) SKB-ERG3BK」の特徴

本体中央付近にスクロールホイールが搭載されており、Web画面や文書ファイル閲覧時にスムーズに画面スクロールが行えるエルゴノミクスキーボードです。

こんな人におすすめ
スクロールホイールが搭載されているので、画面スクロールを使用する頻度が高い方におすすめです。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) エルゴノミクスキーボード SKB-ERG6BK

次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「サンワサプライ(SANWA SUPPLY) SKB-ERG6BK」です。

サイズ521×236×38mm
重量844g
接続方式ワイヤレス(USBレシーバー)
キー数109キー
配列日本語109A配列
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
デザイン
(3.5)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • 楽な姿勢でタイピングできるのがメリットです。
  • 周波数2.4GHzのワイヤレス接続に対応しています。
  • 手元には大型のトラックボールが搭載されています。

「サンワサプライ(SANWA SUPPLY) SKB-ERG6BK」の特徴

手元に直径25mmの大型トラックボールが搭載されているエルゴノミクスキーボードで、USBレシーバーを使用したワイヤレス接続に対応しています。

こんな人におすすめ
USBレシーバーが付属しているので、ワイヤレス接続可能なエルゴノミクスキーボードをお探しの方におすすめです。

キネシス(Kinesis) Freestyle2 for PC KB800PB-us-20

次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「キネシス(Kinesis) Freestyle2 for PC」です。

サイズ390×185×18~20mm
重量約1kg
接続方式有線(USB)
キー数非掲載
配列英語配列
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
デザイン
(4.0)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • キーボードを中央で分割でき好みの位置に設置できます。
  • 平らなデザインで傾斜がなく手首を無理に曲げる必要がありません。
  • 接続はUSBケーブルを使用した有線式が採用されています。

「キネシス(Kinesis) Freestyle2 for PC」の特徴

本体中央で分割できるので、体や手の大きさに合わせて好みの位置に設置できるのが特徴の英語配列を採用したエルゴノミクスキーボードです。

こんな人におすすめ
本体を左右に分割できるので、好みの位置にキーボードを設置したい方におすすめです。

ケンジントン(Kensington) Pro Fit Ergo ワイヤレスキーボード No.K75401JP

次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「ケンジントン(Kensington) No.K75401JP」です。

サイズ非掲載
重量非掲載
接続方式ワイヤレス(USBレシーバー)/Bluetooth
キー数非掲載
配列非掲載
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
デザイン
(3.5)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • 防滴仕様なので万が一水をこぼしてしまっても安心です。
  • クッション性の高いリストレストがついており手首の負担を軽減できます。
  • 2.4GHz無線接続に加えてBluetooth接続にも対応しています。

「ケンジントン(Kensington) No.K75401JP」の特徴

左右に分かれたスプリットデザインと手の平の形状に合わせて傾斜の付いた形状により、自然な手の位置のままタイピングできるエルゴノミクスキーボードです。

こんな人におすすめ
2.4GHzとBluetoothの両方のワイヤレス接続に対応しているので、接続する機器を切り替えて使いたい方にもおすすめです。

ロジテック(Logitech) ERGO K860 WIRELESS SPLIT KEYBOARD

次に紹介するおすすめのエルゴノミクスキーボードは、「ロジテック(Logitech) ERGO K860 WIRELESS SPLIT KEYBOARD」です。

サイズ456×233×48mm
重量1.16kg
接続方式ワイヤレス(USBレシーバー)/Bluetooth
キー数非掲載
配列英語配列
評価・レビュー
使いやすさ
(4.0)
デザイン
(4.0)
コスパ
(3.5)
ポイント
  • キーボードが傾斜しているので手首や前腕にかかる負担が軽減できます。
  • 枕状のリストレストが搭載されており快適にタイピングできます。
  • バッテリー内蔵型なので電池交換の必要がありません。

「ロジテック(Logitech) ERGO K860 WIRELESS SPLIT KEYBOARD」の特徴

左右に分かれたデザインの傾斜により、快適なタイピングができるエルゴノミクスキーボードで、本体に充電式のバッテリーが内蔵されています。

こんな人におすすめ
充電式バッテリーが内蔵されているので、電池交換によるランニングコストを節約したい方に方におすすめです。

マイクロソフト Sculpt Ergonomic Keyboard for Business

ポイント
  • 無理のない操作性
  • テンキーが独立式
  • Windowsボタンでアクセスも素早く

マイクロソフト Sculpt Ergonomic Keyboard for Businessのレビューと評価

手首の快適さを最大限に高めている

クッション性のあるパームレストと呼ばれる手首をサポートする部分が自然な形を保ちやすくしてくれるので手首への負担は非常に少なくなっています。また、テンキーが独立しているので作業スペースに自由度が生まれるのも特徴です。

マイクロソフト Sculpt Ergonomic Keyboard for Businessの仕様・製品情報

重量1.2 kg
サイズ406x234x60 mm
通信方式USB

マイクロソフト Natrual Ergonomic Keyboard 4000

ポイント
  • ズームスライダーで素早く操作
  • よく使う機能を登録できる
  • テンキーがより使いやすく

マイクロソフト Natrual Ergonomic Keyboard 4000のレビューと評価

操作性抜群の配置でカスタマイズもできる

キーボード中央にあるズームスライダーを使うことで素早く拡大や縮小を行うことができます。また、テンキーのすぐ上によく使うイコールや括弧、バックスペースキーがありタイピングのスピードを更に向上させてくれます。ホットキーには好きな機能を割り当てられるので自由度が高いのも魅力です。

マイクロソフト Natrual Ergonomic Keyboard 4000の仕様・製品情報

重量1.7 kg
サイズ503x262x82.8 mm
通信方式USB

Surface Ergonomic 無線キーボード

ポイント
  • 作業姿勢を改善し正確なタイピングを
  • ツートーングレーのオシャレなデザイン
  • 電池2本で約1年動く

Surface Ergonomic 無線キーボードのレビューと評価

デザインも上質にまとめ上げられたモデル

ツートーングレーで高級感のあるデザインで仕上がっているモデルです。パームレストにはクッションがあるので手首への負担は更に少なくなります。バッテリーも省電力Bluetoothのおかげでおおよそ12か月もの長時間駆動が可能です。

Surface Ergonomic 無線キーボードの仕様・製品情報

重量1kg
サイズ229x46x35 mm
通信方式Bluetooth

ぺリックス PERIBOARD-512WUS

ポイント
  • お手頃な価格が魅力
  • ケーブルが長いので場所にこだわらない
  • ホットキーで快適さアップ

ぺリックス PERIBOARD-512WUSのレビューと評価

お手頃価格で気軽に始められる

他のエルゴノミクスキーボードに比べて非常に安価となっているので一度触ってみたいという方におすすめです。ケーブルが1.8mと長めになっているので場所も選ばずに設置できます。また、7個のホットキーにはブラウザや音量の調節機能があるので操作性も十分です。

ぺリックス PERIBOARD-512WUSの仕様・製品情報

重量1.3 kg
サイズ485x236x44 mm
通信方式USB

Kinesis Advantage2

ポイント
  • 独特な形状で体への負担をかけない
  • キーの配置は自分で変えられる
  • フットスイッチで操作性アップ

Kinesis Advantage2のレビューと評価

独特な形状だが慣れれば使い勝手は抜群

キーがおわん型になっている独特な形状ですが、手への負担をかけないように設計されています。慣れるまでは少々大変ですがキーの配置を使いやすい位置に変えられますし、別売りのフットスイッチを使えば足で文字の切り替えなどが行えますので作業効率が飛躍的に向上します。

Kinesis Advantage2の仕様・製品情報

重量1.5kg
サイズ204x42x74 mm
通信方式USB

サンワダイレクト 400-SKB051

ポイント
  • 小型で軽量なコンパクトタイプ
  • ケースがスマホスタンドにもなる
  • ショートカットキー付きで快適

サンワダイレクト 400-SKB051のレビューと評価

iPhoneやiPadで使いやすいモデル
持ち運びを重要視したV字形状の簡易的なエルゴノミクスデザインです。iPhoneやiPadで使えるショートカットキーを搭載しているのでiOSユーザーの方へおすすめです。また、収納ケースがスマホスタンドとしても使えるので出先での利用に向いています。

サンワダイレクト 400-SKB051の仕様・製品情報

重量170g
サイズ328x15x102 mm
通信方式Bluetooth

マイクロソフト Wireless Comfort Desktop 5050

ポイント
  • ワイヤレスで設置場所が自由
  • マウスが付属している
  • 暗号化技術でセキュリティも万全

マイクロソフト Wireless Comfort Desktop 5050 のレビューと評価

マウスとセットになったセキュリティの高いモデル

無線タイプのキーボードですが、キー入力をAES方式という方法で暗号化して通信するので入力内容が外部に漏れる心配がありません。付属のマウスはBlue Trackテクノロジ搭載で様々な環境下で使用することができるのも特徴です。

マイクロソフト Wireless Comfort Desktop 5050 の仕様・製品情報

重量600g
サイズ470x33x175 mm
通信方式USB

Razer BlackWidow Chroma V2

ポイント
  • 色鮮やかなバックライト
  • 耐久性に優れるキーストローク
  • リストレストにエルゴノミクスを導入

Razer BlackWidow Chroma V2のレビューと評価

バックライトが美しいゲーム向けキーボード

キーボードにバックライトが搭載されていて1680万色のカラーを再現することが可能です。ゲーム用に開発されているため、マクロなどの機能面も充実しており、キーは8,000万回ものストロークに耐える設計です。リストレストにエルゴノミクスを導入しているので長時間ゲームに没頭しても負担が少ない作りになっています。

Razer BlackWidow Chroma V2の仕様・製品情報

重量1.5kg
サイズ171x475x39 mm
通信方式USB

まとめ

一口にエルゴノミクスキーボードといっても体への負担を減らすものや効率化を重視したものなど様々です。ご自身の用途に合ったキーボードが見つかればパソコンライフも快適に過ごせるようになりますね。

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