最近、各オーディオショップやAmazonなどでもチラホラ見かける中華デジタルアンプ。SMSLなどの価格も割とリーズナブルで、スペックや機能性もよくコストパフォーマンスの高いメーカー製品がまだまだ眠っているように感じられます。
そこで今回は、中華デジタルアンプに注目し、まずは主な特徴や、スピーカー、ヘッドホンの音質などを国内アンプと比較します。更にその後、コスパ良好なおすすめモデルを5つ紹介します。
中華アンプの音質などの特徴。国内アンプと比較
リーズナブルな製品が多い
国内アンプに比べ、中華アンプは圧倒的に価格が安いです。
この理由は別につくりが雑だとか安い部品ばかりを使っている(一部の製品は使っているかもしれない)というわけではなく、単に世界規模で、オーディオ機器などの電子回路を構成する部品の製造がほとんど中国で生産されているので、コストを大幅に削減することができるからでしょう。
国内のアンプの評判も良いですが、生産工場が多いわけではないので、コストを下げることが難しいのかもしれません。
高解像度でパワフルな音質
中華デジタルアンプは他のアナログプリアンプなどと比べ、筐体もコンパクトで軽量、電子回路もシンプルで省電力設計です。出力は思った以上にパワフルで、中型スピーカーやヘッドホンも、しっかり鳴らしてくれます。
ハイレゾ対応モデルの場合、ノイズが少なくクリアで、特に高域での音声を余すことなくはっきり再生してくれる印象が強いです。音質に関しては正直、国内のデジタルアンプとの大きな違いは感じられません。
シンプルでお洒落なデザイン
最近は国内アンプと比較しても違いがわからないほどお洒落なデザインの中華アンプが多いように見受けられます。
メーカーによっては専門のデザイナーなどがデザインしているモデルもあり、シンプルでありながらも筐体やボリュームノブの素材にこだわりが感じられ、価格以上の存在感があります。
国内人気メーカーのアンプもお洒落に感じるデザインのモデルは多数ありますが、近年その差はほとんどなくなってきているのかもしれません。
お気に入りの中華デジタルアンプの選び方のポイント
口コミで選ぶ
実際にオーディオショップなどに出向いて試聴するのが一番好ましいですが、難しいようであれば、ネット検索のブログ記事やSNSで知名度が高めのアカウントで多く出てくる中華デジタルアンプのモデル名やメーカーを選択肢に入れるとよいでしょう。
Amazonのレビューなどは最近真否性が不安定なのであまり参考にはならないかもしれません。
デザインや素材で選ぶ
SMSLなどのデジタルアンプは、価格以上に高級感漂うお洒落なデザインの製品が多いです。
実際、筐体やフロントパネル、ボリュームノブに特種加工のアルミを使用したり、ふんだんに金メッキを施したりと、機能や耐久性にも優れた製品が多いので、各メーカーの中から自分が特に気に入ったデザインや素材の製品を選ぶとよいでしょう。
価格で選ぶ
価格と言っても、中華デジタルアンプの価格相場は全体的に低めで、そこまで高額な製品は多くないです。だいたい¥10,000代で十分高性能なモデルを幅広い選択肢の中から購入できます。
注意としては、いくら安いからとはいえ、極端に安い製品は、ノイズが乗るかもしれませんし、すぐ壊れる可能性もあるので事前にしっかり予算を決めて選ぶようにしましょう。
中華デジタルアンプのおすすめ5選
中華デジタルアンプのおすすめ5選を紹介します。
SMSL SA100 50W×2
SMSL SA100の仕様・製品情報
価格 | 7,899円(2020年12月16日時点) |
---|---|
寸法 | 55×55×155 |
質量 | 350g |
カラー | ブラック/ブルー |
入力 | AUX/Bluetooth |
付属品 | 電源アダプター/電源ケーブル/Bluetoothアンテナ |
SMSL SA100のおすすめポイント3つ
- パワフルな50W×2出力
- コンパクトなボディ
- Bluetooth接続に対応
SMSL SA100のレビューと評価
シンプルでコンパクトなパワフルアンプ
SMSL SA100は、手の平にのるほどのコンパクトなボディながら、100Wの出力を誇るパワフルなデジタルアンプです。AUX入力に加えて、Bluetoothを利用したワイヤレス接続にも対応しているので、スマホやタブレットを接続したい方にもおすすめです。
ammoon HA400 ステレオヘッドフォンアンプ 4チャンネル 電源アダプター付き
ammoon HA400の仕様・製品情報
価格 | 2,521円(2020年12月16日時点) |
---|---|
寸法 | 141×144×101 |
質量 | 365g |
カラー | ブラック |
入力 | 1/4TRSコネクタ |
付属品 | 電源アダプター |
ammoon HA400のおすすめポイント3つ
- 4つのヘッドホン出力チャンネル装備
- 超低ノイズ設計
- 手頃な価格で購入できる
ammoon HA400のレビューと評価
ヘッドホンアンプとして最適
ammoon HA400は、4つのヘッドホン出力チャンネルを備えているので、ヘッドホンを数種類使い分けている方や、スタジオなどで複数人で同時にヘッドホンを使用したい方におすすめです。手頃な価格で購入できる点も魅力的です。
Aoashike TPA3116D2 デジタルオーディオアンプ2.0チャンネル
Aoashike デジタルオーディオアンプの仕様・製品情報
価格 | 6,937円(2020年12月12日時点) |
---|---|
寸法 | 118.5×98×33mm |
質量 | 非公開 |
カラー | ブラック/シルバー |
入力 | RCA/Bluetooth |
付属品 | 電源アダプター |
Aoashike デジタルオーディオアンプのおすすめポイント3つ
- スタイリッシュなデザイン
- 高性能アンプチップ搭載
- ワイヤレス接続が可能
Aoashike デジタルオーディオアンプのレビューと評価
高性能なTPA3116D2アンプチップ搭載
Aoashike デジタルオーディオアンプは、高性能アンプチップである「TPA3116D2」に加えて、「NE5535オペレーションアンプチップ」や「Bluetooth4.2 CSR64215チップ」を搭載したアンプです。スマホからの入力をスピーカー出力したい場合にもおすすめです。
LEPY LP-2024A+
LEPY LP-2024A+の仕様・製品情報
価格 | 3,430円(2020年12月16日時点) |
---|---|
寸法 | 140×118×41 |
質量 | 270g |
カラー | ブラック/シルバー |
入力 | AUX/RCA |
付属品 | RCAオーディオケーブル/ACアダプター/バナナプラグ |
LEPY LP-2024A+のおすすめポイント3つ
- 改良された聴きやすいサウンド
- スペースをとらないコンパクトで軽量な設計
- 購入しやすいリーズナブルな価格
LEPY LP-2024A+のレビューと評価
大人気中華アンプLP-2020の後継機
LEPY LP-2024A+は、販売終了となった人気中華アンプである「LP-2020」の後継機に当たるアンプです。音質がクリアで聴きやすく改良されたほか、30gの軽量化が施されて前機種よりも高いコストパフォーマンスを実現しています。
ELEGIANT パワーアンプ オーディオアンプ スピーカー デジタルアンプ 100W出力
ELEGIANT パワーアンプの仕様・製品情報
価格 | 3,488円(2020年12月13日時点) |
---|---|
寸法 | 78×70×38mm |
質量 | 230g |
カラー | ブラック、ゴールド |
入力 | RCA/Bluetooth/microUSB |
付属品 | RCA-AUX変換ケーブル/電源ACアダプターケーブル/3.5mm AUXオーディオケーブル |
ELEGIANT パワーアンプのおすすめポイント3つ
- コンパクトで軽量なボディデザイン
- microUSB入力対応
- Bluetooth5.0対応
ELEGIANT パワーアンプのレビューと評価
USBを利用した接続が可能
ELEGIANT パワーアンプは、一般的なRCAケーブルによる入力のほか、Bluetooth5.0やmicroUSBによる入力にも対応しています。モバイルデバイスやPCと接続して、スピーカーへ出力したい方におすすめのコスパに優れたア中華アンプです。
まとめ
中華デジタルアンプの主な特徴やおすすめモデルを紹介させて頂きました。ほとんどのモデルが日本製電子部品を使用していたりと、国内アンプとの違いはほとんどなくなってきたように感じられました。今回の記事が、今後デジタルアンプを購入する際の参考になれば幸いです。
小生は中華ヘッドフォンアンプを使ってます。
「Audio gb C-2C ]を使ってます。
良い音が出ます。W