業務用ドライヤーはプロの美容師が選ぶほどの高性能で便利な反面、サロン専売になっていることが多く、入手方法が限られます。この記事では、業務用ドライヤーの特徴や入手方法、家庭用ヘアードライヤーとの違いやプロの美容師がおすすめする業務用ドライヤーを紹介します。
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業務用ドライヤーとは
業務用ドライヤーとは、メーカーが美容室やサロン用としてプロの美容師が使用するために作っているドライヤーであり、家庭用としてメーカーが作っている一般的なドライヤーとは耐久性や使い勝手の良さなどでかなりの違いがあります。
TBSのがっちりマンデーでノビーの業務用ドライヤーが紹介され、美容師が選ぶことで注目されていました。業務用ドライヤーはプロの美容師がサロン用や美容室で使用するのはもちろん、一般の家庭で美容室のようなヘアーブローを再現したい人にもおすすめです。
業務用ドライヤーはどこで買える？サロン専売？
業務用ドライヤーは、メーカーが美容室やプロのサロン用として作っているだけあって、使い勝手の良さや耐久性などの点で家庭用のドライヤーとはかなりの違いがあります。
しかし、業務用ドライヤーは基本的にプロの美容師が使用することをメーカーが想定して作られているので、入手方法がほぼサロン専売に限られています。家電量販店では家庭用のドライヤーなら数多く取り扱っているものの、業務用ドライヤーの取り扱いは少ないのが現状です。
業務用ドライヤーを買いたいなら、知り合いの美容室に相談してサロン専売で購入するか、美容室専門の通販サイトで購入する方法もあります。いずれにしても、家庭用のドライヤーのように簡単に購入できないのがネックな反面、業務用ドライヤーは耐久性に優れているので、一度購入すれば長く使えるなどのメリットが多いです。
業務用と家庭用ドライヤーの違い
美容室やサロンでプロの美容師が使用するためにメーカーが作っている業務用ドライヤーと家庭用ドライヤーを比較すると、ヘアーを乾かすための風量や耐久性などにかなりの違いがあります。家庭用ドライヤーはメーカーが家庭で使用するために作っているため、コンパクトで軽量タイプが多いのに対して、業務用ドライヤーは美容室で使用できるように耐久性に優れています。
具体的には、業務用ドライヤーはモーターやスイッチ、電源コード部分などの耐久性が家庭用ドライヤーよりもはるかに丈夫に作られています。耐久性がある反面、家庭用ドライヤーに比べて重量が重くなる傾向があるのも業務用ドライヤーの特徴です。
価格面で比較すると、家庭用はリーズナブルなドライヤーが多いのに対して、業務用ドライヤーは比較的高価になることが多いです。しかし価格が高くても、一度購入すれば、長期間使用できるので、業務用ドライヤーを購入するメリットが多いでしょう。
業務用ドライヤーの選び方
業務用ドライヤーの選び方を以下の5つのポイントから解説します。
- 風量の強さで選ぶ
- 耐久性で選ぶ
- マイナスイオン機能で選ぶ
- 重量の軽さで選ぶ
- 消費電力で選ぶ
風量の強さで選ぶ
ヘアーを早く乾かすためには風量の強さが重要になります。風量が強い業務用ドライヤーとして、数多くのタイプが各メーカーから発売されています。風量の強さは消費電力とも関係があり、1200wから1500wぐらいの業務用ドライヤーがあります。
洗面台で手軽にヘアーを乾かしたいのであれば1200wぐらいのドライヤーがおすすめなのに対して、ロングヘアーを早く乾かすためには1500wの業務用ドライヤーがおすすめです。
耐久性で選ぶ
業務用ドライヤーは一日中、美容室で使用するためにメーカーが作っているので、一般的に家庭用ドライヤーよりもはるかに耐久性があります。耐久性に優れている業務用ドライヤーの中でも特に耐久性があるドライヤーを選ぶようにすると、より長く使用できるのでおすすめです。
業務用ドライヤーの耐久性をチェックするうえで注目すべきはモーター、スイッチ、ヒーター系、電源コードなどです。これらの部分は繰り返し使用されて消耗するので、できるだけ耐久性が高い業務用ドライヤーを選ぶようにするといいでしょう。
マイナスイオン機能で選ぶ
ヘアーを効率よく乾かすだけでなく、ヘアーを痛めずに潤いのある仕上がりにするためには、マイナスイオン機能が搭載された業務用ドライヤーを選ぶのがおすすめです。
高温で乾かすタイプのドライヤーは早くヘアーが乾く反面、静電気などでプラスイオンが発生してヘアーのキューティクルが傷みやすくなるデメリットがあります。マイナスイオンはプラスイオンを中和してキューティクルの痛みを抑える効果があるので、ヘアーのダメージを最小限に抑えて潤いのある仕上がりにできるメリットがあります。
重量の軽さで選ぶ
業務用ドライヤーはコンパクトに作られている家庭用ドライヤーと比べて耐久性が優れている一方で、重量が重くなる傾向があります。家庭で使用するにしても、美容室やサロン用として使用するにしても、700gを超える重量になると長時間使用するのが苦しくなります。
特に女性が使用する場合には、できるだけ重量が軽い業務用ドライヤーを選ぶのがおすすめです。
消費電力で選ぶ
業務用ドライヤーは1500wなどの高消費電力の製品が主流でしたが、最近は1200wぐらいの低い消費電力のドライヤーもメーカーが発売するようになっています。
低消費電力の業務用ドライヤーは風量が小さくなるのが難点だったところ、最近では低消費電力でありながら風量が大きな業務用ドライヤーもあるので、電気代をできるだけ安く抑えたいならば、1200wぐらいの低消費電力タイプの業務用ドライヤーもおすすめです。
業務用ドライヤーのおすすめ10選
おすすめの業務用ドライヤーをご紹介します。
Moobibear サロン用ドライヤーPro コンパクト＆軽量ボディ 折り畳み式
| 消費電力 | 1400W |
|---|---|
| 風量 | 21m/秒 |
| 重量 | 510g |
| 電源コードの長さ | 約2m |
| カラー | グレー |
| サイズ(折り畳み時) | 205×95×50mm |
| サイズ(展開時) | 205×200×50mm |
| 温風温度 | 45℃～100℃ |
| マイナスイオン | プラスイオンを交互に発生させる |
- マイナスイオンとプラスイオンを交互に発生させてヘアーの静電気を除去する
- コンパクトに折り畳めるので、美容室だけでなく旅行や出張でも使用しやすくて便利
- 自動クリーニング機能により、メンテナンスフリーで清潔に使用できる
「Moobibear サロン用ドライヤーPro コンパクト＆軽量ボディ 折り畳み式」の特徴
1分あたり10万回転のブラシレスDCモーターが吸い込む空気を2倍に増幅して高圧で高速な風量を生成し、21m/秒の風量でヘアーを素早く乾燥させられるプロの美容師に人気の業務用ドライヤーです。
Solis(ソリス) スイスパーフェクション ヘアドライヤー SD440
| 電源・電圧 | AC100V/50/60Hz |
|---|---|
| 消費電力 | 1400W |
| 風量 | 27m/秒 |
| 重量 | 755g |
| 電源コードの長さ | 3m |
| カラー | ホワイト |
| 温風温度 | 77℃ |
| マイナスイオン | ツヤのあるヘアーを実現 |
- マイナスイオンの働きで濡れたヘアーの水滴を小さくして、乾燥までの時間を短縮する
- 高温度の風量でヘアーを乾かした後に冷風でヘアーをきれいにセットできる
- 温度が一定以上に加熱した場合には自動的に安全スイッチにより停止するので安全
「Solis(ソリス) スイスパーフェクション ヘアドライヤー SD440」の特徴
2段階の風量調節と3段階の温度調節が可能なので、濡れたヘアーの乾燥からスタイリングまでを思い通りに対応できます。付属のスタイリングノズルで風量を絞って使用すれば、さらにヘアーのセットがしやすくなるプロの美容室で使用されている業務用ドライヤーです。
Bioprogramming レプロナイザー 4D Plus
| 電源・電圧 | AC100V 50/60Hz |
|---|---|
| 消費電力 | 1200W |
| 重量 | 約750g(ノズルを除く) |
| 電源コードの長さ | 2.6m |
| カラー | 黒 |
| サイズ | 高さ253.5×幅247×奥行72.1mm(ノズルを除く) |
| 温風温度 | 約98℃(周囲温度25℃の場合) |
- 根元が立ち上がりにくいタイプのヘアーでもしっかり乾かして、きれいに仕上がる
- ヘアーの流れに合わせて冷風と温風を繰り返し当てることで、美しくまとめられる
- パサつきやすいヘアーであっても、冷風と温風を密度のせすることできれいに仕上がる
「Bioprogramming レプロナイザー 4D Plus」の特徴
バイオプログラミングの技術により、風量を最大化すると共にヘアーの密度を高めるP値と呼ばれる要素を強化した業務用ドライヤーです。風量をしっかりヘアーに当てることで美しく仕上がります。
Onedam プロ仕様 プラズマケア ヘアドライヤー 静電気抑制
| 電源・電圧 | 100V 50/60Hz |
|---|---|
| 消費電力 | 1200W |
| 風量 | 30m/秒以上 |
| 重量 | 約430g |
| 電源コードの長さ | 2m |
| カラー | パールホワイト |
| サイズ(折り畳み時) | W200×H110×D73mm(ノズル含まず) |
| サイズ(展開時) | W200×H235×D73mm(ノズル含まず) |
| 温風温度 | 約90℃ |
- 3種類の風量モードにより、ヘアーの表面温度を50℃以下でブローできる
- 本体重量がわずか430gと軽量なので、女性にも使用しやすい
- 一般的なハイパワータイプの1500wの業務用ドライヤーよりも20％も節電できる
「Onedam プロ仕様 プラズマケア ヘアドライヤー 静電気抑制」の特徴
一般的に大風量タイプの業務用ドライヤーでも風量が25m/秒なのに対して、本製品は30m/秒を超える大風量でありながら、独自のBLOW＋Spiralシステムで低温ブローでヘアーを痛めません。
テスコム ノビー(TESCOM Nobby) マイナスイオンヘアドライヤー NB3100
| 電源・電圧 | AC100V 50/60Hz |
|---|---|
| 消費電力 | 1500W／1000W／600W |
| 風量 | 17m/秒 |
| 重量 | 850g(フード別) |
| 電源コードの長さ | 3m |
| カラー | ブラック |
| サイズ | 272×264×118mm |
| 温風温度 | 110℃ |
| マイナスイオン | キューティクルの傷みを抑える |
- 1500wと17m/秒の大風量で素早くヘアーを乾かせるプロおすすめの業務用ドライヤー
- グリップやレバーの手にフィットするデザインがプロの美容室でも使用しやすい
- コード長さが3mあるので、プロのサロン用としても使用しやすい
「テスコム ノビー(Nobby) マイナスイオンヘアドライヤー NB3100」の特徴
TBSのがっちりマンデーで美容師が選ぶことで注目されたノビーブランドの業務用ドライヤーです。サロン用に開発された1500wのハイパワーと人気ランキング上位に入るほどの人気のモデルです。
ヒートケア60 低温マイナスイオンヘアドライヤー
| 消費電力 | 1200W |
|---|---|
| 風量 | 43.6km/h |
| 重量 | 580g |
| 温風温度 | 60℃ |
- 60℃の適度な温度によりヘアーを痛めずにパサつきも抑えられる
- 遠赤外線と除湿機能の組み合わせでヘアーを短時間で乾かせる
- 4段階の風量に設定できるので、最適な風量でヘアーを乾かしてケアできる
「ヒートケア60 低温マイナスイオンヘアドライヤー」の特徴
一般的な業務用ドライヤーは中心が熱くなるために100℃を超えることが珍しくないので、ヘアーを痛める危険があります。それに対して本製品は熱を分散させて60℃の温度を実現しています。
Create(クレイツ) グレイスムービングドライ CID-S729PG
| 電源・電圧 | 交流式・100VAC |
|---|---|
| 消費電力 | 1500W |
| 重量 | 700g |
| 電源コードの長さ | 約3m |
| カラー | ホワイト |
| サイズ | 225×100×220mm |
- 速乾性を高めつつオーバードライを防ぎ、ヘアーと地肌を痛めないサロン用ドライヤー
- スウィングモードとノーマルモードの設定と送風口の風向きを360度回転させられる
- 3段階の温度調節と2段階の風量調節が可能で、温度や風量の違いを実感できる
「Create(クレイツ) グレイスムービングドライ CID-S729PG」の特徴
プロの美容師が使う小刻みに手首を振るドライテクニックを自動的に再現するエアールーバー機能が搭載された業務用ドライヤーです。エアールーバーが自動的にスイングして風を送るので、手首を動かすことなく、ドライヤーの風を拡散できるのが特徴です。
テスコム(TESCOM) マイナスイオンヘアードライヤー NB1501
| 電源・電圧 | AC100V 50/60Hz |
|---|---|
| 重量 | 340g(本体のみ) |
| 電源コードの長さ | 3m |
| カラー | ホワイト |
| サイズ | 265×242×118mm |
| 温風温度 | 120℃ |
| マイナスイオン | キューティクルの傷みを抑える |
- 340gの軽量なので、女性がサロン用として長時間使っても疲れない
- マイナスイオン効果でキューティクルを痛めない美容師が選ぶサロン用ドライヤー
- レバーを押すだけでプラグからコンセントを抜けるので、美容室でも使用しやすい
「テスコム(TESCOM) マイナスイオンヘアードライヤー NB1501」の特徴
モーターやスイッチ、電源コードなどの耐久性能が非常に高く、プロの美容師がサロン用として使用しやすい業務用ドライヤーです。また、吸込口に掃除可能なフィルターが設置されているので、簡単に掃除ができて便利です。
ReFa(リファ) ドライヤープロ 正規品 大風量 ガイドブック付
| 消費電力 | 1200W |
|---|---|
| 風量 | 1.4m3/分 |
| 重量 | 約740g |
| カラー | ホワイト |
| 温風温度 | 80℃(LOW)・95℃(HIGH) |
- ヘアーの温度の違いを感知して自動的に60℃以下に調節するプロセンシング機能搭載
- メーカーとトップサロンとの共同で開発されたプロの美容師が選ぶ業務用ドライヤー
- 頭皮を乾かしてからヘアーを乾かすので、熱ダメージを抑えながら素早い乾燥ができる
「ReFa(リファ) ドライヤープロ 正規品 大風量 ガイドブック付」の特徴
対象物センサーがヘアーの温度を感知して頭皮とヘアーの毛先それぞれに最適な温度を自動でコントロールするメカニズムになっています。ヘアーや頭皮にダメージを与えることなく、プロの美容室で行なわれているヘアーブローを再現できる業務用ドライヤーです。
saiveina 大風量速乾ヘアドライヤー 3段階風量＆4段階温度調整
| 風量 | 3段階最高26m/秒 |
|---|---|
| 重量 | 約350g |
| 電源コードの長さ | 約1.8m |
| サイズ | 約195×43×160mm |
| 冷風温度 | 32℃ |
| 温風温度(低) | 60～70℃ |
| 温風温度(中) | 70～80℃ |
| 温風温度(高) | 85～100℃ |
| マイナスイオン | 3000万高濃度 |
- 3段階の風量調節と4段階の温度調節機能でヘアータイプの違いに合わせて調整できる
- 26m/秒の大風量により、素早いヘアーの乾燥が可能
- 約70dBの低騒音設計になっているので、美容室以外の家庭でも使用しやすい
「saiveina 大風量速乾ヘアドライヤー 3段階風量＆4段階温度調整」の特徴
3000万高濃度マイナスイオン機能により、ドライヤーの吹き出し口から3000万のマイナスイオンが放出されて頭皮とヘアーの保湿力を高めるのが特徴です。キューティクルを損傷させることなくハリやコシのある仕上がりにできることで、美容師が選ぶ業務用ドライヤーとして人気です。
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1 レビュー
パーマで傷んだ髪もきれいにまとまってくれます。以前使っていたドライヤーよりも温風が優しい感じがして髪によさそうです。温風と冷風を交互に当てることで髪に艶が出て、ダメージから守ってくれている感じがします。
業務用ドライヤーの重要ポイントまとめ
業務用ドライヤーの重要なポイントは以下の6つです。
- 業務用ドライヤーはサロン用にプロの美容師が選ぶほどの高性能
- 人気メーカーのテスコムのノビーはTBSのがっちりマンデーでも注目された
- 業務用ドライヤーはサロン専売が多くて入手方法が限られている
- 業務用ドライヤーは耐久性や軽さで選ぶと美容室や家庭でも使用しやすい
- ヘアーをより早く乾かしたいなら1500wの業務用ドライヤーがおすすめ
- 家庭用ドライヤーと業務用ドライヤーでは風量や性能面でかなりの違いがある
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digmar（ディグマル）
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パーマで傷んだ髪もきれいにまとまってくれます。以前使っていたドライヤーよりも温風が優しい感じがして髪によさそうです。温風と冷風を交互に当てることで髪に艶が出て、ダメージから守ってくれている感じがします。