今回はピザ窯の選び方やアウトドアでつくるピザの魅力などを解説し、おすすめのアイテムをご紹介いたします。暖かい季節になると自然を感じ、アウトドアを楽しむ方が多いのではないでしょうか？新型コロナの流行以降、蜜を避けることからキャンプを楽しむ方が多くなっています。多くの方がキャンプではBBQを囲んで楽しんでいますが、今年のキャンプ飯は更にもうワンアクセント加えてみるのはいかがでしょうか？
BBQ用のグリルの上に乗せて使用すると簡単にピザが焼けてしまうお手軽ピザ窯や、簡単な組み立てでマイピザ窯を持つことができるアイテムがあります。
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そもそもピザ窯って何？
ピザ窯とは、本格的なピザを焼くときに使用する窯のことです。ピザが美味しいイタリアレストランなどで、レンガ調の石窯を見かけたことがないでしょうか？
この窯にピザを置き、高温となった窯内の予熱によりピザを焼くと、カリッとした食感を楽しめるピザができあがります。
本来ピザを焼くのはとても大掛かりな窯が必要となり、個人で調理する際はオーブンレンジなどの電気による熱で作ることしか難しいのが現実です。しかし、本格的なピザ屋で炎の熱によって焼き上げたピザはまた別格の味わいがあるものです。
バーベキューでピザを焼こう！ピザ窯の魅力！
ピザは冷凍のものを電子レンジで温めて手軽に食べられるものもある一方で、しっかりとレンガなどで作られたピザ窯を使って焼き上げるものまで幅広い調理方法があります。調理方法こそ幅広いですが、本場さながらのピザを味わうとなるとどうしても高温で火を通したピザの方が美味しいと感じるのではないでしょうか？
本場のピザが美味しいのにはピザ窯の存在が欠かせません。ピザ窯は常に高温の状態を保っておくことが可能なので、ピザ釜でつくると、ピザの生地に含まれている水分を残しつつ焼き上げることができます。そのため、ピザ窯で焼いたピザは生地の外側はカリッとしていて、中は一定の水分をたもち、「もちっ」とした食感を楽しむことができます。
ピザを焼く以外にもこんな使い方もある！
ピザ窯はピザ以外にも色々な調理に使うことが可能です。今回おすすめアイテムでご紹介するメーカーのENROのHPでは、ピザ窯で作れるメニューのレシピを動画付きで掲載しています。ピザを楽しみつつ他の料理も調理してキャンプ飯のバラエティを豪華にするのにとてもおすすめです。
また、ピザ窯はタイプによってピザ調理以外にも意外な使い方が可能なモデルもあります。
中には、焚き火の焚き火台として活用できるモデルもあります。焚き火台であれば、普段使いのキャンプ用品アイテムとして使いつつ、必要な時にピザ窯になるため、荷物をコンパクトにまとめることが出来ます。その他にも燻製器として使用できるモデルなども販売しているようです。
アウトドア・バーベキュー用ピザ窯の選び方
アウトドア・バーベキュー用ピザ窯の選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 使用場所・シーンでを選ぶ
- ピザ初心者でも失敗しにくいものを選ぶ
- ながら調理ができるものを選ぶ
使用場所・シーンでを選ぶ
ピザ窯はキャンプで使用することが多いと思いますが、キャンプ以外にもピザ窯を庭に設置して週末のピザパーティを開くことも可能です。
ピザ窯はメーカーによってサイズや重量も変わってくるので、持ち運びやすさなども確認しておくことをおすすめします。購入した後の使い方やシーンについてもあらかじめ考えておくと、有効に使用することができそうです。
ピザ初心者でも失敗しにくいものを選ぶ
ピザ窯は、かなり高温でピザを焼き上げるため、美味しいピザができるようになるまで、ピザを焦がしてしまうなどのトラブルがあります。
ピザ窯の種類によっては、ピザ作りが初心者の方にも美味しいピザが作れるようにマニュアルや操作方法が簡単なモデルもあります。ちゃんとピザができるようなモデルを購入した方が良いでしょう。
ながら調理ができるものを選ぶ
ピザ窯の余熱が高温になるまである程度の時間が必要です。その間に他の調理が進められるようなモデルを購入した方が良いでしょう。ピザ窯の準備が整うまでの間に他の調理を進めながら、余熱の完了を待つことができればより便利です。
ピザ窯は高温でしっかり焼き上げるタイプの場合は、時間を気にせずに窯に入れてしまうとピザがあっという間に真っ黒の炭になってしまうので、焼き上げの間はしっかりそのようなことが発生しないように注意しながら他の料理などの調理を進めるようにしましょう。
アウトドア・バーベキュー用ピザ窯のおすすめ7選
ENRO ポータブル ピザ窯 ガス式窯焼名人
| タイプ | 据え置き型 |
|---|---|
| サイズ | 58D x 40W x 37H cm |
| 重量 | 17 kg |
| 燃料 | プロパンガス（CB缶、OD缶、LPガスボンベ） |
| 素材 | ステンレス |
| 最大火力 | 400℃ |
| 付属品 | ピザピール、ピザストーン、持ち運びバッグ |
| 付加機能 | なし |
- 安定した炎を出せるガス式なので、嫌な煙も出ない
- 15分の余熱で400℃まで温度がしっかり上昇
- 焦げ防止に役立つターンテーブル機構つきで初心者でもミスなくできる
「ENRO ポータブル ピザ窯 ガス式窯焼名人」の特徴
ガスを燃料に使ったピザ窯です。キャンプでも使われるCB缶やOD缶を繋げて使用するので専用の燃料を用意しなくていいので便利です。ガス式なので炎の熱も安定するので美味しいピザを作ることができます。
ENRO ポータブル ピザ窯 窯焼名人2
| タイプ | 据え置き型 |
|---|---|
| サイズ | 65 x 39 x 65 cm |
| 重量 | 10.7kg |
| 燃料 | ペレット、薪、炭 |
| 素材 | ステンレス |
| 最大火力 | 400℃ |
| 付属品 | ピザピール、収納バッグ、ペレットスコップ、ペレット2kgのおまけ付き |
| 付加機能 | なし |
- 庫内温度をしっかり把握できる温度計付き
- 必要なアイテムが一式揃っているパッケージング
- コンパクトモデルでもしっかりと400℃の高温で焼ける
「ENRO ポータブル ピザ窯 窯焼名人2」の特徴
ペレットを使うことでしっかりと高温でピザを焼き上げることができるポータブルピザ窯です。アウトドアでも使いやすいようにアイテム一式を入れられる収納袋付きで持ち出しも便利です。
ロゴス(LOGOS) LOGOS THE KAMADO Emiwa
| タイプ | 据え置き型 |
|---|---|
| サイズ | 幅50×奥行50×高さ58cm |
| 重量 | 8.5kg |
| 燃料 | 薪、炭 |
| 素材 | ステンレス、スチール |
| 最大火力 | 最大400℃ |
| 付属品 | 収納バック付き |
| 付加機能 | 焚き火、鍋物調理 |
- かまど形状により、複数の調理をまとめてできる
- 調理後は焚き火でチル時間を演出
- しっかり400℃の高温でピザを焼ける
「ロゴス(LOGOS) LOGOS THE KAMADO Emiwa」の特徴
1台3役するかまどタイプのピザ窯です。土台部分だけで焚き火に使うこともできる他、ピザ窯上部の余熱を使い鍋物料理も一緒に作ることができます。
尾上製作所(ONOE) コンパクトピザオーブンⅡ ON-1915
| タイプ | 移動型 |
|---|---|
| サイズ | 38D x 32W x 13H cm |
| 重量 | 2.6 kg |
| 燃料 | BBQグリルで使用 |
| 素材 | ステンレス |
| 最大火力 | 最大350℃ |
| 付属品 | ピザピール |
| 付加機能 | なし |
- バーベキューグリルにセットして使えるお手軽ピザ窯
- 庫内の様子を確認できるガラス窓と庫内温度の確認ができる温度計付属
- 持ち運びも便利なコンパクトモデル
「尾上製作所(ONOE) コンパクトピザオーブンⅡ」の特徴
バーベキューグリルに乗せて使用できるお手軽なピザ窯です。キャンプのバーベキューの延長でピザを焼いて楽しむことができます。別途熱源を用意する必要がないので、コンパクトな荷物で済ませることができます。
スノーピーク フィールドオーブン CS-390
| タイプ | 移動型 |
|---|---|
| サイズ | 460×470×H150mm |
| 重量 | 6.8kg |
| 燃料 | 薪、炭 |
| 素材 | ステンレス |
| 最大火力 | 500℃ |
| 付属品 | ハンドル、陶板、陶板用収納ケース、ロストル、固定用バンド |
| 付加機能 | 焚き火 |
- 焚火台L(ST-032R)にセットして使用するピザ窯
- 薪を使用すれば500℃で調理が可能となり本格的なピザ作りができる
- 洗練されたピークデザインの焚き火&ピザ窯でおしゃれキャンプを楽しめる
「スノーピーク フィールドオーブン CS-390」の特徴
スノーピークの焚き火台(ST-032R)の上にのせて使用するピザ窯です。スタイリッシュなデザインとは裏腹に薪を使用すれば最大500℃の火力で調理ができるので本格的なピザ窯として使用することができます。
▼ピークデザインの焚き火台(ST-032R)はコチラ
ファイヤーサイド ピザ窯 KABUTO カブト 77900
| タイプ | 据え置き型 |
|---|---|
| サイズ | 74D x 44W x 83.6H cm |
| 重量 | 16.5kg |
| 燃料 | 小枝、ペレット |
| 素材 | ステンレス |
| 最大火力 | 400℃ |
| 付属品 | ピザピール、ピザストーン、燃料スコップ |
| 付加機能 | なし |
- キャンプ場周辺の小枝や薪でもOK、ペレットならより安定した温度を実現
- 余熱は25分と短く、約40分でオーブン内の温度は400℃へ
- 雰囲気を盛り上げるおしゃれな煙突と半ドームデザイン
「ファイヤーサイド ピザ窯 KABUTO カブト 77900」の特徴
こだわりのデザインのピザ窯です。シンプルかつ無骨な半ドームデザインは男心をくすぐる造りです。オーブンないの温度は着火から約40分ほどで400℃に達するので、本格的なピザ窯として活躍してくれます。
キャプテンスタッグ ピザ焼き ピザ グリル&ファイアースタンド UG-2900
| タイプ | 移動型 |
|---|---|
| サイズ | 32.2 x 31.9 x 10.3 cm |
| 重量 | 0.9kg |
| 燃料 | BBQグリルで使用 |
| 素材 | 亜鉛めっき鋼板 |
| 最大火力 | 不明 |
| 付属品 | ファイアースタンド |
| 付加機能 | なし |
- バーベキューグリルに乗せて手軽に使える
- 蓋の上にも炭や焼き石を載せることで石窯効果でより高温でピザが焼ける
- ピザ窯よりも軽量コンパクトなので、キャンプの時にも持ち出しやすい
「キャプテンスタッグ ピザ焼き ピザ グリル&ファイアースタンド UG-2900」の特徴
バーベキューコンロやファイヤーグリルに乗せて使えるグリルタイプのピザ窯です。軽量コンパクトなので、手軽にピザをキャンプでも楽しみたい方に便利です。
アウトドア・バーベキュー用ピザ窯の重要ポイントまとめ
アウトドア・バーベキュー用ピザ窯の重要なポイントは以下の3つです。
- 使用する燃料も確認する
- 手軽なタイプと本格的な専用タイプはピザを焼く頻度に合わせて選ぶ
- 煙突など、お手入れも必要なアイテムもあるので、よく確認する
この記事を書いたライターからのコメント
Chisato no shigoto
今回はアウトドア、バーベキュー用としてご紹介していますが、「ENRO ポータブル ピザ窯 ガス式窯焼名人」のように煙が少ないものやバーベキューグリルの上に乗せて手軽に使える「尾上製作所(ONOE) コンパクトピザオーブンⅡ」であれば、べランピングや庭先でのホームパーティなどでも活躍しそうだなと感じました。
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