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この記事では、堤防やバスなどの陸っぱりでも使える製品から、海のプレジャーボートやカヤック、ミニボート、ワカサギ釣りなどの釣りに向いた製品まで、幅広く解説しています。
また、それぞれのタイプの機能や使い方、おすすめ機種も紹介しているので、あなたに合った魚探選びの参考にしていただければ嬉しいです。
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魚群探知機【魚探】とは！なにが出来る？
魚探とは、一般的に釣り人が使う魚群探知機の総称です。振動子と言われるパーツを水中に入れて超音波を発信し、ディスプレイに様々な情報を表示させることができます。
例えば、水深や魚の群れ、地形変化などの情報を、地上にいながら確認することができます。そのため、魚がどこにいるのかを確認しながら釣りができるので、魚探を使うことで釣果が大きく変わってきます。
魚探は大きく分けて2種類
- ポータブル型
- 固定型
ポータブル型
水中の情報を映すディスプレイを含む本体にバッテリーを内蔵しており、コンパクトに持ち運びができるタイプの魚探をポータブル型といいます。
固定型に比べてどこでも気軽に使用することができます。陸っぱりでキャスティングして使ったり、カヤックやレンタルボート、ミニボートなどで使用するのにも最適です。
また、最近では、ポータブル型でも、GPSを内蔵したモデルや、高性能、多機能なモデルも増えてきているので、初めて魚探の購入を考えている方はもちろん、様々な方に広くおすすめできます。
固定型
プレジャーボートやバスボートなどに固定して使用するタイプの魚探を固定型といいます。
電源はボートから直接取ることができるため、バッテリーの残量を気にせず使えるメリットがあります。また、ディスプレイも大きな物が多く、機能も豊富で、高性能な機種が多いため、本格的に魚探を使いたい人におすすめです。
近年はライブ系ソナーを備えた機種もあり、詳細な水中の情報を確認することができます。
魚探にはどんな機能があるの？注目したい機能
魚探の注目したい機能・性能は、以下の3つです。
- ディスプレイ表示
- GPS機能
- 周波数の使い分け
ディスプレイ表示
水中の情報を映し出すディスプレイの性能にも、それぞれのタイプにより違いがあります。タッチパネルを採用したモデルは、直感的に使用することができるメリットがあります。
また、2画面表示ができるモデルを選べば、地図と水中の情報を同時に表示したり、周波数の違う画像を並べて表示したりすることができるため、とても便利に使うことができます。
GPS機能
魚探にはGPS機能を搭載していない機種と搭載している機種があります。GPS機能があると、プレジャーボートなどの船で沖に出たときなどに、自分の居場所を正確に判断することができます。
また、以前に釣れたポイントを記憶したり、船を動かしながら等深線を作成することができるモデルもあり、高度な使い方ができるようになります。
周波数の使い分け
魚探で使われる周波数には、主に2種類の周波数があります。一つは50kHzの低周波で、広範囲に水中を探知することができるので、水深の深い場所で本領を発揮します。
もう一つの周波数は200kHzの高周波で、狭い範囲を高精度に探知することができるため、水深の浅い場所で使うことで精度の高い情報を得ることができます。
また、両方を切り替えて使えるタイプや、交互に発信するパルス式、チャープ式などの方式があります。
魚探のおすすめメーカー一覧
魚探のおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- ホンデックス(HONDEX)
- ガーミン(GARMIN)
- ディーパー(deeper)
ホンデックス(HONDEX)
ホンデックス（HONDEX）は、日本の企業である本多電子株式会社が製造販売する魚群探知機のブランドで、世界的にも有名です。
世界初のトランジスタポータブル魚群探知機を発売したメーカーでもあり、世界で唯一、自社製のセラミックス振動子を使っています。
釣りを始めとしたレジャー用途だけではなく、漁業などにも幅広く使用されています。
ガーミン(GARMIN)
ガーミン（GARMIN）は、1989年にアメリカで創業されたGPS、GNSS機器メーカーです。もともとは航空業界向けのGPSを作っていましたが、その後、航空、海洋、自動車用、アウトドア、フィットネスなどの様々な市場向けの製品を製造販売し、GPSナビゲーション製品のトップブランドとして、幅広い層に人気があります。
魚探においても、コンパクトな製品から高機能の製品まで幅広いラインナップを誇ります。
ディーパー(deeper)
ディーパー（deeper）は、リトアニアで製造されている投げ込み式の魚探を販売しているメーカーで、50カ国以上の国で使われています。
通常の魚探とは違い、ディスプレイがなく、アプリをダウンロードしたスマホに水中の情報を映し出すタイプの製品です。
小型の振動子をキャスティングして使うことができるので、ボートはもとより、岸からの釣りでも使用することができます。そのため、様々な釣りで使用することができます。
魚探の選び方
魚探の選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 陸っぱりでも使える投げ込みタイプから選ぶ
- 対象魚種で選ぶ
- 機能性で選ぶ
陸っぱりでも使える投げ込みタイプから選ぶ
最近では、振動子をロッドなどで投げ込んで使うタイプの魚探も増えてきました。このタイプの特徴は、陸っぱりでも使用することができることが最大のメリットです。
海での堤防や磯での使用、バスなどの淡水での使用にも向いています。
スマホに専用のアプリをダウウンロードして使えるタイプもあり、手軽に魚探をつかいたい方におすすめです。
対象魚種で選ぶ
対象魚や釣り方によって適した魚探の選び方が変わります。例えば水深の深い海で使用する場合には低周波が使える機種が必要になり、逆に、バス釣りのように浅い場所で詳細な画像を映し出せる機種が必要な釣りもあります。
また、ワカサギ釣り用など、特定の魚種に特化した製品もあるので、それぞれの対象魚や釣り方に合わせて最適な魚探を選びましょう。
機能性で選ぶ
魚探にはポータブル性が高いシンプルな機種から、固定型で多機能な機種まで様々なラインナップがあります。自分の釣りにどの程度の情報が必要かによって必要な機能が変わってきます。
例えば、ディスプレイの表示やサイズ、GPSの有無、周波数の切り替え機能、振動子の固定方法の違い、ライブソナーの有無など、それぞれの機種ごとに特徴があるので、自分の釣りと照らし合わせて最適な製品を選んでほしいです。
魚探のおすすめ11選
魚探のおすすめ11選を紹介します。
LUCKYLAKER 魚群探知機
| サイズ | 16 x 10 x 14 cm |
|---|---|
| 重量 | 620g |
| 画面サイズ | 240Vx960H |
| 電源 | 充電式 |
| タイプ | ポータブル型 |
| 連続使用時間 | 約6時間 |
- 魚探初心者にもおすすめのコスパに優れたモデル
- コンパクトなサイズで簡単に持ち運べる
- ボートでもおかっぱりでも様々な魚種や釣り方に使える
「LUCKYLAKER 魚群探知機」の特徴
コスパに優れたモデルで、初めての魚探購入にも最適です。アラームやズーム機能などの基本性能も高く、レンタルボートやカヤックでの使用、ワカサギ、陸っぱりなど、幅広い使い方ができるモデルです。
ガーミン(GARMIN) Striker Cast GPS type 魚群探知機
| サイズ | 7.6 x 7.6 x 6 cm |
|---|---|
| 重量 | 75g |
| 画面サイズ | – |
| 電源 | 充電式 |
| タイプ | ポータブル型 |
| 連続使用時間 | 10時間以上 |
- スマホのディスプレイに画像を表示することができる
- GPSを内蔵し、等深線の作成が可能
- 陸っぱりでの使用も可能
「ガーミン(GARMIN) Striker Cast GPS type 魚群探知機」の特徴
スマホのディスプレイに魚探の画像を表示して使用するモデルで、堤防やバスなどの陸っぱりでもキャストして気軽に使用することができます。また、GPS内蔵モデルなので、等深線を作成することも可能です。
Deeper PRO+ 2.0 ワイヤレススマート魚群探知機
| サイズ | 6.35 x 6.35 x 6.35 cm |
|---|---|
| 重量 | 90g |
| 画面サイズ | – |
| 電源 | 充電式 |
| タイプ | ポータブル型 |
| 連続使用時間 | 最大9時間 |
- アプリをインストールしたスマホで様々な情報を見ることができる
- GPSを内蔵し、等深線マップを作ることができる
- キャストして使用できるため、陸っぱりでの仕様も可能
「Deeper PRO+ 2.0 ワイヤレススマート魚群探知機」の特徴
アプリをインストールしたスマホに様々な情報を表示させることが可能な魚探です。キャストして使用することもできるため、ボートやカヤックでの釣り以外にも、陸っぱりでの釣りにも使えます。
MagCruise ぎょぎょウォッチ ウェアラブルスマート 魚群探知機 時計型
| サイズ | 20.8 x 15.6 x 8.2 cm |
|---|---|
| 重量 | – |
| 画面サイズ | – |
| 電源 | 充電式 |
| タイプ | ポータブル型、ウォッチタイプ |
| 連続使用時間 | 16時間 |
- 使いやすい腕時計型魚探
- キャストしやすい小型の振動子の採用
- 両手が使えるのでストレスなく釣りができる
「MagCruise ぎょぎょウォッチ ウェアラブルスマート 魚群探知機 時計型」の特徴
腕時計型の魚探で、陸っぱりなどで気軽に魚探を使いたいときにとても便利な製品です。もちろん、ボートやカヤックなどでも使用可能で、幅広い使い方ができるモデルです。
ガーミン ストライカー4
| サイズ | 9.14 x 4.06 x 14.99 cm |
|---|---|
| 重量 | 227g |
| 画面サイズ | 3.5型 |
| 電源 | 充電式 |
| タイプ | ポータブル型 |
| 連続使用時間 | – |
- 好感度なGPSを内蔵
- 小型で使いやすい人気機種
- 別売りのポータブルキットも販売されている
「ガーミン ストライカー4」の特徴
ポータブル魚探の人気機種で、幅広い対象魚や釣り方で使用する事ができます。高感度なGPSを内蔵しており、ポイントや自分の位置などを正確に把握することができます。海でのプレジャーボートでの使用はもちろん、カヤックやカヌーなど、幅広く使うことができます。
Lowrance HOOK2 4X－4インチ 魚群探知機
| サイズ | 8.4 x 16.5 x 9.7 cm |
|---|---|
| 重量 | 2.04 kg |
| 画面サイズ | 4.3インチ |
| 電源 | 12v DC |
| タイプ | 固定型、ポータブル型 |
| 連続使用時間 | 約6時間 |
- シンプルな小型魚探で、コスパがとても良い
- 使い方も簡単で誰にでもすぐに使える
- 乾電池ケースが付属し、ポータブルとしても使用可能
「Lowrance HOOK2 4X－4インチ 魚群探知機」の特徴
ローランスのエントリーモデルで、高い性能を持ちながらコスパが最高に良い製品です。付属の乾電池ケースを使用すれば、ポータブル機としても使えます。
ホンデックス(HONDEX) 魚群探知機 PS-611CN2
| サイズ | 22.7 x 17.4 x 16.7 cm |
|---|---|
| 重量 | 1.32 kg |
| 画面サイズ | 5型ワイドカラー液晶 縦型 |
| 電源 | 単三乾電池 8本（充電式バッテリーパック標準装備モデルもあり） |
| タイプ | ポータブル型 |
| 連続使用時間 | 12時間 |
- 使いやすく手軽に始められるPSシリーズ
- 単3乾電池でもバッテリーパックでも使用することができる
- DEEPモード搭載で水深の深い場所での使用も可能
「ホンデックス(HONDEX) 魚群探知機 PS-611CN2」の特徴
安心の国産の魚探で、使いやすい定番製品です。50khzが使えるDEEPモードがあるので、水深の深い海での使用にも対応しています。
シマノ(SHIMANO) 魚探 20 探見丸 CV-FISH
| サイズ | 19 x 18.8 x 15.2 cm |
|---|---|
| 重量 | 1.08 kg |
| 画面サイズ | 86×53mm |
| 電源 | 乾電池式(またはライトケーブルでバッテリーとの接続も可能) |
| タイプ | ポータブル型 |
| 連続使用時間 | – |
- 遊漁船に持ち込めるコンパクト魚探
- 乾電池でも電源ケーブルでも使用可
- シマノ製リールと連動させて仕掛けの状況を表示させられる
「シマノ(SHIMANO) 魚探 20 探見丸 CV-FISH」の特徴
探見丸の親機を搭載した遊漁船に持ちこんで使用することができるコンパクトな魚探です。水深や魚影の表示だけではなく、様々な機能があり、使用することで釣果に差が出ます。
ホンデックス(HONDEX) HE-8S
| サイズ | 27.2 x 27.1 x 23.5 cm |
|---|---|
| 重量 | 3.68 kg |
| 画面サイズ | 8.4型 |
| 電源 | 電源コード式 |
| タイプ | 固定型 |
| 連続使用時間 | – |
- 視認性の高い8.4型カラー液晶搭載
- GPS内蔵で等深線の作成が可能
- デプスマッピング機能搭載で、走行しながらも使える
「ホンデックス(HONDEX) HE-8S」の特徴
高性能ながらシンプルな操作性で使いやすいスタンダードな魚探です。デプスマッピング機能を搭載し、走行しながら海底の地形を予測することができます。
Lowrance (ローランス) Elite FSシリーズ 魚群探知機
| サイズ | – |
|---|---|
| 重量 | – |
| 画面サイズ | 9インチ |
| 電源 | 電源コード式 |
| タイプ | 固定型 |
| 連続使用時間 | – |
- Active Targetライブソナーを搭載
- 高解像度のタッチスクリーンを採用
- イーサネットケーブル使用可
「Lowrance (ローランス) Elite FSシリーズ 魚群探知機」の特徴
Active Targetライブソナーを使った詳細な魚探映像を表示できるモデルです。バスフィッシングなどで、モニターを見ながら魚の動きを見極めて釣りをすることができます。
ガーミン エコマップUHD 日本語モデル GARMIN ECHOMAP UHD 92sv GT56UHD-TM振動子セット
| サイズ | 15.5 x 5 x 8.6 cm |
|---|---|
| 重量 | 770g |
| 画面サイズ | 9インチ |
| 電源 | 電源コード式 |
| タイプ | 固定型 |
| 連続使用時間 | – |
- タッチスクリーンディスプレイを搭載
- クリアビュー、サイドビューを表示できる
- 日本語モデルで使いやすい
「ガーミン エコマップUHD 日本語モデル GARMIN ECHOMAP UHD 92sv GT56UHD-TM振動子セット」の特徴
超高精細スキャニングソナーに対応し、専用の振動子を使うことにより鮮明な魚探映像の表示が可能です。バスはもちろん、海のプレジャーボート、カヤックなど、様々な使い方ができます。
魚探の重要ポイントまとめ
魚探の重要なポイントは以下の3つです。
- それぞれの対象魚に適した機種が必要
- ポータブル型か固定型かで選ぶ
- 自分の釣りに必要な機能を持った機種を選ぼう！
この記事を書いたライターからのコメント
以前なら、魚探といえば、ボートで水深と魚影を確認するだけのシンプルな機器と思っていました。ただ、最近では様々な機能が増えており、過去の製品とは隔世の感があります。
中でも、投げ込み式の魚探には本当に驚かされました。基本的に陸っぱりでは、水中の変化は周りの地形などから推測するしかなかったのですが、これらの製品を使えば、水中の地形や魚影が一目瞭然になります。また、ライブ系ソナー搭載機の詳細な水中画像も本当にすごいです。
今まで魚探はあまり必要ないと思っていた方も、ぜひ一度体感してみてください。
ライター：アトキ
設計事務所やサイン看板製作会社などに勤務後、フリーランスとして、幼少の頃から続けている趣味のことについて書いている趣味人ライターです。好きなことは、音楽（ロック、シティポップ、クラシック）、オーディオ（ピュアオーディオを中心に全般）、自動車（小さな車が特に好き）、自転車（ミニベロ、クロモリロードなど）、釣り（フライフィッシング、ナマズ、淡水小物釣り）など。埼玉県在住。
釣果につながる！コスパ最強ジギング用アシストフックのおすすめ人気10選
【初心者から上級者まで】最強のライトショアジギング専用ロッド15選
