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電気の力を利用するモーター式や手軽に使える非電動式、空気を送り込んで使用する空気圧式など幅広い製品が展開されています。
どれを購入してよいか迷った際には、選び方のコツも参考にしてみてください。
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パワーアシストスーツとは
特許庁による説明では「パワーアシストスーツは、身体に装着し、装着者又は作業対象に対して作用することで、歩行、立ち上がり、持ち上げといった身体動作の支援や、身体機能の改善・治療等を行うもの」と記述があります。
簡単に言うと“着用によって動作をサポートしてくれるスーツ”のことです。
パワーアシストスーツは近年問題となっている高齢者による高齢者介護や、工事現場での人手不足解消に一役買ってくれます。ここ数年は人間工学に基づき、装着時の快適性やフィット感がアップした商品が多く、更なる発展が期待されているアイテムです。
パワーアシストスーツの種類
パワーアシストスーツの主な3つの種類を解説します。
モーター式
モーター式のパワーアシストスーツはバッテリーを電源として、モーターにより動作をアシストしてくれるタイプです。
価格は10万円以上と高価ですが、装着することで20kgもの重量物を軽々持ち上げられるなど、効果も抜群です。
近年は航空会社での手荷物の積み込みや消防署での重労働などで実用されています。
空気圧式
空気圧タイプのパワーアシストスーツは人工筋肉という仕組みを利用しています。人工筋肉とはゴムでできたチューブのような部品で、中に空気が入っているものです。
ゴムチューブを伸ばすと元に戻ろうとする力が発生し、人間の筋肉のような動きをしてアシストしてくれるのです。
電源を必要としないため連続使用が可能で、農業や介護など幅広いシーンで活用されています。
ベルト・バネなど非電動式
ベルト・バネなど非電動式のパワーアシストスーツは、反動を利用して動作をサポートするタイプです。
価格は1万円台~と3種の中で最もリーズナブル。更に軽量で装着がしやすいので、日常生活や軽作業時のサポートとして取り入れているという方も増えています。
軽量でコストも抑えられますが、アシスト力は電動型に比べて劣ります。
パワーアシストスーツのメリット
パワーアシストスーツのメリットは、以下の3つです。
【重量物も軽々】体への負担や疲労を軽減できる
パワーアシストスーツを装着することで重量物を軽々と持ち上げられたり、継続しての動作でも疲労が蓄積しにくくなったりといったメリットがあります。
重労働の際の怪我防止だけでなく、高齢者の生活補助になるなど、動作に対して安全性を高められるのがパワーアシストスーツの魅力です。
【建設業にも】体力差を埋められる
重量物を持つ・運ぶなどといった業務において、男女や年齢における体力差があるのは仕方のないこと。しかし、パワーアシストスーツを着用すれば、誰もが同じ作業をできるようになります。
これによりビジネスの場では人材不足の解消にも繋がり、私生活では家族の誰もが介護に参加できるのもメリットと言えるでしょう。
効率的な作業が可能になる
パワーアシストスーツの目的は筋肉のアシストや体への負担の軽減です。
筋肉へのアシストがあることでパワーアシストスーツ非装着時よりも効率的に作業ができ、時間帯効果もアップします。会社で考えると同じ時間で倍の作業ができたなら、その分利益にも繋がるため、導入することのメリットになりますね。
パワーアシストスーツのデメリット
パワーアシストスーツのデメリットは、以下の2つです。
導入コストがかかる、価格の問題
パワーアシストスーツのデメリットは、購入時にかかるコストが高いこと。非電動式の製品であれば比較的リーズナブルな価格で販売されていますが、高いアシスト力が期待できるモーター式は特に高額なモデルが揃っています。
初期費用を抑えたい場合には、レンタルサービスが行われているかもチェックしてみるのがおすすめです。
本体が重たい、着脱の手間
パワーアシストスーツは、バックパックのように背負うようにして装着するのが一般的。固定はいくつかのベルトを締めて行います。慣れれば1人でも装着できるモノが多いですが、慣れるまでは手間がかかる可能性もあります。
また、モーター式の製品は、非電動式に比べて重量のあるモノが多いので注意が必要。装着した際に負担がかからないためには、なるべく軽量なモデルを選択するのがおすすめです。
パワーアシストスーツのおすすめメーカー一覧
パワーアシストスーツのおすすめメーカー2つと特徴や評価を解説します。
ATOUN
ATOUNは「ロボットを着て、人間がもっと自由に動き回れる世界をつくる」をモットーに、パワーアシストスーツの制作・販売を行っている会社です。
同社の「ATOUN」シリーズは“あうんの呼吸でボディパーツを助ける”という意味が込められています。その名の通り、搭載されたセンサーが体の動きを読み取り、必要なときに必要な強さで動作をアシストしてくれるのが魅力です。
ATOUNは工事現場をはじめとして、航空会社など重量物を上げ下げするようなシーンでの利用が増えています。
イノフィス
空気圧式のパワーアシストスーツを販売しているイノフィス。同社の「マッスルスーツ Every」は開発期間なんと20年の力作です。
マッスルスーツ「Every」は、手動式空気入れで空気を入れ、膨らんだ人工筋肉の反発力によりアシストする仕組みとなっています。装着も1分以内にできるので、介護施設や農業など、着け外しが多いシーンでの利用が増えているようです。
HAL
「HAL」はHybrid Assistive Limbの略称で、世界初の装着型サイボーグを製造したメーカー。HALが製造しているパワーアシストスーツは、装着した方の生体電位信号をセンサーで検出して意思に従ったサポートが働きます。
価格は比較的高額ですが、重量物を運搬する際や介護現場での使用に加え、介助が必要な方の自立支援など幅広いシーンで使用できる点もおすすめです。
パワーアシストスーツの選び方
パワーアシストスーツの選び方を以下の2つのポイントから解説します。
アシスト力で選ぶ
パワーアシストスーツの中には「補助力 最大10kgf」などと記載されているものがあります。これはスーツ装着時に最大10kg分の補助ができるということです。
また、ベルトタイプのパワーアシストスーツだと、「自社調査で○%の負担軽減という結果が出ている」などの記載があることも。この場合、個人差があることも考えられるので、選ぶ際の参考程度に見ておくと良いでしょう。
装着時のフィット感・快適性で選ぶ
パワーアシストスーツは装着時のフィット感が重要です。上半身用でベストのような形状であれば、胸部分で両肩を留めるベルトなどがあるとずれにくいのでおすすめです。
また、特に華奢な方や高齢者の方は重量が重すぎないか確認しておく必要があります。
基本的にパワーアシストスーツは筋肉をアシストするのが目的なので、重さも気にならないケースが多いです。しかし、小柄な方は装着時に違和感を覚える場合もあるので、使用の際の快適性も考慮すると良いでしょう。
耐久性で選ぶ
アシストスーツの耐久性は、使用環境や頻度に大きく左右されます。屋外での使用や、湿度・温度差が激しい場所では、防水性や耐熱性の高い製品が必要です。
また、使用頻度が高い現場では、摩耗や劣化に強い素材を採用した製品が適しています。
長期使用を考える場合は、メンテナンスの容易さも考慮し、製造元の保証やサポート体制も確認しましょう。
パワーアシストスーツのQ&A
パワーアシストスーツの仕組みは?
パワーアシストスーツはモーターや空気圧、ベルトのゴムやバネで筋肉の動きをサポートするアイテムです。
モーターでアシストするタイプはバッテリー電源により、動きを補助してくれます。
また、空気圧タイプは人工筋肉という仕組みを利用します。人工筋肉はゴムでできたチューブのような部品で、中に空気が入っています。ゴムチューブを伸ばすと元に戻ろうとする力が発生。まさに人間の筋肉のような動きをしてアシストしてくれるのです。
その他、ゴムやバネタイプは反動を利用して動作をサポートする仕組みとなっています。
補助力とは?
補助力とは、スーツ装着時のアシストする力を数値化したものです。例えば「補助力 最大10kgf」と記載があった場合、スーツ装着時に最大10kg分の補助ができるということです。
一般的に、サポート力はモーターや空気圧を利用したものが強く、ゴムやバネの反動を利用したものは自然なサポート力であることが多いです。
パワーアシストスーツのおすすめ9選
アシスト力 | 評価基準:アシスト力の高さ(アシストする力が弱い:低い~アシストする力が強い:高い) |
---|---|
装着時の快適性 | 評価基準:快適に装着できるか(装着した際に快適に感じない:低い~装着した際に快適に感じる:高い) |
コスパ | 評価基準:コストパフォーマンスの高さ(搭載されている機能に対して価格が高い:低い~搭載されている機能に対して価格が安い:高い) |
ユーピーアール(Upr)サポートジャケットBb+PRO III
タイプ | 非電動式 |
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サイズ(適応身長) | S-Mサイズ:骨盤周囲78-98cm、膝上下周り23-34cm、身長155-172cm L-3Lサイズ:骨盤周囲92-116cm、膝上下周り29-43cm、身長168-194cm |
重量 | 非掲載 |
電源 | なし |
動作時間 | 限度なし |
防水性 | 非掲載 |
アシスト力 | 非掲載 |
- 荷物や重量物を持ち上げ・持ち下げ・運搬する際にかかる腰への負担を軽減したい場合にも便利です。
- Bb+(バックボーンプラス)理論でもう一つの体感を生み出し、椎間板の圧力増加を抑制する設計です。
- 腰を安定させて保護する大きめの腰ベルトでは、ランバーサポート機能によって腰や背骨にかかる負担軽減効果が期待できます。
- 装着する際に手間がかかる点とサポート力がもう少し欲しい点が残念というレビューもありました。
ユーピーアール(Upr)サポートジャケットEp+ROBO
タイプ | モーター式 |
---|---|
サイズ(適応身長) | 身長155-190cm、腰囲66-117cm |
重量 | 3.4kg |
電源 | バッテリー |
動作時間 | 約4時間 |
防水性 | 非掲載 |
アシスト力 | 23Nm(最大10kgf) |
- モーター式ながら本体の重量が3.4kgと軽く、長時間の作業をストレスなく行いたい場合にも適しています。
- アシストモード・キープモード・歩行モードの3種類を行う作業に合わせて変更できます。
- モードの切り替えは手元のボタンで設定でき、操作性にも優れています。
- サポート力には優れているが、高額というレビューもありました。
CYBERDYNE Neuro HALFIT HAL腰タイプ
タイプ | モーター式 |
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サイズ(適応身長) | 身長140-180cm、体重40-80kg、腹囲120cm以下、骨盤幅39cm以下、大腿中間囲80cm以下 |
重量 | 2.9kg |
電源 | バッテリー |
動作時間 | 約4.5時間 |
防水性 | IP54 |
アシスト力 | 非掲載 |
- 装着はベルトで4箇所固定するだけなので、簡単に使用できます。
- 操作の際に使用するボタンは3つだけなので、扱いが難しい製品は避けたい場合にも適しています。
- クラウドに接続すれば、効果的な遠隔サポートも受けられます。
- 慣れるまでは少し重く感じるというレビューもありました。
イノフェス MUSCLE SUIT Every
タイプ | 空気圧式 |
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サイズ(適応身長) | Sサイズ:身長150-165cm Mサイズ:身長160-185cm |
重量 | 3.8kg |
電源 | なし |
動作時間 | 限度なし |
防水性 | IP56 |
アシスト力 | 最大25.5kgf |
- 10秒ほどで簡単に装着でき、難しい操作も必要ありません。
- 防水防塵設計が採用されているので、水場や屋外などでの使用にも適しています。
- SサイズとMサイズに2種類が展開されており、幅広い身長の方に対応できます。
- 物を持ち上げる際には便利だが、細かい動きのサポートはできないというレビューもありました。
- 腰痛が思ったよりも軽減されなかったという口コミもありました。
イノフェス MUSCLE SUIT GS-BACK
タイプ | ガススプリング式 |
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サイズ(適応身長) | Sサイズ:身長150-170cm Mサイズ:身長165-185cm |
重量 | 3.3kg |
電源 | なし |
動作時間 | 限度なし |
防水性 | IP56 |
アシスト力 | 13kgf |
- 2本のガススプリングで作動し、反力が弱まった際には新品に交換できます。
- IP56相当の防水防塵性能を備えているので、粉塵の多い場所や水場で作業を行う場合にも便利です。
- 軽量かつスリムな設計が採用されており、装着時に邪魔になりにくい点もメリットです。
- MUSCLE SUIT Everyに比べると、サポート力が弱いというレビューもありました。
ミズノ(MIZUNO)MIZUNO POWER ASSIST SUIT C3JUS20127
タイプ | 非電動式 |
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サイズ(適応身長) | Mサイズ:身長167-173cm、胸囲89-95cm、ウエスト75-81cm Lサイズ身長172-178cm、胸囲93-99cm、ウエスト79-85cm |
重量 | 約3.2kg |
電源 | なし |
動作時間 | 限度なし |
防水性 | 非掲載 |
アシスト力 | 非掲載 |
- 動力に電気を使用しないので、コンパクトな形状に設計されています。
- 背中や太ももなどのアシストギア部が薄く、スッキリと装着できます。
- 後面から側面にかけてつながっている補助ベルトで締め付けられるので、しっかりとフィットさせたい場合にも便利です。
- 非電動式のパワーアシストスーツとしては少し高額というレビューもありました。
DARWING Hakobelude
タイプ | 非電動式 |
---|---|
サイズ(適応身長) | Mサイズ:胸囲75-100cm、大腿周囲45-60cm、身長155-170cm Lサイズ:胸囲80-110cm、大腿周囲50-70cm、身長170-185cm |
重量 | 1kg以下 |
電源 | なし |
動作時間 | 限度なし |
防水性 | 非掲載 |
アシスト力 | 非掲載 |
- 高反発ゴムと人工筋肉で腰をアシストできるのがメリットです。
- ストレッチ性を有したメッシュ素材を採用しており、群を予防できる点も魅力です。
- 脚のパーツが立体的にデザインされており、装着時の位置を確認しやすい点も魅力です。
- 軽くて邪魔になりにくいが、効果はまだ感じないというレビューもありました。
JTEKT 介護アシストスーツ J-PAS fleairy
タイプ | モーター式 |
---|---|
サイズ(適応身長) | Sサイズ:ウエスト65-105cm、身長145-160cm Mサイズ:ウエスト75-115cm、身長160-170cm Lサイズ:ウエスト85-125cm、身長170-185cm |
重量 | 約1.6kg |
電源 | バッテリー |
動作時間 | 約4時間 |
防水性 | IP55 |
アシスト力 | 非掲載 |
- 肩・腰・すねの2ステップで簡単に装着できます。
- IP55の防水防塵性能を備えており、浴室での介助などにも利用できます。
- 本体にはセンサーが内蔵されており、必要な際にアシストが働きます。
- 電動タイプの製品なので、価格が高いというレビューもありました。
NSP ワーキングパワースーツX
タイプ | 非電動式 |
---|---|
サイズ(適応身長) | Mサイズ:ウエスト58-85cm、身長155-170cm Lサイズ:ウエスト80-105cm、身長160-180cm L(トール)サイズ:ウエスト80-105cm、身長160-190cm |
重量 | 非掲載 |
電源 | なし |
動作時間 | 限度なし |
防水性 | 非掲載 |
アシスト力 | 非掲載 |
- 人間工学に基づいた独自開発のダブルエックス構造が採用されており、作業時の身体への負担を軽減したい場合にも適しています。
- 高身長の方にも対応できるL(トール)サイズも展開されています。
- 本体の膝サポーターは、ジョイントバックルをワンタッチするだけで分離できます。
- 上半身と下半身のパーツを両方装着すると、腰裏のベルトがあたって痛いというレビューもありました。
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パワーアシストスーツの重要ポイントまとめ
パワーアシストスーツの重要なポイントは以下の3つです。
- パワーアシストスーツは、着用によって動作をサポートしてくれるスーツ
- パワーアシストスーツは体への負担を軽減でき、効率的な作業が可能になる
- パワーアシストスーツを選ぶ際はアシスト力の他、装着時の快適性にも注目することが大事
この記事を書いたライターからのコメント
重い荷物を運んだり介護の現場では身体に大きな負担がかかりがち。特に腰や膝などへの負荷は高く、継続して作業を行うと痛みが発生する場合もあります。パワーアシストスーツは身体をサポートし、腰や膝にかかる負担を軽減できるのが魅力。すでに腰痛やぎっくり腰などに悩まれている場合はもちろん、予防を行いたい場合にもおすすめです。
ライター:ですこ
大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。
※製品紹介、デメリット、メーカー(HAL)の部分を執筆しました。
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