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主に10畳用とされるクラスですが、10畳というのは暖房時の広さで、冷房の場合は12畳くらいまで対応できる製品が多く、一人暮らしや夫婦2人の場合は十分な性能のエアコンです。
機能性が高い製品や省エネ性能が高い製品を紹介していますので参考にしてください。
ぐーちょ編集部:家電担当
家電業界一筋20年!某大手総合家電メーカーの商品企画部で主にテレビの担当をしていました。また、長期に渡って家電全般の販売に携わってきた経験を活かしてお客さまの商品選びのお手伝いができるようなコンテンツ制作を行っております。
10畳用のエアコンで本当に十分?選び方とおすすめ人気製品ランキング9選
2.8kw(主に10畳用)のエアコンのおすすめ7選
機能性が高い | 冷暖房、除湿・加湿などの機能面に優れた製品を高評価 |
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省エネ性能が高い | 期間消費電力量を主な基準として省エネ性能が高い製品を高評価 |
価格が安い | 実売価格を比較して価格が安い製品を高評価 |
ダイキン(DAIKIN)うるさらX Rシリーズ AN284ARS-W
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:550W 暖房:660W |
定格運転電流 | 冷房:5.8A 暖房:6.8A |
運転音 | 冷房:60dB 暖房:62dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:798×295×370mm 室外機:713795×713×300mm |
工事費用 | 工事費込み |
年間電気代 | 24,194円(期間消費電力量:779kWh) |
- 「節電自動運転」と「AI快適自動運転」の2つの自動運転が選べる
- 外気中の水分を取り込んで無給水で加湿ができる「うるる加湿」
- 冷暖房をしながら新鮮な空気を取り込んで換気ができる
- 加湿運転時には消費電力量が上がり、騒音の値も若干上がります。
「ダイキン(DAIKIN)うるさらX Rシリーズ AN284ARS-W」の特徴
省エネを優先した「節電自動運転」と、快適さを優先した「AI快適自動運転」の2つの自動運転が選択できる製品で、シーンに合わせた使い分けができます。水を補給しなくても外気から水分を取り込んで加湿ができる機能も備えているので、気温も湿度も快適な状態で過ごせます。
日立(HITACHI)白くまくん Xシリーズ RAS-X28R
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:560W 暖房:680W |
定格運転電流 | 冷房:6.4A 暖房:7.6A |
運転音 | 冷房:60dB 暖房:63dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:798×295×385mm 室外機:799×629×299mm |
工事費用 | 工事費用抜き(別途手配可能) |
年間電気代 | 22,475円(期間消費電力量:725kWh) |
- ファンの羽根の先端についた汚れを自動で掃除する「ファンお掃除ロボ」搭載
- 熱交換器や排水トレーの油汚れまで加熱・凍結の力で落とす凍結洗浄
- エアコン内部の風の通り道にステンレスを採用し、エアコン内部の菌や汚れを抑制
- お掃除機能や省エネ性能に優れた製品ですが、本体価格はやや高めです。
「日立(HITACHI)白くまくん Xシリーズ RAS-X28R」の特徴
ファンの汚れを自動でブラッシングして落す「ファンお掃除ロボ」や、油汚れを加熱して落としやすくして凍結洗浄で洗い流す機能を搭載した製品です。自動でエアコンをキレイな状態に保ってくれます。
パナソニック(Panasonic)エオリア LXシリーズ CS-LX284D
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:515W 暖房:690W |
定格運転電流 | 冷房:5.5A 暖房:7.0A |
運転音 | 冷房:57dB 暖房:61dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:799×295×385mm 室外機:849×812×319mm |
工事費用 | 工事費用抜き(別途手配可能) |
年間電気代 | 23,126円(期間消費電力量:746kWh) |
- コンプレッサーの排熱を蓄えて冷暖房に有効活用する「エネチャージシステム」
- 外気を取り込む給気換気に加えて室内の空気を排出する排気換気も可能
- ナノイーXを搭載し、部屋の空気だけでなくエアコンの内部も清潔に保つ
- 無線LANに接続してスマホアプリでの操作が可能ですが、磁場・静電気・電波が発生する機器の近くで使うと通信が切れたり遅くなったりすることがあります。
「パナソニック(Panasonic)エオリア LXシリーズ CS-LX284D」の特徴
冷暖房をしながら加湿・換気ができるエアコンです。パナソニック独自のエネチャージシステムを搭載しているので省エネ性能も高く、ナノイーXも搭載しているのでカビや花粉、菌・ウイルスの抑制もできます。
参考
インバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン CS-LX284Dパナソニック(Panasonic)
三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)Zシリーズ MSZ-ZW2824
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:580W 暖房:710W |
定格運転電流 | 冷房:6.17A 暖房:7.17A |
運転音 | 冷房:62dB 暖房:65dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:799×295×389mm 室外機:800×550×285mm |
工事費用 | 工事費込み |
年間電気代 | 23,808円(期間消費電力量:768kWh) |
- エアコンが停止しているときでも室温が28度を超えると運転を開始する「高温みまもり」機能
- 屋外気温が50度を越えても冷房運転が止まらないSTRONG冷房
- 前面パネルやフラップが取り外せるため、通風路の奥まで手が届いてお手入れしやすい
- 今回紹介している製品の中では騒音が若干大きく、本体価格が高めです。
「三菱電機(MITSUBISHI ELECTRIC)Zシリーズ MSZ-ZW2824」の特徴
お年寄りや子どもがいる部屋で設定しておくと安心な、停止していても高温状態になると冷房運転を開始する「高温みまもり」機能を搭載しています。屋外の気温が50度に達しても運転が止まらないことが確認されている製品なので、近年暑さが増している日本の夏に合ったエアコンです。
シャープ(SHARP)Xシリーズ AY-S28X-W
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:545W 暖房:665W |
定格運転電流 | 冷房:5.8A 暖房:7.0A |
運転音 | 冷房:62dB 暖房:67dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:798×295×373mm 室外機:800×630×300mm |
工事費用 | 工事費用抜き(別途手配可能) |
年間電気代 | 23,467円(期間消費電力量:757kWh) |
- 二酸化炭素濃度センサーによるエコ自動運転と換気サポートの機能を搭載
- 室温が低いときでも快適な除湿ができる「氷結ドライ」
- 2つのブラシによるフィルタ―自動両面お掃除でホコリをしっかり除去
- お掃除運転時の動作音がやや大きいという声があります。
「シャープ(SHARP)Xシリーズ AY-S28X-W」の特徴
二酸化炭素濃度を検知するセンサーを搭載した製品です。体感温度は二酸化炭素の濃度によって変わるので、二酸化炭素を測定することで省エネ運転を可能にしています。また二酸化炭素濃度などをモニタリングして換気のタイミングを知らせてくれる機能も搭載しています。
東芝ライフスタイル(TOSHIBA)大清快 N-DRシリーズ RAS-N281DR
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:640W 暖房:830W |
定格運転電流 | 冷房:7.36A 暖房:8.83A |
運転音 | 冷房:59dB 暖房:59dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:798×295×386mm 室外機:863×713×320mm |
工事費用 | 工事費用抜き(別途手配可能) |
年間電気代 | 23,467円(期間消費電力量:757kWh) |
- 搭載したレーダーによって人に風を当てたり人から風をよけたりできる
- 風を拡散する無風感ルーバー搭載で、冷えすぎや肌の乾燥、花粉やホコリの巻き上げを防げる
- フィルターは自動で掃除され、ダストボックスにたまったホコリは掃除機で吸い出せる
- ダストボックスからホコリを吸い出す際に掃除機に取り付けるノズルが付属していますが、掃除機の延長管の形状によっては取り付けられない場合があります。
「東芝ライフスタイル(TOSHIBA)大清快 N-DRシリーズ RAS-N281DR」の特徴
レーダーを搭載したエアコンで、人の位置を感知して、人に風を当てたり、人から風をよけたりする設定ができます。風を感じない無風感空調もできるので、エアコンから噴き出す風が気になる人にもおすすめです。
富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL)ノクリア Xシリーズ AS-X284R
定格能力 | 冷房:2.8kW 暖房:3.6kW |
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定格消費電力 | 冷房:560W 暖房:680W |
定格運転電流 | 冷房:6.4A 暖房:7.5A |
運転音 | 冷房:61dB 暖房:61dB |
面積の目安 | 冷房:8~12畳(13~19㎡) 暖房:8~10畳(13~16㎡) |
外形寸法(室内機/室外機) | 室内機:798×293×396mm 室外機:799×632×290mm |
工事費用 | 工事費込み |
年間電気代 | 24,490円(期間消費電力量:790kWh) |
- 温度と速さが異なる2つの気流で部屋の隅々まで快適にする「デュアルブラスター」を搭載
- 部屋の状況を検知して足元までしっかり暖める「快適おまかせ気流」
- 熱交換器を55度に加熱してカビ菌や細菌を除菌する熱交換器加熱除菌
- 今回紹介している製品の中では期間消費電力量がもっとも大きく、省エネ性能が若干劣ります。
「富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL)ノクリア Xシリーズ AS-X284R」の特徴
温度と速さが異なる2種類の気流を制御するデュアルブラスターを搭載した製品です。部屋の隅々まで冷気や暖気を届けることができる他、効率的な換気もできます。熱交換器加熱除菌や、電気集じん方式でホコリや花粉・カビ菌などを集めて除菌するプラズマ空清も搭載しています。
参考
インバーター冷暖房エアコン 「ノクリア」 Xシリーズ AS-X284R富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL)
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2.8kw(主に10畳用)のエアコンの消費電力や電気代はどのくらい?
この記事で紹介したエアコンの期間消費電力量の平均は、約760kWhです。1kWhの電気代を31円で計算すると、23,560円になります。ただ、この記事で紹介している製品は各メーカーの上位モデルが多く、消費電力量が小さいものが多くなっています。
低価格帯の製品の場合は消費電力量が増えて、915kWh程度の製品が多くなります。この場合の電気代は、約28,400円です。基本的には上位モデルほど省エネ性が高い場合が多いので、購入費用と毎年の電気代のバランスを考えて選ぶことが重要になります。
なお期間消費電力量というのは、冷房期間と暖房期間を定めて1年間の消費電力量を合計したもので、1年間の消費電力量の目安になります。期間消費電力量についての詳細を知りたい方は、以下のページも参照してください。
参考
期間消費電力量を省エネ性の目安にお選びください|家庭用エアコン|関連製品一般社団法人 日本冷凍空調工業会
2.8kw(主に10畳用)のエアコンを購入する前に確認しておきたいこと
購入前に確認したいポイントの主な5つを解説します。
- 室内機・室外機の設置場所
- 設置工事込みか否か
- 専用コンセントの有無、形状と電圧
- 電力会社との契約アンペア数
- 古いエアコンの処分方法・処分費用
室内機・室外機の設置場所
確認すべきポイントの一つ目は、エアコンの設置場所です。メーカーサイトや取扱説明書などには、本体サイズの他、最低でも壁や天井から何cm離して設置すべきかが書かれているので、十分なスペースが確保できるか、確認しておきましょう。
設置場所によっては、室外機を乗せる台が必要になったり、天井から吊るして設置するための金具が必要になったりする場合もありますので確認しておきましょう。
設置工事費込みか否か
エアコンを通販サイトなどで購入する場合、設置工事費が含まれているか否かも確認すべきポイントです。エアコン本体のみを購入して、設置は別に地元の業者に依頼することもできます。この場合は、依頼先を探したり、工事費を確認しておく必要があります。
また設置工事費込みの場合も、工事費として含まれているのは標準設置工事のみです。取り付けにあたって追加工事が必要になったり、配管に化粧カバーを付けたりする場合は、追加料金が発生しますから注意しましょう。
専用コンセントの有無、電圧と形状
エアコンを設置する際には、エアコンのみに使用する専用のコンセントが必要になります。専用コンセントがない場合は、増設する工事が必要になります。
またエアコンによっては、100Vではなく200Vの電圧で動作する製品があります。既存の専用コンセントが100Vの場合、200Vに変更する工事が必要です。
エアコンのプラグには、一般的なものとは形状が異なるものがありますから、プラグ形状も確認しておきましょう。
電力会社との契約アンペア数
エアコンが設置できたとしても、契約アンペア数が小さすぎると、度々ブレーカーが落ちて面倒です。他にどんな家電を使っているかによっても必要なアンペア数は左右されるので一概には言えないのですが、一般的にはエアコンを快適に使用するためには30Aは必要であるとされます。
契約しているアンペア数はブレーカーを確認すれば分かるので、30Aに満たない契約をしている人はアンペア数の変更を検討してください。
古いエアコンの処分方法・処分費用
エアコンは家電リサイクル法の対象となる家電なので、普通の粗大ゴミとして捨てることはできません。エアコンを新設する場合は問題ありませんが、古いエアコンと交換する場合は、古いエアコンの処分方法を確認しておきましょう。
エアコンを設置する場合に一緒に古いエアコンを処分してもらうと手間がかかりません。処分費用は別途必要になるので、エアコンを注文する際や設置工事を依頼する際に忘れずに確認しましょう。
2.8kw(主に10畳用)のエアコンの選び方
2.8kw(主に10畳用)のエアコンの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 冷暖房、除湿・加湿機能の高さで選ぶ
- 省エネ性能の高さで選ぶ
- お手入れの楽さで選ぶ
冷暖房、除湿・加湿機能の高さで選ぶ
使用する部屋の広さに合わせて、必要となる冷房能力・暖房能力を備えたエアコンを選びます。この記事では、冷房能力2.8kW、主に10畳用のエアコンに限定して紹介していますが、部屋の断熱性能が高い場合は、もっと広い部屋でも問題なく使える場合もあります。
冷暖房の能力以外では、除湿・加湿の機能も快適さに大きく影響します。低めの温度でも十分な除湿ができる製品や、給水をしなくても外気から水分を取り込んで加湿ができる製品もありますからチェックしておきましょう。
省エネ性能の高さで選ぶ
この記事でも解説していますが、省エネ性能が高いエアコンと、そうでないエアコンでは年間で5000円近い電気代の差が出ます。エアコンの寿命は10年程度と言われますから、10年間で計算すると5万円程度電気代が余分にかかる可能性があるということになります。
エアコンは、省エネ性能にも着目して選びましょう。もちろん、省エネであるということは単に電気代の問題だけではなく、地球環境に優しい生活をすることにもなりますから重視したいポイントです。
お手入れの楽さで選ぶ
エアコンのフィルターが目詰まりすると、効率が落ちて無駄に電力を消費します。フィルターを自動で掃除してくれる機能を搭載したエアコンは、手入れの手間が少なくなるだけでなく、省エネにもなります。
また熱交換器などの手入れが難しい場所を自動で洗浄したり除菌したりしてくれる製品もあります。手入れが楽になるだけでなく、エアコンを清潔に使えるのでおすすめです。
2.8kw(主に10畳用)のエアコンのおすすめメーカー一覧
2.8kw(主に10畳用)のエアコンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- ダイキン(DAIKIN)
- 日立(HITACHI)
- パナソニック(Panasonic)
ダイキン(DAIKIN)
ダイキンは業務用の空調設備でも有名なメーカーで、家庭用のエアコンでも高品質な製品を製造販売しています。
パワフル除湿モードを搭載していたり、給水なしで加湿できる無給水加湿の機能を搭載していたりして、温度管理はもちろん快適な湿度の管理にも優れた製品を販売しているメーカーです。冷暖房中に換気ができる機能も搭載していて、一年中快適に過ごせます。
日立(HITACHI)
日立は「白くまくん」の名称でエアコンを製造販売しているメーカーです。熱交換器を凍結させて自動で洗浄する凍結洗浄の機能を搭載していて、上位モデルでは熱交換器を加熱して油汚れを剥がし、それを凍結させて一気に落とす「凍結洗浄 除菌 ヒートプラス」に進化しています。
人感センサーによって人がいないときを選んで自動で洗浄する機能もあり、自動洗浄機能に優れた製品を製造販売しているので、エアコンを清潔に保ちたい人におすすめのメーカーです。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは「エオリア」の名称でエアコンを製造販売しています。ナノイーというOHラジカルを利用して、菌やウイルス、花粉やカビなどの有害物質を抑制する技術を搭載しており、部屋の空気だけでなくエアコンの内部も清潔に保つことができます。
独自の省エネ技術であるエネチャージシステムを搭載していて、快適さと省エネを両立させるエアコンを製造販売しています。
電気代を節約する!エアコンの使い方
電気代を節約する!エアコンの使い方を解説します。
- 風量設定は「自動」で使う
- 窓から出入りする熱を小さくする
- フィルターをまめに掃除する
風量設定は「自動」で使う
電気代を節約するためには風量も「弱」や「微風」で使うと節電になると考える人もいるかもしれませんが、実際には「自動」で使った方が節電になり、電気代も安くなります。
なぜ「自動」が良いかというと、エアコンを始動させたばかりの部屋が暑い(寒い)状態のときに風量が小さいと、部屋が適温になるまでに時間がかかり余分な電力を消費するからです。「自動」にしておけば、最初は大きな風量で運転して、部屋の温度を下げて(上げて)、その後はすみやかに風量を落としてくれます。結果として「自動」の方が節電になり、電気代を節約できるのです。
窓から出入りする熱を小さくする
夏は部屋の窓から熱が入り、冬は窓から熱が出ていってしまいます。断熱性が高いカーテンを使ったり、断熱シートを使ったりすると、部屋と外との熱の出入りを小さくできます。
カーテンについては、2枚使ったり、床まで届く長さのものを使ったりすると効果的です。夏は、直射日光を避けるために、すだれのようなものを使うのもいいでしょう。
これから家を建てたり、改築したりする予定がある人は、二重窓にすると断熱性を高められます。
フィルターをまめに掃除する
フィルターを掃除せずに使い続けると、フィルターが目詰まりしてしまいます。フィルターが目詰まりしていると、エアコンが十分な空気を取り入れるために電力を使うので、電気代も余分にかかります。
2週間に1回程度を目安にフィルターを掃除すると、電気代の節約になります。まめにフィルタ―掃除をするのが難しい場合は、フィルターを自動で掃除してくれる機能を備えたエアコンを選ぶといいでしょう。
価格やメーカーなど別の視点からもエアコンを探してみよう
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2.8kw(主に10畳用)のエアコンの重要ポイントまとめ
2.8kw(主に10畳用)のエアコンの重要なポイントは以下の3つです。
- 冷暖房に加えて除湿や加湿の機能も比較して選ぶ
- 期間消費電力量の数値を参考に省エネ性能が高い製品を選ぶ
- 使い方を工夫したりフィルターをまめに掃除することで電気代を節約できる
この記事を書いたライターからのコメント
2.8kw(主に10畳用)のエアコンのおすすめ製品を紹介しました。10畳用とはいっても冷房の場合は12畳程度まで対応できる製品が多いので、冬は他の暖房器具と併用する家庭の場合は、10畳以上の部屋に設置しても問題なく使えます。
10畳用エアコンには、この記事で紹介した製品よりも安価な製品もありますが、低価格帯のエアコンは省エネ性能が劣る場合が多いです。
長い目で見ると上位グレードの製品を買っておいた方がお得になる場合もあります。特にエアコンを使用する時間が長い家庭の場合は、消費電力もチェックして選んでください。
ライター:基村 輝
熊本県出身、東京都在住のライターです。ぐーちょで執筆をさせていただく以前から、家電や電動工具などの記事を中心に書いてきました。
商品の特徴を分かりやすくお伝えするのはもちろん「読んでよかった。ためになった」と思っていただける記事を書きたいと思っています。
ドラえもん、ガンダム、仮面ライダーを愛する男です。