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ただゲーミングチェアの中でも特に寝やすい製品があり、この記事ではそれらを「寝れるゲーミングチェア」として紹介しています。
以下ではおすすめ製品の紹介に加えて、寝れるゲーミングチェアとはどのような機能を備えた製品なのか、選ぶ際にはどんなポイントに着目すべきなのかなどを含めて総合的に解説しています。
ゲーミングチェアを選ぶ際には是非参考にしてください。
安いのに疲れにくい！コスパ最強のゲーミングチェアおすすめ15選｜おしゃれ、プロ用
ゲーミングチェアで寝ることはできる？
寝れるゲーミングチェアとは、文字通り座るだけでなく寝ることもできるゲーミングチェアのことです。
一般的にゲーミングチェアは大きくリクライニングができる製品が多く、楽な姿勢で休憩をすることができます。その中でもこの記事で紹介しているゲーミングチェアは特に寝心地が良いものです。
もっとも本格的な睡眠をとる際にはベッドや布団に移動した方が良いので、ゲーミングチェアで仮眠を取りたい人におすすめの製品となっています。
寝れるゲーミングチェアはいくら？相場は？
寝れるゲーミングチェアの価格帯には幅があります。低価格のものなら1万円台からありますし、高価なものは5万円以上、中には10万円を超えるものまであります。
一口に相場というのは難しいのですが、この記事で紹介している製品の平均価格は3万円くらいです。売れ筋の製品の多くは2万円程度から5万円程度の範囲に入るので、この程度が相場といえそうです。
費用を抑えたい人は2万円台を目安に、多少費用はかかっても良いものを選びたいなら4万円～5万円くらいを目安にするといいでしょう。
寝れるゲーミングチェアに必要な機能・性能
寝れるゲーミングチェアに必要な機能・性能は、以下の3つです。
- 大きくリクライニングできる
- 張地に通気性があり、適度な硬さのシートを備えている
- 収納式のオットマン（フットレスト）が付属する
大きくリクライニングできる
「寝れる」という点を重視すると、大きくリクライニングできることが大事なポイントとなります。180度リクライニングできる製品が理想的ですが、基本的にゲーミングチェアでは短時間の仮眠を取るだけなので、180度にこだわらなくても大丈夫です。
165度～170度くらい倒れるゲーミングチェアであれば仮眠を取るには十分なので、このくらいの角度が目安です。
張地に通気性があり、適度な硬さのシートを備えている
張地の通気性やシートの硬さは、座り心地とも大きく関係するゲーミングチェアを選ぶ際のポイントの一つです。
寝ているときは、座っているときよりも姿勢を変えたりすることが難しいので、通気性が悪ければ座っているとき以上に蒸れやすくなります。シートが硬すぎたり柔らか過ぎたりすると寝心地が悪くなります。
通気性が良い張地や適度な硬さのシートは「寝れる」という視点からも重要な性能です。
収納式のオットマン（フットレスト）が付属する
オットマンやフットレストと呼ばれる足を乗せられる台があると、ベッドや布団に横になる際に近い姿勢で更に快適に寝ることができます。
ただ、短い時間の仮眠程度ならオットマンがなくても問題ないという人もいるでしょうし、収納式である必要はなくゲーミングチェアとは別に用意してもいいものです。上の2つと比較すると絶対に必要な性能ではありませんから、好みに合わせて選んでも問題ありません。
ゲーミングチェアで寝るメリット
ゲーミングチェアで寝るメリットは、以下の3つです。
- 好きなときに直ぐに仮眠を取れる
- 起きたら直ぐに作業に戻れる
- 座りっぱなしの状態を避けられる
好きなときに直ぐに仮眠を取れる
ゲームや仕事に疲れたときに少し仮眠を取りたいと思っても、普通の椅子で机に突っ伏して寝ると体に負担がかかります。
ベッドや布団に移動するのも時間や手間がかかりますし、仮眠のつもりが熟睡してしまう失敗の原因にもなります。
ゲーミングチェアで寝る場合は、リクライニングさせるだけで直ぐに寝られます。直ぐに寝られるというのは、ゲーミングチェアで寝る大きなメリットといえます。
起きたら直ぐに作業に戻れる
仮眠を取る際にベッドや布団に入ってしまったら、目が覚めたときに作業に戻るのが億劫になってしまう可能性が高くなります。
ゲーミングチェアの場合、リクライニングを元に戻せば直ぐに作業に復帰できます。特に自宅で仕事をしている場合、ダラダラせずに仮眠を取ってリフレッシュしたら直ぐに仕事に戻れるのは大きなメリットとなります。
座りっぱなしの状態を避けられる
横になれることのメリットもあります。座りっぱなしの状態を続けると腰に負担がかかり、腰痛などの原因となります。
同じ姿勢を続けるのではなく、ときどき姿勢を変えることは腰痛の予防になります。
もちろんゲームや仕事の合間に立ちあがって軽い運動やストレッチをするのが理想的ですが、背もたれを倒して腰を伸ばして横になるのも腰の負担を減らすのに役立ちます。
ゲーミングチェアで寝るデメリット
ゲーミングチェアで寝るデメリットは、以下の2つです。
- 長時間の睡眠には向かない
- 普通の椅子よりも広いスペースが必要になる
長時間の睡眠には向かない
ゲーミングチェアは、仮眠を取る程度なら非常に便利ですが、長時間の睡眠には向いていません。
大きくリクライニングできるゲーミングチェアなら確かに体を伸ばして楽な姿勢で寝ることができますが、長時間の睡眠のためには適度な寝返りを打てることが大事です。
ゲーミングチェアは寝返りを打てるほど横幅は大きくありませんから、長時間の睡眠に適した製品ではないのです。
普通の椅子よりも広いスペースが必要になる
ゲーミングチェアで寝るためには、背もたれを大きくリクライニングさせる必要があります。大きくリクライニングさせるためには、椅子の後方に広いスペースが必要です。
オットマンが付属するタイプのゲーミングチェアでは、足を伸ばすためにもスペースが必要になります。
部屋に物が多くて置き場に困っているような人にとっては、広いスペースが必要になることはゲーミングチェアで寝ることのデメリットといえるでしょう。
寝れるゲーミングチェアのおすすめメーカー一覧
寝れるゲーミングチェアのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- エーケーレーシング（AKRACING）
- ジーティーレーシング（GTRACING）
- クーガー（COUGAR）
エーケーレーシング（AKRACING）
AKRACINGは、実車のレーシングシートの開発をブランドの起源としているメーカーで、品質の高さに定評があります。製品は自社工場で生産していて、多くの性能試験をクリアした製品を販売しています。
日本限定商品やコラボ商品を積極的に販売しているメーカーでもあります。価格は若干高めですが、品質を重視して製品を選びたい人におすすめのメーカーです。
ジーティーレーシング（GTRACING）
GTRACINGは、ゲーミングチェアを中心にゲーム機器を販売するメーカーです。あまり商品点数は多くありませんが、ゲーミングキーボードやゲーミングヘッドセットなども販売しています。
ゲーミングチェアに関しては、性能の割に価格が安い、コスパの良い製品を多く販売するメーカーとして知られています。
Bluetoothスピーカーを内蔵したゲーミングチェアのような個性的な製品も販売しているメーカーです。
クーガー（COUGAR）
COUGARは、ゲーミングPCケースやゲーミングキーボード、ゲーミングマウスのようなゲーム機器を幅広く扱っています。革新的な技術を積極的に取り入れているメーカーです。
ゲーミングチェアの商品展開も豊富で、この記事では紹介していませんが、他のメーカーではあまり見かけないゲーミングソファも販売しています。
ドイツのメーカーですが日本にも販売代理店を置いていて、正規品であれば保証が受けられます。
寝れるゲーミングチェアの選び方
寝れるゲーミングチェアの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 大きくリクライニングできる製品を選ぶ
- 必要に応じてオットマン付きの製品を選ぶ
- 座り心地の良い製品を選ぶ
大きくリクライニングできる製品を選ぶ
ゲーミングチェアで寝るためには、リクライニングの角度が大きなポイントです。機能・性能の項目でも解説しましたが、180度に近い角度までリクライニングできる製品を選びましょう。
ただ大きくリクライニングできるゲーミングチェアは、安定性に欠ける場合があります。ホイールベースのサイズが大きな製品や本体がある程度重い製品は安定性が高いです。
もっとも安定性に関してはスペックを見ただけでは判断が難しい場合があるので、口コミなども合わせてチェックすることをおすすめします。
必要に応じてオットマン付きの製品を選ぶ
より楽な姿勢で寝たい人は、オットマン（フットレスト）付きの製品を選びましょう。足を上げられるので、楽な姿勢で寝られます。
ただ、ゲーミングチェアに付属する収納式のオットマンには簡易的なものが多いです。しっかりした作りのオットマンが欲しいなら、別に用意することも考えましょう。
短時間の仮眠をするだけならオットマンは無くても良いという人も多いので、必要性に合わせて選んでください。
座り心地の良い製品を選ぶ
寝れるゲーミングチェアを選ぶとはいっても、基本的にはゲーミングチェアでは仮眠を取るだけです。
本格的な睡眠にはベッドや布団を使うべきですから、ゲーミングチェアの用途の中心はやはり座ることです。
快適に座れることを重視してゲーミングチェアを選びましょう。
基本的には快適に寝れるゲーミングチェアは座るときも快適な製品が多いのですが、座面の高さや座面の奥行きが自分に合っているかというような点は、「寝れる」という点を過度に重視していると見落とす可能性があるため注意しましょう。
寝れるゲーミングチェアのおすすめ10選
Natural Edge ハイエンドゲーミングチェア
| サイズ | W880×H680×D350mm |
|---|---|
| 重量 | 24kg |
| 座面高 | 約45～52cm |
| 耐荷重 | 150kg |
| 生地 | PUレザー、高級ウレタン |
| リクライニング角度 | 180° |
| ヘッドレスト | 付属 着脱式 |
| アームレスト | 4Dアームレスト（上下・前後・左右） |
| その他機能 | ランバーサポート付属 |
- 国内のゲーミングチェアブランドでサポートがしっかりしている
- 高級ウレタンの低反発マットは腰回りにしっかりフィットする
- 強い高耐久仕様のPUレザー使用で、デザインも高評価
- 組み立てが大変との口コミがみられました。
- フットレストがほしいと言う声がありました。
ジーティーレーシング（GTRACING）ACEシリーズ ACE-PRO
| サイズ | 約75×75×115～125cm |
|---|---|
| 重さ | 19kg |
| 耐荷重 | 約136kg |
| 座面高 | 約45～55cm |
| リクライニング | 170度 |
| アームレスト | 連動式 |
| 生地 | PUレザー |
- Bluetoothスピーカーを内蔵した音楽でもリラックスできるゲーミングチェア
- アームレストが連動式でリクライニングしてもひじをのせられる
- 落ち着いた色味のブラウンとホワイトのチョコレート色のカラーバリエーション
- スピーカーの音が小さいという声があります。
- チェアで音量の調節ができれば良かったという声があります。
ドウィンクス（Dowinx）LS-6668-4D
| サイズ | 55×80×132cm |
|---|---|
| 重さ | 23.7kg（梱包重量） |
| 耐荷重 | 135kg |
| 座面高 | 42～50cm |
| リクライニング | 約170度 |
| アームレスト | 4Dアームレスト |
| 生地 | ファブリック |
- 通気性の良いファブリック生地を採用した蒸れにくいゲーミングチェア
- 前後・左右・上下・角度調整ができる4Dアームレストを搭載
- カラーバリエーションが豊富で7色から好きな色が選べる
- オットマンのストッパーのゴムが切れやすいという声があります。
- 腰当てのマッサージ機能の実用性が低いという声があります。
エーケーレーシング（AKRACING）Pro-X V2 ゲーミングチェア AKR-PRO-X
| サイズ | 65×65×127～134cm |
|---|---|
| 重さ | 25kg |
| 耐荷重 | 150kg |
| 座面高 | 32～39cm |
| リクライニング | 180度 |
| アームレスト | 4Dアジャスタブルアームレスト |
| 生地 | PUレザー |
- 最大180度のリクライニングにロッキング機能も搭載していてリラックスできる
- 第三者機関による10年使用相当のテストをパスした高耐久UPレザーを使用
- 高密度のウレタンフォームを使用した極厚のクッションを採用していて座り心地が良い
- 座面を昇降するレバーが後側にあるのが不便という声があります。
- 重量があり女性には運搬・組み立てが大変だったという声があります。
タンスのゲン CYBER GROUND 31510016
| サイズ | 71×71×112～120cm |
|---|---|
| 重さ | 約18kg |
| 耐荷重 | 約110kg |
| 座面高 | 40～48cm |
| リクライニング | 170度 |
| アームレスト | 連動式 |
| 生地 | PUレザー |
- 低価格ながらフットレストやランバーサポートも付いたコスパの良い製品
- ランバーサポートとヘッドレストは着脱式で好みに合わせて取り外すことも可能
- 適度なクッション性を備えたアームレストはリクライニングに合わせて動く連動式
- クッションが薄く座り心地が固めであることを指摘する声があります。
- 肘掛けのネジが緩みやすく時々締め直す必要があるとする声があります。
クーガー（COUGAR）ARMOR ONE CGR-NXNB-GC3
| サイズ | 55×55×131～138cm |
|---|---|
| 重さ | 21kg |
| 耐荷重 | 120kg |
| 座面高 | 48～55cm |
| リクライニング | 180度 |
| アームレスト | 2Dアームレスト |
| 生地 | PVCレザー |
- フレームやホイールベースがスチール製で安定感のあるゲーミングチェア
- 180度のリクライニングにロッキング機能もあり、ロッキングの範囲・硬さが調節可能
- 通気性のあるPVCレザーを採用していて蒸れにくいli>
- 座面高が最低にしても48cmあるので小柄な人には高すぎるかもしれません。
- 座面に奥行きがあり、ランバーサポートを使わずに座ると背もたれに腰が届かないという声があります。
玄人志向 GALAKURO GAMING ゲーミングチェア Heimishシリーズ GG-C/HEIMISH-IG/OT
| サイズ | 69.5×72×125～133cm |
|---|---|
| 重さ | 22kg |
| 耐荷重 | 150kg |
| 座面高 | 31～39cm |
| リクライニング | 175度 |
| アームレスト | 4Dアームレスト |
| 生地 | ファブリック |
- 老舗家具メーカー「関家具」の監修を受けた品質の高いゲーミングチェア
- ファブリックの張地は蒸れにくく手触りが良く、インテリアとも合わせやすい
- 業務用オフィスチェアと同等のJIS規格の基準をクリアしていて安心して使える
- きしみ音が気になるという声が多少あります。
- アームレストが軽い力で動いてしまい安定性に欠けるという声があります。
EXRACING ゲーミングチェア フットレストモデル EX-002
| サイズ | 70×70×122～131cm |
|---|---|
| 重さ | 18.8kg |
| 耐荷重 | 113kg |
| 座面高 | 45～54cm |
| リクライニング | 165度 |
| アームレスト | 3Dアームレスト |
| 生地 | PUレザー |
- PUレザーの欠点である通気性の低さを改善するパンチングレザーを採用
- 日本人の体形や日本の家具のサイズに合わせた設計
- リクライニングやロッキングの調節が座ったまま可能
- 座面が硬く感じるという声があります。
- ヘッドレストの位置が合わず、調節できれば良かったという声があります。
エーケーレーシング（AKRACING）Wolf ゲーミングチェア AKR-WOLF
| サイズ | 65×65×124～131cm |
|---|---|
| 重さ | 25kg |
| 耐荷重 | 150kg |
| 座面高 | 33～40cm |
| リクライニング | 180度 |
| アームレスト | 昇降調節機能付きアームレスト |
| 生地 | ポリエステル、PUレザー |
- 上位モデルの基本設計を踏襲しつつ、通気性が良いファブリック生地を使用した製品
- 汚れが目立ちやすいカラー部分にはPUレザーをを使用しているので手入れしやすい
- 耐衝撃性や耐荷重性など16項目についてJIS規格による品質基準に基づく品質試験をクリア
- ファブリック生地のため掃除がPUレザーの製品よりも面倒という声があります。
- 製品が重く、一人では組み立てが大変だったという声があります。
ジーティーレーシング（GTRACING）フットレストシリーズ GT920
| サイズ | 53×66×117～125cm |
|---|---|
| 重さ | 約24.18kg |
| 耐荷重 | 136kg |
| 座面高 | 46～56cm |
| リクライニング | 170度 |
| アームレスト | 上下左右調整可能 |
| 生地 | パンチングレザー、PUレザー、炭素繊維レザー |
- 蒸れやすい座面部分に通気性が強化されたパンチングレザーを採用
- 肉厚で立体的な背もたれが体にフィットしやすい
- 背もたれのクッションが固定式で安定性が高い
- 固定式のクッションは安定性が高い一方、体型に合わない場合もあるようです。
- フットレストの強度・耐久性に不安を感じるという声があります。
寝れるゲーミングチェアの重要ポイントまとめ
寝れるゲーミングチェアの重要なポイントは以下の3つです。
- ゲーミングチェアの中には特に寝やすい製品がある
- ゲーミングチェアで仮眠を取れば、リフレッシュして作業に集中できる
- 寝心地だけでなく座り心地もしっかりチェックして選ぶことが重要
この記事を書いたライターからのコメント
寝れるゲーミングチェアについて紹介しました。疲れているときは、ちょっと仮眠を取るだけでも頭がすっきりします。長時間のゲームや仕事の際には、その場で横になれるゲーミングチェアはとても便利です。
ただゲーミングチェアで朝まで寝てしまうと、かえって体に負担をかけます。ゲーミングチェアでは仮眠をするのに留めて、夜はしっかりベッドや布団で寝るようにしてください。
ライター：基村 輝
熊本県出身、東京都在住のライターです。ぐーちょで執筆をさせていただく以前から、家電や電動工具などの記事を中心に書いてきました。
商品の特徴を分かりやすくお伝えするのはもちろん「読んでよかった。ためになった」と思っていただける記事を書きたいと思っています。
ドラえもん、ガンダム、仮面ライダーを愛する男です。
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