
そこでこの記事では、初めてビデオカメラを購入する人でも扱いやすく、コスパ重視のビデオカメラをご紹介していきます。ビデオカメラの種類や選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。



目次
ビデオカメラの必要最低限の機能とは
ビデオカメラで必ずチェックしなくてはいけないのが「画質」です。最近の機種は、最低でもフルHDはありますが、少し古い機種や用途が限定されている機種はフルHD以下の画質の場合があります。
モニターやテレビの性能が上がっていることもあるので、必ずフルHDか、さらに高画質の4Kを選びましょう。
また、ビデオカメラでの撮影に慣れていない人は、手ブレで撮影に失敗することがあります。必ず手ブレ補正機能の性能も確認しておきましょう。
ビデオカメラの種類
ビデオカメラの主な2つの種類を解説します。
- ハンディカメラ
- アクションカメラ
ハンディカメラ
ハンディカメラは、一般的な家庭用のビデオカメラで、基本的に片手で持って撮影します。最近ではスマートフォンで済ませてしまうことが多いですが、ハンディカメラは動画専用だけあり、画質や強力な手ブレ補正機構を搭載しています。ホームビデオの撮影に最適です。
アクションカメラ
アクションカメラは、非常に小型で広い範囲を撮影できる広角レンズを搭載しているビデオカメラです。スポーツシーンやアウトドアでの使用が想定されているため、防水や耐衝撃性能に優れています。
また、ヘルメットやバイク、自転車などに取り付けができるオプションが豊富に用意されています。
安いビデオカメラの価格帯とは
安いビデオカメラの価格帯とは、現在では一般的に5,000円から20,000円ほどの間くらいです。
今回ご紹介した旧型部品を新規活用するジョワイユのジェネリック家電のように5,000円を切るモデルもあります。
現在Amazonでは、1万円以下でもフルHDで60fpsなどの高画質撮影に対応したモデルも少なくありません。
DJI社製品のように3万円前後でも、SONY社製品のようなハイエンドモデルに匹敵する性能を備えたモデルもあります。
購入するのに安いオススメの時期は?
ビデオカメラを購入するのに安いオススメの時期は、家電量販店の場合、一般的に3月から4月と言われています。
多くのカメラメーカーがその時期にモデルチェンジし、型落ちモデルが多く出るためです。
Amazonでは毎月何らかのセール期間があり、6月にはプライム会員限定の「プライムデー」。
11月末から12月にかけては通常会員も参加できる有名な「ブラックフライデー」もあります。
2021年度は6日間の最長期間になるので要注目です。
高価な機種と安いビデオカメラの違い
高価な機種と安いビデオカメラの違いで、最も多く指摘されるのはズーム機能の差です。
安いビデオカメラの大半はデジタルズームであり、12倍・18倍と数を競っていますが、基本どれもズーム時に映像が劣化します。
一方で高価な機種は光学ズームになっており、ズーム時にも解像度はそのままで滑らかに寄っていけます。
また高価な機種は内蔵HDDが32GB以上ある一方、安い機種にはHDD自体がなく別売りのSDカードで補わなければなりません。
他にも手ぶれ補正機能の精度や連続撮影時間の長さなど、やはり値段によって性能も変わってきます。
安いビデオカメラの選び方
安いビデオカメラの選び方を以下の5つのポイントから解説します。
- 手ぶれ補正
- サイズ
- 内蔵メモリ
- 画質
- カメラの種類
- ズーム性能
手ぶれ補正
手ぶれ補正は現在、5,000円から10,000円までの安いビデオカメラでも常設される機能になっています。
しかし手ぶれ補正にはジンバル軸の数を元にした安定感の度合いがあり、安値商品のほとんどは1軸仕様です。
それでも10,000円を少し超える価格帯の中には3軸、6軸というモデルもあり、軸が多い分、激しい動きを滑らかに撮影できます。
運動会の子どもさんやアウトドアのスポーツシーンなどをメインに撮りたい方は、まず手ぶれ補正のシンバル軸に注目して選ぶといいでしょう。
サイズ
安いビデオカメラの最大の利点はサイズの小ささ、その軽量コンパクト設計にあると言えます。
ユーチューバーやインスタグラマーなど日常的に動画撮影をする人は1番にサイズと重さを基準にビデオカメラを選ぶといいでしょう。
手軽な撮影にはサイズ以外にも、スタビライザーのような付属品、持ちやすいスティック型の形状なども大きな利点になります。
内臓メモリ
安いビデオカメラには、ほぼすべて内蔵メモリがありません。30GB以上のメモリが内蔵されるのは大体30,000円以上のモデルからです。
しかし安いカメラの大半は外付け記録メディアとして128GB以上のSDカードに対応しています。
一時保管の記憶容量としては充分であり、内蔵メモリとは違いノートPCなどへの転送も直接スムーズに行えます。
特に映像編集にこだわる人は、記録メディアの容量や転送スピードのクラスなどに注目して選ぶといいでしょう。
画質
動画の美しさを決めるのが、画質です。一般的なモデルであればフルHDが基本になります。さらに、高画質なモデルになると、フルHDの4倍の画質がある4Kに対応しています。
これから4Kが主流になるので、4Kが望ましいですが、動画ファイルの容量が大きくなり、パソコンでの編集もやりにくくなるので注意しましょう。また、4Kに対応したモニターやテレビがないと4K画質で視聴することができません。
カメラの種類
カメラの種類は、前述したとおり「ハンディカメラ」と「アクションカメラ」があります。運動会や旅行の撮影であれば、ズーム性能が高く、オートモードで簡単に撮れるハンディカメラがおすすめです。
スポーツシーンやアウトドアなど、防水や耐衝撃が必要になる場面では、アクションカメラがおすすめです。また、アクションカメラは小型で、色々な場所に取り付けられるので、定点カメラのように使うこともできます。
撮影の目的に応じて、種類を選びましょう。
ズーム性能
ズームの倍率が高いと、遠くの被写体も撮影できます。ズームには「光学ズーム」と「デジタルズーム」があります。光学ズームは、ズーム機構が内蔵されており、画質の劣化なくズームが可能です。デジタルズームは、画像を引き伸ばしてズームするため、画質が劣化してしまいます。
ズームの倍率は、一般的な運動会や学芸会などでは10〜20倍あれば十分です。野鳥撮影や野生生物の撮影などは高倍率が必要になるので、20倍以上がいいでしょう。
安いビデオカメラのおすすめ12選
おすすめの安いビデオカメラを紹介します。
ジョワイユ ビデオカメラ JOY-4KDVCAM
次に紹介するおすすめの安いビデオカメラは、「ジョワイユ ビデオカメラ JOY-4KDVCAM」です。
重さ | 285g |
---|---|
サイズ | 128(L)X56(H)X55(W)mm |
ビデオ解像度/カメラ画素 | 4K/1400万画素CMOSセンサー |
記録メディア | SD/SDHCメモリーカード(64GBまで) |
手ぶれ補正機能 | あり |
ズーム性能 | デジタルズ一ム5倍 |
- 激安メーカー・ジョワイユならではの4Kビデオカメラが驚きの安さ
- この価格でマイク・16GBのSDカード・三脚・充電池2個と付属品も豊富
- インターフェースは「mini USB」に加え「miniHDMI」ポートもあり、連続撮影時間は充実の55分
「ジョワイユ ビデオカメラ JOY-4KDVCAM」の特徴
ジョワイユの4Kビデオカメラ・2021年最新モデルです。本当にこの値段でいいのかと疑いたくなるほど安いジョワイユですが東京に本社がある国産ブランドです。
安さの秘訣も旧型部品の新規活用でコストを抑えるジェネリック家電仕様であり、理にかなっています。
ただやはり光学ズームや手ぶれ補正がないといった点は値段相応です。
ORDRO EP6 4K ビデオカメラ FPV設計 ウェアラブル式ビデオカメラ
次に紹介するおすすめの安いビデオカメラは、「ORDRO EP6 4K ビデオカメラ FPV設計 ウェアラブル式ビデオカメラ」です。
重さ | 80g |
---|---|
サイズ | 9.7 x 2.4 x 2.6 cm |
ビデオ解像度/カメラ画素 | 4K・25fps/18MP(1800万画素) |
記録メディア | micro SDカード(最大128GB) |
手ぶれ補正機能 | あり |
ズーム性能 | </tdなし> |
- OV製CMOSセンサーに加え110度の広角球面ガラスレンズによりウェアラブルでも高画質撮影を実現
- 幅10cm未満と小さいサイズ、重さは部品込みでも80g以下の超軽量設計なので長時間撮影でも疲れない
- 録画しながらの撮影、Wi-Fi経由でスマホとの連動、防水性能ありと機能性も豊富
「ORDRO EP6 4K ビデオカメラ FPV設計 ウェアラブル式ビデオカメラ」の特徴
頭に巻くヘッドマウントデザイン、両手フリーで撮影できる4Kウェアラブルカメラ、2021年最新モデルです。
腕時計のように腕にまけるリモコンで操作できるのも大きな魅力です。
DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)CP.OS.00000000.02
次に紹介するおすすめの安いビデオカメラは、「 DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)CP.OS.00000000.02」です。
重さ | 250g |
---|---|
サイズ | 22.75 x 36.9 x 121.9 cm |
ビデオ解像度/カメラ画素 | 4K 60fps/12mp(1200万画素) |
記録メディア | Micro SDカード(最大256GB) |
手ぶれ補正機能 | あり・3軸メカニカル・ジンバル |
ズーム性能 | なし |
- DJI社らしく通常の手ぶれ補正と格段に違う3軸ジンバル搭載、抜群に安定したアクション撮影を可能に
- 100 Mbpsの4K/60fpsの解像度、1/2.3インチセンサー、80°の視野角(FOV)で最高の画質を実現
- 軽量250g、手にすっぽり収まるデザインで滑らない素材なので長時間撮影でも疲れない
「 DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ)CP.OS.00000000.02」の特徴
ドローンを開発したDJI社によるブレを最小限に抑える3軸のメカニカル・ジンバル構造、同社史上最小サイズの高性能モデルです。
三脚やスマホなど多種多様なインターフェースで拡張できるユニバーサルデザインも大きな魅力。
ただ、アクションカム系ビデオカメラとしては防水性能がないのが残念なところ。
CAMPARKCAM アクションカメラ 4K/30FPS 20MP V40
次に紹介するおすすめの安いビデオカメラは、「CAMPARKCAM アクションカメラ 4K/30FPS 20MP V40」です。
重さ | ー |
---|---|
サイズ | ー |
ビデオ解像度/カメラ画素 | 4K(3840×2160/30fps)/20mp |
記録メディア | 16-64GB、U3タイプ/V30タイプ/V30タイプ以上、Samsung / SanDiskの純正microSDカード推奨 |
手ぶれ補正機能 | EIS2.0手ブレ補正 |
ズーム性能 | 不明 |
- 多くの撮影スタイルを可能にする前後面のLCDデュアルスクリーン
- 腕時計型の付属リモコンで遠隔撮影が可能
- 170度超の魚眼レンズにより、広角撮影やゆがみ補正機能あり
「CAMPARKCAM アクションカメラ 4K/30FPS 20MP V40」の特徴
デュアルスクリーンに加えSONY製の新型レンズで、水中撮影などアウトドアのお供として最適。
強力な6軸ジャイロスコープ設計の手ぶれ補正機能により、どんなにアクティブなシーンにも安定した映像が撮影可能。
REMOVU K1 3軸ジンバル一体型4Kカメラ RM-K1
最後に紹介するおすすめの安いビデオカメラは、「REMOVU K1 3軸ジンバル一体型4Kカメラ RM-K1」です。
重さ | 340g |
---|---|
サイズ | 58(W) x 70(L) x 216(H)mm |
ビデオ解像度/カメラ画素 | 4K・30fps/12mp |
記録メディア | Micro SD(UHS-1 U3推奨) 最大256GB |
手ぶれ補正機能 | あり・3軸ジンバル一体型 |
ズーム性能 | なし |
- 片手でぎゅっとつかめて目の前にかざせるスティック型のユニークなカメラ
- 3軸ジンバルで最強の手振れ補正
- 4K高画質で、スローモーションやパノラマなど多様な撮影モードが搭載
「REMOVU K1 3軸ジンバル一体型4Kカメラ RM-K1」の特徴
目の前に掲げるスティック型カメラで抜群の手ぶれ補正補正機能もあるので、スマホよりも素早く安定的な撮影が可能です。
Wi-Fiを通じてスマホ画面にカメラのディスプレイを連携させられるのも大きなメリットでしょう。
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio GZ-E109
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio GZ-E109の仕様・製品情報
メーカー | JVCケンウッド |
---|---|
画質 | フルHD |
ズーム | 光学40倍 |
- 光学40倍ズーム
- 3インチタッチパネルを搭載
- 独自の高感度センサー
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio GZ-E109のレビューと評価
光学40倍で望遠撮影に最適!高感度センサーで暗いところもくっきり!
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio GZ-E109は、独自に開発した高感度センサーを搭載したビデオカメラです。暗い場所でもしっかりと被写体を撮影できます。
ズーム性能は光学40倍と野生生物などの撮影にも対応できます。3インチのタッチパネルを搭載しているので、操作性も良好です。
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-R470
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-R470の仕様・製品情報
メーカー | JVCケンウッド |
---|---|
画質 | フルHD |
ズーム | 光学40倍 |
- 防水・防塵
- 強力な手ブレ補正
- 光学40倍ズーム
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-R470のレビューと評価
防水・防塵で安心!強力な手ブレ補正も搭載!
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-R470は、防水・防塵・耐衝撃性能に優れたビデオカメラです。
光学40倍ズームで屋外での野鳥撮影などにも対応できます。強力な手ブレ補正「アクティブモード」も搭載しているので、歩きながらの撮影にも最適です。
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-RX670
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-RX670の仕様・製品情報
メーカー | JVCケンウッド |
---|---|
画質 | フルHD |
ズーム | 光学40倍 |
- 防水・防塵
- 個人認識と顔追尾機能を搭載
- パワードアクティブモードを搭載
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-RX670のレビューと評価
防水・防塵で手ブレにも強い!屋外での撮影に最適!
JVCケンウッド ビデオカメラ Everio R GZ-RX670は、強力な手ブレ補正「パワードアクティブモード」を搭載したビデオカメラです。
防水・防塵・耐衝撃性能もあるため、屋外での撮影に向いているでしょう。個人認識や顔追尾機能など撮影をサポートしてくれる機能も充実しています。
パナソニック HDビデオカメラ V360MS
パナソニック HDビデオカメラ V360MSの仕様・製品情報
メーカー | パナソニック |
---|---|
画質 | フルHD |
ズーム | 光学50倍 |
- 5軸ハイブリッド手ブレ補正
- ズームに応じてマイクが最適化
- 傾き検知機能
パナソニック HDビデオカメラ V360MSのレビューと評価
高感度センサーや手ブレ補正などの機能が充実したビデオカメラ!
パナソニック HDビデオカメラ V360MSは、5軸方向の手ブレを最適に補正してくれる「5軸ハイブリッド手ブレ補正」を搭載したビデオカメラです。
傾きを検知して映像を水平にしてくれる機能で、手持ちでも傾きなく撮影できます。また、ズームをすることで、自動でシーンを判別して、マイクもズームした方向の音を拾いやすくなる機能も搭載しています。
パナソニック HDビデオカメラ HC-WZ590M
パナソニック HDビデオカメラ HC-WZ590Mの仕様・製品情報
メーカー | パナソニック |
---|---|
画質 | フルHD |
ズーム | 光学50倍 |
- ワイプ撮り機能を搭載
- 手ブレ補正を自動でコントロール
- HDR記録に対応
パナソニック HDビデオカメラ HC-WZ590Mのレビューと評価
撮影をサポートする機能が充実!使いやすいビデオカメラ!
パナソニック HDビデオカメラ HC-WZ590Mは、2020年1月に発売したパナソニックの最新ビデオカメラです。撮影者の顔も撮影できるワイプ撮りを搭載しているので、撮影者を含めて撮影できます。
手ブレ補正の強さを自動でコントロールしてくれるので、複雑な設定は不要です。逆光でも自然な明るさで撮影できるHDRに対応しています。
ソニー ビデオカメラ HDR-CX470
ソニー ビデオカメラ HDR-CX470の仕様・製品情報
メーカー | ソニー |
---|---|
画質 | フルHD |
ズーム | 光学30倍 |
- 強力な手ブレ補正を搭載
- 広角レンズで広い範囲を撮影可能
- コンパクトで軽量
ソニー ビデオカメラ HDR-CX470のレビューと評価
コンパクトで軽量!毎日の撮影に最適!
ソニー ビデオカメラ HDR-CX470は、高感度のセンサーを搭載しているので、暗い場所でも明るく撮影できるビデオカメラです。広角レンズなので、狭い室内でも広く撮影できます。
強力な光学式手ブレ補正で、動き回る子供でもブレずに撮影できます。コンパクトで軽量なため、持ち運びにも便利です。
安いビデオカメラの重要ポイントまとめ
この記事で重要なポイントは以下の4つです。
- 画質はフルHDと4Kがあり、楽しめる環境があるなら4Kがおすすめ
- ビデオカメラには「ハンディカメラ」と「アクションカメラ」の2種類がある
- ズームの倍率は光学ズームとデジタルズームの2種類あり、デジタルズームは画質が劣化してしまう
- 持ち運んで使うなら携帯性も確認しよう


