一眼レフより持ち運びやすく、アクションカメラよりもバッテリーが長持ちし、多くのジャンルに使い回せる汎用性もあります。
ソニーのHDRなど4K級の画質で撮影できるハイエンド・モデル。
外付けマイクやスタビライザーなど付属品が充実しているセット商品やウェアラブル・カメラなども人気です。
また、商品紹介に加えライブ配信のやり方なども合わせて解説します。
どうぞYouTube用のビデオカメラのご購入の際にお役立てください。



目次
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラの種類
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラの主な3つの種類を解説します。
- 手持ち・ハンディカム
- スタビライザー付きのビデオカメラ
- ウェアラブルのビデオカメラ
手持ち・ハンディカム
本体から液晶画面がパカッと開くスタンダードなタイプが、片手にも収まるハンディカム型のビデオカメラです。
ハンディカムはソニー独自の言葉ですが、今や一般的にも浸透した名称になっています。
YouTube撮影用のカメラとしての利点は、やはり使い慣れている人が多いため操作性が良いこと。
また一般的に5~6時間とバッテリー持ちが良いため、撮影時間が長引きがちな初心者YouTuber向きだと言えるでしょう。
スタビライザー付きのビデオカメラ
ビデオカメラには備え付けとして大型(多くはハンドヘルド型)スタビライザーつきのモデルも少なくありません。
コの字型のものが多く、大半は片手でグリップを握ったり肩に背負ったりして構えます。
一方、ジンバルと呼ばれるスティック状の小型スタビライザーもあり、これは目の前にかざして使用します。
大型は歩きながらの観光地案内など低速移動の撮影に、ジンバルはスケボー撮影など高速移動の撮影に適していると言えるでしょう。
ウェアラブルのビデオカメラ
ビデオカメラには体に装着した形で撮影する超小型タイプもあります。
多くはヘッドフォンのように頭につけて耳元のカメラで撮影するもの。
またタオルのように首にかけたり、胸ポケットや帽子にはさむクリップ式のものまで多種多様にあります。
ウェアラブルの良さは、自分が見ているものを手間いらずでそのまま撮影できることでしょう。
料理やイラスト描きなど、ブレの少ない環境で両手を使う作業を撮りたいというYouTuberにおすすめです。
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラのおすすめメーカー一覧
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- DJK(ディー・ジェイ・アイ)
- パナソニック
- ソニー
DJK(ディー・ジェイ・アイ)
DJK(ディー・ジェイ・アイ)は2005年創業の中国・深セン市を本拠地とするテクノロジー開発企業です。
ドローンの開発で一躍、国際ブランドとなったメーカーで、優れた撮影技術を軸にスマホのスタビライザーやアクションカメラの分野でも世界をリードしています。
ビデオカメラ市場では、ここでも紹介するようジンバル式のスタビライザーが日本のAmazonで大人気。
空撮ドローンの開発で得た極めて高度なブレの補正技術をジンバルにも活用しています。
手持ちのビデオカメラでアクション系動画を撮りたいYouTuberにおすすめです。
パナソニック
パナソニックは言わずと知れた日本の国産ブランド。
ビデオカメラでは丸くかわいらしいデザインが若い女性に大人気です。
ここでも紹介するよう、最大の特徴は「ワイプ撮り」機能がある点。
2つのカメラで2つの絵を分割して同時に撮ることができ、編集要らずで小さなワイプ入りの2画面構成の動画が作成できます。
地上波TVのようなプロっぽい動画をアップロードしたい玄人YouTuberにおすすめです。
ソニー
ソニーもまた言わずと知れた国産ブランド。
ビデオカメラでは高価格帯ながら画質と音質の両面で最高峰のクオリティを実現するハイエンドモデルが多数あります。
ソニー独自のHDR画質もユニークな魅力の1つで、専門家によっては4K画質より綺麗だという声も上がるほど。
観光地での美しい自然撮影やドライブ映像など王道路線で勝負したいYouTuberにおすすめです。
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラの選び方
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 初心者YouTuberは格安カメラから始めよう
- 自分がやりたいジャンルに応じた機能があるビデオカメラを選ぼう
- 玄人YouTuberはプロ仕様の機能があるビデカメラを選ぼう
初心者YouTuberは格安カメラから始めよう
初心者YouTuberほど撮影機材選びで悩みがちですが、単に最安値のものを選べば間違いないと言えるでしょう。
今や5,000~6,000円台のビデオカメラでも、ほとんどの標準機能が備わった高コスパ・モデルは少なくありません。
どんなジャンルにせよ、まずは必要最小限の機能で自分がどれだけ出来るのかを試してみると良いでしょう。
3日坊主で終わっても最安値のカメラであれば後悔することもありません。
自分がやりたいジャンルに応じた機能があるビデオカメラを選ぼう
YouTuberでも初心者から手慣れてくると、自分が本当にやりたいジャンルが見えてくるもの。
そうなればそれに応じた機能が備わったビデオカメラを探しましょう。
Vlogのように自分の何気ない日常風景をアップロードしたいならウェアラブルの小型カメラ。
バイクやスポーツカーの高速ドライブが撮りたいなら5軸以上の手ブレ補正機能のあるカメラなどなど。
ビデオカメラの市場規模は大きいので、きっとあなたに最適な機能を備えたモデルは見つかるはずです。
玄人YouTuberはプロ仕様の機能があるビデカメラを選ぼう
登録者数を増やしたいという玄人YouTuberは、やはりまずはお金をかけてカメラの性能を高める必要があるでしょう。
どんなに優れたアイデアやスキルも、それを生かす撮影機材がなければ生かされません。
解像度のいい高精細な画質・ブレの少ない安定した画面・ノイズの少ない音質。
YouTubeでも人の目に留まるアップロード動画には、こういう他にも共通した映像表現のベースがあります。
ソニーやパナソニックのカメラにはズーム倍率が高く映像劣化もないモデルなど、ハイスペックのものが数多くあります。
玄人になればまずはお金をかけて映像表現の可能性を広げてゆく必要があるでしょう。
初心者必見!YouTubeのライブ配信のやり方
【初心者向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラのおすすめ4選
初心者向けのYouTubeの動画撮影用ビデオカメラのおすすめ4選を紹介します。
【4位】ORDRO EP6 4K FPV設計 ウェアラブル式ビデオカメラ
4位に紹介するおすすめの【初心者向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「ORDRO EP6 4K FPV設計 ウェアラブル式ビデオカメラ」です。
重さ | 80g |
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サイズ | 9.7 x 2.4 x 2.6 cm |
動画の解像度 | 4k:25fps・2.7k:30fps・1080p:60fps |
手ブレ補正機能 | なし |
Wi-Fi機能 | あり |
- 頭につけてライブビューを撮れるヘッドウェアラブル・カメラ
- 内蔵CMOSセンサーで、フルHD・2.7K・4Kとさまざまな高解像度撮影が可能
- Wi-Fiによりアプリ「OD Cam」でスマホへの動画転送も簡単、小型のリモコンも付属
「ORDRO EP6 4K FPV設計 ウェアラブル式ビデオカメラ」の特徴
ヘッドフォンのように頭につけて耳元のカメラから今自分が見ているものを撮れるライブビュー・カメラ。
重さわずか60gなので負担にならず、スマホとWi-Fiでつながっているので動画アップロードもかんたんです。
ただ解像度は4KよりもフルHDに近いという声も口コミであがっています。
【3位】ACTITOP デジタルビデオカメラ HD1080P 3051
3位に紹介するおすすめの【初心者向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「ACTITOP デジタルビデオカメラ HD1080P 3051」です。
重さ | 318g |
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サイズ | 17.5 x 14 x 10 cm |
動画の解像度 | 1080p:30fps |
手ブレ補正機能 | あり |
Wi-Fi機能 | なし |
- フルHDで16倍ズームとビデオカメラの標準スペックを備えた現在6,000円台の高コスパ・モデル
- ハンディカムのビデオカメラとして318gとかなり軽量のコンパクト仕様
- 暗視機能や内蔵カメラライトで夜間や逆光時の撮影にも対応
「ACTITOP デジタルビデオカメラ HD1080P 3051」の特徴
安さと新しさと本体の軽さが売りのハンディカム型ビデオカメラです。
手ブレ補正や付属リモコンもあり、Webカメラ機能がある点も見逃せません。
【2位】ORDRO AC2 4K デジタルビデオカメラ
2位に紹介するおすすめの【初心者向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「ORDRO AC2 4K デジタルビデオカメラ」です。
重さ | 226g |
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サイズ | 11.43 x 6 x 4.3 cm |
動画の解像度 | 4k 2880×2160 24FPS・1920×1080 60FPS |
手ブレ補正機能 | あり |
Wi-Fi機能 | なし |
- 幅わずか11㎝、重さわずか226g、ハンディカム型ビデオカメラとして驚きのコンパクトサイズ
- クリアな画質のIPS液晶・タッチスクリーン
- IRライトと赤外線暗視モードの組み合わせで暗い中でも綺麗な絵が撮れる
「ORDRO AC2 4K デジタルビデオカメラ」の特徴
子どもの手にも収まる幅わずか11㎝、重さも226gと超軽量コンパクトサイズで4Kなどの高解像度撮影が可能。
デジタルズームは30倍、SDカードの最大容量は256GBと、全般的に標準よりワンランク上のスペックです。
【1位】ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX470 W
1位に紹介するおすすめの【初心者向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX470 W」です。
重さ | 215g |
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サイズ | 54.0×59.5×128.0mm |
動画の解像度 | HDR(16:9) |
手ブレ補正機能 | あり(光学式) |
Wi-Fi機能 | なし |
- 1/5.8型 Exmor R CMOSセンサー搭載、デジタルでは350倍に当たる光学30倍ズーム機能
- レンズの老舗メーカーZEISS バリオ・テッサー製のレンズで、最大920万画素の静止画撮影も可能
- 手ブレ補正も光学式で特に広角アングル時のワイドレンズで抜群の安定感を発揮
「ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX470 W」の特徴
4Kよりも高画質という声もあるHDR画質で、映像のソニーらしく動画・静止画ともに最高級のクオリティを実現したハンディカムです。
32GBの内蔵HDDもあるので保存の手間も省けます。ただWi-FiがなかったりとYouTubeには不向きな面もあり。
【玄人向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラのおすすめ5選
玄人向けのYouTubeの動画撮影用ビデオカメラのおすすめ5選を紹介します。
【5位】ORDRO AC3ビデオカメラウルトラHD 4kカムコーダー
5位に紹介するおすすめの【玄人向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「ORDRO AC3ビデオカメラウルトラHD 4kカムコーダー」です。
重さ | 1.5kg |
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サイズ | 12.8 x 6.8 x 7 cm |
動画の解像度 | 1080p,・4K |
手ブレ補正機能 | 不明 |
Wi-Fi機能 | あり |
- 重さは1.5㎏、撮影の安定度を高めるスタビライザーが同梱
- 4K動画をしっかり捕らえるソニーのCMOSセンサー搭載
- 近距離撮影時にワイド撮りできる広角レンズや外付けマイクも付属
「ORDRO AC3ビデオカメラウルトラHD 4kカムコーダー」の特徴
手ブレ補正機能は不明ながら重さは1.5㎏、同梱のスタビライザーも設置可能なので移動時にも抜群の安定感を発揮するでしょう。
ただ外付けマイクは音割れするとの口コミがあるので、使用時には工夫が必要です。
【4位】パナソニック HDビデオカメラ V360MS ホワイト HC-V360MS-W
4位に紹介するおすすめの【玄人向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「パナソニック HDビデオカメラ V360MS ホワイト HC-V360MS-W」です。
重さ | 256g |
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サイズ | 5.3 x 12.1 x 5.9 cm |
動画の解像度 | フルHD |
手ブレ補正機能 | 5軸ハイブリッド手ブレ補正 |
Wi-Fi機能 | なし |
- パナソニックの独自技術・HD画質のままでズーム倍率を上げられる「iAズーム」(iA90倍・光学50倍)を搭載
- 5つの軸による隙のない手ブレ補正、カメラ画像を水平に保つ傾き補正機能あり
- SDカードのコストを抑える16GBの内蔵メモリつき
「パナソニック HDビデオカメラ V360MS ホワイト HC-V360MS-W」の特徴
フルHDの解像度ながらズーム時のHD画質の劣化を最大限に抑える性能はプロ仕様と言えるでしょう。
256gと軽量コンパクトな上に女性にも嬉しいオシャレな外観もポイント。
【3位】パナソニック HDビデオカメラ 64GB ワイプ撮り ホワイト HC-W590M-W
3位に紹介するおすすめの【玄人向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「パナソニック HDビデオカメラ 64GB ワイプ撮り ホワイト HC-W590M-W」です。
重さ | 266g |
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サイズ | 12.9 x 6 x 6.2 cm |
動画の解像度 | フルHD |
手ブレ補正機能 | 光学式・ハイブリッド手ブレ補正 |
Wi-Fi機能 | あり |
- 液晶画面の脇についた小型レンズとメインのレンズで2つの絵が同時に撮れる「ワイプ撮り」機能
- 専用アプリで本体とスマホをWi-Fi接続すればスマホ・カメラの映像も同時に収められる「ワイヤレス・ワイプ撮り」も可能
- 「ワイプ撮り」中の液晶画面に映るサブ小画面のサイズ・位置もタッチ操作で変更可能
「パナソニック HDビデオカメラ 64GB ワイプ撮り ホワイト HC-W590M-W」の特徴
メインとサブの2つのレンズで1画面に2つの画面を同時に録画撮影できる「ワイプ撮り」が他社に類を見ない大きな特徴です。
またパナソニックの他の機種同様、劣化のないiA高倍率ズームや広角撮り機能があるのも頼もしい所。
【2位】ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX680
2位に紹介するおすすめの【玄人向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX680」です。
重さ | 355g |
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サイズ | 12.1 x 5.75 x 6.6 cm |
動画の解像度 | HDR |
手ブレ補正機能 | あり(5軸) |
Wi-Fi機能 | あり |
- 「空間光学手ブレ補正」により光学30倍ズーム時などで抜群の安定感を発揮
- 「アドバンスドサウンドシステム」により、内蔵マイクでもクリアな音質を実現
- 「ハイライトムービーメーカー」による自動編集、「ファストインテリジェントAF」による高速ピント合わせなど機能満載
「ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX680」の特徴
軽くコンパクトながら移動時の手ブレやズーム時の高画質保持に強い4K相当のHDR画質ハンディカムです。
音楽のソニーらしく内蔵マイクの音質に自信を見せており、ユーザーからも高く評価されています。
【1位】DJI POCKET 2 黒(国内正規品)
1位に紹介するおすすめの【玄人向け】YouTubeの動画撮影用ビデオカメラは、「DJI POCKET 2 黒(国内正規品)」です。
重さ | 117g |
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サイズ | 124.7×38.1×30 mm |
動画の解像度 | 4K/60fps・2.7K.HDR |
手ブレ補正機能 | あり(3軸ジンバル) |
Wi-Fi機能 | なし |
- 手持ちのスタビライザー・ジンバルの3軸構造により、走っても画面揺れが少ない手ブレ補正能力を発揮
- 4Kに加え60FPSなので、流れるように滑らかな超高画質の動画撮影が可能
- レンズによる人物の自動追跡や美顔効果、AI編集など便利機能も満載
「DJI POCKET 2 黒(国内正規品)」の特徴
ポケットにも入るスティック型のビデオカメラで小型軽量なのにアクティブな撮影にもブレない抜群の安定感を発揮します。
メーカーの触れ込みにあるようハリウッド映画並みの高精細な画像も大きな魅力。ただWi-Fi機能がないのが非常に残念な所です。
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラの重要ポイントまとめ
YouTubeの動画撮影用ビデオカメラの重要なポイントは以下の3つです。
- 撮影動画の画質にこだわる人は、、格安の4KビデオカメラやソニーのHDRなどハイエンドモデルを選ぼう
- サウンドにこだわる人は、外付けマイクつき、または収音機能のある内蔵マイクつきのモデルを選ぼう
- 移動時のブレの無さにこだわる人はスタビライザーつき、または5軸の補正機能があるモデルを選ぼう