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一眼レフやミラーレス一眼には防水性能がないもののボディに防塵防滴性能のあるモデルが数多くあり、ある程度の防水対策になります。
多くは画素数が高く光学式ファインダーを採用した一眼レフには、RAW+JPEGの同時記録や4K動画の撮影など機能性の豊かさでも人気です。
特に雨天や水中での撮影に一眼レフを使いたい方は、ご購入の際のご参考に是非お役立てください。
完全防水の一眼レフカメラはある?
完全防水の一眼レフカメラは、ミラーレス一眼もふくめて今の所はないというのが現実です。
アクションカメラのようにボディやレンズごと水没しても大丈夫だったり、水中撮影ができたりするモデルは一般的にありません。
一眼レフカメラは複雑な構造になっているぶん接合部が数多くあるためで、小雨に耐える防滴性能を備えるくらいのレベルです。
ただ、ジップロック式などの防水ケースやハウジングに入れれば水中撮影ができるモデルもあります。
防塵・防滴の一眼レフカメラの選び方
防塵・防滴の一眼レフカメラの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- センサーサイズと画素数で選ぶ
- 高速連写性能で選ぶ
- 対応しているISO感度で選ぶ
- 持ち運びのしやすさで選ぶ
- センサーサイズと画素数で選ぶ
センサーサイズで選ぶ
現在発売されている防塵・防滴一眼レフカメラのセンサーサイズは、大型センサーで緻密な表現力が特徴のフルサイズと、それよりも小型のセンサーで機動力の高さが魅力のAPS-Cの2種類が一般的です(ライカとペンタックスには、フルサイズよりも大型のセンサーを搭載した「中判デジタル一眼レフ」も存在します)。
画素数の多いモデルが画質も良い、と言われますが、そこまで単純な話ではなく、画像処理エンジンの兼ね合いなど様々な要因が画質を決定しています。
試写やカタログ、ウェブサイトなどで、自分好みの絵が得られるカメラをじっくり探しましょう。
高速連写性能で選ぶ
スポーツでの撮影や、動きのある動物の撮影、モータースポーツや鉄道写真などで重要になるのが、高速連写性能です。
フルサイズや高画素数のモデルは連写に弱い、とされていましたが、近年の性能向上により「高画素でも高速連写」は珍しくなくなってきました。
高速連写にこだわる方は「秒間◯コマ」というスペックに注目してください。
対応しているISO感度で選ぶ
フィルムカメラからデジタルカメラに移行してもっとも大きな変化が、このISO感度です。かつては考えられないほどの高感度撮影が可能になり、夜間でも手持ちでの撮影が可能になりました。
夜間の撮影や暗い場所での撮影が多い方は、ぜひ対応しているISO感度についてチェックしてください。こちらもスペックだけではなく、「実際に使えるくらいノイズが少ないか」も確認しておきたいところですね。
ホールドのしやすさで選ぶ
防塵・防滴の一眼レフは、ハイアマチュア〜プロフェッショナルモデルが多いため、ボディの大きさや重量は「そこそこある」モデルがほとんどです。
これは、重たい高性能レンズを装着する際に、重量バランス的にもボディ本体にある程度の重さが求められるから。
購入前には、レンズを装着した状態で手に持ってみて、大きさ、重さ、そしてホールドのしやすさを確認しましょう。
センサーサイズと画素数で選ぶ
一眼レフカメラにはフルサイズとAPS-Cの2つのセンサーサイズがあり、自分のニーズと照合して選ぶこともできます。
中判を除けばフルサイズはカメラ最大のセンサーサイズを持ち光を多く取り込めるため、暗所でも明るく撮れて解像度も高いです。
APS-Cサイズはフルサイズの約2/3の大きさのセンサーサイズで、解像度は劣りながら軽量かつコスパが高い利点があります。
フルサイズはカメラの画質を重視したい方に、APS-Cはアウトドアでの持ち運びやすさを重視したい方におすすめです。
防塵・防滴の一眼レフカメラのおすすめ9選
防塵防滴性能 | シーリング部材の使用箇所数・ボディの頑丈さ・耐寒性能などで判断 |
---|---|
画質 | 4つ星:2000万画素(静止画)/フルHD(動画)・5つ星:4000万画素(静止画)/4K60p(動画)~静止画はセンサーサイズも加味 |
コスパ | 5つ星:フルサイズ:約30万円以下・APS-C:約20万円以下の価格帯。加えて性能面を考慮して判断 |
多機能性 | 他機種と比較した上で、手ブレ補正やWi-Fiなど重要な機能の数で判断 |
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV ボディー EOS5DMK4
重量 | 約890g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 150.7×116.4×75.9 mm |
有効画素数 | 3040万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
対応ISO感度 | 標準:ISO100~32000 |
連写速度 | 約7コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学ペンタプリズム・0.71x |
測距点 | 最大61点 |
手振れ補正 | × |
付属機能 | タッチパネル・ライブ多点AF機能・操作ボタンカスタマイズ・Wi-Fiなど |
付属品 | バッテリーチャージャー・バッテリーパック・インターフェースケーブル・ケーブルプロテクター・ワイドストラップ |
- 極力すき間のない設計に加えバッテリーケース・シャッターボタンなどにシーリング部材を用いて高い防塵防滴性能を実現
- マグネシウム合金でボディの前後・上下の四方向をカバーしミラーボックスも高強度プラスチックの使用で高剛性が抜群
- 3000万画素を超えるフルサイズ一眼レフの画質に加え視野率約100%の光学ファインダーにより撮影精度が高い
- ボディの総量だけで900g弱あるためミラーレスと比べれば過酷なアウトドア環境ではやや持ち運びにくい
- 4K動画の撮影ができるものの旧式のデジタルシネマ規格である点が残念
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6D Mark II ボディー EOS6DMK2
重量 | 約765g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 144×110.5×74.8 mm |
有効画素数 | 2620万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
対応ISO感度 | ISO100~40000 |
連写速度 | 最高約6.5コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・0.71x |
測距点 | 最大45点 |
手振れ補正 | × |
付属機能 | タイムラプス・タッチパネル・RAW+JPEG同時記録・GPS・Wi-Fi・Bluetoothなど |
付属品 | バッテリーパック・バッテリーチャージャー・ワイドストラップなど |
- 最も水が浸入しやすい電池室・カードスロットカバー開閉部をシーリング構造にするなど防塵防滴性能が抜群
- 2620万画素数ながら「映像エンジンDIGIC 7」によりISOが40,000で暗所での高感度撮影に強い
- GPS・Wi-Fi・Bluetooth搭載でタッチパネルを採用しミラーレス一眼に負けない多機能性を発揮
- ボディ内に手ブレ補正機構がなく4K動画撮影には対応していない
Sony α99 II ILCA-99M2 ボディ
重量 | 約849g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 142.6×104.2×76.1 mm |
有効画素数 | 4240万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
対応ISO感度 | ISO100~25600 |
連写速度 | 最高約12コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder・0.78x |
測距点 | 検出素子1:79点・検出素子2:399点 |
手振れ補正 | 〇 |
付属機能 | 5軸手ブレ補正・タイムラプス・RAW+JPEG同時記録・Wi-Fi・Bluetoothなど |
付属品 | リチャージャブルバッテリー・バッテリーチャージャー・ショルダーストラップ・ボディキャップ・アクセサリーシューキャップ・アイピースカップ・マイクロUSBケーブル |
- フルサイズかつ画像処理エンジン「BIONZ X」により4000万画素以上の静止画と4K動画撮影に対応
- マグネシウム合金で防塵防滴性能を備えた堅牢性がありフロントマルチローラーにより操作性も抜群
- 最大399点のAF認識性能やボディ内5軸手ブレ補正機構があるなどミラーレス一眼並みの機能性あり
参考
α99 II | デジタル一眼カメラα(アルファ)ソニー
- ミラーレス一眼に近い多機能性がありながらタッチパネルには非対応で800g以上の重さがあるのが難点
- 人気がありながら約7年前の品のため現在Amazonなどではほぼ良品の中古販売しかしていない
Nikon デジタル一眼レフカメラ D780
重量 | 約840g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 143.5×115.5×76 mm |
有効画素数 | 2450万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
対応ISO感度 | ISO100~51200 |
連写速度 | 7コマ~12コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・0.7x |
測距点 | ファインダー撮影時:51点・ライブビュー撮影時:273点 |
手振れ補正 | × |
付属機能 | RAW+JPEG同時記録 ・タイムラプス・タッチパネル・Wi-Fi・Bluetoothなど |
付属品 | リチャージャブルバッテリー・ストラップ・USBケーブル・ボディーキャップなど |
- マグネシウム合金製で一般的に小雨にも耐えるシーリング保護性能を備えて耐久性が高い
- フラッグシップの「DF」と同じ画像処理エンジン「EXPEED 6」によりAF撮影に強く4K 30p動画撮影にも対応
- フルサイズのセンサーに加え常用感度がISO 51200によりアウトドアでの超高感度撮影にも最適
- AF機能が豊富にありながらスポーツ撮影時などで動く被写体にピントを合わせる追尾AF機能がないのが残念
Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ボディー
重量 | 約1,005g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 146x124x78.5 mm |
有効画素数 | 4575万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
対応ISO感度 | ISO64~25600 |
連写速度 | :約7コマ/秒(EN-EL15a使用時) |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・0.75x |
測距点 | フォーカスポイント153点(選択可能55点)・クロスタイプセンサー99点(選択可能35点)・F8対応15点(選択可能9点) |
手振れ補正 | × |
付属機能 | タイムラプス・タッチパネル・RAW+JPEG同時記録・Wi-Fi・Bluetoothなど |
付属品 | リーチャージャーブルバッテリー・USBケーブル・ストラップ・ボディキャップなど |
- 上面カバーと背面カバーがマグネシウム合金製で各接合部にシーリング部材を用いた高い防塵防滴性能あり
- 容量の多いRAWファイルはS(1136万画素)にも縮小できて撮影時にRAWとJPEGとの同時記録にも対応
- フラッグシップ「D5」と同じ画像処理エンジンで4575万画素の静止画撮影と4K UHD動画撮影が可能
参考
D850 – 製品特長 | 一眼レフカメラニコンイメージング
- 8Kのタイムラプス撮影など高性能かつ多機能なためオーバーヒートする可能性もあり
- ボディだけで1㎏を超えるため重いレンズだとアウトドアでやや持ち運びにくい
Nikon デジタル一眼レフカメラ D6
重量 | 約1450g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 160x163x92 mm |
有効画素数 | 2082万画素 |
センサーサイズ | フルサイズ |
対応ISO感度 | ISO100~102400 |
連写速度 | 約10~14コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・0.72x |
測距点 | 105点 |
手振れ補正 | × |
付属機能 | タイムラプス・タッチパネル・RAW+JPEG同時記録など |
付属品 | バッテリー・ストラップ・ファインダー・USBケーブル |
- ニコンのフラッグシップモデルでシーリング部材がシャッターダイヤルなどボディの隅々まで施されて防塵防滴性能が抜群
- AFが前モデルより1.6倍の高密度クロスセンサーを採用し105点の測距点があるためシャッターチャンスを逃さない
- AFのポイントサイズ変更・オートエリアAF開始位置の設定・AF美調節などスポーツ撮影に最適な機能が満載
- ボディ総量1450gでフルサイズ一眼の中でも重量級のため三脚以外のアウトドア撮影が大変になる
PENTAX K-3 Mark III ボディ APS-Cデジタル一眼レフカメラ
重量 | 約820g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
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本体サイズ | 134.5×103.5×73.5 mm |
有効画素数 | 2573万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
対応ISO感度 | ISO100~1,600,000 |
連写速度 | 最高12コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・1.05x |
測距点 | 101点 |
手振れ補正 | 〇 |
付属機能 | 5軸手ブレ補正・タッチパネル・RAW+JPEG同時記録・Wi-Fi・Bluetoothなど |
付属品 | バッテリー・USB電源アダプター・USBケーブルなど |
- シーリング部材が95か所に施された高密度の防塵防滴性能がありマグネシウム合金製で耐久性も高い
- ISO感度の最高値が驚きの160万で超高感度撮影ができて全レンズに5軸5.5段ボディ内手ぶれ補正が効く
- ファインダー倍率1.05倍・視野角100%でファインダーを見る際に鼻が当たりにくい設計なのでとても見やすい
- 解像度が2570万画素超のため写真をA2以上に引き延ばす際にはやや粗が目立つ可能性あり
PENTAX デジタル一眼レフカメラ KP ボディ 16020
重量 | 643g |
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本体サイズ | 131.5x101x76 mm |
有効画素数 | 2432万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
対応ISO感度 | ISO100~819200 |
連写速度 | 約7コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・0.95x |
測距点 | 27点 |
手振れ補正 | 〇 |
付属機能 | タイムラプス・RAW+JPEG同時記録・Wi-Fi・5軸手ブレ補正など |
付属品 | バッテリーチャージャー・ACアダプター・バッテリーグリップなど |
- ボディ67か所にシーリング部材が施されマイナス10℃の耐寒性を持つなど防塵防滴性能が抜群
- 「画像処理エンジンPRIME Ⅳ」採用でAPS-C機でも2400万画素・ISO 819,200の超高感度撮影が可能
- 一般的なミラーレス一眼よりも軽量なボディ643gで5軸・5段の手ブレ補正機構があり過酷なアウトドア撮影に最適
- 小型薄型設計のため大きな手の方がグリップするにはやや不向きで4K動画の撮影にも非対応
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 90D ボディー EOS90D
重量 | 約701g(バッテリー、メモリーカードを含む) |
---|---|
本体サイズ | 140.7×104.8×76.8 mm |
有効画素数 | 3250万画素 |
センサーサイズ | APS-C |
対応ISO感度 | ISO100~25600 |
連写速度 | ファインダー撮影時:最高約10コマ/秒・ライブビュー撮影時:最高約11コマ/秒 |
ファインダータイプ・倍率 | 光学式ペンタリズム・0.95x |
測距点 | 最大45点 |
手振れ補正 | × |
付属機能 | タイムラプス・タッチパネル・RAW+JPEG同時記録・Wi-Fi・Bluetoothなど |
付属品 | バッテリーパック・バッテリーチャージャー・ワイドストラップなど |
- Canonのフラッグシップと同じく電池室などにシーリング部材を使用し部品間のすき間を最小限に抑えた防塵防滴仕様
- APS-Cサイズを生かした701gの軽量ボディに加え0.95倍の視野率100%の光学ファインダーで非常に見やすい
- Canonの最新映像エンジン「DIGIC 8」などによりAPS-Cサイズでも3000万画素を超える解像度と4K動画撮影を実現
参考
APS-C一眼レフカメラ:キヤノン EOS 90D スペシャルサイト|信頼性キヤノン(Japan)
- フルサイズ一眼に較べれば暗所撮影が苦手でミラーレスと比べれば4K動画撮影時の機能性がやや物足りない
防塵・防滴の一眼レフカメラとは
防塵・防滴の一眼レフカメラとは、悪天候時や厳しい撮影条件時にも撮影ができるように、ボディにシーリング処理を施して、防塵・防滴性能を持たせた一眼レフカメラのこと。
風景写真を撮る方や、インターバルタイマー撮影を多用する方、野外での撮影が多い方に、特におすすめしたいカメラです。
防塵・防滴の一眼レフカメラの注意点!
- 防塵・防滴といっても「防水」ではない!
- カメラ本体だけでなく、レンズも防塵・防滴構造かをチェック!
防塵・防滴といっても「防水」ではない!
防塵・防滴の一眼レフといっても過信は禁物。水中での撮影が可能な「防水」ではないので、あまりに長い時間雨に晒したり、水中に沈めたりすれば壊れます。
一眼レフカメラは精密機器です。いかにタフに作られているとはいえ、大事に扱いましょう。
カメラ本体だけでなく、レンズも防塵・防滴構造かをチェック!
自分の使用しているレンズ、これから使用しようとしているレンズが防塵・防滴かどうかも、忘れずに確認しておきましょう。
オートフォーカス用レンズはもちろん、マニュアルフォーカス用レンズも、水滴の侵入で思わぬトラブルが発生するかもしれません。
新しく購入する前には必ずチェックを!
一眼レフとミラーレス一眼はどう違う?特徴は!
- 一眼レフ
- ミラーレス一眼
一眼レフ
一眼レフとミラーレス一眼は同じレンズ交換式のカメラであるものの、一眼レフの方が一般的に高価かつ高性能になっています。
一眼レフはペンタリズムなど光学式ファインダーを備え、実際に見える景色に近いイメージを出せるため精確な撮影が可能。
ミラーレス一眼と較べると一般的に静止画・動画共に解像度が高く、電気をあまり使わないのでバッテリー持ちがいいのも強みです。
一眼レフは写真を長年の趣味や仕事にしているベテランの方や費用が高くついても高性能なカメラが欲しい方におすすめします。
ミラーレス一眼
ミラーレス一眼の多くは一眼レフと同じように防水性能を持っていないものの、軽量性やAF機能やコスパの高さを強みにしています。
ミラーレスは軽量な電子式ビューファインダーを搭載し、多くは100点以上の測距(フォーカス)機能があるのでAF撮影に最適です。
コスパの高さからも、ミラーレス一眼は初心者や写真が趣味の方やコンデジやスマホよりいい写真を撮りたい方などにおすすめします。
防水の一眼レフカメラのおすすめメーカー一覧
防水の一眼レフカメラのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- Nikon
- Canon
- PENTAX
Nikon
世界中のフォトジャーナリスト、ネイチャーフォトグラファーに圧倒的な支持を受けるニコン。古くから耐久性・堅牢性・信頼性に優れた製品作りで知られています。
現在ニコンでは数多くの防塵・防滴対応の一眼レフカメラをラインナップ。信頼性を第一に選びたい方には特におすすめのブランドです。
Canon
ニコンと並ぶ日本の雄、キャノン。特にスポーツフォト、そしてコマーシャルフォトの世界での活躍は目覚ましいものがあります。
動きのある被写体を狙いたい、人物を美しく撮影したい、なおかつ防塵・防滴構造であってほしい、という方におすすめのブランドです。
PENTAX
現在はリコーイメージングのいちブランドとなったペンタックス。ペンタックスはフィルムカメラの時代から特に機動性にこだわったカメラ作りを続けていて、それはデジタル時代の現在にも受け継がれています。
ハイスペックかつ小型・軽量で機動性に優れた一眼レフカメラをお探しの方におすすめのブランドです。
CFexpressカードを使用する高機能なカメラが増えています!
CFexpressカードは大容量のデータを高速に保存・読み込みが可能です。
カメラ愛好家の方はチェックしてみてください。
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防塵・防滴の一眼レフカメラの重要ポイントまとめ
防塵・防滴の一眼レフカメラの重要なポイントは以下の3つです。
- 防塵・防滴といっても過信は禁物!
- 使用するレンズも防滴・防塵かどうか忘れずにチェック!
- 実際にレンズを装着して持ってみて、ホールド性や重量バランスを確認!
この記事を書いたライターからのコメント
防塵防滴性能の高さで見てもカメラの一眼は現在ミラーレス一眼が主流であり、今回、推しの一眼レフを探すのは正直難しかったです。
iPhoneが魔法のような画像処理エンジンを備えるようになった今、ミラーレスでさえも不要論が高まっています。
私自身もカメラを趣味にしていながら普段はほとんどミラーレス一眼やケータイ撮影で済ませています。
しかし過酷な大自然の中ではどっしりとした一眼レフの堅牢さが抜群に似合っていて、その輝きはいつまでも色あせないものだと思います。
ライター:ツバキ
香川県在住。映画や小説が大好きで、文学賞を受賞し1度だけ出版歴あり。現在は「ぐーちょ」で執筆業務を担うなど、Webライターを副業としています。
カメラなどのデジタル機器・デバイスやガジェットに興味があり、「ぐーちょ」で新商品を紹介するときは「すごい、こんなのがあるんだ」と胸を躍らせています。
また50種類以上の植物を育てる自称・園芸家でもあり、植物の記事を書くときもテンションは高めです。
※製品紹介、一眼レフとミラーレス一眼はどう違う?特徴は!、選び方(センサーサイズと画素数で選ぶ)、完全防水の一眼レフカメラはある?の部分を執筆しました。
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