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最近の絵のタッチはとても繊細で色使いもとても綺麗なものが多いのは液晶タブレット(液タブ)などを使用しデジタルで漫画やイラストを描くのが浸透したことが大きく影響しているようです。
そんなデジタル化が進むイラスト制作において、近年では液タブにOSを搭載させたモデルやAndroidスマホと接続して使用できるモデルが登場してきたことで、PCがなくても創作活動が気軽に行えるようなりました。
今回は、PCがなくても外出先などでも気軽に本格的なイラスト制作が可能な液タブについて、性能や取扱メーカー、購入における注意点などについて解説します。
また、安い学生向けから高級モデルまでおすすめの液タブをご紹介いたします。
液タブの選び方
液タブの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 液晶の解像度とRGB
- 本体サイズ
- 筆圧検知と反応速度、傾き検知機能
液晶の解像度とRGB
繊細なタッチのイラストを制作するには、液タブの液晶の解像度が重要となります。
最近は4K解像度の液タブも販売されているので、制作するレベルに合わせて高精細な液晶モデルを購入することも可能です。
合わせてRGBも重要です。RGBは液タブで再現できる色の範囲を示しています。
より精細なタッチを求める場合にはこちらの仕様にも注意して購入する必要があります。
本体サイズ
OS搭載モデルを購入する場合は、屋外への持ち出しを念頭に購入することが想像されます。
そのため、本体のサイズも持ち出しのしやすい13インチをベースにコンパクトにするかを検討することが重要となります。
13インチ以上のモデルを検討している場合は、持ち出しするモデルではなく、据え置きにて使用するモデルとして購入をおすすめします。
筆圧検知と反応速度、傾き検知機能
液タブの重要なペンはタブレットに触れる際の筆圧の検知度合いやペンの傾きを検知する機能、タブレット常にペンをすべらした時の検知反応速度などが重要です。
特に筆圧検知と反応速度は書き心地にも影響していきますので、搭載の有無をしっかり確認してから購入するようにしましょう。
傾き検知は高機能モデルに搭載しているので、必要に応じて購入するようにしましょう。
液タブのおすすめ9選
HUION Kamvas 13
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 36.65 x 21.74 x 1.18 cm |
重量 | 2.56 kg |
筆圧感知 | 8192 段階 |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 13.3インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
対応OS | Windows 7 Professional, Windows 10 Professional, Windows 7 Enterprise, macOS 10.12 Sierra, Windows 10 Enterprise, Windows 7 Ultimate, Windows 10 Home, Windows 10 IoT Core, Windows 7 Starter, Windows 7 Home Basic, Windows 8, Windows 7 Home Premium, Windows 10 Education |
- 改良されたスタイラスペンで遅延なくスムーズに描ける
- IPSディスプレイ搭載で広い視野角で使いやすい
- Windows、Mac、Linux、Androidなど幅広いモデルに対応
- デバイスとの接続がうまくいかない時があるという声があります
Wacom One 液晶ペンタブレット 13
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 1.46×35.7×22.5cm |
重量 | 2.02kg |
筆圧感知 | なし |
角度調整 | なし |
画面サイズ | 13.3 インチ |
解像度 | 1920 x 1080 |
対応OS | Windows 7以降(最新のSP適用)、macOS 10. 13以降、Chrome OS 87 以降 (カーネル 4.4 以降が必要です)、Android OS(6.0以降)かつOTG機能搭載のスマートフォンやタブレット端末 |
- 様々な色のペン軸から好きなものを選んで、自分だけのペンにカスタマイズ可能。有名文房具メーカー(パイロット、LAMY、Staedtlerなど)のデジタルペンも利用できる
- PCなどのデバイスとの接続はBluetoothもしくは有線で簡単接続
- マルチタッチ機能搭載でペン意外にも指でのタッチが可能
- 有線接続のケーブルが若干短いという声があります
XPPen Artist 12セカンド 豪華版
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 35 x 21 x 10 cm |
重量 | 880g |
筆圧感知 | 8,192段階 |
角度調整 | 60度 |
画面サイズ | 11.9 インチ |
解像度 | 1920×1080 |
対応OS | Windows 7以降、macOS 10.10以降、Chrome OS 88以降、Linux、Androidデバイス(USB3.1 DP1.2) |
- フルラミネーションディスプレーではっきり綺麗な色を感じる
- 3gで軽量の新世代チップ搭載のスマートペン
- 日本限定のパッケージで豪華同梱物入り
- スマホとうまく接続できないことがあるとの声がありました
Artisul SP1603
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 52.4 x 30.6 x 8.4 cmチ |
重量 | 1.3kg |
筆圧感知 | 8192レベル |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 不明 |
対応OS | Windows、Mac、Android |
- 傾きを検知する充電不要のペン同梱
- 14個のファンクションキー搭載
- フルラミネーションディスプレイが採用されており、ガラスによる視差を最小限まで抑えてみやすい画面
- アプリケーションの一部に不具合が発生する場合があるとの声があります
HUION Kamvas Pro24
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 23.8インチ |
重量 | 6.3Kg |
筆圧感知 | 8192 Levels |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 23.8インチ |
解像度 | 3840 x 2160 |
対応OS | Windows 7以降、macOS 10.12以降、Android(USB3.1 GEN1、DP1.2以上)、Linux(Ubuntu 20.04 LTS) |
- 23.8インチの大画面が美しい4Kディスプレイを採用
- 書き心地が改良され、使い勝手が向上した充電不要の専用ペン
- 使い勝手が向上した左手デバイスのKeydial miniが同梱
- 液晶を斜めから見ると青っぽくくすんでしまうという声があります
HUION Kamvas Pro 16
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 436.2 x 247.3 x 11.5mm |
重量 | 1.28kg |
筆圧感知 | 8192 Levels |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 15.8インチ |
解像度 | 2560 x 1440 |
対応OS | Android(USB3.1 DP1.2)以上、Windows 7 以降、macOS 10.12以降、Linux |
- フルラミネーション技術を採用し、埃やゴミの混入のない美しいディスプレイ
- ペンの応答速度は、25msから14ms に改良されて遅延も低減
- 8つのショートカットキーで効率化
- 手ブレ補正をかなり強くかけないとジッターで線が波打ちするという声があります
XPPen Artist Pro 14 (Gen 2)
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 359.30 x 268.57 x 19.31 mm |
重量 | 非公表 |
筆圧感知 | 最大16384レベル |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 14インチ |
解像度 | 1920 x 1200 |
対応OS | Windows 7 (or later),MAC OS 10.10 (or later),Chrome OS 88 (or later), Android USB3.1 DP1.2,Linux,Harmony OS |
- 最大16384レベルの筆圧感知(業界初)を実現
- 背面に折りたたみ式のスタンドを搭載、楽な姿勢で絵を描ける
- 作業性を向上させる左手デバイス同梱
- メーカが言うほどの筆圧レベルは感じない。画面の反射が気になるという声があります
HUION Kamvas 12 豪華版
OS搭載 | スマホと接続 |
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サイズ | 330.25 x 197 x 11.8mm |
重量 | 735g |
筆圧感知 | 8192 Levels |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 11.6インチ |
解像度 | 1920×1080 |
対応OS | Android(USB3.1 GEN1、Displayport1.2以上)、Windows 7以降、Mac OS 10.12以降及びLinux |
- アンチグレアフィルムを採用、外出で持ち出した際も太陽光などに対して正反射を制御
- 日本限定の豪華版パッケージにより、必要な機材を満載したスターターパック
- カスタマイズ可能な8つのショートカットキーで効率化
- 説明書もいまいちわかりづらく、設定が難しいという声があります
- 画面の下側が熱くなるという声があります
HUION Kamvas Studio 16
OS搭載 | Windows11 Professional |
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サイズ | 384 x 234 x 11.9mm |
重量 | 1.7Kg |
筆圧感知 | 5080 |
角度調整 | ±60° |
画面サイズ | 15.8 インチ |
解像度 | 2560 x 1440 |
対応OS | Windows |
- 約6時間の連続使用が可能なスタミナバッテリー内蔵
- 15.8インチに2.5Kの高精細なディスプレイを搭載
- Windows11Professionalを搭載しているので、高精度なペンを使用できる3 in 1ペンタブレットとして使える
- OS内蔵のペンタブというよりもペンタブメーカが作ったPCという声があります
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液タブ(液晶ペンタブレット)とは
液タブとは、液晶ディスプレイを搭載したペンタブのことをさします。
元々PCでイラストを制作する際、以前はペンタブと呼ばれる液晶のないタブレット上で筆圧感知機能がついており、手元のペンでタブレットに絵を描き、PC上で制作したイラストを確認するものでした。
現代では、タブレット自体に液晶がついたことでPCの画面ではなく、手元のタブレットで実際に絵を描きながらイラストを確認できるようになったことで大幅に生産性が向上しています。
そして液タブは更に進化をとげて、PCとの接続がなくともタブレットのみでイラスト制作が可能となるようにタブレットにPCのOSを搭載したモデルや、スマホなどのアプリと連動して制作が可能になるモデルなど携帯性を向上したモデルが誕生しています。
ノートパソコン不要!OS搭載の安い液タブはある?
PCが不要な液タブで安いモデルはあります。
しかし完全にタブレットにPCのOSを搭載しているモデルは限られており、安いモデルについてはスマホと接続して使用するモデルが最も安価で手軽に使用することができるモデルになります。
このスマホと接続するモデルについては、Androidスマホを利用している方が対象となります。
スマホと接続して使用する場合、スマホのスペックが液タブの操作に直結してきますので、スマホ接続で液タブをヘビーユースすることを検討されている方は注意が必要です。
液タブにあると便利な機能・性能
液タブにあると便利な機能・性能は、以下の3つです。
- 筆圧検知レベルや応答速度
- ショートカットキーや角度調整スタンド
- イラストソフトとのサポート
筆圧検知レベルや応答速度
液タブを使用する際に最も大切なことは、自分が操作しているペンのタッチを繊細かつ俊敏に感知してデータ化してイラストを制作することです。
この繊細さを液タブで求めるにはペンの筆圧を正確に感知し、即座にデータ化できることが最も重要となります。
最近の液タブは安価なモデルでも筆圧検知は搭載しているモデルが多いので、購入する際は確認されることをおすすめします。
ショートカットキーや角度調整スタンド
イラスト制作の効率性を向上するのに必要な機能にショートカットキーがあります。
あらかじめ多用される操作をショートカットボタンに登録しておくことで、イラスト制作のスピードが大きく向上します。
角度調整スタンドについては、本体にわずかな傾斜をつけることで、ペンの操作がしやすくなりイラストを描く時の手首の負荷がかからなくなるなどの効果があります。
イラストソフトとのサポート
イラストを制作した後にデータ化してアウトプットする時に重要となるのはイラストソフトのサポートです。
メジャーなところでは、AdobeのIllustratorやPhotoshop、セルシスのclip studio paintなどに対応しているかなど自分が使用する予定のPCのソフトとの連携ができるかを確認しておくようにしましょう。
液タブのおすすめメーカー一覧
液タブのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- WACOM(ワコム)
- HUION(フイオン)
- XP-PEN
WACOM(ワコム)
日本のペンタブ、液タブメーカーの大手になります。プロの漫画家にも使用されている実績・ブランド力共に兼ね備えたメーカーです。
エントリーモデルからハイスペックのプロ仕様まで幅広いラインナップがありますので、自分のレベルや用途に合わせてセレクトすることができます。
ワコムは、OS内蔵のハイスペックモデルの他にもAndroidスマホと接続して使用することができるモデルも販売しているので、自分のレベルに合わせて購入することができます。
▼関連記事:人気のワコムのペンタブはこちらの記事で紹介しています。
【人気】ワコムのペンタブレットおすすめ7選を比較
HUION(フイオン)
HUION(フイオン)は中国で2011年に創業したメーカーです。
デザインも洗練されており、必要な機能を揃えていながらも低価格帯でかつ性能もしっかりしたモノづくりをしているのが特徴です。
HUION(フイオン)製品は進化のスピードが早く、日本語にも対応していることから液タブ初心者でも安心して使用することが可能です。
XP-PEN
XP-PENは中国のブランドで、創業から早い時期に日本への進出を果たしているメーカーです。
中国メーカーながら日本語へのサポート体制もしっかりしており、手頃な価格で快適に使えるモデルを販売しています。
まずは液タブがどのようなものかを知るためのエントリーモデルの購入にも適したモデルを複数ラインナップしているので、初めて液タブの購入を検討されている方は一度商品をチェックしてみることをおすすめします。
コスパ最強のペンタブをチェック
近年では、安くても高性能なペンタブも多く販売されています。
予算にあわせてチェックしてみましょう。
【初心者・学生必見】安いペンタブ(板タブ)おすすめ人気9選!
高性能で安い液タブのおすすめ8選|初心者や学生にも!
液タブの重要ポイントまとめ
液タブの重要なポイントは以下の3つです。
- 自分の使用する用途や絵のレベルに合わせて最適なモデルを選ぶ
- 持ち出しを念頭に購入を考える場合はタブレットサイズは13インチ程度に抑える
- 筆圧検知など書き心地に影響する機能はしっかりチェックする
この記事を書いたライターからのコメント
今回記事を書いていて感じたことは価格を武器にHUIONやXPPenなどの新興ペンタブブランドの攻勢が進んでいることです。
また、OS搭載のペンタブよりもAndroidスマホとの接続によって屋外へペンタブを持ち出しができることを売りにしているモデルが多いことを感じました。
今後はOS搭載モデルよりもスマホ接続が主流となるのかが気になりました。
ライター:chisato no shigoto
都内在住で現在育児中の、chisato no shigotoと申します。
元保育士で現在は専業主婦。現在4歳の娘がおります。
子供と接する仕事をしていたこともあり、パズルやブロックなどをして自宅でゆっくり過ごすのが好きです。