【初心者・学生必見】安いペンタブ(板タブ)おすすめ人気9選!

おすすめの安いペンタブ

今回の記事では、おすすめの安いペンタブレットの中でも特に板タブを紹介します。

ペンタブはパソコン・スマホ・タブレットなどと接続し、イラストや漫画の制作に使用するアイテムです。筆圧検知機能に優れた高性能なモデルや好みのコマンドを設定できるショートカットキーを備えたモデル、初心者の方や学生が使いやすいモデルなどさまざまな製品が展開されています。

ワコムやHUION、GAOMONなどのメーカーから多種多様なモデルが発売されているので、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。

悩んだ場合には、選び方のコツも参考にしてみてください。

浅葱
ぐーちょ編集部:浅葱

京都在住。グラフィックデザイナー。ペンタブはずっとWacomを使用。ドット絵の頃からペンタブでぐりぐりお絵描きをしています。

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初心者・学生必見!安いペンタブの選び方

ペンタブを使う女性
安いペンタブの選び方を以下の4つのポイントから解説します。

  • コストを抑えるなら板型タブレット
  • モニタサイズと置き場所でタブレットのサイズを選ぶ
  • 目的や環境で使い勝手の良いものを選ぶ
  • 対応するペイントソフトで選ぶ

コストを抑えるなら板型タブレット

板型タブレットは種類や価格の幅が広く、価格を重視するなら第一候補に上がります。

安価な製品なら数千円から販売しており、ペンタブレットに興味がある人、PCで絵を描くことに興味を持った人なら十分楽しめる性能を搭載しています。

将来本格的にフォトショップなどで写真のレタッチを行ったり、イラストやマンガを描いていきたい場合は、中~高価格帯の板型タブレットや、低価格帯で性能の良い液晶タブレットを購入する方が、トータルコストが良い場合もあります。

モニタサイズと置き場所でタブレットのサイズを選ぶ

ペンタブレットはPCが必須なので、現在のPC環境での作業スペースに合わせたサイズのペンタブレットを購入する必要があります。

ペンタブレットでイラストや漫画を描くなら、モニタの大きさに合わせてある程度サイズがある方が使いやすいです。

作業用のスペースに対しタブレットが大きすぎると、逆に作業しづらいので、PC周辺の空きスペースも把握しておく必要があります。

目的や環境で使い勝手の良いものを選ぶ

ペンタブレットのスペックは、国内メーカーのWACOM製品も海外製品も、大きな差は無くなってきています。

店頭で試し書きをするなど、自身が使いやすいと感じる製品を選びましょう。

また「イラスト」「画像編集」など、用途に特化した製品もあります。使用目的に合致するか確認してから購入しましょう。

対応するペイントソフトで選ぶ

安いペンタブは対応するペイントソフトで選ぶこともおすすめします。ペイントソフトとは簡単に言えばペンタブのお絵描きツール。

板タブや液タブなどでスタイラスペンを使って絵を描くために必要な画像編集ソフトのことです。

初心者や学生が使いやすいペイントソフトは「pixiv Sketch」「アイビスペイント」「CLIP STUDIO PAINT」など。

特におすすめなのが「アイビスペイント」で広告付きながら無料配信版があり、初心者には充分な多機能性を備えています。

「CLIP STUDIO PAINT」も大人気で100校以上の大学や専門学校で使用されているのでデザインのプロを目指したい方などにおすすめです。

【初心者・学生必見】安いペンタブ(板タブ)おすすめ人気9選!

ワコム(Wacom) One by Wacom medium CTL-672/K0-C

サイズ277×189×8.7mm
重量432g
種類電磁誘導方式
入力範囲216×135mm
筆圧レベル2048レベル
インターフェイスUSB
評価・レビュー
機能性
(4.0)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • 機能を抑えてリーズナブルな価格を実現しているエントリーモデルのペンタブです。
  • 高精度な筆圧検知機能を備えており、自然なタッチでイラストが制作できます。
  • バッテリーレスで軽量なデザインペンが付属しており、快適に使用できます。
気になるポイント
  • ペンを長時間握っていると指が痛くなるという声もありました。
  • 外観がチープというレビューもありました。
こんな人におすすめ
マンガ・イラスト作成ソフト「CLIP STUDIO PAINT PRO」の3ヶ月ライセンスが付属しているので、これからイラスト作成や漫画の制作を始める場合にもおすすめです。

ワコム(Wacom) Wacom Intuos Small ベーシック CTL-4100/K0

サイズ200×160×8.8mm
重量230g
種類電磁誘導方式
入力範囲152×95mm
筆圧レベル4096レベル
インターフェイスUSB
評価・レビュー
機能性
(4.0)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • スリムかつコンパクトに設計されており、携帯性にも優れています。
  • 4096レベルの筆圧検知機能を備えており、描画や操作を違和感なく行えます。
  • ペンタブをパソコンに接続するだけで簡単にセットアップが完了します。
気になるポイント
  • カーソルの追従が遅いという声もありました。
  • ペンが少し重いというレビューもありました。
こんな人におすすめ
Android OSを搭載したデバイスと接続して使えるので、スマホやタブレットと連携させてイラスト作成や漫画の制作を行う場合にもおすすめです。

GAOMON M106K Pro ペンタブレット

サイズ359.4×240×10.5mm
重量432g
種類電磁誘導方式
入力範囲254×158.8mm
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスUSB
評価・レビュー
機能性
(4.5)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 28個のキーを備えており、ズームイン・アウト、キャンセル、消去などの操作が行えます。
  • 筆圧感度が8192レベルと高く、正確かつスムーズな描画が可能です。
  • 軽量でスリムなデザインにより、携帯性にも優れています。
気になるポイント
  • 慣れるのに時間がかかるという声もありました。
  • 時々反応が鈍るというレビューもありました。
こんな人におすすめ
WindowsとmacOSの両方に対応しているので、複数のパソコンと接続して使用する場合にもおすすめです。

XP-Pen Deco 01 V2

サイズ非掲載
重量非掲載
種類非掲載
入力範囲10×6.25インチ
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスUSB
評価・レビュー
機能性
(4.0)
デザイン性
(4.5)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 60°の傾き検知機能を備えており、ナチュラルな筆遣いが再現できます。
  • スリムかつ軽量なデザインながら、広い作業スペースが確保されています。
  • 円形のエクスプレスキーには、さまざまな機能の割り当てが可能です。
気になるポイント
  • ペンの精度が低いという声もありました。
  • 替芯が入っていなかったというレビューもありました。
XPPEN公式ペンタブレット
こんな人におすすめ
カラーバリエーションが豊富に展開されているので、見た目にもこだわりたい場合にもおすすめです。

XP-Pen Deco mini7W

サイズ260.2×162.2×9.3mm
重量330g
種類電磁誘導方式
入力範囲177.8×111.1mm
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスUSB Type-C
評価・レビュー
機能性
(4.5)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(4.0)
ポイント
  • コンパクトながらバッテリー寿命が長く、約10時間作業が行えます。
  • 8個のショートカットキーは、好みに応じてカスタマイズできます。
  • 最大60°の傾き検知機能を備えており、陰影をしっかりと表現できます。
気になるポイント
  • 力を入れて書かないといけないという声もありました。
  • 数回の使用で壊れたというレビューもありました。
XPPEN公式ペンタブレット
こんな人におすすめ
ワイヤレス接続に対応しているので、ケーブル接続を煩わしく感じる場合にもおすすめです。

XP-Pen Star G640

サイズ非掲載
重量非掲載
種類非掲載
入力範囲6×4インチ
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスUSB
評価・レビュー
機能性
(3.5)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 厚さ2mmのスリムなデザインが採用されており、外出先で気軽に使用できます。
  • 8192レベルの筆圧検知機能を備えており、実際のブラシのような感覚でイラスト制作できます。
  • バッテリーレスのスタイラスペンが付属しており、充電なしで使えます。
気になるポイント
  • 少し小さいという声もありました。
  • ペンの位置を正確に把握できないというレビューもありました。
XPPEN公式ペンタブレット
こんな人におすすめ
左右対称のデザインが採用されているので、左利きの方にもおすすめです。

VEIKK Creator Pop S640

サイズ218×130×9mm
重量117g
種類非掲載
入力範囲6×4インチ
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスUSB
評価・レビュー
機能性
(3.5)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(5.0)
ポイント
  • リーズナブルな価格ながら、8192レベルの筆圧検知機能に対応しています。
  • 電池不要のP01ペンが付属しており、充電なしで使用できます。
  • 左手モードと右手モードが搭載されており、利き手を問わず使えます。
気になるポイント
  • 初めて使用する場合には難しさを感じるという声もありました。
  • 3ヶ月で壊れたというレビューもありました。
こんな人におすすめ
本体一体型のUSBケーブルが採用されているので、ケーブルを一緒に持ち歩く手間を省きたい場合にもおすすめです。

RAYWOOD 筆や写楽ペンタブレット TSUKISHIRO

サイズ200×166×7mm
重量246g
種類非掲載
入力範囲160×102mm
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスmicroUSB
評価・レビュー
機能性
(3.5)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(5.0)
ポイント
  • Android OSに対応しているのでリーズナブルな価格を実現しているエントリーモデルのペンタブです。
  • スタイラスペンの重量が11gと軽く、快適に使用できます。
  • 8192レベルの筆圧感度を備えており、強弱をしっかりと表現できます。
気になるポイント
  • ペンを長時間握っていると指が痛くなるという声もありました。
  • 外観がチープというレビューもありました。
こんな人におすすめ
OSがAndroidに対応しているので、スマホやタブレットと接続して使用する場合にもおすすめです。

HUION Huion HS64

サイズ200×166×8mm
重量258g
種類非掲載
入力範囲160×102mm
筆圧レベル8192レベル
インターフェイスmicroUSB
評価・レビュー
機能性
(3.5)
デザイン性
(4.0)
コスパ
(4.5)
ポイント
  • 8mmのスリムな設計ながら、耐久性に優れています。
  • 自由に設定できる4個のショートカットキーを備えており、使い勝手にも優れています。
  • 左右対称のデザインが採用されており、利き手を問わず使えます。
気になるポイント
  • 取扱説明書がなかったという声もありました。
  • ショートカットキーを押した際に長押しになってしまうというレビューもありました。
こんな人におすすめ
スリムかつ軽量なので、旅行や出張に携帯する場合にもおすすめです。

ペンタブレット(ペンタブ)とは

ペンタブとは
ペンタブレットとは、パソコンを使ってイラスト制作する際に利用するアイテムです。

「ペンタブ」と略称で呼ばれることも多く、描いたイラストがパソコン画面に表示される「板タブ」と、ディスプレイを搭載している「液タブ」が存在します。

ペンタブは細かく筆圧を検知できる製品が多く、鉛筆やペンで紙に描くようにデジタル描画できるのがメリットです。

ペンタブの種類

ペンタブの主な3つの種類を解説します。

  • 板タブレット(板タブ)
  • 液晶タブレット(液タブ)
  • タブレットPC(スタイラスペン)

板型タブレット(板タブ)

板型タブレット(板タブ)は最も種類の多いペンタブレットです。タブレットの読み取り面とPCのモニタ画面が連動し、モニタを見ながらタブレット上でペンを動かします。

比較的安価で、サイズもバリエーションがあるので、初心者からプロまで幅広く使われています。

液晶タブレット(液タブ)

液晶タブレット(液タブ)は、タッチパネル式の液晶画面に直接描くペンタブレットです。板タブと比較して大型の製品が多く、紙と同じ姿勢で描けるので、ペンタブレットに不慣れな人でもとっつきやすい製品です。

性能は高いですが、板型タブレットと比較して高額です。

▼関連記事:こちらの記事ではおすすめの安い液晶タブレットを紹介しています。

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高性能で安い液タブのおすすめ8選|初心者や学生にも!

タブレットPC(スタイラスペン)

タブレットPCは、iPadなどモバイル機器の液晶画面に、スタイラスペン(タッチペン)を使って文字や絵を書くので、ペンタブレットとは厳密には違います。

板型、液晶のペンタブレットがPCとモニタが必須であることに対し、タブレットPCは、PCが無くても気軽に書くことができます。

タブレットPCで本格的にクリエイティブな活動を行うには、スペックの高いモデルを選ぶ必要があります。

ペンタブを選ぶ際に注目したい機能・性能

ペンタブを選ぶ際に注目したい機能・性能
ペンタブを選ぶ際に注目したい機能・性能は、以下の3つです。

  • 筆圧検知機能
  • 傾き検知機能
  • 座標検出機能

筆圧検知機能

ペンタブを購入する際は、「筆圧検知機能」を事前にしっかりとチェックしておくのが重要。

筆圧検知機能とは、ペン先にかかった筆圧の強弱を検知して反映する機能のことをいいます筆圧検知機能に優れたモデルであれば、思い通りのタッチで描画することが可能です。

プロやセミプロの方には、筆圧検知8192レベルのモデルがおすすめ。これからイラスト制作を始める初心者の方には2048レベルや4098レベルの製品が適しています。

傾き検知機能

ペンタブを購入する際は、「傾き検知機能」も事前にしっかりとチェックしておくのが重要。

傾き検知機能とは、ペンの傾き具合を検知して線の太さや濃淡を表現する機能のことをいいます。傾き検知機能に優れたモデルであれば、ペンを寝かせて太い線、立たせて細い線を描くことが可能。

実際のペンやブラシを使っているような感覚でイラストが制作できます。

座標検出機能

ペンタブを購入する際は、「座標検出機能」も事前にしっかりとチェックしておくのが重要。座標検出機能とは、ペンがタブレットに触れている位置を読み取る機能のことをいいます。

ペンタブには読み取り可能範囲があり、その上にペンを動かした場合にディスプレイに線画描けます。

ペンタブの読み取り範囲とディスプレイは、1:1で対応しているのが基本。座標検出機能を備えている場合には、ペン先がタブレットの中央にある際にディスプレイの真ん中にカーソルが表示されます。

安いペンタブと高価格帯のペンタブの違い

安いペンタブと高価格帯のペンタブの違い
安いペンタブと高価格帯のペンタブの一番の違いは、ディスプレイに直接描けるかどうかにあると言えるでしょう。

これはペンタブの中の板タブと液タブの違いにあり、比較的安い板タブではグラフィック画面に直接ペンで描けません。

板タブに描きこんだ絵が間接的にPC画面に反映される仕組みなので、紙に描くような感覚ではなく独特な慣れが必要です。

比較的価格が高い液タブでは液晶画面にペンで文字やイラストが描きこめるのでより直感的で自由なドローイングが可能。

それでも最近は安い板タブの中にも筆圧が8192レベルの精細なタッチができるモデルが数多くあります。

ショートカットキーがあって使いやすい板タブもあり、安いモデルでも画力を上達させることは十分可能だと言えるでしょう。

安いペンタブはいくら?平均的な市場価格は

安いペンタブはいくら?平均的な市場価格は
ペンタブレットには、「板タブ(板タブレット)」と「液タブ(液晶タブレット)」の2種類のタイプが存在します。

本体に液晶画面を備えている液タブに比べて、外付けのモニターなどを見ながら作業する板タブはリーズナブル。

3,000〜30,000円程度が市場価格なので、コスパを重視する場合は1万円以下のモデルがおすすめです。

また、液タブの市場価格は30,000〜200,000円程度が相場、板タブに比べて作業がしやすいメリットがありますが、安さを求める場合には板タブが適しています。

ペンタブを使用するメリット

ペンタブを使用するメリット
ペンタブを使用するメリットは、以下の3つです。

  • 安い費用で新しい絵画体験ができる
  • スマホとの連携でどこででもスケッチができる
  • 修正も表現も自由自在にできる

安い費用で新しい絵画体験ができる

ペンタブを使用する最大のメリットの1つとして、新しい絵画体験を安く始められる点があるでしょう。

本格的に絵画を始めるには油絵具やイーゼルなどがいりますが、ペンタブに必要なのは基本、専用タブレットとPCなどのデバイスだけ。

液晶ペンタブであればそれ1つだけで紙とペンでは描けない新しいタイプのイラストや漫画やデザインに取り組むこともできます。

新しく絵を始めるのに多くの道具を買いそろえたくはないという方に、ペンタブレットはおすすめです。

スマホとの連携でどこででもスケッチができる

ペンタブを使用するメリットとして、スマホと連携すれば外出先など場所を選ばずに絵を描ける点があります。

デザイナーや建築家や漫画家を目指している方などは、特に自分の絵のアイデアを日ごろからスケッチすることが多いでしょう。

インスピレーションはいつわいてくるか分からないものなので、携帯性が高いスマホやタブレットに描けるペンタブは重宝します。

どこででも手軽にスケッチやメモを残しておきたいという方に、スマホと連携できるペンタブはおすすめです。

修正も表現も自由自在にできる

ペンタブを使用するメリットとして、絵を描く最中の修正が簡単にできたり絵画の表現の幅が広がったりすることもあります。

鉛筆の下書きでも消しゴムで消さねばならず、油絵であれば絵具を布でふきとったりナイフで削り取ったりしなければなりません。

その点、ペンタブなら消しゴム操作で速攻消去が可能。表現面でもズームアップで細部を描きこめたりなど絵の幅が広がります。

できるだけ手間をかけず創造性豊かなイラストを描きたいと思う方に、ペンタブはおすすめです。

ペンタブを使用するデメリット

ペンタブを使う女性
ペンタブを使用するデメリットは、以下の2つです。

  • 紙に描く感覚が薄れてしまう
  • 板タブのスマホ連携は有線の場合が多い

紙に描く感覚が薄れてしまう

ペンタブを使用するデメリットとして多くの場合、慣れるまで時間がかかるぶん紙に描く感覚が薄れてしまうことがあります。

ペンタブはスタイラスペンで板タブや液晶画面に描くもので紙とペンとはかなり異なるため、絵描き上手の方でも最初は苦労しがちです。

ただ最近では安いペンタブでも筆圧レベルが最高値の8192のペンを装備したものが多く、紙に描く際の繊細な感覚に近づいています。

それでも紙やキャンバスに描く感覚を非常に大切にしている方には、ペンタブはあまりおすすめできない機器と言えるでしょう。

板タブのスマホ連携は有線の場合が多い

ペンタブを使用するデメリットとして、板タブの主流機能であるスマホ連携に多くの場合、有線接続が必要な点があります。

最近の板タブの多くはAndroid6.0以降のスマホとの連携に対応し、別途購入のOTGケーブルで接続するケースがほとんどです。

デスク回りにケーブルがあるとその分スペースがなくなり、外出先ではケーブルは取り付けるのも折り曲げて収納するのも少々面倒。

一般的に高価になりますがケーブルをなくしたい方は、Bluetooth対応のワイヤレス液タブをおすすめします。

安いペンタブのおすすめブランド一覧

安いペンタブおすすめブランド一覧
安いペンタブのおすすめブランド3つと特徴や評価を解説します。

  • Wacom(ワコム)
  • XP-Pen(エックスピーペン)
  • HUION(フイオン)

Wacom(ワコム)

Wacom(ワコム)は埼玉県に本社を置く電子機器メーカーで、ペンタブの日本国内市場では7割を超えるシェアを持っています。

ワコムのペンタブと言えばプロの漫画家やデザイナーが愛用する本格的な液タブが有名です。

一方で、アマゾンに見られるような初心者向けの板タブも盛況で、「Wacom Intuos」「One by Wacom」などが一番人気です。

プロとしての画力を身につけたい方や趣味でイラストを描きたい初心者など幅広い層にWacomはおすすめのメーカーです。

▼関連記事:こちらの記事ではワコムのペンタブを紹介しています。

おすすめのワコムのペンタブを比較
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XP-Pen(エックスピーペン)

XP-Pen(エックスピーペン)は、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置くペンタブの開発メーカーです。

日本ではWacomに次ぐ約5パーセント、第2位のペンタブ市場を持っていて国内でも人気が定着しました。

XP-Penは板タブでは「Deco」シリーズ、液タブでは「Artist」シリーズが大人気です。

「Deco」はOTG接続でスマホでも気軽に描ける初心者向けタイプで、「Artist」は軒並み2万円を超えるプロ向けタイプです。

XP-PenはWacomよりも安い価格帯で、コスパの高い初心者用やプロ用のペンタブをお求めの方におすすめします

XPPEN公式ペンタブレット

HUION(フイオン)

HUION(フイオン)は中国のシリコンバレーと呼ばれる深セン市に拠点を置くタブレット製造メーカーです。

HUIONのペンタブと言えば「HS610」と「Kamvas Pro」が大人気です。

「Kamvas Pro」はプロ用の液タブで10万円を超える4K高画質のハイエンドモデルなどが注目を集めています。

一方で板タブの「HS610」では5,000円前後の安さで、android・windows・macに対応した汎用性の高さや多機能性を持っています。

スマホだけで気軽にイラストが描けるパソコン不要の安い板タブが欲しい方にHUIONはおすすめのメーカーです。

コスパ最強の液タブもチェック

手元で絵を描きながら確認できる液タブの魅力も見逃せません。

コスパ最強の液タブ
高性能で安い液タブのおすすめ8選|初心者や学生にも!

初心者・学生必見!安いペンタブの重要ポイントまとめ

この記事で重要なポイントは以下の5つです。

  • どんな場所で何をしたいかで選ぶ。
  • 板タブ・液タブはPCが必須。
  • どの製品も基本的なスペックは拮抗している。
  • 国外メーカーの製品は長いスパンで見る。
  • アフターケアの手厚さは要チェック。

この記事を書いたライターからのコメント

パソコンやタブレット、スマホなどの性能が高まり、デジタルでイラストを制作する方が増えています。

イラストや漫画を作成する際には、ペンタブレット(ペンタブ)と呼ばれる機器を使用するのが一般的。高性能なモデルであれば、実際のペンを使用する感覚でモニター上にイラストが描けます。

購入する際は筆圧検知機能や傾き検知機能にこだわって選びましょう。

※製品紹介、市場価格、機能・性能の部分を執筆しました。

ですこ
ライター:ですこ

大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。

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