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一般的なタブレットより小さく、スマホよりは少し大きい6インチディスプレイを搭載しているのが特徴。
携帯性と画面の視認性を両立できるのが魅力。美しく精細なグラフィックが表示できるモデルも存在します。
ただし、各メーカーから複数種類の製品が展開されており、購入する際にはどれを選んでよいか迷ってしまいがち。
悩んだ場合には、選び方のコツも参考にしてみてください。
ぐーちょ編集部
みんなが興味を持っている数ある商品やサービスの中からおすすめなモノを厳選してお届けします。
大手家電量販店で販売員やバイヤー・家電アドバイザー有資格者・メーカー商談を長年行なっているスタッフが所属しています。
【2023】最強の防水タブレットはどれ?防塵・耐衝撃モデルも。おすすめ人気9選
6インチタブレットの大きさはどれくらい?
6インチタブレットの大きさは、縦:13.26㎝・横:7.47㎝となっています。
これは、小説などの標準的な文庫本(A6版:148㎜×105㎜)を縦横ともに指の幅1~2本ほど縮めたものに相当します。
6.5インチは14.36×8.09㎝、7インチは15.47×8.71㎝、8インチは17.68×9.96㎝。
日本人の男性の片手で快適に操作できるサイズは大体、6インチ台と言われています。
スマホのように持ち歩きたい方には今回ご紹介する6インチから8インチまでのタブレットをおすすめします。
6~8インチのタブレットのサイズ
インチ | 縦 | 横 |
---|---|---|
6インチ | 13.26㎝ | 7.47㎝ |
6.5インチ | 14.36㎝ | 8.09㎝ |
7インチ | 15.47㎝ | 8.71㎝ |
8インチ | 17.68㎝ | 9.96㎝ |
6インチタブレットの価格帯はいくら?
6インチタブレットは画面が小さく、一般的なタブレットに比べてリーズナブルな価格で購入できるモデルが数多く展開されています。
スペックを抑えたコスパに優れた製品はもちろん、年式が少し古いモデルなどであれば、1万円台で購入できる場合も。
ただし、スペックと価格は比例する傾向があるので注意しましょう。
また、6インチタブレットは新製品のラインナップが少なく、中古品も人気があります。
1万円以下で購入できるモデルを求めている場合には、中古品も視野に入れて選択してみましょう。
6インチ以下のタブレットのおすすめ9選
グーグル(Google) Nexus 6 XT100
サイズ | 幅82.98×高さ159.26×厚み10.06mm |
---|---|
重量 | 184g |
画面サイズ | 5.96インチ |
OS | Android 5.0 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
CPU | Snapdragon 805 2.7GHz クアッドコア |
解像度 | 2560×1440 |
- 大手メーカーのグーグルとモトローラーが共同で開発しており、品質に優れているのが魅力です。
- 解像度の高いディスプレイが採用されており、精細な映像が楽しめます。
- 急速充電に対応しており、スピーディに充電できます。
- 電源ケーブルがアメリカ製なので、国内で使用する際は別途ケーブルを用意する必要があるという声もありました。
- USBメモリが読み込めなかったというレビューもありました。
グーグル(Google) Nexus 5X
サイズ | 約幅73×高さ147×厚み7.9mm |
---|---|
重量 | 約136g |
画面サイズ | 5.2インチ |
OS | Android |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
CPU | MSM8992 1.8GHz + 1.4GHz ヘキサコア |
解像度 | 1920×1080 |
- 大手メーカーのグーグルとLGエレクトロニクスが共同で開発しており、品質に優れているのが魅力です。
- コンパクトかつ軽量なデザインが採用されており、使いやすいのがポイントです。
- センサー1.55μm角単位画素を搭載しており、薄暗い環境でも明るい写真が撮影できます。
- 使用開始から4ヶ月で使えなくなったいう声もありました。
- 必要最低限の機能しか備えていないというレビューもありました。
エイスース(ASUS) Fonepad Note 6 ME560
サイズ | 幅88.8×高さ164.8×厚み10.3mm |
---|---|
重量 | 210g |
画面サイズ | 6インチ |
OS | Android 4.2 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 16GB |
CPU | Intel Atom Z2580 デュアルコア |
解像度 | 1920×1080 |
- SIMフリーモデルなので、好みの通信事業者と契約して使用できます。
- 角度を変えても美しい画像が視認できるSuper IPS+方式の液晶パネルを備えています。
- 片手モードを利用すれば、スマホ程度の画面サイズに調節できます。
- イーモバイルやauの電波が使用できないという声もありました。
- 若干動作が遅いというレビューもありました。
ソニー(SONY) Xperia Z Ultra SOL24
サイズ | 幅92×高さ179×厚み6.8mm |
---|---|
重量 | 214g |
画面サイズ | 6.4インチ |
OS | Android 4.2 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
CPU | Snapdragon 800 MS M8974 クアッドコア |
解像度 | 1920×1080 |
- スリムなデザインを採用しており、片手でも持ちやすいのが魅力です。
- パスポートとほぼ同じサイズなので、携帯性にも優れています。
- キャップレスながら防水対応のイヤホンジャックを採用しており、安心して使用できます。
- 持ち続けると肘が痛くなるという声もありました。
- お風呂では使えないというレビューもありました。
アマゾン(Amazon) Kindle 6インチディスプレイ 電子書籍リーダー
サイズ | 幅108.6×高さ157.8×厚み8.0mm |
---|---|
重量 | 158g |
画面サイズ | 6インチ |
OS | 非掲載 |
メモリ | 非掲載 |
ストレージ | 16GB |
CPU | 非掲載 |
解像度 | 300ppi |
- 電子書籍を楽しみたい場合に便利な端末です。
- 明るさ調節機能を備えており、周囲の環境に合わせて設定できます。
- ダークモードも搭載されているので、屋外や屋内、時間帯を問わず使用できます。
- 動作は少しもっさりとしているという声もありました。
- 作品のフォルダ分けができないというレビューもありました。
アマゾン(Amazon) Kindle Paperwhite 6.8インチディスプレイ
サイズ | 幅125×高さ174×厚み8.1mm |
---|---|
重量 | 205g |
画面サイズ | 6.8インチ |
OS | 非掲載 |
メモリ | 非掲載 |
ストレージ | 8GB |
CPU | 非掲載 |
解像度 | 300ppi |
- 薄型で軽量なので、快適に電子書籍が楽しめます。
- 紙の本のようなシャープかつ美しい文字が表示できます。
- フル充電しておけば、最大10週間読書ができます。
- 欲しい本が全部揃うわけではないという声もありました。
- もう少し軽ければよいというレビューもありました。
フリーテル(FREETEL) SAMURAI KIWAMI 2
サイズ | 幅77.5×高さ157.2×厚み7.2mm |
---|---|
重量 | 168g |
画面サイズ | 5.7インチ |
OS | Android 6.0 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
CPU | MT6797 |
解像度 | 2560×1440 |
- 高品質なフルメタルボディが採用されており、手触りのよさも感じられます。
- スーパー有機ELディスプレイを搭載しているので、美しい映像が楽しめます。
- デュアルSIMに対応しており、SIMカードも2枚同時に搭載できます。
- 挙動が不安定な筐体もあるという声もありました。
- バッテリー持ちが悪いというレビューもありました。
オッポ(OPPO) OPPO A73
サイズ | 約幅72.9×高さ159.8×厚み7.45mm |
---|---|
重量 | 約162g |
画面サイズ | 6.44インチ |
OS | ColorOS 7.2(based on Android 10) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
CPU | Snapdragon 662 オクタコア |
解像度 | 2400×1080 |
- 高解像度有機ELディスプレイが採用されており、精細な映像が表示できます。
- 指紋認証機能を備えているので、ロック解除もスピーディに行えます。
- ナイトモードを備えたインカメラが付いているので、暗い環境でも自撮りができます。
- 少しカクつくという声もありました。
- バッテリーが短期間で劣化したというレビューもありました。
シャオミ(Xiaomi) Redmi 9T
サイズ | 幅77.3×高さ162.3×厚み9.6mm |
---|---|
重量 | 198g |
画面サイズ | 6.53インチ |
OS | MIUI 12(Android 10準拠) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
CPU | Snapdragon 662 オクタコア |
解像度 | 2340×1080 |
- 指紋付着防止テクスチャーが採用されており、キレイなまま使用できます。
- サイド指紋センサーを備えており、スムーズにロックが解除できます。
- 大容量バッテリーを内蔵しているので、頻繁な充電を手間に感じる場合にも適しています。
- 電源をOFFすると起動しない場合があるという声もありました。
- 少し重いというレビューもありました。
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6インチタブレットのメリット
6インチタブレットのメリットは、以下の3つです。
持ち運びやすい大きさで安い
6インチタブレットの最大のメリットは、主流の10インチタブレットなどと較べて持ち運びやすい点にあるでしょう。
7インチでも片手で持てるサイズなので、大き目の上着ポケットやショルダーバッグのアウターポケットにも収まります。最近では6インチ以上の大型スマホも流行っていますが、iPhone12などの相場は5万円前後、中古品でも3万円ほどです。
その点、6インチタブレットの多くは2万円以下とお得。安くて大画面のモバイル通信機器が欲しい方におすすめです。
手軽に動画やゲームを楽しめる
6インチタブレットでは、手のひらサイズのちょうど良い画面で動画やゲームを楽しめます。
標準的な4.5インチから5.5インチのスマホでは、YouTube動画やオンラインゲームを楽しむには少し画面が小さく感じるでしょう。
またタブレットの多くはRamが2GBメモリ以上なので、安価なスマホよりは処理能力が高く動画もサクサク見れます。
価格が安いデバイスで見やすい画面を通して配信動画や軽めのPCゲームを楽しみたい方に、6インチタブレットはおすすめです。
こどもの初めてのタブレットに最適
6インチタブレットはお子さんが初めて使うタブレットにぴったりです。
サイズが文庫本より小さいぐらいなので、多くの子どもはより親しみを持って楽しめるはず。
特に今回ご紹介するAmazonの「Kindle」キッズモデルなどは電子書籍に特化しているのでネット依存などの心配もありません。
小型タブレットには親御さんがお子さんの使用状況を確認できる「見守りモード」機能があるモデルもあります。
お子さんの知育を考えるご両親にも、6インチタブレットはおすすめです。
6インチタブレットのデメリット
6インチタブレットのデメリットは、以下の2つです。
中古品や旧式モデルが多い
6インチタブレットのデメリットは、スペックが低い中古品や旧式モデルが多い点にあります。
スマホの大型化に伴い生産を終了させた人気シリーズが多く、そのぶんAndroidなどのOSも旧式になりました。
Android 11に対応したモデルもありますが、それは数少ない例外と言えます。
裏を返せば価格も安くなっていますが、最新スマホ並みにスピーディーなWEB検索や動画視聴などは期待しない方がいいでしょう。
スペックを重視する方には、6インチタブレットはおすすめできません。
SIMフリー対応機種が少ない
6インチタブレットの多くは、通信面で無料Wi-Fiなどが使える無線LAN・Bluetooth・Wi-Fi仕様になっています。
そのためネットの使用環境は、Wi-Fiのあるご自宅やスタバや駅などの公衆無線LAN・フリーWi-Fiの場に限られます。
スマホのようにどこでもネットを使えるセルラーモデルやどのメーカーのSIMでも使えるSIMフリーモデルは多くありません。
外出先でも場所を選ばずにネットを使いたいという方には、6インチタブレットはおすすめできません。
6インチタブレットとファブレットの違い
6インチタブレットとファブレットの違いは通話機能の有無にあります。
ファブレットとはフォンとタブレットを足した造語で、通話ができるタブレットという意味。
6インチタブレットの多くは「Wi-Fiモデル」であり通話はおろかネット通信でさえ場所を選ぶものです。
ファブレットの多くはセルラーモデルであり、SIMフリーも多く多機種のスマホ通話に対応。
ファブレットの代表格はソニーの「Xperia」シリーズになります。
ただ、6インチタブレットにもSIMフリーモデルがあり、厳密な区分はないと言えるでしょう。
6インチタブレットのおすすめメーカー一覧
6インチタブレットのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
Amazon
Amazonは言わずと知れたGAFAの一角、世界でトップを争う巨大テクノロジー企業です。
6インチタブレットなど小型タブレットとして販売しているのは、「Kindle」や「Fire7」になります。
どちらにも共通した評価ポイントは新品なのに価格が非常に安いという点です。
「Kindle」ではキッズモデルが1万円を切り「Fire7」は7千円弱。ブラックフライデーなどのセール期間には半額になることもあるほど。
6インチタブレットで電子書籍やWEB検索を主な目的としたライトユーザーの方に、Amazonはおすすめのメーカーです。
NEC
NECは言わずと知れた国産ブランドのPCメーカーです。
7~8インチの小型タブレット「LAVIE Tab E」シリーズを展開しています。
「LAVIE Tab E」シリーズは、容量の大きさや通信の速さなど、総合的に高く評価されています。
価格は3万円前後と高めですが、新品・中古品ともに1万円台前半の高コスパモデルもあります。
国産ブランドなので、やはりアフターサービスなどの製品保証面で優れていると言えるでしょう。
小型タブレットで費用はかかっても確かなスペックの良品がいいという方に、NECはおすすめのメーカーです。
ASUS
ASUS(エイスース)は台湾にある国際的なパソコンメーカー。日本でもノートPCの大ヒットでお馴染みの企業になりました。
小型タブレットでは7インチの「Nexus 7」があり、OSは古いながら15,000円を切る安さが魅力。
10年ほど前の生産になるので、Amazonでは新品の他に6インチの中古品もよく出品されているのも嬉しいところ。
日本法人もあって製品保証もしっかりした多国籍ブランドの小型タブレットがいいという方に、ASUSはおすすめのメーカーです。
6インチタブレットの選び方
6インチタブレットの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
主な使用目的に応じて選ぶ
6インチタブレットなどの小型モデルも他のサイズ同様、主な使用目的に応じた商品選びが大切です。
小説・雑誌・マンガを読む電子書籍リーダーとして使いたい方は、「Kindle」シリーズがおすすめ。
白黒画面ですが紙の印字に近いAmazon独自の「E-Inkディスプレイ」でお子さんの目にも優しい仕様になっています。
また「Kindle」では6インチサイズが主流なので、文庫本感覚で持ち歩くこともできます。
動画視聴やWEB検索がしたい方はメモリが2GB以上のモデル、テレワークがしたい方はWindows搭載モデルがおすすめ。
ご使用に合わせた商品選びをおすすめします。
中古品も含めコスパの高さで選ぶ
6インチタブレットはコスパの高さで人気を集めてもいます。
画面の小ささや旧式の多さから1万円前後の安いモデルが数多くあります。
中でもASUSやNECといった一級ブランド品は、IPSパネルのフルHD画質などハイスペックな良品が多いです。
ネット通販では中古品も数多く出回っているので、さらにお得に購入することも可能。
特にAmazonでは中古品に厳格な審査基準があり、出品可能な4段階評価の一番下「可」でも多くは性能面で問題ありません。
コスパの高さを求める方には、中古品も含めたブランド品をおすすめします。
通信機能で選ぶ:セルラーモデルとWi-Fiモデル
6インチタブレットは、セルラーモデルとWi-Fiモデルの2つに大別される通信機能で選ぶこともできます。
セルラーモデルはスマホのSIMを使えるモデルで、SIMフリーだとほとんどのスマホメーカーに対応していて便利です。
Wi-Fiモデルはワイヤレスの無線LANを搭載しており、Wi-Fi環境さえあればどこででもネット通信ができます。
外出先で場所を選ばず頻繁にネット通信や通話がしたいという方は、セルラーモデルを。
ネット通信はご自宅や無料のフリーWi-Fiスポットだけでしか使わないという方には、Wi-Fiモデルをおすすめします。
ぐーちょ編集部
ただし、スマホと同じように通信キャリアと契約する必要があり、月額の通信料が発生します。
それでも、外出先でもサクサクとネットが使える利便性を考えると、その価値はあると言えます!
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6インチタブレットの重要ポイントまとめ
6インチタブレットの重要なポイントは以下の3つです。
- 6インチタブレットは、文庫本(A6)程の大きさなので、特に「Kindle」など電子書籍リーダーとして最適なサイズ
- 6インチタブレットにも、「Windown10」搭載機種や「SIMフリー」機能があるなど利便性の高いモデルもある
- 6インチタブレットはスマホの大型化に伴って生産数が落ちているものの、そのぶん中古品がお買い得になっている
この記事を書いたライターからのコメント
タブレットもスマホと同じく大画面を備えたモデルが増加していますが、コンパクトで携帯性に優れた6インチモデルも根強い人気を集めています。
外出先に持ち歩く頻度が高く、比較的大きい画面で動画などを楽しみたい場合は、6インチタブレットが便利。
スペックを抑えたモデルや中古品であれば低価格で手に入るので、コスパを重視する場合にもおすすめです。
ライター:ですこ
大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。
※製品紹介、価格帯の部分を執筆しました。