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防水性能に加えて防塵性能を備えたモデルや耐衝撃性の高いモデルなどもピックアップ。
キャンプなどの屋外使用はもちろん、自宅のキッチンやお風呂など水回りで使う場合に便利です。
ただし、比較的リーズナブルな価格で購入できるモデルや高い性能を備えたハイスペックモデルなど多種多様な製品が展開されており、購入する際には迷ってしまいがち。悩んだ場合には、選び方のコツも参考にしてみてください。
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防水等級(ip規格)の種類
防水等級(ip規格)の主な3つの種類を解説します。
- IPX1〜2
- IPX3〜4
- IPX5〜8
IPX1〜2
「IPX1〜2」のタブレットは、防滴機能を備えています。垂直や15°の角度で落ちてくる水滴に対しての保護性能が確保されており、キッチンや洗面所などで使用している際に水滴が飛んでしまっても安心できます。
ただし、比較的防水性能は低めなので、飛沫がかかりすぎたり水に浸けたりしないように注意しながら使うのがおすすめです。
IPX3〜4
「IPX3〜4」のタブレットは、防雨機能を備えています。60°の角度で落ちてくる水滴やあらゆる方向からの飛沫に対しての保護性能を搭載しているのがポイント。IPX4相当のタブレットは生活防水性能を備えており、キッチンなどでも比較的安心して使えます。
ただし、タブレット本体の水没や噴流には耐えられないので注意が必要。お風呂での使用は避けるのが無難です。
IPX5〜8
「IPX5〜8」のタブレットは、防水機能を備えています。IPX5やIPX6ではあらゆる方向からの噴流水に対応でき、IPX7やIPX8ではタブレット本体が水没した場合の故障リスクを低減できます。
製品によっては、IPX6/IPX8など2種類のIPコードが表記されている場合も。噴流水と水没に対応する防水等級がそれぞれ記載されています。
防水タブレットの選び方
防水タブレットの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- OSをチェックする
- ディスプレイのサイズを確認する
- 基本スペックをチェックする
OSをチェックする
タブレットに採用されているOSには、Android・iPadOS・Windows・FireOSなどの種類が存在します。ただし、Android以外のOSを採用したタブレットは、防水性能を備えたモデルのラインナップが少なめ。iPadOS・Windows・FireOSなどを採用したタブレットでは、防水性能搭載モデルを見つけられない場合もあります。
防水タブレットを購入する際は、OSにAndroidが入ったモデルを選択するのがおすすめです。
▼関連記事:こちらの記事ではおすすめのAndroidタブレットを紹介しています。
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ディスプレイのサイズを確認する
防水タブレットのディスプレイサイズは、製品ごとに異なります。通勤や通学の電車内で使う場合など外出先での使用頻度が高い場合には、小型のディスプレイを採用したモデルが便利。携帯性に優れているだけでなく、片手で保持した際の負荷も軽減できます。
一方で動画やゲームを迫力ある画面で楽しみたい場合には、大きめのディスプレイを採用したモデルがおすすめ。解像度やリフレッシュレートなど、ディスプレイの性能にもこだわって選びましょう。
▼関連記事:こちらの記事では大画面のおすすめタブレットを紹介しています。
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基本スペックをチェックする
防水タブレットを購入する際は、基本的なスペックもしっかりとチェックしておくのが重要。特にCPUの性能やメモリの容量などは処理速度に大きな影響を与えるので注意しましょう。
また、写真や動画のほか、複数のアプリを保存しておきたい場合には、大容量ストレージを備えたモデルが便利。内蔵ストレージが少ない場合でもSDカードなどで使いできる場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。
防水タブレットのおすすめ9選
シャープ(SHARP) SH-T01
本体サイズ | 170×246×8.2mm |
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重量 | 491g |
画面サイズ | 10.1インチ |
OS | Android10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 |
防水等級 | IPX5/8 |
メモリ容量 | 4GB |
ストレージ容量 | 64GB |
- フルHD解像度に対応した10.1インチディスプレイを備えているので、精細かつ迫力ある映像を頼めます。
- 高性能なCPUが搭載されており、ビジネス用途で使用する場合にも適しています。
- 内蔵ストレージは64GBですが、microSDXCカードでストレージの追加が可能です。
- 見た目が安っぽいという声もありました。
- ベゼル幅が広くデザイン性がよくないというレビューもありました。
ファーウェイ(HUAWEI) dtab Compact d-02K
本体サイズ | 120×209×8.0mm |
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重量 | 309g |
画面サイズ | 8.0インチ |
OS | Android8.0 |
CPU | HiSilicon HUAWEI Kirin 659 |
防水等級 | IPX5/7 |
メモリ容量 | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
- 指紋認証機能を備えており、スピーディにログインできます。
- ドコモのSIMカードを契約すれば、Wi-Fi環境の整っていない場所でも使えます。
- 内蔵ストレージは32GBですが、microSDXCカードで256GBまでストレージの追加が可能です。
- ファームアップ後にタッチパネルの反動が鈍くなったという声もありました。
- 故障した場合にドコモと契約がないと修理にかかる料金が高いというレビューもありました。
OUKITEL RT5
本体サイズ | 非掲載 |
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重量 | 非掲載 |
画面サイズ | 10.1インチ |
OS | Android13 |
CPU | MediaTek MT8788 |
防水等級 | IPX6/8 |
メモリ容量 | 14GB |
ストレージ容量 | 256GB |
- フルHD解像度に対応した10.1インチディスプレイを備えているので、精細かつ迫力ある映像を頼めます。
- 11000mAhの大容量バッテリーが内蔵されており、長時間屋外で使用できます。
- 14GBのメモリを搭載しており、快適な処理性能が期待できます。
- スピーカー部分に水がかかると音がこもってしまうという声もありました。
- 画面に水がかかるとタッチ操作が反応しにくいというレビューもありました。
OUKITEL RT3
本体サイズ | 非掲載 |
---|---|
重量 | 非掲載 |
画面サイズ | 8インチ |
OS | Android12 |
CPU | MediaTek Helio P22 |
防水等級 | IPX6/8 |
メモリ容量 | 7GB |
ストレージ容量 | 64GB |
- MIL-STD-810Hの耐衝撃性能を備えており、落下してしまった際の故障リスクを軽減できます。
- 8インチサイズのコンパクトなタブレットなので、携帯性にも優れています。
- デュアルスピーカーを搭載しており、迫力あるサウンドが楽しめます。
- 顔認証機能の成功率が100%ではないという声もありました。
- 重量があるというレビューもありました。
富士通(FUJITSU) FMV LOOX 90/G FMVL90GB
本体サイズ | 190×307×7.2mm |
---|---|
重量 | 599g |
画面サイズ | 13.3インチ |
OS | Windows 11 Home |
CPU | Intel Core i7-1250U |
防水等級 | IPX4 |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
- ノートパソコン並みの性能を備えており、幅広い用途に使えます。
- 13.3インチのディスプレイを搭載しており、大きな画面で動画などが鑑賞できます。
- Office Home and Business 2021が付属しているので、ビジネスシーンでも利用できます。
- バッテリーの減りが早いという声もありました。
- 標準でインストールされているアプリが多いというレビューもありました。
日本電気(NEC) LAVIE T1175/FAS
本体サイズ | 169.4×269.1×7.4mm |
---|---|
重量 | 520g |
画面サイズ | 11.5インチ |
OS | Android12 |
CPU | MediaTek Helio G99 |
防水等級 | IPX2 |
メモリ容量 | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
- 有機ELディスプレイを採用しており、美しい映像が表示できます。
- ブルーライト低減機能を備えているので、長時間画面を見る場合にも適しています。
- 顔認証機能を搭載しているので、ログインもスムーズに行えます。
- 負荷の重いゲームには対応できないという声もありました。
- 他メーカーの充電器では高速充電できなかったというレビューもありました。
Orbic TAB8 4G ORB8L1TB-RW/JP
本体サイズ | 128×205.8×9.25mm |
---|---|
重量 | 416g |
画面サイズ | 8インチ |
OS | Android12 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 680 |
防水等級 | IPX2 |
メモリ容量 | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
- 大容量バッテリーを内蔵しており、長時間の駆動が可能です。
- 携帯性に優れた8インチディスプレイ採用の防水タブレットです。
- 1300画素の背面カメラにより美しい写真が撮影できます。
- アクセサリ類が少なめという声もありました。
サムスン(SAMSUNG) Galaxy Tab S9 FE Wi-Fi
本体サイズ | 165.8×254.3×6.5mm |
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重量 | 523g |
画面サイズ | 10.9インチ |
OS | Android |
CPU | オクタコア |
防水等級 | IPX8 |
メモリ容量 | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
- メモアプリへの書き込みやスケッチができる「Sペン」が付属しています。
- 細部まで鮮明かつクリアな映像が表示できるディスプレイを搭載しています。
- 強靭なフルメタルフレームが採用されており、耐久性にも優れています。
- 待機中のバッテリーの減りが早いという声もありました。
- 重くて長時間持つと手が痺れるというレビューもありました。
サムスン(SAMSUNG) Galaxy Tab S9 Wi-Fi
本体サイズ | 165.8×254.3×5.9mm |
---|---|
重量 | 498g |
画面サイズ | 11.0インチ |
OS | Android |
CPU | オクタコア |
防水等級 | IPX8 |
メモリ容量 | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
- 高級感ある外観を有しており、デザイン性にも優れています。
- 有機EDディスプレイが採用されており、クリアで美しい映像が鑑賞できます。
- IP68の防水防塵性能を備えており、安心して使用できます。
- 薄すぎてケースなしでは持ちにくいという声もありました。
- 価格が少し高いというレビューもありました。
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防水タブレットを使用するメリット
防水タブレットを使用するメリットは、以下の3つです。
- アウトドアシーンで使える
- キッチンでレシピを確認しながら調理できる
- お風呂で動画が鑑賞できる
アウトドアシーンで使える
防水性能を備えたタブレットは防塵性能にも優れたモデルが多く、場所を選ばず使いやすいのが魅力。川や海などでキャンプやバーベキューを行う際は水濡れだけでなく砂埃なども心配ですが、防水防塵性能を備えたタブレットであれば安心して使えます。
アウトドアシーンで火の起こし方やテントの張り方などをタブレットで調べたい場合に便利。屋外で使用する頻度が高い場合にもおすすめです。
また、自宅のキッチンやお風呂でタブレットを使用したい場合にも便利。優れた防水性能を搭載したモデルであれば、お風呂での動画鑑賞も楽しめます。
キッチンでレシピを確認しながら調理できる
防水性能を備えたタブレットであれば、キッチンでレシピを確認しながら料理が楽しめます。水滴が飛びやすく、手が濡れた状態になりやすいキッチンでは、水濡れによるスマホやタブレットの故障が心配。生活防水に対応したタブレットであれば、安心して使用できます。
また、油汚れなどが付着した場合でも、水拭きでキレイにすることが可能。手入れに手間がかかりにくい点もおすすめです。
お風呂で動画が鑑賞できる
湯船に浸かりながらタブレットで音楽や動画、デジタル書籍を楽しみたい場合には、優れた防水性能を備えたモデルがおすすめ。お風呂に入っている時間を有効に活用できるだけでなく、リラックスして体をあたためられます。
お風呂でタブレットを使う場合には、IPX8などの防水性能を備えたモデルが便利。万が一水没してしまった場合の故障リスクも低減できます。
防水タブレット使用上の注意点
防水タブレット使用上の注意点は、以下の3つです。
- 屋外で使用する場合は防塵性能もチェックしよう
- お風呂で使用する際は防水性能の優れたモデル選ぼう
- 落下などの衝撃に備えたい場合はケースも併用しよう
屋外で使用する場合は防塵性能もチェックしよう
防水性能に優れたタブレットであれば、海や川などの近くでキャンプやバーベキューを楽しむ場合に便利。アウトドアシーンで水飛沫がかかった場合や、屋外で急な雨に降られた場合の故障リスクも低減できます。
ただし、屋外でタブレットを使用すると、砂埃が内部に侵入して故障してしまう場合も。大切なタブレットを屋外で使用する場合には、防水防塵性能を備えたモデルが適しています。
お風呂で使用する際は防水性能の優れたモデル選ぼう
防水タブレットは、製品ごとに防水性能の高さが異なります。IPX6までのタブレットは水没に耐えられないので、万が一湯船に落としてしまった場合に故障のリスクがあるので注意しましょう。
湯船に浸かりながら動画や映画、音楽の鑑賞を楽しみたい場合には、IPX8の防水性能を備えたモデルがおすすめ。お風呂に入っている時間を有効に活用したい場合にも適しています。
落下などの衝撃に備えたい場合はケースも併用しよう
防水性能を備えているタブレットであっても、本体に落下による衝撃が加わると故障してしまう場合があります。タブレット全体を覆う防水ケースは必要ありませんが、衝撃を緩和するケースは装着しておくのがおすすめです。
また、タブレットケースは、手に持った際のフィット感を高めたい場合にも役立ちます。落下トラブルのリスクを軽減したい場合にも適しています。
防水タブレットの重要ポイントまとめ
防水タブレットの重要なポイントは以下の3つです。
- 防止等級をチェックしておこう
- 防塵性能の有無も確認しておこう
- 基本的なスペックにもこだわろう
この記事を書いたライターからのコメント
キッチンやお風呂などのほか、キャンプなどのアウトドアシーンで使用するばあいにも便利な「防水タブレット」。
水飛沫が飛んでしまったり水没してしまったりした場合の故障リスクを低減できるので、安心してタブレットが使えます。
購入する際はCPU・メモリ・ストレージなどの基本性能やディスプレイのサイズもチェックしておくのがおすすめです。
ライター:ですこ
大阪在住。音楽イベント制作業に携わっていた経験があるオーディオ・ガジェット好きライターです。
ヘッドホン・イヤホンなどの聴き比べが趣味。
自らバンド活動を行っていたこともあり、楽器やDTM関連の機器、ソフトについても日々情報に触れております。
最近は、歌ってみたやゲーム実況配信などに必要な機材類についても興味津々です。
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