
音ゲー用のタブレットを購入する際は、本体サイズやCPU、メモリ、ストレージなどのスペックを事前に確認しておくのがおすすめです。



目次
音ゲーはタブレットで出来る?出来ない?
スマホでプレイする機会の多い音ゲーですが、タブレットを使用してももちろんプレイできます。ただし、CPUやメモリ、ストレージなどのスペックが低すぎると快適に処理できない可能性があるので注意しましょう。
タブレットを使って音ゲーをプレイすれば、大画面に精細な映像が表示可能。最近では処理性能に優れているだけでなく、高音質なサウンドを再生できるタブレットも多数発売されています。
音ゲー用のタブレットを購入する際は、プレイするゲームが推奨するスペックを事前に確認しておくのがポイントです。
タブレットで音ゲーをプレイするときのコツ
タブレットで音ゲーをするプレイするときのコツは、以下の4つです。
- 処理性能の高いモデルがおすすめ
- ゲームの容量にあわせてストレージ容量を決めよう
- 快適にプレイするならメモリ容量もチェック
- プレイしやすいディスプレイサイズを選択しよう
処理性能の高いモデルがおすすめ
タブレットの処理性能を判断するには、搭載されているCPUの種類をチェックするのがおすすめです。演算処理を行うコアの数や、計算速度を表すクロック周波数を確認。コア数が多く、クロック周波数の高いモデルが高性能なCPUです。
また、余裕があればグラフィックの処理性能を左右するGPUも確認しておくのが理想。CPUに加えてGPUを別途搭載している製品であれば、より快適な処理性能が期待できます。
ゲームの容量にあわせてストレージ容量を決めよう
ゲームアプリやゲームのデータを保存するにはストレージの容量が必要。容量の大きなゲームやアップデートが頻繁に行われるゲームをプレイする場合には、ストレージ容量の大きいモデルがおすすめです。
また、SDカードスロットを備えている製品であれば、ストレージ容量の追加が可能。プレイするゲームの種類が多い場合にもおすすめです。
快適にプレイするならメモリ容量もチェック
一時的にデータを保存するメモリは、作業台のような役割を担うパーツ。メモリ容量が少ないと、CPUが高性能でも作業スペースが狭く、快適に処理が進みまず動作が重くなる可能性があります。
画面をタッチして行った操作が反映されるまでの時間もメモリ容量に左右されるので、予算に余裕がある場合は、容量の大きい製品を選択しましょう。
プレイしやすいディスプレイサイズを選択しよう
タブレットのディスプレイサイズは、各モデルごとにさまざま。7~10インチ前後のモデルが主流ですが、迫力のある映像を楽しみたい場合には9~10インチ程度のモデルがおすすめです。
逆に片手で持ってゲームをプレイしたい場合や、頻繁に携帯する場合にはコンパクトで軽量なモデルが便利。7~8インチのディスプレイ搭載モデルを選択するのがよいでしょう。
音ゲーにはiPad(iOS)とAndroidどちらが良い?違いは
結論から言いますと、音ゲーに向いているOSはiPadです。なぜなら、iPadに搭載されているオーディオシステムはAndroidに搭載されているオーディオシステムよりも「レイテンシ」が早いからです。
「レイテンシ」とは、システムがオーディオに音を出す信号を送ってから音が鳴るまでの時差のことです。音ゲーは音を聞いて操作するゲームなので、タイムラグがあれば快適なプレイができなくなってしまいます。よって、音ゲーにはiPadが向いていると言えるでしょう。
音ゲー向けタブレットのおすすめメーカー
音ゲー向けタブレットのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- Apple
- Microsoft
- Samsung
Apple
Appleはアメリカ合衆国にあるインターネット関連、家庭用電化製品などを開発、販売するIT企業です。世界初のスマートフォンである「iPhone」を2007年に発売し、他社とは一線を画す先進的なデザインとスクリーンをタッチして操作するという斬新な操作方法が評価されました。
Microsoft
Microsoftはアメリカ合衆国にあるソフトウェアの開発、販売を行う企業です。PC用のOSとして世界中で使われている「Windows」を1985年に発売しました。
「Windows」はOfficeやExcelなどのソフトウェアを使用することができるため、家庭用だけでなくビジネスでも使われています。
Samsung
Samsung(サムスン電子)は大韓民国にある家電や電子部品の製造する企業です。スマートフォン、薄型テレビなどにおいて世界シェア第一位となっています。
Samsungの代的なスマートフォンである「Galaxy」はiPhoneや他社のAndroidスマートフォンからデータを移行できるアプリが利用できます。
音ゲーにおすすめのタブレットの選び方
音ゲーにおすすめのタブレットの選び方を以下の4つのポイントから解説します。
- CPUが高性能
- ストレージが大容量
- メモリも大容量
- 画面が大きい
CPUが高性能
CPUはタブレットの処理能力に大きな影響を与えるパーツです。主にチェックするポイントは「コア数」と「クロック周波数」です。
コアは演算処理を行うパーツで、コア数が大きいほど処理能力が高くなります。クロック周波数は計算速度を示す数値なので、コア数と同様に数値が大きいほど処理能力が高くなります。
ストレージが大容量
ストレージはデータを保存しておく場所のことです。RPGなど容量の大きなゲームをたくさんプレイしたい方は大きいストレージのタブレットを選ぶと良いでしょう。
また、SDカードを挿入してストレージを増やせるタイプもあります。
メモリも大容量
メモリとはコンピューターがストレージに保存されているデータを取り出してきて作業する作業台のようなものです。作業台は大きいほどたくさんのものを広げて作業することができるので、メモリも大きいほど処理能力が高くなります。
画面が大きい
タブレットはスマホと違い画面が大きいのが魅力です。7~10インチが主流となっており、7~8インチは文庫本と同程度のサイズなので、電子書籍や漫画を読むのにおすすめです。
ゲームをするには9~10インチの大きいサイズの方が迫力があり、操作もしやすいのでおすすめです。
安い音ゲー用タブレットのおすすめ10選
おすすめの安い音ゲー用タブレットを紹介します。
アップル(Apple) iPad mini
サイズ | 195.4×134.8×6.3mm |
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重量 | 293g |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 非掲載 |
CPU | A15 Bionicチップ |
解像度 | 2266×1488 |
iOS | 16 |
- 比較的コンパクトなサイズにデザインされています。
- 8.3インチのLiquid Retinaディスプレイにより鮮やかな映像が楽しめます。
- 横向きに搭載したステレオスピーカーで迫力あるサウンドが再生できます。
「アップル(Apple) iPad mini」の特徴
アップルが製造するタブレット「iPad」シリーズのなかで最もコンパクトなサイズの製品。小型ながらパワフルな処理性能を備えています。
アップル(Apple) iPad
サイズ | 248.6×179.5×7mm |
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重量 | 477g |
ディスプレイ | Liquid Retinaディスプレイ |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 非掲載 |
CPU | A14 Bionicチップ |
解像度 | 2360×1640 |
iOS | 16 |
- Touch ID機能を備えておりスピーディなログインが可能です。
- 10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載しています。
- Apple Pencilに対応しておりペンを使った音ゲーのプレイも可能です。
「アップル(Apple) iPad」の特徴
美しいゲームグラフィックを楽しめる10.9インチの画面を搭載しているタブレット。横向きに付いたステレオスピーカーからは、音ゲーのビートがしっかりと再生されます。
レノボ(Lenovo) Lenovo Tab K10
サイズ | 約244.8×153.9×8.2mm |
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重量 | 約460g |
ディスプレイ | 10.3インチ型ワイドIPSパネル |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 4GB |
CPU | MediaTek Helio P22Tプロセッサー |
解像度 | 1920×1200 |
Android | 11 |
- スタイリッシュなデザインを採用しているタブレットです。
- 8コアのプロセッサーによってパワフルな処理が期待できます。
- 臨場感あふれるサウンドを再生するスピーカーも内蔵されています。
「レノボ(Lenovo) Lenovo Tab K10」の特徴
約8.2mmのスリムなデザインと約460gの軽量な設計が魅力的なタブレット。ドルビーオーディオに対応したステレオスピーカーも搭載しています。
レノボ(Lenovo) Tab B10 HD
サイズ | 約241.54×149.38×8.25mm |
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重量 | 約420g |
ディスプレイ | 10.1型ワイドIPSパネル |
ストレージ | 32GB |
メモリ | 2GB |
CPU | MedisTek P22T プロセッサ― |
解像度 | 1280×800 |
Android | 10 |
- 薄型で軽量なデザインを採用しているタブレットです。
- 鮮やかな映像が表示できる10.1型ワイドIPSパネルを備えています。
- 臨場感あふれるサウンドを再生できる点もメリットです。
「レノボ(Lenovo) Tab B10 HD」の特徴
画面占有率約85%の狭額縁ディスプレイによって、音ゲープレイ時の没入感を高められるのがポイント。フロントスピーカーからはパワフルかつ上質なサウンドが再生できます。
日本電気(NEC) LAVIE Tab T11 T1175/BAS
サイズ | 263.66×166.67×6.8mm |
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重量 | 約480g |
ディスプレイ | 11型ワイドLED IPS液晶 |
ストレージ | 約128GB |
メモリ | 4GB |
CPU | A15 Bionicチップ |
解像度 | 2000×1200 |
Android | 10 |
- 高音質なQuadスピーカーは立体音響技術のDolby Atmosに対応しています。
- 顔認証対応のWebカメラが付いているのでスピーディにログインできます。
- 4096段階の筆圧感知が可能なデジタルペンもオプションで購入できます。
「日本電気(NEC) T1175/BAS」の特徴
タブレットの起動や基本操作が記載されたセットアップシートが付属。操作マニュアルなども用意されており、初めて音ゲー用のタブレットを購入する場合にも便利です。
シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad
サイズ | 250.38×157.98×7.05mm |
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重量 | 445g |
ディスプレイ | 1061 インチディスプレイ |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 3GB |
CPU | MediaTek Helio G99 |
解像度 | 2000×1200 |
OS | MIUI 13 for Pad based on Android 12 |
- Dolby Atmos対応のクアッドステレオスピーカーが内蔵されています。
- 8000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
- 同梱の急速充電器を使ってスピーディに充電できます。
「シャオミ(Xiaomi) Redmi Pad」の特徴
上質な印象を与えるアルミユニボディを備えている音ゲーにおすすめのタブレット。90Hz対応の2Kディスプレイを備えており、滑らかな映像が表示できます。
マイクロソフト(Microsoft) Surface Go 3
サイズ | 245×175×8.3mm |
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重量 | 544g |
ディスプレイ | 10.5 インチ Pixel ディスプレイ |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 4GB |
CPU | Intel Pentium Gold 6500Y プロセッサ |
解像度 | 1920×1280 |
Windows | 11 Home |
- 背面にキックスタンドを備えておりデスク上に立てて使用できます。
- 最大約11時間駆動するバッテリーを内蔵しています。
- 10.5インチのディスプレイで1度に多くの情報を表示できます。
「マイクロソフト(Microsoft) Surface Go 3」の特徴
高い処理性能が期待できるインテル製のプロセッサーを搭載したタブレット。キッズモードが利用できるので、安心して使用できる音ゲー用のタブレットを探している場合にも便利です。
チウイ(CHUWI) HiPad XPro
サイズ | 246.4×161.51×7.3mm |
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重量 | 約510g |
ディスプレイ | 10.51 インチ |
ストレージ | 128GB |
メモリ | 6GB |
CPU | Unisoc T616 |
解像度 | 1920×1200 |
Android | 12 |
- 軽量かつ薄型なデザインを採用しています。
- 1920×1200の高解像度に対応したディスプレイを搭載しています。
- 立体感のあるサウンドを再生できます。
「チウイ(CHUWI) HiPad XPro」の特徴
ボディの厚みが7.3mmと薄く、持ちやすいタブレット。ダイナミックかつ繊細な表現ができるスピーカーが内蔵されており、高音質が期待できます。
TECLAST T50 2023 Tablet
サイズ | 237.5×142.5×7.5mm |
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重量 | 510g |
ディスプレイ | Cinematic 2K display |
ストレージ | 128GB |
メモリ | 8GB |
CPU | Unisoc Tiger T616 |
解像度 | 2000×1200 |
Android | 12 |
- 8GBのメモリを搭載しており快適な処理が期待できます。
- ストレージはmicroSDカードを利用して追加できます。
- 2000×1200の高解像度ディスプレイを備えています。
「TECLAST T50 2023 Tablet」の特徴
高性能ながら手頃な価格を実現しているコスパに優れたタブレット。CPUに加えてGPUも内蔵しており、パワフルな処理が期待できます。
Blackview Tab 12 Pro
サイズ | 238.5×157.45×7.4mm |
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重量 | 430g |
ディスプレイ | 10.1インチディスプレイ |
ストレージ | 128GB |
メモリ | 8GB |
CPU | Unisoc T606 |
解像度 | 1920×1200 |
Android | 12 |
- 8GBのメモリに加えて6GBの拡張にも対応できます。
- microSDカードを利用すればストレージも増量できます。
- 比較的リーズナブルな価格で購入できるコスパの高さも魅力です。
「Blackview Tab 12 Pro」の特徴
デュアルSIMカードに対応しているタブレット。Wi-Fiによる接続だけでなく、4Gによるワイヤレス接続で使用できるのが魅力です。
音ゲーにおすすめのタブレットの重要ポイントまとめ
この記事で重要なポイントは以下の3つです。
- 快適なプレイをしたいならCPUやメモリなどは高スペックな方が良い
- レイテンシだけを比べるとAndroidよりもiPadのほうが優れている
- スペックを気にしないのであればASUSやHUAWEIなどの低価格モデルを選ぶと良い


