【2020年版】ヘッドホンアンプのおすすめ最強10選。メーカーも解説

【じっくり読むと6分】

音質の向上効果のあるヘッドアンプのおすすめモデルを、据え置きとポータブルに分けて10種紹介します。FPSゲームで使用してより深く聞き分けたり、ギターを接続してPCに録音したりといった使い方もできる、有用なデバイスです。安い、コスパに優れたモデルだけでなく、ハイグレードなモデルもバランスよく紹介していきます。

ヘッドホンアンプとは

ヘッドホンアンプとは、ヘッドホンを力強く駆動するための専用オーディオ機器です。スマートホンやポータブルオーディオプレーヤー(DAP)の内部にも搭載されてはいるのですが、より良い音質で楽しみたい、という場合に単体機の出番となります。プロ用やハイエンドのヘッドホンは、出力が高いヘッドホンアンプの使用が前提で設計されている場合もあります。高級ヘッドホンやイヤホンをお持ちの方にこそ、ぜひおすすめしたい機器です!

ヘッドホンアンプの注目したい機能・性能

ヘッドホンアンプの注目したい機能・性能は、以下の2つです。

  • より音質に優れるバランス出力
  • ハイレゾ対応モデルでさらなる高音質を楽しもう

より音質に優れるバランス出力

ヘッドホンの出力端子は、3.5mm径ステレオミニまたは6.3mm径標準端子が長らく標準でしたが、これらは「アンバランス出力」と呼ばれる規格で、厳密には左右の信号が混ざり合う欠点がありました。それを解消したのが「バランス出力」。ピュアオーディオの世界では既に一般化していた技術で、左右の信号が独立しているので非常に分離の良いサウンドが得られます。端子の径が各社統一されていないので注意してくださいね。

ハイレゾ対応モデルでさらなる高音質を楽しもう

ハイレゾ音源、ハイレゾ対応ヘッドホンをお持ちなら、ヘッドホンアンプもぜひハイレゾ対応モデルを選びましょう。PCM形式で24bit/192kHz、DSD形式で5.6MHz以上のスペックがあれば、現状リリースされているハイレゾ音源のほとんどに対応することが可能です。搭載されているDAC(デジタルアナログコンバーター:デジタル信号をアナログ信号に変換する装置)の品質が音質を大きく左右するので、慎重に選択したいところ。

ヘッドホンアンプのおすすめメーカー

ヘッドホンアンプのおすすめメーカーは、以下の2つです。

  • SONY
  • Chord Electronics

SONY

国産オーディオメーカーの雄、SONY。SONYのヘッドホンアンプは、ポータブル型を中心に据え置き型もラインナップ。全てがハイレゾ対応モデルで、PCM形式だけでなく、より生々しい音質で人気の高いDSD形式にも対応しているモデルが多いのも特徴です。ポータブル型にもバランス出力モデルを用意するなど、高音質を求める方には特におすすめのメーカーです。

Chord Electronics

Chord Electronicsは、イギリスの高級オーディオ機器メーカーの一つ。日本円で100万円以上のハイエンドなピュアオーディオ機器をいくつも発表し続ける、ピュアオーディオの世界で名を馳せるブランドです。近年はハイエンド機器の音質を受け継いだポータブル型のヘッドホンアンプや、場所を取らない小型の据え置き型ヘッドホンアンプをリリースし、圧倒的な高音質が高く評価されています。国産メーカーとは一線を画した優れたデザインや艶やかな音質は、他の人とは違うヘッドホンアンプを求める方にぴったりのメーカーと言えるでしょう。

ヘッドホンアンプの選び方

ヘッドホンアンプの選び方を以下の3つのポイントから解説します。

  • 据え置き型にするか、ポータブル型にするか?
  • 入出力端子をチェック!
  • 電源方式も忘れずに確認!

据え置き型にするか、ポータブル型にするか?

ヘッドホンアンプを選ぶ際に最初に考慮したいのは、据え置き型にするか、ポータブル型にするか、です。音質優先で持ち運びしない、ということであれば据え置き型、スマートホンやDAPに接続して持ち運びする、ということであればポータブル型を選びましょう。しかし、近年では持ち運びもできるサイズでありながら、据え置き型に全く引けを取らないヘッドホンアンプも登場してきており、その線引きは年々難しくなってきています。

入出力端子をチェック!

ヘッドホンアンプの入出力端子は、忘れずにチェックしておきましょう。代表的な入力端子は、アナログ端子、光デジタル端子、同軸デジタル端子、USB端子で、自分の再生機器と合うかどうか確認します。代表的な出力端子は、ヘッドホン端子(アンバランスかバランスかに分かれる)、光デジタル端子、アナログ端子で、接続するヘッドホンや機器に合うかどうか、必ず確認しておきましょう。

電源方式も忘れずに確認!

据え置き型ヘッドホンアンプの電源は、AC電源を使用する場合がほとんどです。ポータブル型の場合は、充電池式、乾電池式、給電式に分かれます。充電池式が現在主流ですが、内蔵充電池は使うほどに劣化するので、将来的に交換可能か確認しておきましょう。乾電池式は電池交換さえすればいつでも使えるのが利点ですが、ランニングコストが高いです。給電式は、スマートホンやDAPから電源を取るので本体を小型化できますが、スマートホンなどの電池の消耗が速くなるのがデメリットです。

【ポータブル】ヘッドホンアンプのおすすめ5選

Chord Electronics Mojo

Chord Electronics Mojoの仕様・製品情報

サイズ 82x60x22mm
質量 約180g
入力端子 オプティカルTOSlink(最大192kHz / 24bit)、コアキシャル(3.5㎜)(最大768kHz /32bit)、MicroUSB(最大768kHz/32bit)、MicroUSB(充電用)
出力端子 ヘッドホンジャック(3.5㎜)x2
対応サンプリング周波数/ビット数 PCM 768kHz/32bit、DSD256(11.2MHz/1bit)

Chord Electronics Mojoのおすすめポイント3つ

  • 耐久性に優れたブロック削り出しの航空機グレードアルミボディ
  • 最大約8時間再生可能な内蔵バッテリー
  • PCM 768kHz/32bit、DSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生

Chord Electronics Mojoのレビューと評価

優れたデザインと高音質!ハイクオリティなヘッドホンアンプの定番機種

Chord Electronics Mojoは、日本産の製品には見られないデザインと、驚きの高音質を実現したハイグレードなヘッドホンアンプです。ハイエンドなオーディオ機器を生産するChord Electronicsの経験が存分に生かされた優れた音質は、「Mojo以前、Mojo以降」と線引きされるほど大きな影響を与えました。

Chord Electronics Mojoはこんな人におすすめ!

高音質かつデザインに優れた、ハイグレードなヘッドホンアンプが欲しい方に!

SONY PHA-2A

SONY PHA-2Aの仕様・製品情報

サイズ 80×24×133.5mm
質量 約290g
入力端子 Digital(USB microB、USB Type A) DC in(USB microB)
出力端子 ヘッドホン端子(4.4mmバランス標準)、ヘッドホン端子(3.5mmステレオミニ)
対応サンプリング周波数/ビット数 最大192kHz/32bit、DSD2.8MHz, 5.6MHz(5.6MHzはWinodwsのみ)

SONY PHA-2Aのおすすめポイント3つ

  • 4.4mmバランス出力に対応したポータブルヘッドホンアンプ
  • 内蔵電池で約5時間駆動可能
  • USBオーディオ接続時にPCM:最大192kHz/32bit、DSD:2.8MHz、5.6MHzに対応

SONY PHA-2Aのレビューと評価

バランス出力に対応したポータブル型のヘッドホンアンプ

SONY PHA-2Aは、SONYの技術力とバランスの良さが光るハイレゾ対応のヘッドホンアンプです。4.4mmバランス出力に対応し、クリアな音質を実現しています。ハイレゾ音源と、ハイレゾ対応ヘッドホンをお持ちの方におすすめの機種です。

SONY PHA-2Aはこんな人におすすめ!

ポータブル環境でもバランス出力のヘッドホンを使用したい方に!

Fiio Q1 MarkII

Fiio Q1 MarkIIの仕様・製品情報

サイズ 99x59x12.5mm
質量 約101g
入力端子 Micro USB、3.5mm Jack
出力端子 3.5mm stereo jack、2.5mm balanced headphone jack
対応サンプリング周波数/ビット数 PCM:384kHz/32bit、DSD256:11.2MHz

Fiio Q1 MarkIIのおすすめポイント3つ

  • 中国発、新進気鋭のヘッドホンアンプ
  • 低価格ながらDSD再生やバランス出力にも対応
  • AKM製DACチップ「AK4452」やTexas Instruments製オペアンプなど定評ある部品をセレクト

Fiio Q1 MarkIIのレビューと評価

価格からは想像できない、完成度の高い製品

Fiio Q1 MarkIIは、中国発の新進気鋭メーカーが作り上げた、非常にコストパフォーマンスの高いヘッドホンアンプです。入門機と言える価格ながら、DSD再生やバランス出力にも対応。シックでスタイリッシュなデザインも高級感があります。

Fiio Q1 MarkIIはこんな人におすすめ!

コストパフォーマンスに優れたヘッドホンアンプをお探しの方に!

ONKYO DAC-HA200

ONKYO DAC-HA200の仕様・製品情報

サイズ 64×112×21.7mm
質量 210g
入力端子 ステレオミニ音声端子×1、USB端子(タイプA)×1、Micro USB端子(タイプB)×1、光ミニ×1
出力端子 ステレオミニ音声端子×1
対応サンプリング周波数/ビット数 最大96kHz/24bit

ONKYO DAC-HA200のおすすめポイント3つ

  • ONKYOが初めて作ったポータブル型ヘッドホンアンプ
  • 600オームまでのヘッドホンに対応
  • 内蔵電池で最大約11時間駆動可能

ONKYO DAC-HA200のレビューと評価

日本の老舗が放つ、基本に忠実かつシンプルなヘッドホンアンプ

ONKYO DAC-HA200は、日本の老舗オーディオメーカー・ONKYOが初めて作り上げたポータブル型ヘッドホンアンプです。デビューは2014年なので、デジタル面のスペックの弱さがきになるところですが、アナログ面での性能は現在でも一級。ディスクリート構成のアンプ部には定評あるオペアンプ「MUSES8920」を採用するなど、音質にこだわった作りとなっています。

ONKYO DAC-HA200はこんな人におすすめ!

アナログ接続時の音を重視する方に!

JVC SU-AX01

JVC SU-AX01の仕様・製品情報

サイズ 80.4×28.5×153.5mm
質量 400g
入力端子 iPod/iPhone/iPad接続用端子[USB A端子]、パソコン接続用端子(USB Audio入力)[USBマイクロB端子]、DC IN端子(充電)[USBマイクロB端子]、OPTICAL入力端子[角型光端子]、COAXIAL入力端子[RCAピンジャック]、LINE入力端子[ステレオミニ(φ3.5 mm)× 1]
出力端子 ステレオミニ(φ3.5 mm)× 2
対応サンプリング周波数/ビット数 DSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bit

JVC SU-AX01のおすすめポイント3つ

  • フローティング構造採用の高剛性ボディ
  • フルバランス構成のアナログ回路を搭載
  • 豊富なインターフェースであらゆる入力ソースに対応

JVC SU-AX01のレビューと評価

アナログとデジタルのバランスにこだわったヘッドホンアンプ

JVC SU-AX01は、コンパクトながらボディの構造や信号経路の細部までこだわった、ポータブル型ヘッドホンアンプです。デジタル信号をアナログに変換した後は、出力まで全て独立したバランス構成のアンプ部とするなど、国産メーカーらしいきめ細かさの際立つモデルとなっています。

JVC SU-AX01はこんな人におすすめ!

据え置き型に迫る美しい音色を堪能したい方に!

【据え置き】ヘッドホンアンプのおすすめ5選

RME Babyface Pro

RME Babyface Proの仕様・製品情報

サイズ 108x35x181mm
質量 680g
入力端子 XLRx2、ライン入力、TOSLink形式オプティカル、MIDI、USB
出力端子 ヘッドホンx2、MIDI、TOSLink形式オプティカル
対応サンプリング周波数/ビット数 24bit/192kHz

RME Babyface Proのおすすめポイント3つ

  • ギターが直接できるプロ用オーディオインターフェース
  • スタジオクオリティのモニターサウンドを楽しめる
  • 豊富な入出力で、マイクやキーボード、デジタル機器に完全対応

RME Babyface Proのレビューと評価

プロ仕様のオーディオインターフェース

RME Babyface Proは、ヘッドホンアンプと言うよりも、プロミュージシャンが自宅の録音で使用するオーディオインターフェースと言った方が正しい製品です。とはいえ、その磨き抜かれたヘッドホンの音質は、スタジオクオリティをユーザーに届けてくれます。ギターやマイク、キーボードといった楽器類を直接接続可能です。

RME Babyface Proはこんな人におすすめ!

鑑賞だけでなく、自宅で音楽を制作する方に!

DENON DA-310USB

DENON DA-310USBの仕様・製品情報

サイズ 180x71x197mm
質量 1.5kg
入力端子 USB-B入力×1、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1
出力端子 ヘッドホン出力(ステレオ標準ジャック)×1、アンバランス出力×1
対応サンプリング周波数/ビット数 DSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bit

DENON DA-310USBのおすすめポイント3つ

  • フルデジタルプロセッシングで鮮度の高い音を実現
  • 縦置きにも横置きにも設置可能
  • 上級機種譲りのカスタムパーツを採用

DENON DA-310USBのレビューと評価

フルデジタルプロセッシングが生み出す鮮烈な音色

DENON DA-310USBは、DENONの上級機種の高音質を受け継いだ、コンパクトな据え置き型ヘッドホンアンプです。フルデジタル構成のアンプ部は、鮮烈で爽快感のあるサウンドを生み出します。もともとコンパクトなヘッドホンアンプですが、縦置きにも設置可能で、置き場所を選びません。

DENON DA-310USBはこんな人におすすめ!

コンパクトかつ高音質な据え置き型ヘッドホンアンプをお探しの方に!

LUXMAN P-750u

LUXMAN P-750uの仕様・製品情報

サイズ 440×92×400mm
質量 13.3kg
出力端子 標準のフォーン(アンバランス)出力端子、3PinXLRバランス端子、4PinXLRバランス端子

LUXMAN P-750uのおすすめポイント3つ

  • ピュアオーディオメーカーの放つフラッグシップ・ヘッドホンアンプ
  • DAC未搭載の純粋なアナログ・ヘッドホンアンプ
  • 豊富なバランス出力

LUXMAN P-750uのレビューと評価

LUXMANの誇るフラッグシップ・ヘッドホンアンプ

LUXMAN P-750uは、DACを搭載せず純粋にアナログ面でのオーディオ性能を突き詰めたフラッグシップ・ヘッドホンアンプです。ベンチマークとされた先代モデル「P-700u」を上回る高音質は、多くの人々に驚きを与えるでしょう。

LUXMAN P-750uはこんな人におすすめ!

とにかく最高の音質でヘッドホンを楽しみたい、という方に!

Marantz HD-DAC1

Marantz HD-DAC1の仕様・製品情報

サイズ 250x90x270mm
質量 5kg
入力端子 USB-B × 1、 同軸デジタル × 1、 光デジタル × 2、 アナログ ( 3.5mmステレオミニ )× 1、USB-A ( フロント ) × 1
出力端子 アナログ ( 固定 ) × 1、 アナログ ( 可変 ) × 1、 ヘッドホン × 1
対応サンプリング周波数/ビット数 DSD(2.8MHz/5.6MHz)PCM 192kHz/24bit

Marantz HD-DAC1のおすすめポイント3つ

  • マランツ初のDAC搭載ヘッドホンアンプ
  • DSDファイルの再生にも対応
  • 老舗メーカーらしい高級感のある外観

Marantz HD-DAC1のレビューと評価

PCサイドに最適なコンパクトな据え置き型ヘッドホンアンプ

Marantz HD-DAC1は、老舗マランツが初めて作り上げた、DAC搭載ヘッドホンアンプです。PCサイドに置けば、コンパクトなスペースで上質なオーディオシステムの出来上がり。DSD再生にも対応したデジタル部と、ディスクリート構成のアナログ部が生み出すサウンドは一聴の価値があります。

Marantz HD-DAC1はこんな人におすすめ!

老舗メーカーならではのサウンドをPCとの接続で楽しみたい方に!

Sennheiser HDV820

Sennheiser HDV820の仕様・製品情報

サイズ 224×44×306mm
質量 2.25kg
入力端子 アナログ2系統(アンバランス・バランス)、デジタル3系統(USB・同軸・S/PDIF光)
出力端子 アナログ出力:1系統(バランス)、ヘッドフォン出力:4系統(Pentaconn:2系統、XLR-4:1系統、6.3mm標準/XLR-3:1系統)
対応サンプリング周波数/ビット数 DSD256 12.3MHz、PCM 32ビット/384kHz

Sennheiser HDV820のおすすめポイント3つ

  • ドイツ生まれの高音質ヘッドホンアンプ
  • ゼンハイザー製ハイエンドヘッドホンとベストマッチング
  • 洗練されたデザインと圧倒的な高音質

Sennheiser HDV820のレビューと評価

キャッチ

Sennheiser HDV820は、特にSennheiserの高音質ヘッドホンの駆動に最適な高級ヘッドホンアンプです。同社のHD800Sと組み合わせることで素晴らしい性能を発揮しますが、もちろん他社製ヘッドホンとも接続可能。ドイツ生まれの高音質を楽しみたい方におすすめの高級機です。

Sennheiser HDV820はこんな人におすすめ!

広いダイナミックレンジをたっぷりと楽しみたい方に!