


目次
マウス一体型のキーボードとは?
キーボードはパソコンで文字を入力するために欠かせません。またマウスはカーソルを移動させる上で必須と言えます。
マウス一体型のキーボードはキーボードにマウスがくっついたものです。マウス部分はトラックパッドのものもあれば、トラックボール式のものもあります。
一体型のメリット
スペースを確保できる
通常のマウスとキーボードですと、キーボードを置いた上に、マウスを操作するためのスペースが必要になります。限られたスペースの場合、マウスを操作するスペースを確保するのが難しいという場合があるかもしれません。
でもマウス一体型のキーボードであれば、キーボード上でマウスの操作も可能ですのでスペースを考える必要はありません。
操作の効率が上がる
通常のマウスとキーボードを利用している時に気になる点といえば、マウスでカーソルを操作して、マウスから手を離し、キーボードで文字を入力しキーボードから手を離し、マウスに手を…という一連の動作です。
この切替時の動作のために一回あたりの時間は短いながらトータルでは結構な時間をロスすることになる場合があります。でも一体型であれば、キーボード上ですべての操作が可能ですので、時間のロスも最小限で済むことでしょう。
マウス一体型キーボードの選び方
マウスの種類
マウス部分には、タッチパッドを採用しているものもあればトラックボールを採用しているものもあります。タッチパッドはノートパソコンでも利用されているもので比較的慣れている方も多いかもしれません。マウスの種類は各自のこだわりによるところも多いので好みに合わせて選ぶのが良いでしょう。
サイズ
マウス一体型キーボードにはサイズも複数あります。通常のキーボードサイズのものもあればスマホサイズ程度の小型のものもあります。
普段のパソコン操作ではなるべく通常サイズがよいと思われますが、リビングでテレビに映したPCのを操作する場合には通常サイズではかさばってしまうのでコンパクトサイズのものがよいかもしれません。用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
マウスパッド型とトラックボール型の違い
マウス一体型キーボードにおいて、マウスパッド型とトラックボール型の違いは明らかです。
一般的にマウスパッド型は、キーボードの持ち運びやすさやデザイン性を重視する主にビジネス目的の方におすすめです。トラックボール型は高い操作性を重視する主にゲームやプログラミング目的の方に向いていると言えます。
最近のマウスパッド(タッチパッド)型はノートPCのキーボードとほぼ同じ仕様であり、二本指を使えば右クリックやスクロールも可能。トラックボール型はカーソル移動がより早くスムーズ、また豪快な動きも持ち味です。
ただ、どちらも遠いドラッグ移動や広範囲な複数選択などという点で、独立型マウスよりもスピードや精度で劣る点もあります。マウスパッド型・トラックボール型のマウス一体型キーボードはどちらも、独立型マウスと用途に応じて使い分ければより性能を発揮するものになるでしょう。
[マウスパッド型] マウス一体キーボードのおすすめ4選
おすすめのマウスパッド型キーボードを紹介します。
サンワダイレクト Bluetoothキーボード タッチパッド 400-SKB066
重さ | 580g |
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サイズ | 40.2 x 14.1 x 2.9 cm |
接続方式 | Bluetooth |
キーボード様式 | パンタグラフ |
バッテリー電源 | USBケーブル充電 |
- Bluetoothによるワイヤレス接続で、3台のデバイスまでマルチペアリングが可能
- キーボードがパンタグラフ様式で、キーピッチが19mm・キーストロークが1.8±0.2mmと快適なタイピング仕様に
- 充電やペアリング状況をより明確に伝えるLED表示機能搭載
「サンワダイレクト Bluetoothキーボード タッチパッド 400-SKB066」の特徴
iPhoneやiPad、ゲーム機など複数のデバイスを同時に3台までペアリングできる点が何よりのセールスポイント。
マウスパッド(タッチパッド)一体型なのでスマホ、タブレットでもノートPCのように操作できるのも大きなメリットです。
Ewin ワイヤレスキーボード Bluetoothキーボード EW-K19202
重さ | 366g |
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サイズ | 36.6 x 12.4 x 1.9 cm |
接続方式 | Bluetooth |
キーボード様式 | パンタグラフ |
バッテリー電源 | アルカリ単4乾電池 |
- タッチパッドの他にもテンキーや14種類のファンクションキーがついた多機能キーボード
- Windows10やiOSなど、各OSに最適のモード設定可能
- 現在Amazonでは3,000円前後の高コスパ、かつ2021年の最新モデル商品
「Ewin ワイヤレスキーボード Bluetoothキーボード EW-K19202」の特徴
最大の売りは、10種類以上のファンクションキーなどキーボードに高価なノートPCなみの豊富なキーがある点です。
10分間の無操作で節電モードになる省エネ機能もあり。ただ電池仕様なのでバッテリー切れの際には不便が伴います。
UNIQ タッチパッド内蔵 ワイヤレスキーボード mokibo MKB316_RD
重さ | 240g |
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サイズ | 13 x 26 x 0.75 cm |
接続方式 | Bluetooth4.0 |
キーボード様式 | パンタグラフ |
バッテリー電源 | USBケーブル充電 |
- キーボードの表面をなぞるだけで、全体がタッチパッドに変わる画期的な構造
- ワンタッチで、Windows・Android・iOS/MacOSの3つのOSモード切り替え、かつデバイスのマルチペアリングも可能
- 全体的に丸みを帯びたラウンドエッジ仕上げや手前の赤いラインなど、高級感のあるデザイン
「UNIQ タッチパッド内蔵 ワイヤレスキーボード mokibo MKB316_RD」の特徴
最も目を引くのはキーボードが一瞬の“指なぞり”でタッチパッドに変わり、幅広いタッチ操作が可能になる点。
キーボードは静音設計のパンタグラフ式なのでタイピングの点でも問題はなく、サイズが幅わずか26センチで持ち運びにも便利です。
マイクロソフト N9Z-00029
- マルチメディアキー搭載、簡単にアクセスできる音量コントロール機能
- 暗号化機能搭載、ワイヤレス(2.4GHz帯)
- 水をこぼしても大丈夫な防滴設計
マイクロソフト N9Z-00029のレビューと評価
かゆいところに手が届くつくり
マイクロソフト N9Z-00029にはマルチメディアキーが搭載されています。ワンタッチでメーラーや音楽ソフトを起動したり、音量の調整や曲送り、停止などの操作を行うことができます。
タッチパッドが本体右側についていますが、本体左側には通常のマウスボタンに加えて左クリック用のボタンも配置されています。
右手でマウス操作しながら左手でクリックするといった使い方もでき、なかなかに実用的な存在と言えます。
マイクロソフト N9Z-00029の仕様・製品情報
接続方式 | 2.4GHz無線接続 |
重量 | 640g |
[トラックボール型] マウス一体キーボードのおすすめ3選
トラックボール型キーボードのおすすめ3選を紹介します。
エレコム トラックボール付キーボード TK-TB01DMBK
重さ | 1.54kg |
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サイズ | 47.4 x 26.4 x 6.4 cm |
接続方式 | Bluetooth |
キーボード様式 | メンブレン |
バッテリー電源 | 単3形アルカリ乾電池・単3形マンガン乾電池・単3形ニッケル水素2次電池のどれか2本 |
- 光学式トラックボールが赤色になったことで搭載センサーの精度が上がり、操作性が大幅に向上
- トラックボール1つに、スクロールに役立つホイール機能などマウス操作のほぼすべてが集約
- 最大1000万回のキーストロークにも耐えうるタフ設計
「エレコム トラックボール付キーボード TK-TB01DMBK」の特徴
操作性豊かなトラックボール一体型のキーボードです。
傾斜が2段階調節ができるスタンドや独自の「ステップスカルプチャー構造」などでタイピングのしやすさへのこだわりも評価されています。
オウルテック TESORO ゲーミングキーボード TS-G6TL-B-BL-JP
次に紹介するおすすめのトラックボール型キーボードは、「オウルテック TESORO ゲーミングキーボード TS-G6TL-B-BL-JP」です。
重さ | 1.88kg |
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サイズ | 56.2 x 22.2 x 9.2 cm |
接続方式 | USBケーブル |
キーボード様式 | メカニカル・青軸 |
バッテリー電源 | 不明 |
- ブルーのLEDバックライトが鮮やかなデザイン性の高い外観
- 操作性の高い大型のトラックボール一体型キーボードで、左右クリックボタンも搭載
- 6キーロールオーバー対応により最大6つ同時キー押しでも認識可能なゲーミング仕様
「オウルテック TESORO ゲーミングキーボード TS-G6TL-B-BL-JP」の特徴
ブルーのLEDバックライトが鮮やかな、ゲーミング仕様に重点を置いたメカニカル型のキーボードです。
LEDが4種類の光り方をしたり、キーストローク600万回の耐久性があったりなど、華やかさと実力を兼ね備えたコスパ良品と言えます。
サンワサプライ SKB-TR03BK
- 光学式トラックボール機能を内蔵したキーボード
- 薄型設計、USB接続でキーボードとトラックボールが操作可能
- メンブレン式でストロークが短く、軽いキータッチで使用可能
サンワサプライ SKB-TR03BKのレビューと評価
トラックボール搭載で動作を最小限で操作できる
サンワサプライ SKB-TR03BKにはトラックボールが搭載されています。タッチパッド以上にマウス操作のムダがなくなりますし、キータイピングからマウス操作への移行もスムーズに行うことができます。
キーボードもメンブレン式を採用しており、確実なタイピングができる構造ですが、軽いタッチで長時間でも快適です。
サンワサプライ SKB-TR03BKの仕様・製品情報
接続方式 | USB接続 |
重量 | 499g |
ワイヤレスマウスキーボードセット 静音 2.4G無線フルキーボード(パームレスト付き)3 つの調整可能なDPIワイヤレス光学マウス
エレコム 2.4GHzワイヤレスプレミアムメンブレンキーボード TK-FDM088TBK & エレコム ワイヤレストラックボール(親指操作タイプ) M-XT3DRBK セット
Fenteer マウス 光学式 USB有線マウス 垂直型 着脱式パームレスト DPI 3段階調節 ゲーミングマウス, ブラック
まとめ
マウス搭載のキーボードを利用すると、スペースを有効に活用したり、手の動きを最小限に抑えて効率良い作業を行うことができたりと良い点があります。
通常ののパソコンの操作に加えて、リビングのテレビに接続したデバイスを手軽に操作できますので、ぜひ今回の記事を参考にマウス一体型のキーボードも検討してみるのはいかがでしょうか。


