カフェやファミリーレストランなどで仕事をするビジネスマンやノマドワーカーの方々も、昔は席に付けば開くのはノートパソコンでしたが、最近はスマートフォン+Bluetoothキーボードという方もよく見かけるようになりました。
もちろんスマートフォンの登場以前から薄型キーボードは存在し、ファンの方もいます。この記事ではスマートフォンだけでなく、パソコンで使う際におすすめのキーボードも紹介します。


薄型キーボードの何がいいの?
キーボードのキーを打つ機構にはさまざまなものがありますが、薄型キーボードの多くはパンタグラフ式と呼ばれる機構になっています。これは本体を薄くできることが最大の特徴ですが、厚みのあるキーボードで主流のメンブレン式やメカニカルスイッチと比べ、キーを軽く打鍵できると言う特徴もあります。
慣れれば非常に軽い力で打鍵でき、長時間使っても疲れにくいのが特徴です。当然ながら、本体が薄いことで持ち運びしやすいという利点もあります。
こんな方に薄型キーボードがおすすめ!
一般的な厚みのあるキーボードを使っていて、「疲れる…」「指が痛くなってくる」そんなご経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
多くのキーボードは、中にゴムやスイッチが組み込まれ、打つ度にそうした機構を叩きます。ある程度は反発力を持たせる必要があるからです。
薄型キーボードは単に薄いだけでなく、そうした反発力を最大限小さくしたキーボードであると言えます。普通のキーボードだと疲れやすい、という方は、薄型キーボードを一度試してみてはいかがでしょうか。もちろん、キーボード自体が軽く、持ち運びにも便利です。
キーボードの種類
キーボードの主な3つの種類を解説します。
- 有線・USBケーブル接続のキーボード
- 無線・Bluetooth接続のキーボード
- ゲーミング・キーボード
有線・USBケーブル接続のキーボード
有線のキーボードは文字通り、USBケーブルでPCなどのメイン・デバイスとつなぐタイプの製品です。
一見レトロですが、安定的な電力供給により寒さなどによる突然のバッテリー切れなどを防ぐ効果もあります。
接続デバイスへのキー入力の遅延や他の電波干渉を抑えたりするメリットも見逃せません。
有線キーボードは、キー入力というキーボードの実力面を重視して製品を選びたいという方におすすめです。
無線・Bluetooth接続のキーボード
無線・Bluetoothのキーボードはケーブル要らずでメイン・デバイスとの接続を可能にするタイプのものです。
接続範囲が広いため、PCやタブレットなどとの距離がある中でもTVリモコンのように操作できるメリットがあります。
デスクワークで使う場合は、ケーブルがないので机回りが乱雑になる心配もありません。
ただ有線とは異なり、突然の電源切れや誤入力などが発生するリスクもあります。
機能性よりも利便性を重視してキーボードを選びたいという方におすすめです。
ゲーミング・キーボード
ゲーミングのキーボードは文字通り、特にPC用ゲームのハードコアユーザーのために作られたものです。
そのため激しいタイピングにも耐えうる極めてタフな造りになっており、誤入力を防ぐ数多くの工夫も見られます。
派手なバックライト・キーなどデザインとして目を引く製品も多く、オシャレに価値観を置くマック・ユーザーなどからも人気を集めています。
キーが非常に押しやすく誤入力も少ないという点から、テレワークで激務をこなす方などにもお勧めできるかもしれません。
薄型キーボードの選び方
スマートフォンで使うか、パソコンで使うか
多くの薄型キーボードは、Bluetooth方式で入力する機器と接続するようになっています。
よほど古いスマートフォンでない限り、Bluetooth接続で悩むことはないでしょう。接続するだけで一般的な配列のキーボードとして認識されるはずです。
パソコンの場合はOSやメーカーによるドライバの有無にもよりますが、ノートパソコンならほぼ標準で装備されていますし、デスクトップでもUSB接続のアダプタを取り付けるだけで使えるものが多いです。
スマートフォンだけで使うのか、パソコンだけで使うのか、あるいは両方で使うのか。スマートフォンだけなら出先で使うことを考え、小型のキーボードを選んだ方がいいでしょう。
パソコンで使うなら大きめのキーボードを選べば、今までより文字が打ちやすくなるかもしれません。自分の使い方に合わせ、キーボードの大きさを考えて選びましょう。
電源の持ち時間で選ぶ
Bluetooth接続では、キーボード側にどうしても電源が必要になります。単四電池、もしくはスマートフォンのような充電式のリチウム電池が使われている製品が多いです。単四電池は容量はリチウム電池に劣りますが、どこでも購入でき、出先で電池切れになってもも調達に困ることがありません。
リチウム電池は単四電池より容量は大きいですが、充電式なので、出先で電池切れになると予備の電池が必要になります。予備がなければ、使えなくなってしまいかねません。
それほどヘビーの使わないならさほど問題になりませんが、よく使う方は電源の持ち具合も事前にチェックしておきましょう。
おすすめの薄型キーボード10選
おすすめの薄型キーボードを紹介します。
エレコム キーボード 有線 ブラック TK-FCM108XBK
最初に紹介するおすすめの薄型キーボードは、「エレコム キーボード 有線 ブラック TK-FCM108XBK」です。
重さ | 0.5kg |
---|---|
サイズ | 45.2 x 16.6 x 3.4 cm |
対応OS | Windows 10・Windows 8.1・Windows 7・Windows XP |
電源バッテリー | USB充電 |
キーボード様式 | メンブレン方式 |
- メンブレン方式キーボードでもキーストロークが2.5mmなので軽くて打ちやすい
- 電源供給でもタイピング反応でも抜群の安定性を発揮するUSB接続・有線タイプ
- キーの種別ごとに距離を置いた独立型のキー配列で誤入力を防止
「エレコム キーボード 有線 ブラック TK-FCM108XBK」の特徴
地味でクラシックな外観ながら、キーの打ちやすさや入力精度などの中身を追求したキーボードだと言えます。
USBコードは1.5mの長さなので会社などに備え付けの大型デスクトップPCでも使用可能です。
エレコム キーボード 有線 ブラック TK-FCM108XBKは、仕事や学業や研究などに打ち込める実力派の製品をお探しの方におすすめです。
ロジクール ウルトラ ポータブル ワイヤレス キーボード KEYS-TO-GO iK1042BP
次に紹介するおすすめの薄型キーボードは、「ロジクール ウルトラ ポータブル ワイヤレス キーボード KEYS-TO-GO iK1042BP」です。
重さ | 0.18kg |
---|---|
サイズ | 242 x 6 x 137mm |
対応OS | すべてのiOSデバイス(iPhone・iPad・Apple TV) |
電源バッテリー | USB充電 |
キーボード様式 | パンタグラフ方式 |
- 学校や会社への持ち運びに最適な全長24㎝、重さ180gの超コンパクト製品
- キーピッチ 17mm、キーストローク 1.2mmとスピーディかつ静かなタイピングに適したパンタグラフ型キー
- Apple社デバイス対応のキーボードらしい人目を引くハイデザインな外観
「ロジクール ウルトラ ポータブル ワイヤレス キーボード KEYS-TO-GO iK1042BP」の特徴
ピンク・ブルー・ブラックと3種あるポップな外観が何よりも目立つ、厚さわずが6mmの超薄型キーボードです。
耐水性カバーによって表面に飲食物などを落としても掃除の手間要らずな点が、各種口コミレビューでも評価されています。
ロジクール ウルトラ ポータブル ワイヤレス キーボードは、iPhoneやiPadなどApple社デバイスに合ったオシャレな無線・Bluetoothキーボードをお探しの方におすすめです。
Ewin キーボード ワイヤレス ZR-B009
次に紹介するおすすめの薄型キーボードは、「Ewin キーボード ワイヤレス ZR-B009」です。
重さ | 0.29kg |
---|---|
サイズ | 29.5 x 12 x 2 cm |
対応OS | Windows OS/Android OS/Macintosh OS/iOS |
電源バッテリー | アルカリ単4乾電池(推奨・Panasonic製) |
キーボード様式 | パンタグラフ方式 |
- Bluetooth5.0に対応、最大3つのデバイスにワイヤレス接続できるマルチペアリング機能搭載
- Mac・ios・Android・Windowsなど業界の垣根を超え、多くの種類のOSに対応
- Apple社対応デバイスとしては珍しいJIS規格・日本語配列のキーボード
「Ewin キーボード ワイヤレス ZR-B009」の特徴
Bluetoothにより有線接続なしにスマホ・PC・タブレットとさまざまなデバイスがスイッチ1つの切り替えで同時に使えるキーボードです。
オールホワイトのハイデザインな外観や静音かつ押しやすいパンタグラフ方式のキーなども注目点です。
Ewin キーボード ワイヤレス ZR-B009は、多くのデバイスが一度に必要になるIT関係のハードワーカーの方などにおすすめです。
SteelSeries 日本語配列 テンキーレス ゲーミング キーボード 64737
次に紹介するおすすめの薄型キーボードは、「SteelSeries 日本語配列 テンキーレス ゲーミング キーボード 64737」です。
重さ | 0.77kg |
---|---|
サイズ | 355.4mm×139.2mm×40.3mm |
対応OS | Windows・Mac OS X |
電源バッテリー | USBパススルーポート充電 |
キーボード様式 | メカニカル(テンキーレス)方式 |
- PC用ゲームのユーザーなどに最適なゲーミング・キーボード
- 外観を引き立てる有機ELスマートディスプレイや色鮮やかなバックライト
- メカニカル型のキーボードにより、一億回以上のキー入力にも耐えうる超タフな設計
「SteelSeries 日本語配列 テンキーレス ゲーミング キーボード 64737」の特徴
ゲーミング用として数多くの要点を満たす最高のスペックを実現したキーボードと言えるでしょう。
シックでおしゃれな外観には航空機用のタフなアルミフレームを使うなど、ハードコアゲーマーにも嬉しい仕様になっています。
SteelSeries ゲーミングキーボードは、PC用ゲームの腕をもっと上げたいという方におすすめです。
Logicool K480BK Bluetooth OS:Windows Mac iOS Android Chrome OS 対応
- スマートフォンの差し込み口がある
- 印象的なカラーリング
- 打鍵感も良好
Logicool K480BK のレビューと評価
スマートフォンのおともに最適な薄型キーボード
ブラックな本体に、黄色いバー状のカラーリングが印象的なデザインのこちらのキーボード。黄色い部分は凹みになっており、そこにスマートフォンを差し込んで使うことができます。デザイン的に秀逸なので外出先で使っても恥ずかしくありませんし、キーボードの老舗メーカーだけあって、打鍵感も優れたキーボードです。
Logicool K480BK の仕様・製品情報
寸法 | 29.9 x 19.5 x 2 cm |
重量 | 816g |
電源 | 単四電池x2 |
電池の持ち | 最大2年 |
Logicool K270
- ベーシックなパソコン用キーボード
- 少し厚めのキーが好みの方に
- 打鍵感もばっちり
Logicool K270 のレビューと評価
パソコン使用におすすめな大きめの薄型キーボード
昔ながらのベーシックなタイプのパソコン用キーボードです。モバイル用途を意識したものに比べるとやや深めのキーストロークですが、その分、打鍵しやすくなっています。パンタグラフ式より少し厚みのあるキーの方が打ちやすい、という方におすすめです。
LLogicool K270 の仕様・製品情報
寸法 | 45 x 15.5 x 1.8 cm |
重量 | 472g |
電源 | 単四電池x2 |
電池の持ち | 最大2年 |
iClever IC-BK03
- 小さく畳めて持ち運びやすいキーボード
- 開けばフルサイズのキーボードに
- どこでもパソコン感覚で入力できる
iClever IC-BK03 のレビューと評価
外出先でもフルサイズのキーボードを使いたい方に
折り畳み式になっている、珍しい形のキーボードです。畳んだ状態ではコンパクトなキーボードですが、真ん中部分から観音開き状に開いて、フルサイズのキーボードになります。持ち運び時には小さく、使う時は開けばどこでも大きく使えるキーボードです。
iClever IC-BK03 の仕様・製品情報
寸法 | 19.4 x 14.4 x 2.8 cm |
重量 | 181g |
電源 | リチウム電池 |
リチウム電池の寿命 | 3年 |
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード 【長時間稼働 / 英語配列】iOS, Android, Mac, Windows対応 (ブラック)
- 非常に薄いキーボード
- 長期間の駆動が可能
- メーカー長期保証の高品質
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード のレビューと評価
とにかくキーボードの薄さにこだわりたい方へ
「ウルトラスリム」の名前の通り、非常に薄いキーボードです。Ankerはバッテリーなどで知られる中国のメーカーで、耐久性のある製品を作ることで定評があります。省電力で長期間の駆動を可能にしており、こちらのキーボードも18か月保証と、キーボードとしてはかなり長めの長期保証が付いて来ます。
Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード の仕様・製品情報
寸法 | 28.4 x 12.2 x 1.9 cm |
重量 | 277g |
電源 | 単四電池 |
電池の持ち | 3か月 |
iBUFFALO BSKBU15BK
- シンプルなUSB接続
- 薄型なのに、メンブレンでしっかりした打鍵感
- お求め安い価格。おうちで1本欲しい方に
iBUFFALO BSKBU15BK のレビューと評価
安価なのにこだわりのあるキーボード
非常に安価な薄型キーボードですが、厚みのあるキーボードで一般的なメンブレン方式のキーを使っています。そのため薄型にもかかわらず、くっきりした打鍵感のあるキーボードです。USB接続ですので、電池切れの心配もありません。
iBUFFALO BSKBU15BK の仕様・製品情報
寸法 | 13 x 41.9 x 2.3 cm |
重量 | 399g |
電源 | USB給電 |
電源寿命 | ーー |
YAGALA ミニキーボード ワイヤレス 日本語 2.4G タッチパッド バックライト搭載 日本語配列 92キー HTPC/IPTV/Android TVボックス等対応 USBレシーバー 付き 接続簡単
- 立ったり、寝転がりながらでも入力できるキーボード
- ゲーム用だが、Windowsでも使用きる
- キーボードを使うシーンをいろいろ考えたい方に
YAGALA ミニキーボード ワイヤレス のレビューと評価
両手持ちで入力するキーボード
いわゆるゲーミングキーボードに分類される製品ですが、Windowsでも使用できます。ゲームパッドのように両手で持って入力する、ユニークなキーボードです。ゲーム以外でもソファーで寝転びながら入力するなど、使い方次第でいろいろ応用が効きそうなキーボードです。
YAGALA ミニキーボード ワイヤレス の仕様・製品情報
寸法 | 14.5 x 9.7 x 2 cm |
重量 | 191g |
電源 | リチウム電池 |
リチウム電池の持ち | 20日間(1回充電) |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ひと口に薄型キーボードと言っても、形状やキーの構造など、さまざまな製品があることがお分かりいただけたと思います。薄型キーボードは重量も軽く小さいものが多いので、使い方や利用シーンをいろいろ工夫できるのも楽しみのひとつと言えます。
ご自分のTPOに合ったキーボードを選び、快適な文字入力環境を作って下さい。
特徴を徹底比較!キーボードのおすすめメーカー一覧10選
【最新版】省スペースキーボードのおすすめ人気ランキング10選