
そんな疑問を抱いている未経験者の方でも使いやすいおすすめの睡眠スピーカーを紹介します。
ダイソーなど100均のミニスピーカーを自作でピロースピーカーにする手もありますが、Sonyやright-earなどの人気モデルも要注目。
枕の下に置く骨伝導型や椅子やソファで寝られるネックピロー型やリラックスできる環境音・ASMRを鳴らす据え置きタイプなどが大人気。
寝不足解消の1アイデアとしてピロースピーカーを考えている方は、どうぞご参考にしてください。

目次
【置くタイプ】枕スピーカーのおすすめ6選
ヴァーテックス(Vertex) 骨伝導スピーカー 枕 スリープ ヘッドホン ワイヤレス V-BSP01WH
サイズ | 3.8 x 15.5 x 1.3 cm |
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重量 | 51g |
タイプ | 据え置き・骨伝導 |
連続使用時間 | 最大30時間 |
接続 | Bluetooth5.3 |
充電時間 | 非公開 |
素材 | 非公開 |
- 幅15cm・重さ51gの小型軽量ボディに加え枕の下に置く骨伝導タイプなのでとても寝やすい
- Bluetooth5.3に対応したワイヤレス仕様なので就寝中にケーブルが絡まることがない
- 30分・60分のタイマー再生が可能でUSB Type Cでの比較的急速な充電にも対応
- Amazonレビューには低反発枕では聞こえなかったという声があるなど音量の大きさが気になる
- 最大30時間の連続再生ができると言うものの400mAのバッテリーではどこまで出来るのかが疑問
Jectse 骨伝導 ピロー スピーカー スリープ ヘッドフォン USB C 充電ケーブル付き Jectseywxbzgedir-11
サイズ | 梱包:19 x 8 x 4 cm |
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重量 | 156g |
タイプ | 据え置き・骨伝導 |
連続使用時間 | 20時間 |
接続 | Bluetooth5.3 |
充電時間 | 2時間 |
素材 | 非公開 |
- 枕の下に置くだけでいい骨伝導タイプでメーカーが赤ちゃんにも推奨するほど寝やすさをアピール
- Bluetooth5.3仕様に加えスイッチを入れるだけでデバイスに接続されるメモリーペアリング機能を搭載
- 400mAのバッテリーで10時間以上の連続再生が可能でUSB Type Cの充電ケーブルも同梱
- 小型の骨伝導タイプなので音量が小さすぎないかが気になるところ
- Amazonレビューには半年ほど使うと音量が小さくなるという声もあり
ソニー ワイヤレスネックバンドスピーカー SRS-NS7 360 Reality Audio対応 IPX4防滴
サイズ | 244x53x185 mm |
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重量 | 318g |
タイプ | ネックバンド |
連続使用時間 | 12時間 |
接続 | Bluetooth5.0 |
充電時間 | 2時間 |
素材 | ファブリック |
- 椅子やソファに寝そべっての睡眠時に最適なネックスピーカーでマイク内蔵によりハンズフリー通話も可能
- 音響のSonyによる360度の立体音響が聴けるネックスピーカーで「Amazon’s Choice」の人気モデル
- 10分の充電で1時間使用できる急速充電に対応しIPX4の防滴仕様のため寝汗に強い
- 肌触りの良いファブリック素材ではあるもののベッドでは装着したまま寝るのは難しい
- 318gとネックピローにしてはやや重めでほぼ椅子にもたれた状態での使用に限られる
JVCケンウッド JVC SP-A7WT-B NAGARAKU ウェアラブルネックスピーカー ワイヤレス Bluetooth
サイズ | 非公開 |
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重量 | 83g |
タイプ | ネックスピーカー |
連続使用時間 | 15時間 |
接続 | Bluetooth5.0 |
充電時間 | 3時間 |
素材 | プラスチック |
- 旧モデルよりも5gさらに軽量化したわずか83gの超軽量設計で椅子やソファで寝るのに最適
- 物理コントローラーがあり手動で再生・曲送りなど操作ができてマイク内蔵によりPC通話も可能
- 低音増強振動板ユニット「パッシブラジエーター」を備えるなど小型でもサウンドが抜群
- 83gの軽量設計ではあるものの首に巻いたまま横になって寝れるかどうかは未知数
- AmazonにはテレビとのBluetooth接続時の音量が小さいとの口コミがあり
MMUSS 睡眠用 超薄型 ピロースピーカー マイク付き ThinSpeakers
サイズ | 150 x 4.5 x 0.3 cm |
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重量 | 20g |
タイプ | 据え置き |
連続使用時間 | - |
接続 | 有線・AUX:3.5㎜ |
充電時間 | - |
素材 | プラスチック |
- 厚さわずか3mm・重さ20gなので枕の中に入れたりヘッドバンドの中に入れても非常に寝やすい
- ケーブルにはコントローラーがあり手動でボリュームや再生などの操作が可能
- IPX6の防水仕様なので寝汗に加えジョギング時の汗や雨などにも耐久性を発揮
- 3.5㎜の有線接続のため就寝時にケーブルが絡まる恐れがある
- iPhoneなどデバイスの機種によっては手動コントロールが効かないという口コミもあり
オーム電機 AudioComm Bluetoothスピーカー 自然音 環境音 ASP-W751Z 03-1045 OHM
サイズ | 180x81x56 mm |
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重量 | 520g |
タイプ | 据え置き |
連続使用時間 | Bluetoothモード 約15時間(音量中位時)・ネイチャーサウンドモード 約12時間(音量中位時) |
接続 | Bluetooth |
充電時間 | 3.5時間 |
素材 | 非公開 |
- たき火・鳥のさえずり・川のせせらぎなどASMRになるネイチャーサウンドが内蔵
- Bluetoothスピーカーの中でもタイマー機能があるなど基本仕様は枕元の睡眠スピーカー
- 音源をスライダーでミキシングし自分だけの睡眠用ASMRをカスタマイズすることも可能
- 重さが520gあるので就寝中に体がぶつかると少し痛いかも
- USBケーブルによるフル充電が3.5時間かかるのが少し残念
【内蔵タイプ】枕スピーカーのおすすめ2選
サウンドオアシス SoundOasis スリープセラピー枕 Sleep Therapy Pillow SP-151
サイズ | 高さ × 幅× 奥行:510mm x 660mmx70mm |
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重量 | 621g |
タイプ | スピーカー内蔵の枕 |
連続使用時間 | - |
接続 | 有線 |
充電時間 | - |
素材 | 羽毛・ポリエステルファイバーフィル |
- 柔らかい羽毛の枕に薄型のスピーカーを内蔵したタイプで寝心地は抜群
- 一般的に弾性がある低刺激性ポリエステルファイバーフィルを採用した枕でスピーカーを外せば洗濯もできる
- サウンドセラピーのプロによる高音質サウンドで枕に頭をつけると自動再生される
- 枕内蔵スピーカーでも有線ケーブルでの接続のため就寝時に絡まる恐れもあり
- 熱をためやすい羽毛素材のため夏に使えるかどうかは未知数
タイヨウ商社 スピーカー内蔵ネックピロー U型枕 Bluetooth3Dステレオ
サイズ | 高さ14×幅14×奥32cm |
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重量 | 930g |
タイプ | ネックピロー |
連続使用時間 | 8時間 |
接続 | Bluetooth V4.2+EDR |
充電時間 | 3.5時間 |
素材 | 表生地-綿65%/ポリエステル35%・中材-低反発ウレタンフォーム |
- 人体工学に基づくU字型デザインで綿とウレタンフォームの肌触りの良い素材により寝やすさが抜群
- カバーは取り外しと洗濯に対応しているので長期間に渡って衛生的に使える
- 2000mAhバッテリーにより8時間の連続再生が可能でBluetoothの通信可能距離は10m
- 重さが930gあり椅子などに頭を預けていない状態で使うのはやや大変
- 非常に分厚い素材なので夏場にエアコンのない状況で使うのは難しい
枕スピーカーとは
枕スピーカーとは、別名ピロースピーカーとも呼ばれ枕に装着して使うポータブルスピーカーのことです。
電池やACアダプターのような電源が不要、スマホやMP3プレーヤーに接続するだけで使用可能、ケーブルが絡まない、イヤホンのように耳を塞がないので耳に優しいなどの特徴をもちます。
一部のモデルでは、Bluetooth接続への対応やサウンドセラピーアプリと連携できるタイプがあります。
枕スピーカーを使用するメリット
枕スピーカーのメリットは、以下の3つです。
- 耳に装着しないので、煩わしさがない
- 頭痛や難聴などの健康被害をおさえる
- 音漏れが小さいので周囲を気にすることなく使える
耳に装着しないので、煩わしさがない
枕に装着するタイプや枕元に置くタイプの枕スピーカーは、装着や使用時の煩わしさがありません。
イヤホンは寝返りをうつたびに耳からポロポロと外れてしまいます。また、耳が痛くなることもあるでしょう。
ヘッドホンを使用した場合は、寝返りさえうちにくいです。
枕スピーカーなら耳が痛くならず、寝ながら音楽を楽しめます。
頭痛や難聴などの健康被害をおさえる
枕スピーカーの主な仕様は、スピーカー内蔵型枕・枕に入れる・枕の下に置いて使用する・骨伝導などさまざまです。
いずれにしても耳に装着せずに使用します。
イヤホンやヘッドホンを耳に長時間装着すると耳が痛くなるほか、頭痛や難聴などの健康被害を招くことがあります。
耳に装着しない枕スピーカーなら、健康被害を招きません。
音漏れが小さいので周囲を気にすることなく使える
睡眠時に音楽を聞くのが枕スピーカーの目的です。
本格的に音楽を楽しむのが目的ではないため、音量は小さくおさえられています。
音漏れがおさえられるため、修学旅行や社員旅行など宿泊施設の相部屋・飛行機での仮眠・オフィスでの昼寝など周囲を気にすることなく使えます。
夫婦の寝室でも、すぐ隣で寝ているパートナーへの音漏れが軽減されます。
枕スピーカーのデメリット
枕スピーカーのデメリットは、以下の2つです。
- 音質や音量が不十分
- 枕を自由に使えない
音質や音量が不十分
枕スピーカーのデメリットとして口コミで1番よく見られることは、サウンド面での不満です。
音量が小さくて聴こえない、音質が悪いといった批判が少なからず枕スピーカーに寄せられています。
ただ睡眠用の枕スピーカーは通常のスピーカーとは違い、睡眠セラピストなどの監修の元、心地よい音を届けるよう工夫されています。
そのため就寝の邪魔をしないよう設計されているという理解をもってサウンドを判断する必要もあるでしょう。
内蔵型では枕を自由に使えない
内蔵型の枕スピーカーのデメリットとして、2つに折り曲げるなど枕を多様な形にして使えない点があります。
仰向けの場合は平面での使用が一般的ですが、体を横向きにしたときには人によって枕を少し高くしたい人もいるでしょう。
しかし枕にスピーカーが内蔵されたタイプでは、中に有線ケーブルが入っていることが多く、折り曲げれば断線につながるリスクもあります。
ただし、骨伝導タイプなど枕の下に敷くモデルであれば、枕を自由にできるので問題ありません。
枕内蔵型と置くタイプのスピーカーの違い
置くタイプのスピーカーは耳までの距離があるため、ある程度まで音量を上げなければいけません。
また置くタイプのスピーカーは、音が広がるので周囲にも聞こえます。
そのため相部屋や公共の場所では使えないこともあるでしょう。
一方の枕スピーカーは、耳までの距離が短く音が小さい仕様であるため、周囲へ音が広がりません。
そのため飛行機や電車・公共の場所でも使用できます。
また枕スピーカーにはスピーカー内蔵枕のほかに、枕元や枕の下に置くタイプがあります。
枕元に置くタイプは耳との距離を調整しやすく、枕の下に入れるタイプは音漏れがさらに軽減されます。
枕スピーカーは音漏れする?
枕スピーカーは音が小さいため、音漏れはほとんどありません。とは言っても耳に装着せずに音を聞くスピーカーなので、わずかですが音漏れはあります。
しかし置くタイプのスピーカーと違い、音が広がらないため周囲に迷惑をかけるほどの音漏れではありません。すぐ隣にパートナーが寝ているような環境でも使用しやすいです。
枕スピーカーの人気メーカー
枕スピーカーの人気メーカーは、以下の3つです。
- Right-EAR (ライト・イヤ)
- Saundario (サウンダリオ)
- Soundoasis (サウンドオアシス)
Right-EAR (ライト・イヤ)
Right-EARは、電子楽器メーカーローランドの元社員が創業した新しい音響機器メーカー。
PROTRO方式と呼ばれる超薄型の平面スピーカー技術を応用した小型スピーカーが人気で、iPodなどに最適な小型スピーカーの「ブックスピーカー」や枕元で音楽が楽しめる「ピロースピーカー」は、クリアで繊細な音質とスタイリッシュさで高く評価されています。
Saundario (サウンダリオ)
中国のラジオDJである王中福氏が設立した民生用オーディオ技術を応用した製品ブランドです。
睡眠補助アプリ「Yunmeng App」をはじめ、エルゴノミクスデザインの奏でる枕「PILO」は、国際的なプロダクトデザイン賞であるRed Dot Design Award 2016をはじめ数多くのデザイン賞を受賞するなど、世界的にも注目のメーカーです。
Soundoasis (サウンドオアシス)
世界的なサウンド・セラピー・システムの専門メーカーです。
音楽と健康の国際的専門家であるリー・バーテル博士による、長年の研究と臨床的に検証されたサウンドセラピー技術に基づいた商品開発が特徴です。
音楽療法に精通した専門家によるサウンド・ヒーリングが自宅で手軽に体験できることで健康に関心の高い方から支持されています。
枕スピーカーの選び方
枕スピーカーの選び方は、以下の3つです。
- サイズや材質で選ぶ
- 枕スピーカーの形状の特徴で選ぶ
- 機能で選ぶ
サイズや材質で選ぶ
枕スピーカーも組み合わせる枕のサイズによっては、正常に機能しない場合があります。女性や子供の場合は、枕のサイズが小さいケースがあるので購入前にサイズを確認して選びましょう。
また、低反発枕や快眠まくらとセットになっている製品の場合は、枕の素材もチェックした上で快眠枕まくらを紹介しているサイトで寝心地の違いを調べましょう。
枕スピーカーの形状の特徴で選ぶ
枕スピーカーの形状には、枕(ピロー)タイプと首枕(ネックピロー)タイプの2種類があります。
枕タイプは、ゆったりした大きさと、好きな枕やクッションと自由に組み合わせが出来るのが特徴で就寝用に向いています。
首枕タイプは、就寝用には不向きですが携帯性に優れレジャーや車の狭い車内など場所を選ばず使えます。
選ぶ上で特徴やメリットを把握しておくことも大切です。
機能で選ぶ
枕スピーカー選びでは、付加機能も大切な選ぶポイントです。
睡眠の質の向上やリラクゼーション空間の演出が目的なら、「エルゴノミクスデザイン」や「サウンドセラピー機能」を、枕元でも音楽をより快適に楽しみたい場合は、「Bluetooth接続」、「リモコン機能」、「ボリューム調整」などの操作機能を重視して選ぶのがポイントです。
ヴァーテックス(Vertex) 骨伝導スピーカー 枕 スリープ ヘッドホン 睡眠 スピーカー ワイヤレス
9% オフ骨伝導、骨伝導枕スピーカー、ステレオ低音付きミニポータブル睡眠ヘッドフォン、睡眠、旅行、出張用睡眠補助
枕スピーカーの重要ポイントまとめ
枕スピーカーの重要なポイントは以下の3つです。
- 枕スピーカーの最新モデルには枕の下に置くだけでいい骨伝導のBluetoothスピーカーがある
- 枕スピーカーには雨の音など静かなASMRを聴くのに最適な小音量の据え置き型スピーカーがある
- 枕スピーカーにはつけ心地の良い首回りに巻くBluetooth式のネックピロー型スピーカーがある
この記事を書いたライターからのコメント
個人的に快眠のためにはイヤホンやスピーカーよりも耳栓を利用するタイプなので、今回の記事では新鮮な発見が多くありました。
特に骨伝導のBluetoothタイプであれば、耳栓をつけたままでも音楽が聴けるので一石二鳥です。
また、たき火の音や静かな雨の音などASMRでリラックスしながら眠りにつけば、いい夢が見れそうで興味がわきます。
寝不足解消以外でも、毎日の生活にちょっとした彩りを加えたい人にもピロースピーカーはおすすめしたいです。

ライター:ツバキ
香川県在住。映画や小説が大好きで、文学賞を受賞し1度だけ出版歴あり。現在は「ぐーちょ」で執筆業務を担うなど、Webライターを副業としています。
カメラなどのデジタル機器・デバイスやガジェットに興味があり、「ぐーちょ」で新商品を紹介するときは「すごい、こんなのがあるんだ」と胸を躍らせています。
また50種類以上の植物を育てる自称・園芸家でもあり、植物の記事を書くときもテンションは高めです。
※商品紹介、デメリットの部分を執筆しました。



