寝ホンは、寝ながら使用することができる超小型のイヤホンです。それぞれ有線タイプのものと無線タイプのものがあり、この記事では無線タイプのワイヤレスイヤホンについて紹介しています。TBSテレビの「マツコの知らない世界」などでも紹介されるなど、近年とても注目されている製品です。
本記事では普通のワイヤレスイヤホンとの違いや、おすすめの製品、コスパが最高で一部で話題のゲオの製品、安い寝ホンなどの選び方について解説しています。
また、聴覚の刺激を楽しむASMRにも使用可能なのか、痛くないのか、などの疑問にもお答えしていきます。



目次
寝ホンとは
寝ホンとは、寝ながら使用することができるイヤホンの総称です。普通のイヤホンとは違い、寝ているときに使用しても痛くないような形や大きさ、素材などが使われており、イヤホンを装着したまま眠ることができます。
また、ノイズキャンセリング付きのモデルもあり、耳栓のような効果もあります。使用用途も、通常の音楽の再生以外にも、ヒーリングミュージックで睡眠を促したり、ASMRといわれる聴覚を刺激して心地よさを感じる音の再生などにも使われています。
寝ながらイヤホンをつけても痛くない?注意点は!
寝ホンは通常のイヤホンよりサイズが小さく作られており、イヤーピースなどの部品にもとてもやわらかい素材が使われているなど、装着したまま眠ってしまっても痛くないような工夫がほどこされています。そのため、装着したまま横を向いて眠ったりしても耳が圧迫されて痛くなるようなことがなく、快適に使用することができます。ただ、寝ながらイヤホンを使用する場合には注意も必要です。
特に毎日使用する場合には、時として耳の中が痛くなったり、耳の中にカビが生えたり、頭痛が起きたりする場合もあるので、使用頻度を減らしたり、寝る直前に外してから寝るようにするなど、注意しながら使用するようにしましょう。また、通常のイヤホンと同様に、大音量での再生は難聴になるリスクがありますので、音量は控えめに楽しみましょう。
ワイヤレス寝ホンのおすすめメーカー一覧
ワイヤレス寝ホンのおすすめメーカー3つと特徴や評価を解説します。
- 1MORE
- Damipow
- BOSE
1MORE
1MOREは、TBSテレビの「マツコの知らない世界」でも紹介された、ComfoBudsZを販売しているメーカーで、ハイレゾ音源にも対応するE1001などの販売で有名な中国の新鋭オーディオブランドです。
コスパに優れた製品を数多くそろえており、寝ホンにおいてもComfoBudsZ以外にもComfoBuds miniなどを販売しています。
Damipow
Damipowは、バッテリー関連の製品や車載用ワイヤレス充電器、イヤホン関連の商品などを販売している中国のメーカーです。
寝ホンに関しては、L29がコスパに優れた使いやすい寝ホンとして高く評価されています。睡眠用に特化したデザインが施されており、装着したまま眠っても痛くならずに使用することができます。
BOSE
BOSEは、アメリカに本社を置く音響機器開発製造企業で、特にスピーカーの販売で有名です。様々な特許を持っており、世界中に同社のファンが存在します。
寝ホンに関しては、早くから睡眠専用イヤホンを販売しており、ノイズキャンセリングやスマホのアプリを使った専用の音源の使用など、他社とは違った機能を持った製品を販売しています。
ワイヤレス寝ホンの選び方
ワイヤレス寝ホンの選び方を以下の3つのポイントから解説します。
- 自分の耳の形にあった製品を選ぶ
- ハウジングが小さく、厚みのないものを選ぶ
- イヤーピースの素材もチェック!
自分の耳の形にあった製品を選ぶ
寝ホンは、どれも筐体が小さく設計されており、どのモデルも通常のイヤホンに比べると装着しやすいモデルが多いのですが、それでも耳の形は人それぞれ違うので、できるだけ自分の耳の穴の形にぴったりとはまる製品を選びましょう。
購入時に付属しているイヤーピースのサイズを変えながら装着してみることをお勧めします。それができない場合にも、いつも使用しているイヤホンのイヤーピースの形と似た製品を選ぶと違和感が少ないかもしれません。
ハウジングが小さく、厚みのないものを選ぶ
寝ホンとして販売されているほとんどの製品は、筐体が小さく設計されています。その中でも、ハウジングと言われる外装の部分が小さく、さらに厚さが薄い製品を選ぶようにしましょう。
特に大事なのが厚さで、厚みのあるイヤホンを使用すると、横を向いて寝たときに耳を圧迫してしまいます。大きさだけではなく、厚みにも気を付けて選ぶようにしましょう。
イヤーピースの素材もチェック!
通常のイヤホンのイヤーピースの素材には、シリコンのものとウレタンのものがあります。また、さらに装着感の良い低反発素材を使用したウレタンタイプのものもあります。
寝ホンとして使用するイヤホンのイヤーピースには特に柔らかい素材のものが使用されていますが、装着感の好みがあるので、自分にあった付け心地の素材のイヤーピースのイヤホンを使用することをおすすめします。
ワイヤレス寝ホンのおすすめランキング10選
ワイヤレス寝ホンのおすすめランキング10選を紹介します。
【10位】Kandar 昼夜兼用イヤホン
最初に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「Kandar 昼夜兼用イヤホン」です。
サイズ・重さ | – |
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1回充電の連続再生時間 | 7時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 24時間 |
防水性能 | なし |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- 睡眠改善インストラクターが推薦
- インナーイヤー型なので、自然な装着感を実現
- 最大24時間連続再生可能な長時間バッテリーの搭載
「Kandar 昼夜兼用イヤホン」の特徴
睡眠時に使用することを考えて専用に設計されたイヤホンで、横を向いて寝ても痛くならない薄型のインナーイヤー型イヤホンです。
【9位】AG-PITA
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「AG-PITA」です。
サイズ・重さ | 片耳3.8g |
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1回充電の連続再生時間 | – |
ケース併用充電での連続再生時間 | 最大30時間 |
防水性能 | 生活防水 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- 日本のオーディオメーカーのファイナルが監修
- Bluetoothとは思えない自然な高音質を実現
- 3.8gの軽量コンパクト設計
「AG-PITA」の特徴
日本のオーディオメーカーのファイナルが監修した高音質な寝ホンです。装着感もとてもよく、寝そべって使用しても耳が痛くならない「フラット設計」になっています。
【8位】Damipow L29
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「Damipow L29」です。
サイズ・重さ | 片耳2.7g |
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1回充電の連続再生時間 | 4.5時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 27時間 |
防水性能 | なし |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- 睡眠用に作られた専用イヤホン
- やわらかいシリコン素材の採用で耳が痛くならない
- 専用アプリなしでもスマホとペアリングできる
「Damipow L29」の特徴
睡眠用に設計された、超小型のワイヤレスイヤホンです。シリコン製の筐体を採用し、横を向いて眠っても耳が痛くなりにくい設計になっています。
【7位】VRLINA Air-1
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「VRLINA Air-1」です。
サイズ・重さ | 片耳4.7g |
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1回充電の連続再生時間 | 6時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 30時間 |
防水性能 | IPX7防水 |
ノイズキャンセリング機能 | CVC8.0ノイズキャンセリング機能 |
- Bluetooth搭載で遅延も少ない
- 10mmドライバーの採用により高音質を実現
- 寝ホンとしても使用可能な小型軽量設計
「VRLINA Air-1」の特徴
専用設計の寝ホンではありませんが、とても小型軽量で、寝ホンとしても使える汎用性の高さが魅力のコスパのいいBluetoothイヤホンです。
【6位】ソニー WF-C500
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「ソニー WF-C500」です。
サイズ・重さ | 本体片耳2.7g ケース35g |
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1回充電の連続再生時間 | 10時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 20時間 |
防水性能 | IPX4相当 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- ソニー独自のDSEE技術の搭載により高音質を実現
- 寝ホンとしても使用できる小型軽量設計
- 10分充電で60分使える急速充電に対応
「ソニー WF-C500」の特徴
ソニーの高音質ワイヤレスイヤホンで、小型軽量設計のため寝ホンとしても使用可能。高音質で通話も可能な多機能モデルで、幅広い使い方に対応しています。
【5位】Anker Soundcore Sleep A10
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「Anker Soundcore Sleep A10」です。
サイズ・重さ | 片耳2.9g |
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1回充電の連続再生時間 | 6時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 47時間 |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- 指先に乗るほどの小型設計
- Anker独自の2層構造イヤーチップを採用し、装着感の良さを実現
- 最大で47時間の長時間再生を実現
「Anker Soundcore Sleep A10」の特徴
快適な睡眠を実現するために、イヤーチップや筐体などに専用設計がなされた寝ホンで、ストレスのない装着感と使用感を楽しむことができます。
【4位】1MORE ComfoBudsMini
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「1MORE ComfoBudsMini」です。
サイズ・重さ | 片耳3.7g |
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1回充電の連続再生時間 | 6時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 24時間 |
防水性能 | IPX5 |
ノイズキャンセリング機能 | 1MORE QuietMaxデュアルフィードインテリジェントノイズキャンセリングテクノロジー搭載 |
- 超小型で快適な装着感を楽しめる
- 多機能なノイズキャンセリング機能を搭載
- 専用アプリの使用で様々なサウンドが楽しめる
「1MORE ComfoBudsMini」の特徴
超小型の寝ホンで、快適な使用感を楽しめます。また、マルチノイズキャンセリングモードを搭載し、様々なシーンで最適な視聴環境が作れます。
【3位】Kandar 第2世代 寝ホン
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「Kandar 第2世代 寝ホン」です。
サイズ・重さ | 1cm×1cm×0.7cm 4g |
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1回充電の連続再生時間 | 4.5時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | – |
防水性能 | なし |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- 睡眠改善インストラクターが推薦する、日本製寝ホン
- シリコン素材の採用で快適なフィット感が得られる
- 横向きで寝ても痛くない7㎜しかないボディの厚さ
「Kandar 第2世代 寝ホン」の特徴
睡眠中に使用しても快適に使えるように設計されたイヤホンで、横を向いて寝ても痛くならない薄型の寝ホンです。安心の日本製で高品質の製品です。
【2位】ゲオ 薄型完全ワイヤレスイヤホン SWE-M6
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「ゲオ 薄型完全ワイヤレスイヤホン SWE-M6」です。
サイズ・重さ | 片耳3.6g |
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1回充電の連続再生時間 | 4時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | – |
防水性能 | IPX4 |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
- ケースも薄型のものを採用しているため、もち運びにも便利
- クリアな音声で通話ができるマイク内蔵
- タッチ式センサー搭載で操作性の良さを実現
「ゲオ 薄型完全ワイヤレスイヤホン SWE-M6」の特徴
ゲオの寝ホンは有線のモデルが話題になっていますが、このモデルもワイヤレスでありながら薄型で、寝ホンとしても使用できるモデルです。
【1位】Bose Sleepbuds II
次に紹介するおすすめのワイヤレス寝ホンは、「Bose Sleepbuds II」です。
サイズ・重さ | – |
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1回充電の連続再生時間 | 10時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | – |
防水性能 | なし |
ノイズキャンセリング機能 | ノイズマスキングテクノロジー |
- ボーズのテクノロジーを集約させて睡眠用に作られたモデル
- 専用アプリと連動した様々なコンテンツを楽しめる
- ノイズマスキングテクノロジーの搭載
「Bose Sleepbuds II」の特徴
寝ホンの先駆けとなった製品を作りつづけているボーズの最新の寝ホンです。専用アプリと連動した様々なコンテンツで、快適な睡眠が得られます。
マツコの知らない世界で紹介された寝ホン
テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介された寝ホンを紹介します。
1MORE ComfoBudsZ
サイズ・重さ | 片耳2.7g |
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1回充電の連続再生時間 | 音楽モード2.5時間 落ち着くモード3.5時間 |
ケース併用充電での連続再生時間 | 音楽モード10時間 落ち着くモード14時間 |
防水性能 | なし |
ノイズキャンセリング機能 | なし(パッシブノイズキャンセリング搭載) |
- マツコの知らない世界でも紹介された寝ホン
- 超小型で横を向いて寝ても痛くならない
- アクティブではないがパッシブな物理的ノイズキャンセリングを搭載
「Bose Sleepbuds II」の特徴
TBSテレビの「マツコの知らない世界」でも取り上げられた人気寝ホンです。睡眠中の快適さについて考えられたモデルで、ストレスなく使用することができます。
ワイヤレス寝ホンの重要ポイントまとめ
ワイヤレス寝ホンの重要なポイントは以下の3つです。
- 自分の耳の形に合った製品を選ぶ
- ノイズキャンセリングがあるかどうかもチェック!
- 専用アプリでの使用の有無も重要


